10日午前中、先日開催された「おだわらRフェス」実行委員長の露木さんが、以前より交流を深めている大阪・大東市の逢坂市長と一緒にご来訪。大東市が進めている、介護度の軽い高齢者を対象にした介護予防事業について、その効果などをぜひ小田原市にも紹介したい、とのことでした。高齢者が自主的にグループを作り、自分たちで分担して送迎を行い、市内の様々な会場を借りて市が進める健康体操に取り組むほか、入浴ができたり、帰りにスーパーで買い物をしたりしながら、お互いのコミュニケーションも育む取り組みで、この活動を行うグループ(すでに150以上が活動!)に市がサポートをしており、介護度の軽減、社会保障費の削減など、大きな効果を生み出しているとのこと。逢坂市長は、ご自身が理学療法の専門家でもあり、長年大東市職員として介護予防などに携わってこられたお方。自らが中心となり現場で事業を立ち上げてこられたご経験から、たいへん具体的に事業の様子を語って下さいました。ケアタウン事業に長年取り組んできている小田原でも、参考にできることが多々あると感じました。
