市長の日記

市長の日記

2024年07月25日(木)

会議所との懇談、金次郎つながり ほか

 24日、小田原では日中の気温が37℃まで上昇。庁舎の外に出た時の、日差しの強さと湿度の高さが相まった「暑さ」感は、この夏一番だったと感じました。御幸の浜では、市内在住の高齢者の方が熱中症で倒れ、お亡くなりになったとの一報も入りました。十分な注意と対策が必要です。
 昨年までは、これくらいの酷暑の中でも農作業をしていたことを考えると、ちょっと危険だったなと反省・・・。私が抜けた後も日々の圃場管理に汗を流している仲間たちのことが気になりました。

 午前中、小田原箱根商工会議所にて、鈴木悌介会頭をはじめ各副会頭の皆さんと、市側は私以下両副市長・主要部局長らが差し向い、地域経済の運営や課題解決などに関する懇談会が開かれました。市長就任後、公式には初めての会議所幹部との意見交換会であり、私から施政方針の概要と主要な経済分野の課題への取り組みなどについて述べた後、各部局長から諸事業などの進捗について報告。全体としては総論ベースの意見交換となりましたが、市政運営や地域経営において文字通りパートナーというべき会議所の皆さんとのコミュニケーションが、良い形で再スタートできました。

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2024/07/25 12:42 | 未分類

2024年07月24日(水)

イノシカネット・山盛の会 ほか

 23日、令和6年度の神奈川県環境保全功労者・工業保安功労者の表彰を受けられた、「おだわらイノシカネット」および「小田原山盛の会」の皆さんが、受賞報告に来て下さりました。前者は、箱根外輪山の山麓で激増中の鹿やイノシシの捕獲、後者は獣害の被害が広がる山林の保全活動など、いずれも積年の地道な活動が高く評価されての受賞です。中心的に活動されている皆さんは市長就任以前からよく存じており、おだわら環境志民ネットワークの活動にも積極的にコミットして頂いていることもあり、私からも感謝とねぎらいの言葉を述べさせていただきました。
 かねてより、久野や荻窪、そして片浦にかけての箱根外輪山の山麓では、鹿やイノシシによる農作物や植樹した苗木などへの被害が拡大の一途であり、その対策は急務となっていますが、行政職員だけの対応では到底手が回りません。猟友会の皆さんによる駆除活動に加え、こうした市民団体の皆さんの活動は本当に貴重で、実際に直近の鹿の年間捕獲頭数は700に達しようかというレベル。鹿に先行して激増していたイノシシは、豚熱の感染拡大によって個体数が激減しましたが、再び増加の兆しがあるとのこと。これら動物の行動範囲の拡大は、マダニやヒルの被害拡大、森林の林床を覆っていたスズタケなどの下層植生食害による表土の流出と保水力の低下などをもたらします。まさに、そうした動物たちとのせめぎあいの最前線で活動されている皆さん。ジビエとしての活用も含め、しっかりと応援していく必要があります。

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2024/07/24 15:14 | 未分類

2024年07月23日(火)

日程調整上の課題

 5月24日の再着任後、6月定例会が終わってからは特に、地域内外から様々な皆さんのご訪問を頂いております。「誠実でまっとうな市政」への立て直しを掲げた私としては、その実現に向けて掲げた諸政策の実施が最重要課題であり、その前段として必要となる庁内の状況確認と、当面の進め方について各担当部局への方向付けをしっかり行うなどの、庁内での指示出しにしっかり時間を割く必要があるのですが、様々なスケジュールが立て込む中、これが滞りがちな状況にあります。一方で、市政の円滑な運営と、各分野における事業推進や課題解決で協働を担っていただく諸団体や事業者の皆さんとの関係は言うまでもなく極めて重要であり、できるだけ時間をとって意見交換を行い、良好な関係を築いていくことも不可欠。これらのバランスを取りながらの日程調整について、秘書室の皆さんには苦労をかけています。

 22日も多くの皆さん方との面談や懇談、催事などが続きました。
 朝一番で、崎村調理師専門学校の皆さんから、ふるさとみどり基金へのご寄附を頂きました。生徒さんである佐藤さんと葛西さんからは、それぞれが目指す職業についての想いなども聞かせてもらいました。地域の建設事業者から構成される小田原市土木建設協同組合の皆さんとは、災害発生時の体制に関するご意見や、土木事業者の技術向上に向けての課題、入札制度の見直しの必要性などを共有。富士山と酒匂川流域噴火と減災を考える会の会長である幕内さんからは、丹念に取りまとめられた防災対策の提案書を受領。

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2024/07/23 11:46 | 未分類

2024年07月22日(月)

防犯協会総会、防災会議 ほか

 厳しい暑さの日々が続いています。日中の屋外での活動には注意が必要ですが、そんな中でも市内各所では夏祭りや納涼祭が開かれており、暑さが少し和らぐ夕刻以降には多くの地域の皆さんで賑わっていたようです。
 週末の午前中、気になっていたワイン葡萄畑と城山畑の様子を見がてら、久しぶりの草刈り。市長に就任してからというもの、汗だくになる機会はほぼなくなってしまったのですが、ビッシリと汗をかくのはやはり気持ちが良いですね。

 19日も、会議や面談が続きました。
 市長には、地域における様々な会議体や協議会の会長として、重要な会議の進行を担うミッションが多々あります。この日は、小田原地方防犯協会の総会、小田原市防災会議が開催され、それぞれ会長として議事進行を担当。基本はスムースな議事進行を心がけますが、せっかく市内各分野から様々な役職者の皆さんなどが集う席でもあり、できるだけ発言を促し、時間を割いて出席していただく皆さんにとって少しでも有益な意見交換の場となるよう、心がけています。
 防災会議では、小田原市の防災計画の見直しに関わる議論のあと、市内では初めてとなる地区防災計画の素案が提示されました。これは、市内の地区ごとに細かな役割分担や避難計画、日常からの準備などを定めるもので、地域の皆さん自身が策定するものです。この日提示されたのは小台地区の防災計画。自治会長をはじめ地域の皆さんが主体となり、市防災部が協力しながらまとめられたもので、とても丁寧に作られていました。策定作業に携わった皆さんの労作です。今後市内全域へと広げていくうえで、ひとつのモデル計画となることでしょう。

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2024/07/22 12:47 | 未分類

2024年07月18日(木)

レクチャー終了、訃報ほか

 16日をもって、市長マニフェストに関する各所管へのレクチャーは一通り終えることができました。全部で196の政策提案がありますが、すでに事業として動いている取り組みの中で実現可能なものも多く、また担当所管として特段の指示がなくとも実施できるものもあり、実際にレクチャーの中で議論の俎上に載せたのは半分ほどであったと思います。また、限られた時間の中では十分なすり合わせができなかったものも少なからずあり、これらについては別途詳しく確認と指示をしていくことになります。いずれにしても、主要な取り組みについては各所管が方向感をもって実現への作業に取り掛かれるよう、引き続き強力にコミットしていきます。

 訃報が続いています。
 小田原箱根商工会議所の元会頭であった原義明さん、同会議所副会頭の古川武法さんという、地域経済分野の重鎮が相次いで他界され、葬儀が今週から来週にかけて行われます。いずれも、市長としてたいへんお世話になったお方でした。
 そんな中、私の前の任期を副市長として支えて下さった時田光章さんが、昨日亡くなられたとの報が入りました。極めて優秀、そしてタフな能吏であり、市職員の枠に収まらない行動力と発想で、職員としても大活躍され、副市長としてはまことに頼もしい存在でした。ここ2年あまり体調が芳しくなく、案じていたのですが・・・残念でなりません。
 さらに、元教員で詩人の二宮龍也さん、私が新規就農時に曽我地区でお世話になった篤農家の中津川尚一さん・・・皆さんのご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

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2024/07/18 11:02 | 未分類

 

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