観光スポット

小田原城址公園

小田原城が初めて築かれたのは、大森氏が小田原地方に進出した15世紀中ごろのことと考えられています。1500年ごろに戦国大名小田原北条氏の居城となってから、関東支配の中心拠点として次第に拡張整備され、豊臣秀吉の来攻に備えて城下を囲む総構を完成させると城の規模は最大に達し、日本最大の中世城郭に発展しました。

 

江戸時代を迎えると小田原城は徳川家康の支配するところとなり、その家臣大久保氏を城主として迎え、城の規模は三の丸以内に縮小されました。稲葉氏が城主となってから大規模な改修工事が始められ、近世城郭として生まれ変わりました。その後、大久保氏が再び城主となり、箱根を控えた関東地方防御の要衝として、また幕藩体制を支える譜代大名の居城として、幕末まで重要な役割を担ってきました。

 

しかし、小田原城は明治3年に廃城となり、ほとんどの建物は解体され、残っていた石垣も大正12年(1923)の関東大震災によりことごとく崩れ落ちてしまいました。

 

現在の小田原城跡は、本丸・二の丸の大部分と総構の一部が、国の史跡に指定されています。また、本丸を中心に「城址公園」として整備され、昭和35年(1960)に天守閣が復興、次いで昭和46年(1971)には常盤木門、平成9年(1997)には銅門、平成21年(2009)には馬出門が復元されました。さらに小田原市では、貴重な文化的遺産である小田原城跡をより一層親しんでいただくとともに、長く後世に伝えていくことを目的として、本格的な史跡整備に取り組んでいます。 

 

平成18年10月に、「日本の歴史公園100選」に選ばれました。

小田原城址公園画像

小田原城址公園

銅門

銅門

小田原城天守閣の写真

小田原城天守閣

交通

電車

小田原駅から徒歩10分

小田原厚木道路「荻窪IC」から約10分

西湘バイパス「小田原IC」から約5分

東名高速道路「大井松田IC」から約40分

小田原城址公園には、一般駐車場はありません。周辺の有料駐車場をご利用ください(上記リンク「小田原城周辺駐車場一覧」をご参照ください)。

観光バス・障がい者車両・オートバイの駐車場は、城址公園内に有料駐車場があります。
地図は、上記リンク「小田原城周辺駐車場一覧」をご参照ください。

  • 利用料金・利用時間など詳細につきましては、駐車場を管理運営します小田原市観光協会ホームページをご覧ください。
  • 国道1号線の「御幸の浜」交差点を北側(お城の方)に曲がり、次の「三の丸小学校前」交差点を左折し、その次の「藤棚」交差点の右側が入口となっています。
小田原城址公園内地図

この情報に関するお問い合わせ先

経済部:小田原城総合管理事務所

電話番号:0465-23-1373

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