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広報おだわら 第996号

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広報おだわら 第996号

平成21年10月1日 発行

#01:『おだわらTRYフォーラム』が目指す、市民が主役のまちづくり 新たな市民参画による「新しい小田原」の創造
#02:市長の現場訪問 皆さんの活動現場にお伺いしています〜現場で感じる市民の力〜
#03:いまだからこそ、学び生かしたい、尊徳の教え〜郷土の偉人 二宮尊徳〜
#04:国民健康保険の医療費と財政
#05:まちを元気に!商店街が地域経済の活性化に取り組んでいます
#06:SHISEI〜至誠・市政〜
#07:参議院議員補欠選挙 投・開票日10/25日曜日
#08:おだわらインフォメーション Odawara Information
#09:設立50周年 松永記念館と耳庵・松永安左ヱ門(7)
#10:限りある資源を大切に〜5つの「R」でごみの減量・リサイクル〜
#11:連載 学校自慢!
#12:早川一夜城きらめきガーデンまつり
#13:伝えよう小田原の心 民俗芸能保存協会 後継者育成発表会
#14:連載 市民力
#15:連載 ウォーキングタウン小田原


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※以下のページは、目の不自由なかたでもご利用いただけるよう、市販の音声読み取りソフトに対応するため、文字データのみを記載しました。
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まちづくり情報誌 広報 小田原
10/1─10/30
平成21年9月1日発行 No.996
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========目次========
#01:『おだわらTRYフォーラム』が目指す、市民が主役のまちづくり 新たな市民参画による「新しい小田原」の創造
#02:市長の現場訪問 皆さんの活動現場にお伺いしています〜現場で感じる市民の力〜
#03:いまだからこそ、学び生かしたい、尊徳の教え〜郷土の偉人 二宮尊徳〜
#04:国民健康保険の医療費と財政
#05:まちを元気に!商店街が地域経済の活性化に取り組んでいます
#06:SHISEI〜至誠・市政〜
#07:参議院議員補欠選挙 投・開票日10/25日曜日
#08:おだわらインフォメーション Odawara Information
#09:設立50周年 松永記念館と耳庵・松永安左ヱ門(7)
#10:限りある資源を大切に〜5つの「R」でごみの減量・リサイクル〜
#11:連載 学校自慢!
#12:早川一夜城きらめきガーデンまつり
#13:伝えよう小田原の心 民俗芸能保存協会 後継者育成発表会
#14:連載 市民力
#15:連載 ウォーキングタウン小田原
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#01:『おだわらTRYフォーラム』が目指す、市民が主役のまちづくり 新たな市民参画による「新しい小田原」の創造
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わがまち・小田原をよりよいまちに・・・それは、市民の皆さんと行政に共通の願いであり、誰もが抱いている想いです。日々の暮らしの中で感じていることや、生活者としての視点からのアイデアを市に届けていただくとともに、まちづくりにおける新たな担い手となっていただけることを期待して『おだわらTRYフォーラム』を実施しました。市民の皆さん一人ひとりが地域の未来を考え、行動することが「新しい小田原」の創造に向けた着実な歩みへとつながります。
問 企画政策課 電話0465-33-1255

■さまざまな課題を市民の皆さんとともに
 今、福祉や教育・文化・自然環境など、あらゆる地域の公共的課題が多様化・複雑化しています。これらの課題を行政だけではなく、市民の皆さんをはじめとする地域社会を構成するさまざまな主体と協働して解決していくことが必要となっています。
 そこで、市民の皆さんの声を的確に受け止め、皆さんにとって必要性の高い施策や事業を展開するために、新しい市民参画の手法に挑戦しています。

■新たな市民参画『おだわらTRYフォーラム』
 市の政策立案、施策の実施にあたり、広く市民の皆さんの意見を反映させる新たな手法、それが『おだわらTRYフォーラム』です。
 総合計画の策定に伴い、無作為抽出により選ばれた市民で構成する討議会を開き、サイレント・マジョリティ(静かな多数派)と言われる多くの皆さんの声を掘り起こします。

■私たちが創る 私たちのまち
 8政策分野・63テーマについて、年代・職業などを問わず、日々の暮らしの視点から、皆さん一人ひとりが思ったこと、感じたことなどを自由に発言していただきました。
 初日(6月27日)のオープニングテーマ「小田原の魅力って何だろう」から、最終日(8月29日)のエンディングテーマ「あなたは、どんな小田原であれば住み続けたいと思いますか?」まで、それぞれに熱心な討議が繰り広げられました。

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進取の精神でまちづくりを
石塚良明さん(成田在住)
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フォーラムの趣旨に賛同し、参加を決めました。地元のことって、意外と分かっていないことが多いんですよね。
同じまちに住む人がどのようなことに関心を持っているのかを確認することができ、情報共有の大切さを再認識しました。
市民であるからこそ、行政へ提案するだけでなく、進取の精神でまちづくりに取り組む義務があると思っています。数多くの仲間と触れ合うことができ、貴重な体験になりました。

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小田原をどんどん盛り上げたい
柿崎裕美子さん(板橋在住)
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「エッ、高校生の私が!?でも、選ばれたことって何か縁があるのかな」それが、参加動機です。
実際に足を運んでみると、勉強になることがたくさん! 
小田原に引っ越してこられたかたの新鮮な目線、お兄さん、お姉さんからおじいちゃん、おばあちゃんぐらいのかたの経験に基づく意見など、どれも自分の財産になることばかりでした。
これからもいろいろなところで小田原をどんどん盛り上げて、PRしていきたいです。

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特性を生かした笑顔の絶えないまち
山下晋一郎さん(城山在住)
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横浜から小田原に移り住んで10年、まちづくりの方向性をじっくり見てみようと思ったんです。
社会において自分は中堅的な立場ですが、話し合いを通じて、世代間交流の面白さをあらためて実感できました。
今回の結果をぜひ、身近な現場に反映してほしいですね。
小田原の持つ特性をさらに生かし、誰もが笑顔の絶えないまちとなるよう、今後もまちづくり活動に参加していきたいと思います。

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かけがえのない経験がそこに
小澤悟郎さん(小竹在住)
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いくつになっても、新しい出会いは自分自身を見つめ直すよい契機ですね。性別・年代を越えて多くのかたがたと意見交換をすること、共に考え、悩み、答えを出すことは、かけがえのない経験となりました。
例えば、二宮尊徳先生の教えを生かしたまちづくりなどをそれぞれの視点で議論をすると、どのようなテーマが見えてくるでしょうか。
今回の機会をいただけたことに、とても感謝しています。

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議論を尽くした先には達成感が
野越 玲さん(別堀在住)、佐藤真由美さん(小竹在住)
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めったに経験できることではないと思い、参加を決めました。
それぞれの立場の皆さんならではの考え方は興味深く、議論を尽くしたことでお互いに達成感があふれましたね。
私たちの意見が新総合計画へどのように反映されるか、今から楽しみです。託児の完備は有り難かったですし、子育て支援策のさらなる充実など、これからも市政に期待しています。機会があればぜひ、また参加させてください。

■市民力で「新しい小田原」の創造を
 無作為抽出により偶然選ばれたかたが、同じテーブルで議論し、考えをまとめていく『おだわらTRYフォーラム』。
 参加者の皆さんのほとんどが、今までにまちづくりにかかわったことがなかったとのことでしたが、今回のフォーラムに参加したことで、自らできる活動について模索し始めました。
 まちづくりに関心を持ち、自らの想いを語り、そして行動する─。
 そうした一つひとつの市民の皆さんの主体的な取り組みが、大きなうねりとなり、「新しい小田原」を創造するための原動力となるのです。

 今後はこの話し合いなどをもとに新たな計画づくりを進めていく予定です。

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#02:市長の現場訪問  皆さんの活動現場にお伺いしています〜現場で感じる市民の力〜
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今年度から「市長の現場訪問」と題し、ボランティア活動などをされている皆さんの活動の現場にお伺いしています。
これは、「皆さんの活動現場に直接行き、一緒に活動をしながら、皆さんの考えを肌で感じ、生の声をお聴きしたい」、「その貴重な体験を今後の市政に生かしていきたい」という思いから始めた取り組みです。私が掲げている「持続可能な市民自治のまち 小田原」を目指すためには、皆さんとの触れ合いやコミュニケーションが重要です。ここで、今までのようすと、私が感じたことを紹介させていただきます。
問 広報広聴室 電話0465-33-1263

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第1回目 6月13日土曜日
東海道五十三次クリーン作戦(小田原宿 2009年環境月間)
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 まちをきれいにする会など5団体が参加する美化活動を訪問しました。当日は二の丸広場から旧東海道沿線(板橋方面)や小田原駅周辺の清掃などを行い、その後、団体の皆さんと懇談を行いました。
 皆さんからは、日ごろの美化活動で感じられていることからボランティア活動の活性化の方法など、幅広いご意見をいただきました。
 こうした皆さんの地道な活動が、市民一人ひとりの美化意識の向上につながっていくことを願わずにはいられませんでした。

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第2回目 7月11日土曜日
メダカの生息地の整備
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 市民メダカ会議、メダカのお父さんお母さんがたによる、桑原の酒匂川水系メダカの生息地整備、生き物調査の現場を訪問しました。
 草刈りや土のう積みなどの作業を一緒にした後、ブルーシートを敷いて、青空の下で意見交換を行いました。小さいお子さんからは「虫がたくさんいて楽しかった」という感想、また、日ごろ熱心に活動いただいているかたからは「大勢で作業をすることの素晴らしさ」、「メダカ生息地として貴重な自然を大切に」などのご意見をいただきました。
 この自然環境をいつまでも守っていきたいという思いを、参加者全員で共有しました。

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第3回目 8月18日火曜日
録音奉仕活動
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 視覚障害者のかたがたへ、いろいろな情報を音声訳して、届けている小田原録音奉仕会の皆さんの日ごろの活動の現場を訪問しました。
 会の皆さんからご指導いただきながら、広報おだわら9月1日号の市長コラム「至誠・市政」を私が音声訳しました。このテープは実際に視覚障害をお持ちのかたがたへ届けられます。
 その後、懇談を行い、皆さんから、文字情報を音声のみで伝えるためのご苦労などをお聞きし、改めてふだん何気なく話している言葉の重みを教えていただきました。

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#03:いまだからこそ、学び生かしたい、尊徳の教え〜郷土の偉人 二宮尊徳〜
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第52回「尊徳祭」が10月17日土曜日・18日日曜日に開催されます。
今年も尊徳の偉業を顕彰し、そのすぐれた事績と教えに触れていただくための催しをご用意しました。
問 尊徳記念館 電話0465-36-2381

10月17日土曜日
■プレコンサート
 11時30分〜12時50分…1階ロビー
出演 栢山混声合唱団・シルバーノイズ
■開会式
 13時〜13時50分…講堂
■アトラクション
 14時〜16時…講堂
出演 吟道清泉流城泉会・栢山田植歌保存会・栢山神社太鼓保存会・相模人形芝居下中座

10月18日日曜日
★【C】尊徳フォーラム〜尊徳の事績を知りすぐれた教えに学ぶ…講堂(各200人)
■第一部 10時〜12時
 現代の報徳
(1)講演「海を渡る報徳」草山昭さん(報徳福運社理事長)
(2)報告「ブラジルと桜井の子どもたちの交流」

■第二部 13時〜16時
 舞台「真説・二宮金次郎」をめぐって
(3)座談会「現代が求める世直し男—『真説・二宮金次郎』上演の舞台裏」梅田和男さん(二宮金次郎上演委員会委員長)、尾崎博葉さん(脚本家)ほか
(4)舞台録画「真説・二宮金次郎」(平成21年2月・東京芸術劇場収録)

★尊徳くらし体験〜尊徳のくらしを追体験する…体験実習室(各親子20組)
(1)11時〜12時 
 親子で「論語」を読む 岩越豊雄さん(寺子屋「石塾」主宰)
(2)13時〜16時
 草履づくり・やせうま背負い 桜井地区の農家の皆さん

★尊徳食の体験〜尊徳も食べた?
 昔ながらの栢山の伝統料理を味わう
 11時〜13時…食堂(限定20食・一食500円) 
 六彩会桜井地区の皆さん 

★二宮金次郎柴刈りウオーク〜金次郎の柴刈りの道をあるく(100人)
 大雄山線塚原駅8時集合、11時30分ごろ尊徳生家到着予定
行程 塚原駅→矢佐芝公民館→金次郎の腰掛石→相模沼田駅→油菜栽培地→尊徳生家(約10キロ)

○報徳市
 10時〜15時…前庭
 実り豊かな栢山の物産などを直売。JAかながわ西湘桜井支店・あしたばの会ほか
  
★は事前申し込み(先着順)。【C】はキャンパスおだわら事業(必修)です。 尊徳フォーラム(1)〜(4) 、尊徳くらし体験(1)(2)は、それぞれの催しのみの参加も可能です。
※各催事の開催時間は、多少変更になることもあります。

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生家会場イベント
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●10月17・18日 生家特別公開(9時〜17時)、いろり燻蒸実演(9時〜11時30分)
●10月18日 柴刈りウオーク歓迎セレモニー(11時〜12時30分)、琴演奏と抹茶サービス(12時30分〜14時)※抹茶は先着150人

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#04:国民健康保険の医療費と財政
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問 保険課 電話0465-33-1845(国民健康保険)

 国民健康保険(国保)は、病気やけがに備えて健康なときから保険料を出し合い、相互扶助の精神により保険給付を行う社会保険制度です。市内の国保加入者は、全市民の約30パーセントに当る59,000人です。職場の健康保険に加入していないかた、農業・漁業など自営業のかた、退職して職場の健康保険を辞めたかたは、必ず国民健康保険に加入してください。

○国保の財政状況
 医療の高度化や高齢化の進展などに伴い、国保の負担する医療費は年々増えています。その額は、平成21年度では約136億6千万円に達する見込みで国保の運営は大変厳しい状況です。この医療費は、保険料と国や県の支出金などで賄うため、医療費の増加は保険料の引き上げにつながります。
 しかし市では、加入者の皆様の負担をできるだけ少なくするよう、市税などの一般会計から国保へ11億5千万円を支出して保険料が上がることを抑えています。
 国保は、皆様の健康を守る大事な制度です。保険料は期限内に納めていただくとともに、一人ひとりが健康管理、病気の早期発見・早期治療に努めましょう。

○こんなときは届け出を    
 会社などを退職して国保に加入し、厚生年金や共済年金を受けているかたとその家族のかたが65歳までの場合、「退職者医療制度」で医療を受けることになります。保険証と年金証書を持参し、保険課、各支所・連絡所、マロニエ、いずみに届け出てください。
 また、交通事故・けんか・食中毒・飼い犬にかまれた場合など、第三者(他人)から傷害を受けた場合は、速やかに保険証の発行元にお届けください。後日にその費用を保険者が加害者や保険会社に請求する場合もあります。
 なお、労働中の事故、けがなどでの受診には国保は使えませんので、ご注意ください。

○「脱・メタボ」
 特定健診を受診しましょう
 平成20年4月から、内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)に着目した「特定健康診査(特定健診)」が始まりました。
 この健診は、近年増え続けている心臓病、糖尿病、脳卒中といった生活習慣病にならないように、自覚症状がなくても、早い段階で生活習慣を見直し、生活習慣病を防ぐために有効です。ぜひ、皆さんの健康づくりにお役立てください。
 受診される際は、5月に送付した「特定健康診査受診券」に同封されている「特定健康診査等取扱医療機関一覧表」の医療機関に直接お申し込みください。
※今年度の受診期間は12月30日までです。なお、医療機関の休診日によっては30日より前に受診期限となる場合がありますので、ご注意ください。

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高額医療・高額介護合算療養費制度について
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問 保険課 電話0465-33-1845(国民健康保険) 電話0465-33-1843(後期高齢者医療制度)

 「高額医療・高額介護合算療養費制度」は、同じ世帯で、医療と介護保険サービスの両方を利用した際、これまでの自己負担を軽くする制度(高額療養費制度・高額介護サービス制度)に加え、さらに自己負担の軽減を図るため、新たにつくられた制度です。
 計算期間は、毎年8月1日から翌年の7月31日までの1年間ですが、今年については特例として平成20年4月1日から平成21年7月31日までの16か月間を合算することができます。
 また、合算できるのは世帯の中で同じ医療保険に入っているかたの分のみとなります。自己負担限度額は、世帯員の年齢構成や所得区分に応じて設定されています。
 なお、12月ころになりましたら、改めて詳細をお知らせします。
 社会保険などにご加入のかたはお勤めの会社または健康保険組合などに確認してください。

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#05:まちを元気に!商店街が地域経済の活性化に取り組んでいます
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地域の商店街団体がプレミアム商品券やイベントなどで、厳しい状況が続く地域経済を盛り上げています。
問 産業政策課 電話0465-33-1511

◆プレミアム商品券事業
(1)ダブルで得々くーぽんの発行(10月中旬〜22年3月31日)
実施団体:プレミアムおだわら2009企画委員会(加盟23商店会)
事業内容:1万円で、1万1,000円分のお買い物ができるプレミアムチケット
【チケット内容】
◇500円券×22枚 
◇「小田原手形」券(期間限定版)×1枚 
◇商店街イベント参加券×1枚
◇おたのしみ大抽選会参加券×1枚
発行部数:12,000冊
販売店:23商店街内、約40店舗

(2)定額給付金年 生活応援ラリー(〜12月31日)
事業内容:5,000円で6,000円分のお買い物ができるプレミアムチケット(500円券×12枚)
発行部数:400冊
販売店:加盟店舗全店

(3)みなかもプレミアム商品券の発行(12月1日〜22年2月28日[予定])
事業内容:5,000円で6,000円分のお買い物ができるプレミアムチケット(500円券×12枚) 
発行部数:500冊
販売店:加盟店舗全店

◆イベント事業
(4)川東ひかり祭り(10月17日・18日)
事業内容:例年の事業のほか、今年は、有名芸能人のステージが楽しめる

(5)ほっとファイブ収穫祭(10月31日)
事業内容:農業者との連携による地元農産物のワゴン販売

(6)ミステリーバザー&ショー
事業内容と実施時期
○ミステリーバザー&ショー(本年度は終了)
○ミステリーバスツアー(11月8日)

(7)おいしいもの横丁のうまいもん祭り(11月23日)
事業内容:評の今年5月と9月に実施した事業を再び開催。小田原バーガーコンテストによる、新たなB級グルメの発掘。「ミュージックストリート」との連携による音楽演奏

(8)しもそが五郎十郎朝市を中心とした活性化事業
事業内容と実施時期
○しもそが五郎十郎朝市の実施(毎月第一日曜日)
○歳末大売出しの実施(12月中旬から26日頃まで)
○しもそが五郎十郎市(平成22年2月20日・21日)

(9)お堀deボート(22年3月[予定])
事業内容:小田原城のお堀で手漕ぎボートを浮かべ「小田原」を体感!!

(10)夏祭りと灯籠流し(本年度は終了)
事業内容:ステージでは、ロックバンドの演奏やえっさほい踊りの披露も。夕方には、小田原港内で灯籠流し。イベントの最後には、打ち上げ花火で、大変な盛り上がりを見せた。

(11)足下地蔵尊祭り&フワフワドームでイベント活性化(本年度は終了)
事業内容:8月24日の足下地蔵尊の縁日で祭りを開催。
子どもに大人気のフワフワドームは、別の地域の行事にも参加。

◆セール実施、抽選会景品・ポイント拡大事業
(12)秋の感謝セール(〜10月31日)
事業内容:人気イベントのご招待を目玉賞品としてお客様に還元

(13)スペシャル得々セール(10月中旬[予定])
事業内容:スタンプシールの満点台紙を通常より高値で換金

(14)歳末福引売り出し(12月1日〜20日)
事業内容:共通売り出しサービス券の発行、抽選会を実施

(15)ホタルシールで温泉招待・大売出し商品拡大による活性化事業(12月20日〜22年1月10日)
事業内容:例年実施している大売出しの景品をグレードアップ!!

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プレミアム商品券をぜひご活用ください
プレミアムおだわら2009企画委員会委員長 古川 孝昭さん
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 小田原駅周辺の商店会では、市内全域の商店街に呼びかけ、厳しい経済状況の中、少しでも小田原のまちが活気づき、賑わいが創出できるようにという志のもと、この度「プレミアムおだわら2009企画委員会」を立ち上げ、さまざまな創意工夫のもと、商品券のほか3つの特典をつけたプレミアム商品券事業に取り組みます。まだまだ、先の見えない経済状況ではありますが、地域の特性を生かし、明るく・活気にあふれたまちにしたいと頑張っていますので、ぜひ、ご活用いただければと思います。

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#06:SHISEI〜至誠・市政〜
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「市民と職員のチャレンジ」

文 加藤憲一

 「新しい小田原」の立ち上げに向け、市民の皆さんと市職員のさまざまなチャレンジが続いています。総合計画作り及び自治基本条例策定という、今後の市政運営の骨格作りを筆頭に、福祉、環境、ゴミ処理、まちづくり、行財政改革など、多岐にわたる分野において、これまで実施したことのない手法にも果敢に取り組み、着実に作業が進んでいます。
 その代表的なものが、「おだわらTRYフォーラム」(経緯や現状など詳細は本紙特集をご覧下さい)。8月29日に行われたフォーラム最終日の風景。無作為抽出での呼びかけに応じて頂いた200名の市民の皆さんが、今回の縁で初めて顔を合わせた人たちと、さまざまなテーマに関して活発に議論を交わす。職員は議論のサポート役に徹し、ひたすら市民の皆さんの意見に耳を傾ける。多様な意見は手際よくまとめられ、発表担当者が聴衆の前で堂々とプレゼンテーションを行う・・・。小田原で初めてのチャレンジがうまくゆくかどうか、企画をした職員たちの心配が嘘のように、和やかで快活な、そして建設的な雰囲気に満ちた協働の場が、そこに生まれていました。参加した皆さんからは「これからも機会があれば参加する」「もっと多くの市民に経験してほしい」との意見を多数いただいています。
 また、「地域まちづくり検討委員会」も、たいへん重要なチャレンジ。政策分野別計画と並ぶ新総合計画の2本柱のひとつである「地域別計画」を作るために、自治会連合会の区域ごとに、地域の諸団体役員などの皆さんで構成されています。各地区の現状把握と課題整理、そして今後の地域づくりの方針などを議論し、計画化する作業は、市職員がお手伝いはしますが、基本的には地域の皆さん自身で進めるのです。立ち上げ当初、「ただでさえ地域の役で忙しいのに・・・」といった負担感を訴える声も少なからずありましたが、実際に始まってみると、各地域でその底力を発揮しての熱心な作業が進んでおり、地域への想いの深さと、絆の強さを、改めて感じさせられます。既に25地区中17地区(9月8日現在)で委員会が立ち上がっており、心強い限りです。
 この他、自治基本条例に向けたオープンスクエア(公開検討会)、事業仕分けへの市民参加、市民による行財政白書づくりへの検討など、市民と行政が一体となっての作業が続きます。「検討」や「計画作り」は地道な作業ですが、これは「新しい小田原」の土台作りであり、決して外せないプロセス。汗をかくことを厭わず、力を出すことを惜しまずにチャレンジを続けている市民の皆さんに、そして市職員に、私も勇気をもらう毎日です。

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#07:参議院議員補欠選挙 投・開票日10/25日曜日
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問 選挙管理委員会事務局 電話0465-33-1742

参議院議員補欠選挙の執行が決定し、投・開票日は10月25日日曜日となりました。投票所入場整理券(はがき)は10月6日火曜日以降に発送します。選挙公報は10月15日木曜日の新聞(朝刊)に折り込む予定ですが、ご希望のかたには郵送します。なお、15日以降は各支所・連絡所などにも設置します。投票の制度などについては、広報おだわら10月15日号でお知らせします。

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#08:おだわらインフォメーション Odawara Information
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女性特有のがん検診推進事業
子宮頸がん検診、乳がん検診を受けましょう
対象者に無料クーポン券を送付します
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問 健康づくり課 電話0465-47-0820

 本年度、子宮頸がんと乳がんの無料検診を実施します。これは、ほかのがん検診に比べて受診率が低いことから、受診へのきっかけづくりや、がんについての知識を深めることを目的に行うものです。
 対象となるかたは、国が定めた特定の年齢に達した女性で、検診費用が無料になるクーポン券、がんに関する知識を深めるための検診手帳、検診についてのご案内を10月中旬(予定)に送付します。詳しい受診方法については、送付する案内をお読みください。ぜひ、この機会に健康状態をチェックしてみましょう。

●対象となるかた
平成21年6月30日現在、本市に住民登録しているかたで、次の生年月日に該当するかた

【子宮頸がん検診】
年齢 生年月日の順
20歳 昭和63(1988)年4月2日〜平成元(1989)年4月1日
25歳 昭和58(1983)年4月2日〜昭和59(1984)年4月1日
30歳 昭和53(1978)年4月2日〜昭和54(1979)年4月1日
35歳 昭和48(1973)年4月2日〜昭和49(1974)年4月1日
40歳 昭和43(1968)年4月2日〜昭和44(1969)年4月1日

【乳がん検診】
年齢 生年月日の順
40歳 昭和43(1968)年4月2日〜昭和44(1969)年4月1日
45歳 昭和38(1963)年4月2日〜昭和39(1964)年4月1日
50歳 昭和33(1958)年4月2日〜昭和34(1959)年4月1日
55歳 昭和28(1953)年4月2日〜昭和29(1954)年4月1日
60歳 昭和23(1948)年4月2日〜昭和24(1949)年4月1日

※受診期限は、平成22年3月31日までとなります。
※平成21年7月1日以降に転入されたかたは、健康づくり課までお問い合わせください。
※年齢は、前年度に到達した年齢です。

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地域がつくる“安全・安心のまち”
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問 暮らし安全課 電話0465-33-1396

■安全・安心まちづくり旬間 10月11日日曜日から20日火曜日の10日間
 安全・安心のまちづくりを推進するため、警察や民間防犯指導員と連携して防犯パトロールや自転車盗、ひったくりを防止するための啓発活動を重点的に実施します。

■地域の防犯活動
○橘北地区青少年健全育成協議会
会長 冨松国雄さん
 橘北地区では、平成17年秋に不審者や車上荒らしなどが発生したため、地域を挙げて防犯活動に取り組むことになりました。青少年健全育成協議会が中心となって地域の犯罪抑止と青少年の非行防止を目的に平成18年3月に自主防犯組織として「橘ブルーアイズ」(隊長 加藤仁司さん)を立ち上げました。
 「橘ブルーアイズ」は、小田原警察署管内で初めて認定された青パト(青色回転灯装備車)を使用し、毎日、防犯パトロールを行っています。現在では、隊員の協力で青パトは12台にも増え、隊員も総勢30人近くになりました。今後も、青パト導入のトップランナーとして地域の安全・安心を守るための活動に取り組んでいきます。

○大窪地区防犯連絡会
会長 福士善己さん
 大窪地区では、地域全体の安全・安心なまちづくりを目指して、児童の登下校時や夜間などに青パトでの防犯巡回を実施しています。
地域の祭礼時のパトロールや秋の防犯シールキャンペーンでは、独自で作成したシールを住民に配布し、自転車盗や空き巣に対する注意喚起を行うとともに、住民同士の情報交換やコミュニケーションを図る場にもなっています。
また、大窪地区の7つの老人会で防犯教室を開き、振り込め詐欺やひったくり防止対策をビデオや寸劇で分かりやすく説明し、防犯意識の啓発に努めています。

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65歳以上のかたはご確認ください
〜公的年金からの個人住民税(市県民税)の特別徴収(天引き)が始まります〜
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問 市民税課 電話0465-33-1351

 10月支給分(10月15日支給)の公的年金から、法令に基づき、個人住民税(市県民税)の特別徴収(天引き)が始まります。
 制度の対象となるかたには、今年6月または7月に発送した平成21年度の市民税・県民税納税通知書に、どの種類の年金からいくら特別徴収されるかを記載してありますので、ご覧ください。
○特別徴収の対象となる年金
 老齢または退職を支給事由とする年金(老齢基礎年金または老齢年金・退職年金など)です。障害年金や遺族年金、企業年金などからの特別徴収はありません。
○年金から特別徴収される住民税額
 そのかたの受給しているすべての公的年金等の合計金額から計算される税額です。公的年金等以外の所得(不動産所得・事業所得など)から計算される税額は、これまでどおり、納付書や口座振替などで納めていただきます。
※6月または7月にお手元に納税通知書が届いた後に税額が変更となったかたは、平成21年度の年金からの特別徴収はありません。
※制度の概要については、広報おだわら6月1日号でもお知らせしています。詳しくは市民税課までお問い合わせください。

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子育て応援特別手当(平成21年度版)
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問 子育て支援課 電話0465-33-1453

 現在の厳しい経済情勢の中で、幼児教育期における子育てを支援するため、「子育て応援特別手当」が支給される予定となっています。
 支給対象となるかたには、12月中旬以降、世帯主あてに市から申請書を郵送します。
支給対象 平成21年10月1日現在で、市の住民基本台帳または外国人登録原票に記載のある、平成15年4月2日から平成18年4月1日生まれまでのかた。

■配偶者からの暴力を受けているかた(DV被害者)に対する支援措置

 DV被害者のかたで、子育て応援特別手当(平成21年度版)の支給対象となる子と同居されているかたは、住民基本台帳の支援措置を活用して、現在の住民登録を実際の居住地に変更していただくことで、市区町村からの「子育て応援特別手当」の支給対象となりますので、住民登録を変更してください。

転入・転居届期限 10月14日水曜日まで
持参していただくもの 身分証明書・印鑑

なお、事情により住民登録が変更できないかたは、10月1日木曜日から30日金曜日までに事前申請書を提出することで受給可能となります。
※手続きなど詳しくは子育て支援課までお問い合わせください(秘密厳守)。

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片浦中学校閉校記念事業「校歌を歌おう・ 100人校歌」
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問 片浦中学校 電話0465-29-0134

 平成22年3月に閉校(城山中学校と統合)する同校では生徒、同窓生、地域の皆さんと校歌を歌い、記念誌・CDに収録します。多数のかたのご参加をお待ちしています!
日時 10月11日日曜日12時40分〜
場所 片浦小学校体育館

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#09:設立50周年 松永記念館と耳庵・松永安左ヱ門(7)
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郷土文化館では、松永耳庵が松永記念館を設立して50周年を迎えるのを記念し、松永記念館で特別展(10月31日土曜日〜11月23日祝日)を開きます。
ここでは耳庵の人物像や松永記念館について連載で紹介します。
問 郷土文化館 電話0465-23-1377

 昭和29(1954)年、80歳の耳庵は欧米へ視察旅行を行いました。3か月程度の旅行で、最新の発電技術である原子力発電や、大規模ダムの視察のほかに、数多くの成果を得ることができました。
 英国では、歴史学者A・J・トインビーと対談し、親交を深めました。その大著「歴史の研究』は、後に耳庵によって日本語に訳され、国内に紹介されました。
 一方、西ドイツでは、ドイツ経済復興の立役者として知られる財政家シャハトと対談しました。そのやり取りの中で、耳庵は「日本の戦後経済の再建には長期にわたる計画性や総合性が欠けているのではないか」と気付きます。
 帰国後、耳庵は日本と欧米の産業振興とを比較し、「日本には統一された産業計画が欠如している」と分析しました。産業計画の貧困を改善しなければ、日本の産業再生も適わず、欧米との差も縮まらないと考えた耳庵は、昭和31(1956)年に私設シンクタンク『産業計画会議』を設立。十河信二(国鉄総裁)や白洲次郎(東北電力会長)らをメンバーとして、その知識と経験や、集積された情報に基づいて、長期的な視野に立った計画を国に勧告していきました。
 会議は毎週1回開催され、耳庵はその全てに出席し、常に議論の中心にいました。勧告は16次に及び、その内容には専売公社の廃止、国鉄の民営化、高速道路の整備などがあり、多くが現実のものとなりました。耳庵は『産業計画会議』で日本の未来のあるべき姿を見つめていたのです。

※耳庵ゆかりの品や情報をお持ちのかたは、ぜひ郷土文化館までご連絡ください。

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#10:限りある資源を大切に〜5つの「R」でごみの減量・リサイクル〜
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国では毎年、循環型社会の構築を目指し、ごみの発生抑制(Reduce)、再使用(Reuse)、再資源化(Recycle)の3つのRを推進するために、10月を「3R推進月間」としています。
市では、さらなるごみの減量を図るために、ごみの拒否(Refuse)、修理(Repair)を加えた5つのRを推進しています。
問 環境政策課 電話0465-33-1471

●紙・布類の出し方に気をつけよう
  紙は、汚れているもの以外は資源です。燃せるごみの中に、雑紙やお菓子の箱などを入れないでください。ひもで縛ることのできないお菓子や医薬品などの箱、手紙、メモ紙、レシートなどは紙袋に入れるか包装紙などに包んで「その他紙」と書いて出してください。
  紙類は、大雨・強風でなければ、雨の日にも出せます。布類は、濡れるとリサイクルができないので、次の回収日に出してください。

●「蛍光灯ほかの日」もチェックしよう
  蛍光灯、スプレー缶、カセットボンベ、乾電池・ライター、ビデオテープ類、廃食用油は「蛍光灯ほかの日」に出してください。これらは同じ日に収集していますが、それぞれ別の透明または半透明の袋に入れて出してください。廃食用油は必ずペットボトルに入れ、フタをきちんとしてから出してください。

●10月1日から家電(テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機)リサイクルの指定引き取り場所の運用が変わります
 【指定引き取り場所】
 A:秦野金属株式会社(秦野市平沢260)
 B:西濃運輸株式会社小田原支店(西大友122-2)
 製造メーカーによってA・Bの2グループに分かれていた指定引き取り場所が、すべてのメーカーの製品を、どちらでも持ち込みができるようになります。

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#11:連載 学校自慢!
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このコーナーでは、小・中学校でのユニークな取り組みを紹介します。子どもたちの生き生きとした表情を見ると、小田原の未来も安心!という気持ちになりますね。
問 教育政策課 電話0465-33-1671

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今月号は…矢作小学校(児童数:592人)
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子どもはみんなアレンジャー

 矢作小学校の学校経営の方針の一つに「子どもが生き生きとして、夢があり、歌声の響く学校づくり」があります。その目標に向かって、『子どもはみんなアレンジャー』と題し、学級の子どもたちの思いや願いを込めた「クラスの歌」作りに全学年が取り組んでいます。
 今年で6年目を迎える歌作りは、矢作小学校に着任したばかりで初めて取り組んだ先生、楽譜づくりや伴奏など音楽が苦手な先生にとっては、戸惑うことも多かったようです。しかし、1年生以外は歌作りを経験をしているので、子どもたちの方が柔らかい感性で取り組んでいます。
 今日もどこからか、明るい歌声が聞こえてきます。世界にたった一つしかないクラスの歌は、子どもたちの残した貴重な財産です。言葉だけでなくメロディーまで体に浸透し、いつまでも思い出として残る歌となります。そして、歌作りを通し、子どもたちがお互いを認め合う心や達成感を味わうことを願っています。
 昨年の発表会で、4年生が作った振り付けを入れた歌は、感動とともに矢作っ子の心の中に残っています。

「心は一つ」
今日も明るい声が ひびき合う
おはよう おはよう おはよう
心のじゅんびは できたかな
さみしいときや 悲しいとき 
みんなで声をかけ合えば
いつの間にか 元気になっていく
けんかしたっていいじゃない
目をさませ! ほらね!
「ごめんなさい」の魔法の言葉で
すてきな笑顔が見えてくる
みんなのやさしさ集まれば
35人の心は一つ

井堀 義之さん(6年生)
今日、3時間目に二部のクラスの歌発表会がありました。5年3組が歌うのは3番目でした。最初は緊張していたけれど、歌っているときは、あまり緊張しませんでした。立ったり、しゃがんだりしてひざが痛くなりました。ぼくがとても心に残った歌は、最後のディアフレンド6‐1です。6年1組はたくさん友だちがいたり、歌声もきれいだったりで、良かったです。来年の歌の発表会では、みんながいい気分になるような歌を歌いたいです。

迫間 夏実さん(6年生)
今日は、いよいよクラスの歌の発表会です。みんなでいろいろな案を出し、メロディを考えたクラスの歌なので、今まで練習したことを生かしてがんばりました。とても緊張しましたが、大きな口を開けて歌いました。他のクラスの歌を聞いていいと思ったのは、パートで分かれていて、最後がとてもきれいな歌声でした。来年は、私もきれいな歌声を出せるようがんばりたいと思います。

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#12:早川一夜城きらめきガーデンまつり
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問 (1)農政課 電話0465-33-1494 早川活性化推進協議会 電話0465-22-0513
  (2)JAかながわ西湘早川支店 電話0465-22-3970

日時 10月11日日曜日
   10時〜15時 ※雨天中止・小雨決行
内容 (1)コスモス摘み取り体験、模擬店、抽選会など
    摘み取り体験は2回(10時〜、13時〜)
    1人1束まで。はさみ持参。
    フリーマーケット出店者募集中(1区画1,000円)
   (2)同時開催「さつまいも収穫体験」
    (事前申込制)
    きらめきガーデン横の畑でさつまいも収穫体験
  1区画2〜3キログラム 限定50区画(1区画1,000円)

※石垣山一夜城歴史公園は、「早川・片浦ウォーキングトレイル」のポイントの1つです。詳しくは『ウォーキングタウン小田原』をご覧ください。

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#13:伝えよう小田原の心
  民俗芸能保存協会 後継者育成発表会
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【日時】10月31日土曜日13時〜16時(12時30分開場)
【場所】小田原市生涯学習センターけやき ホール

【出演団体(出演順)】
小田原市山王原大漁木遣唄保存会  曽我別所寿獅子舞保存会  根府川寺山神社鹿島踊保存会
栢山田植歌保存会  小田原囃子多古保存会  小田原ちょうちん踊保存会  相模人形芝居下中座

入場無料

問 文化財課 電話0465-33-1714

 郷土に生まれ、郷土の人々の手によって守り伝えられてきた民俗芸能。小田原にも、さまざまな民俗芸能が息づいています。民俗芸能の後継者育成に取り組む小田原民俗芸能保存協会では、加盟する7団体が集まり、若手後継者や小・中学生が日ごろの練習成果を発表します。発表会まであとわずか。練習風景をのぞいてみました。

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相模人形芝居下中座
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 月曜日の昼下がり、橘中学校視聴覚室から元気な「お願いします!」の声が。いよいよ練習が始まりました。
 相模人形をご存知ですか?相模人形芝居は小田原のまちが誇る伝統芸能で、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。義太夫節に合わせて3人で1つの人形を操り、見る者を物語の世界へいざないます。人形のふるさと小竹地区に所在する橘中学校の相模人形クラブでは、月に2回、第2・第4月曜日に下中座の座員から直接指導を受けています。
 発表会では下中座のオリジナル作『怪童丸物語 足柄山の段』を大勢の皆さんに見ていただけるように、稽古に励んでいます。
 指導をする岸座長は「平成14年度から指導を始め、巣立った生徒は約30人。その中には現在、下中座の座員になっている者もいます。子どもたちに発表の機会を与え、観客の前で演技することによって、稽古では得られぬ、緊張と喜びを感じることができ、伝統文化を継承していく責任感と誇りをはぐくむことができるのです」と語ってくれました。

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小田原市山王原大漁木遣歌保存会
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 山王70区公民館では、大人と子どもが一緒に木遣唄を歌いながら、漁師網を引いています。
 山王地区に伝わる大漁木遣唄を、保存会の皆さんが子どもたちに指導しているところです。
 かつて山王地区ではブリ漁が盛んで、一つの網を大勢の人で締めていたそうです。それでも大漁のときは重くてなかなか網が揚がらず、みんなの気合を一つにするために木遣唄を歌い、合いの手をかけるときに一斉に力を出し合って網を揚げたのです。
 保存会が開いている後継者育成講座には、地域の小・中学生を中心に25人の子どもたちが参加をしています。
 「お祭りで聴いたことはあったけど、歌うのは初めて。歌ってみたら難しい。上手く歌えるようになりたい」との子どもたちの声に、保存会の皆さんは「一生懸命練習すれば必ず歌えるようになる。大きな声で、楽しく歌おう」と笑顔でこたえていました。

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小田原囃子多古保存会
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 太鼓に鉦、それに笛の音色。耳に馴染んだ祭囃子が聞こえてきました。扇町の白山神社に伝わる小田原囃子で、練習しているのは多古保存会の子どもたちです。
 小田原囃子を始めたきっかけは「兄弟がやっていたから」や「親に勧められたから」と身近な人の影響が大きいようです。
 しかし今では週2回の稽古に励み、その楽しさに魅了されています。指導している保存会の皆さんも終始笑顔で楽しそう。世代を越え地域の絆を結ぶ一役を担っているようです。
 発表会への意気込みについて子どもたちに聞いてみると、「練習はたくさんしています。上がらずにいつものようにできれば大丈夫なんだけど」とか。多くの練習に裏付けされた自信がかいま見られました。
 発表会、大いに期待していますね。

★活動に興味のあるかたは文化財課までお問い合わせください。

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#14:連載 市民力
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絆を大切に、未来にはばたく『西さがみ』を歩こう!

今年で第11回目を迎える「城下町おだわらツーデーマーチ」
北は北海道から南は九州・沖縄まで、全国から延べ1万人を超えるウオーカーが集うウオーク大会は、晩秋を彩る小田原の風物詩となってきました。
そこで、大会を控え、準備に余念のない2つの団体にお話を伺いました。

小田原市歩け歩けの会事務局長 土屋ミナさん
 ウオーカーの皆さんが安全に楽しく『完歩』できるように全力でサポートします!
 大会ではコースの検証や、天候によるコースの変更など、参加者の安全にかかわる重要な役割を担う小田原市歩け歩けの会の皆さん(公認のウオーキング大会のコース検証者には公認指導員の資格が必要です)。
 「世は健康ブーム、全国各地ではウオーク大会が盛んに開かれていますが、大堀切、からたちの花の小径、箱根の旧街道など、これだけ歴史を感じながら歩けるコースはほかにありません。それに、大会ガイドブックには生命の星・地球博物館や小田原文学館など、コース途中にある公共施設の無料入場券が付いているのも、小田原ならではの心憎いおもてなしですね。 ツーデーマーチの素晴らしさは、救護の体制がしっかりしていて、安心して歩けることですね。大会本部には医師などが常駐し、コース中の至るところ、救護スタッフが巡回しています。各地のウオーク大会を歩き回ったベテランウオーカーの私が自信を持って言います」と、笑顔の土屋さん。
 「私たち小田原市歩け歩けの会は総勢50人、紺色の神奈川県ウオーキング協会のジャケットを着て、えんじ色の旗を持ってコースを歩いています。ウオーカーの皆さん、困ったことがあったら声をかけてくださいね」

小田原さん歩の会代表 鈴木正春さん
 第1回大会からクリーンウオーカーとして、10年間連続でコースを歩く鈴木さんは、きらめき☆おだわら塾で『山歩きの楽しみ方講座』の市民教授も務める山歩きのエキスパート。
 大会当日は、ゴミ袋とゴミばさみを両手に、さん歩の会そろいの緑色のジャケットで、約30人の会員が参加します。
 わがまち小田原をきれいにしたい。ツーデーマーチでまちを汚すわけにはいかない、という会員の皆さんの思いが、美しく快適なコースを守ります。
 「10年前はコースを完歩するころには、45リットルの大きなゴミ袋がいっぱいになるほどのゴミがありました。ただ、ここ数年の大会では、うれしいことにゴミが少ないんですよ。『帰るときは来たときよりも美しく、写真以外はとるべからず、足跡以外は残すべからず』のウオーカーの心得が定着してきたことが伺えます。そして、参加するウオーカーからの“ありがとう”“ご苦労さま”の声も参加する励みになりますね」
 日本の百名山と3千メートル級の山をすべて踏破した健脚の鈴木さんから見てもツーデーマーチは景観・起伏に富んで楽しいコース。
 「全国の皆さんに小田原の良さをPRするのには最適なイベント。この大会が続く限りクリーンウオーカーとして小田原のまちの発展とともに歩き続けます」と、語ってくれました。

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第11回城下町おだわらツーデーマーチ
〜西さがみ連邦共和国連携事業〜
11月21日土曜日、22日日曜日
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問 城下町おだわらツーデーマーチ実行委員会事務局(小田原アリーナ内) 電話0465-38-1198
HP https://www.city.odawara.kanagawa.jp

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#15:連載 ウォーキングタウン小田原
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「早川・片浦ウォーキングトレイル」

早川・片浦の丘陵地域を巡る起伏に富んだコースです。
みかんの香りを感じながら、目の前に開ける雄大な景色をお楽しみください。
鉄道好きにもうれしい見晴らしポイントがたくさんあります。
問 観光課 電話0465-33-1521

10月下旬ころからみかんの実が色づき始め、コース内の至るところでみかんと海のコントラストを楽しむことができます。
海岸線を背景に、新幹線や東海道線を見下ろすことができるのも、このコースの大きな魅力です。

<コース紹介>JR早川駅→海蔵寺→石垣山一夜城歴史公園→早川・石橋連絡階段→入の沢橋→石橋山古戦場・佐奈田霊社→東海道本線片浦トンネル付近→米神水源池→牧谷川橋→牧谷川ヒルトン入口→(ヒルトン小田原リゾート&スパの敷地内を通ります)→オレンジ橋→根府川配水池→片浦支所→根府川駅(逆ルートも可)
○距離/約11.5キロメートル  ○所要時間/約3時間30分
※各施設などの見学時間は除きます。
※道幅の狭い農道が多く、農耕車が通ることが多いのでご注意ください。
※冬は道が凍結することがあります。
※ヒルトン小田原リゾート&スパの敷地内は、施設管理上利用時間に制限がありますので、ご注意ください。利用時間外は、地図上の迂回路をご利用ください。
 4月〜9月 10時〜18時、10月〜3月 10時〜16時

●石垣山一夜城歴史公園
豊臣秀吉が小田原合戦の本営とした城の跡地。眼下には小田原城や市街地、足柄平野や相模湾が広がり、天気の良い日には三浦・房総半島まで一望できます。 10月3日土曜日〜11月23日祝日までの土・日・祝日は、NPO法人小田原ガイド協会による公園内のガイドが行われます。

●早川一夜城きらめきガーデンのコスモス
石垣山一夜城歴史公園前の駐車場に隣接する「きらめきガーデン」では、早川活性化推進協議会が丹精を込めて草花を育てています。10月上旬にはコスモスが満開になり、赤・ピンク・黄色など色とりどりの花を咲かせます。

●白糸川の清流と赤い鉄橋
JR根府川駅の近くにある白糸川橋梁(根府川鉄橋)は、その景観の美しさから「神奈川の橋100選」にも選ばれています。青い海と真っ赤な鉄橋のコントラストが美しく、列車の撮影スポットとしても有名です。コース中のオレンジ橋〜片浦支所間でその姿を見ることができます。

●自然散策路(ヒルトン小田原リゾート&スパ内)
各都道府県の木をはじめ、さまざまな木々がある散策路。緑の多い小路をゆっくりとお楽しみください。

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一緒に歩きませんか
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■ウォーキングタウン小田原・市民ウォーク

「板橋・松永記念館周辺」をNPO法人小田原ガイド協会の案内で一緒に歩いてみませんか。
日時 10月10日土曜日9時〜12時(8時50分に箱根板橋駅集合)
定員 60人(先着順・受付中)
申込 観光課

■小田原ガイド協会企画ガイド 問 小田原ガイド協会 電話0465-22-8800

1 小田原別荘時代の文人たちを訪ねて
日時 10月22日木曜日10時集合(箱根板橋駅前)
2 ざる菊鑑賞、久野丘陵の散策と古墳群を訪ねる
日時 11月6日金曜日10時集合(足柄駅前)

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ウォーキングタウンおだわら散策マップ 
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観光課、小田原駅観光案内所のほか、小田原アリーナ、各支所・連絡所などの公共施設で配布しています。

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表紙の言葉 小田原の原風景百選「緑深い板橋の別邸」
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古い土塀に白壁が映える松永記念館。
明治、大正、昭和と、板橋が政財界人たちの別荘地として栄えた時代を感じさせます。緑豊かで閑静な雰囲気あふれるこの地も、秋が深まるにつれ、草木が赤や黄色に染まり、華やかな一面を見せてくれます。

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広報おだわら Octorber.1, 2009 No.996
【発行】小田原市
【編集】広報広聴室
Copyright(C),10.2009 City of Odawara.
〒250-8555  神奈川県小田原市荻窪300番地
(TEL)0465-33-1261
(FAX)0465-32-4640
○「広報おだわら」1日号は自治会配布、15日号「おだわらいふ」は新聞折り込み。
市役所、支所・連絡所、マロニエ、小田原駅、郵便局などでも配布しています。
○小田原市の市外電話番号は0465です。
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/
広報おだわらは、資源保護のため再生紙を利用しています。
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8月1日現在小田原市の人口198,377人 77,951世帯
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