市長の日記

市長の日記

2025年12月22日(月)

市議会12月定例会閉会 ほか

 18日をもって、小田原市議会12月定例会が閉会となりました。上程した議案や補正予算は全て可決、生活保護世帯へのエアコン設置支援の予算も承認され、懸案のひとつに踏み込むことが出来ます。12日から5日間にわたって行われた23名の議員による一般質問は、内容も多岐にわたり、全体としてボリュームも多く、長丁場となりました。いつもながら、質問を頂くことで市政策の不十分な点や、新たに取り組むべきことなどへの気づきも多く、今後に活かしていくつもりです。

 市議会の最中となった13日、おだわら市民学校の公開講座が開催されました。テーマは、「生物多様性を育む持続可能な環境保全と地域の創り方」。基調講演には「環境NPO虔十の会」代表などを務め環境保全活動などで活躍されている坂田昌子さん。近年、環境政策の分野だけではなく地域作りや企業活動においても重要なテーマとして位置づけられている「生物多様性」について、私たちの誰もが自分事として受け止めるべきことや、身近な生活の中でできることから、自然界の中で起きている危機的状況に至るまで、たいへんわかりやすくお話を頂き、私自身も多くの気づきを頂きました。
 後半は、坂田さんに加え、おだわら環境志民ネットワーク副会長の近藤忠さん、あきさわ園代表の秋澤史隆さん、私とでパネルディスカッションを行い、小田原における生物多様性の課題への取り組みや、誰もが取り組める生物多様性へのコミットなどについて意見交換。会場には、おだわら市民学校の専門課程「自然を守り育てる」を受講している生徒さんたちをはじめ、この分野に関心を持つ多くの皆さんが参加。坂田さんのお人柄もあり、全体として一体感のある公開講座となりました。来年以降着手していく「環境再生プロジェクト」などに、今回の講座の成果を活かしていきたいと思います。

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2025/12/22 13:53 | 未分類

2025年12月10日(水)

伊豆湘南道路の応援ソング ほか

 12日から18日までの5日間にわたり23名の市議会議員から行われる一般質問への答弁調整が、9日より始まりました。この日は午後から庁議室にカンヅメとなり、夕刻まで各所管とやりとり。調整は今日・明日も終日続きます。

 9日の午前中、JCOMの新年番組で放映する新春インタビューの動画収録が行われたほか、二組のご来訪を頂きました。
 まず、消防職員としての積年のご功績により第45回危険業務従事者叙勲を受けられた、元市消防司令長のお二人が受章の報告に来て下さりました。瑞宝双光章を受章された山本光一さんと、瑞宝単光章を受章された栗田豊さんです。お二人とも、最初は足柄上消防組合の消防士として着任。その後、組織は南足柄市消防本部との統合により足柄消防組合に、さらに平成25年には2市5町を管轄する広域消防である小田原市消防本部へと、2回の大きな組織統合を経てこられました。印象深い活動経験は、丹沢湖上流の玄倉川で発生した河川増水による18名の遭難への対応、更には阪神淡路大震災や東日本大震災。いずれも記憶として強く刻まれ、その後の活動に生きているとのことでした。豊富なご経験をもつお二人、今後も地域消防の育成などにお力添えを頂きたいとお願い致しました。
叙勲を受けられた山本光一さん、栗田豊さんと叙勲を受けられた山本光一さん、栗田豊さんと

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2025/12/10 12:48 | 未分類

2025年12月09日(火)

総計審総括審議、障がい者表彰 ほか

 8日、午前中は、市長室にて年頭所感の収録が3件。まずはタウンニュース小田原支社のインタビュー、次にラジオ日本ラジオウエストの音声収録、次いでTVKの動画収録。年が明けたとの想定で新年への抱負を語るのですが、年内に片付けるべきことも多いこのタイミングでは、まだお正月気分にはほど遠く・・・。合間に、先週職員から活動報告のあった一般社団法人Maniken地域経営部会向けの市長インタビュー動画収録もありました。

 午後は、まず小田原青年会議所(JC)の新年役員の皆さんがご挨拶に来られました。第69代理事長には秋元洋平さん、副理事長には木村亘さん、川戸亜紗美さん。JCでは、かつて100名を超えていた会員数が近年は減少傾向にあり、現在は40名ほどとのことで、会員数の拡大が最重要課題とのこと。青年経済人らしい活動で小田原のまちづくりや人づくりにご貢献頂いてきた組織であり、新年における飛躍を期待する旨、エールを送らせてもらいました。
小田原青年会議所 新年執行部の皆さんと小田原青年会議所 新年執行部の皆さんと

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2025/12/09 14:16 | 未分類

2025年12月08日(月)

エディブル・スクールヤードに向けて ほか

 5日、よく晴れて冷え込みが強かった朝、富水小学校の学校菜園へ。6年1組の皆さんが取り組んだジャガイモ栽培の収穫の日を迎えました。この活動は、来年度より本格的に始まっていくエディブル・スクールヤードの先行的な取り組みで、富水の太田農園さんの全面的な協力を仰ぎ、富水小学校と市地域政策課職員が連携して進めてきたものです。
 エディブル・スクールヤードとは、子どもたちが一年を通じて農作業に取り組み、農と食を学ぶ場。学区の中で使わせて頂ける比較的広い農地、あるいは耕作放棄地などを皆で開拓・整備し、保護者や地域の皆さんにも農園の運営に関わって頂くことを通じ、多世代交流や地域内の絆づくりにも繋がる施策として現在準備を進めています。
 その先行的取り組みとして、地域担当職員が配置されており、地域の皆さんの協力体制が得られている富水小学校において、まずは6年1組の学習活動の一環として、秋ジャガの栽培と収穫がおこなわれたものです。小学校から徒歩3分程度の場所にある休耕地をお借りし、太田農園さんにもご協力頂いて草刈りや耕耘を行い、9月上旬にジャガイモを定植。この日児童たちにより収穫が行われました。
 朝の強い冷え込みでジャガイモの葉はすっかり萎れており、収穫がどの程度あるのか心配されましたが、掘り上げてみれば20~30㎏の新ジャガが。土の中から次々に現れるジャガイモに、児童たちも次第に熱中、掘り残しのイモがないか、土に手を突っ込んで探していました。収穫されたジャガイモは、太田農園さんの協力により総合学習の仕上げとして来週開催されるマルシェにて調理・販売されるとのこと。この活動を皮切りに、富水でのエディブル・スクールヤードが育っていくことを期待しています。
富水小学校の児童たちと、秋ジャガの収穫作業富水小学校の児童たちと、秋ジャガの収穫作業

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2025/12/08 12:48 | 未分類

2025年12月05日(金)

千代中1年生の米づくり、梅香園訪問 ほか

 今朝雨戸を開けると、明けゆく明神ヶ岳の上には見事な満月が懸かっていました。今日もよく晴れそうです。日本海側では大雪となる一方、関東平野南部はこうして冬晴れが続く季節に。昨日は登庁後に大勢の職員たちとケヤキ通りの落ち葉掃き。枝に残る葉も少なく、週2回行われてきたこの作業も来週で終わりになりそうです。
ケヤキ通りにて職員たちと落ち葉掃きケヤキ通りにて職員たちと落ち葉掃き

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2025/12/05 13:30 | 未分類

 

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