11日、朝一番で「日本版ライドシェア」の運行出発式が市役所正面玄関前にて行われました。「日本版ライドシェア」は、地域交通を支える運転手の人材不足が深刻な中、自家用車や一般ドライバーによる運送サービスを行う事業で、令和6年3月から全国各地で導入が始まっています。県内では、既にライドシェア事業が行われている3交通圏に続き、小田原交通圏での運行がこの日からスタート。これにより、神奈川県では首都圏で初めて、県内全交通圏での運行が実現となりました。出発式には、国土交通省関東運輸局、神奈川県、全国ハイヤー・タクシー連合会、神奈川県タクシー協会など、関係諸機関の代表の皆さんが参列、テープカット。その後、実際にアプリを使って配車するデモが行われました。
小田原でも、タクシーやバスの運転手減少により地域交通に不便が生じており、市民生活にとっても観光振興にとっても大きな課題となっています。今回の運行開始が、こうした状況の改善につながっていくことを期待するものです。
