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広報小田原 第1090号

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広報小田原 第1090号

平成25年9月1日 発行

#01 第15回記念大会 魅力いっぱい 城下町おだわらツーデーマーチ
#02 芸術文化創造センター 小田原の創造的な活動の源泉となる拠点の整備に向かって
#03 いつまでも生き生きと 元気な高齢者を目指して
#04 平成24年度「情報公開制度」と「個人情報保護制度」の運用状況
#05 橘タウンセンターこゆるぎ
#06 おだわら情報
#07 〈連載〉ケアタウンの輪/〈連載〉今月の笑顔
#08 〈連載〉梅花ちゃんと黒松おじいさんの社会科見学
#09 〈連載〉私のおススメ☆あなたのおススメ


PDF版

テキスト版

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#01 第15回記念大会 魅力いっぱい 城下町おだわらツーデーマーチ
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1999(平成11)年に始まった城下町おだわらツーデーマーチは、今年、第15回を迎えます。6コースから始まったウオークは10コースとなり、参加者誰もが楽しめるように充実を図っています。
【問】スポーツ課 電話 0465-38-1198

1日め 11月16日土曜日
小田原コース
30キロメートル 相模湾を見下ろす国府津・曽我山コース(健脚向き)
20キロメートル 川の風感じる富士見散策コース
10キロメートル 偉人の足跡・まちなかコース
6キロメートル ゆっくり歩こう憩いのファミリーコース

同時企画! 街コン 湯 ラブ Walking 2nd
参加者同士でミッションをクリアしながら6キロメートルのファミリーコースを歩き、万葉の湯でパーティーを楽しみましょう!

箱根コース
20キロメートル 天下の嶮をいく旧街道箱根路コース(健脚向き)

2日め 11月17日日曜日
小田原コース
30キロメートル 二宮尊徳を訪ねる雄大な西部丘陵コース(健脚向き)
20キロメートル 太閤一夜城と潮騒の早川・片浦コース(健脚向き)
10キロメートル 戦国時代を偲ぶ小田原城総構コース
6キロメートル 学んで歩こう文学・遺跡めぐりコース

同時企画! 歩育「キッズお城探検ウォーク」
与えられたミッションをクリアしながら家族で城址公園内を歩く、レクリエーション要素のたくさん詰まったコース(2キロメートル程度・先着100組の定員制)

真鶴・湯河原コース
20キロメートル 潮風薫る真鶴岬とみかん香る湯河原幕山コース(健脚向き)

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第15回記念のおもてなし
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その1…小田原ちょうちん
16日土曜日
設立30周年を迎えた小田原箱根商工会議所青年部が、記念事業として取り組みます。

箱根コース参加者へプレゼント
 箱根コースの参加者全員に「小田原ちょうちん」をプレゼント。箱根関所から杉並木までちょうちんを手に歩き、道中で記念撮影もあります。

ゴール会場では小田原ちょうちんづくり教室開催
時間 正午〜午後2時
場所 小田原城址公園 馬屋曲輪

その2…和菓子とお茶
16日土曜日
小田原市商店街連合会青年部が市内各店と連携してツーデーマーチを盛り上げます。

早川の山根公園で和菓子とお茶
 茶道が盛んだった小田原では、和菓子が盛んに作られ、今もその名残があります。6・10キロメートルのコースにある早川の山根公園では、市内各商店街の和菓子店で作られた和菓子とほうじ茶で一服。

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同時企画の特別コース
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昨年から10のコース以外にも、ツーデーマーチを「出会い」や「歩育」の場として楽しむことができます。

その1…街コン
16日土曜日
ウオーキングで街コン
 前回、好評だった「ユー・ラブ・ウォーキング」。
 季節感のある行事と連携するなど工夫を凝らしています。今回も、ツーデーマーチと街コンを組み合わせます。参加者同士で仲良く6キロメートル・ファミリーコースを歩いた後に、パーティーを楽しみます。

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その2…歩育
17日日曜日
子どもと楽しむ歩育コース
 歩く機会が減った子どもが歩くことで、五感で自然や社会に触れ、豊かな心、生きる力を育てようという「歩育」。
 未就学児と家族が対象の、歩育「キッズお城探検ウォーク」は、小田原城址公園内を自由に2キロメートル程度歩きます。与えられるミッションを、家族でクリアしながら楽しみましょう。

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完歩後の参加者は皆爽やかです
小田原市スポーツ推進委員 松本健一さん
 5年間スタッフとして参加しています。昨年、日本マーチングリーグの公式大会となった、市の大きなイベントに関わることができて喜びを感じています。昨年は式典係として、スタートからゴールまで長時間活動しました。
 大会当日に自分でコースを一度も歩いたことがなく、皆さんと歩く楽しさを共有できないのが残念ですが、ゴールした皆さんの満足そうで爽やかな笑顔、「お疲れさま。また来年来てください!」と言うと「また来るよ。ありがとう!」と言ってくれる声が嬉しく、疲れも吹き飛びます。

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#02 芸術文化創造センター 小田原の創造的な活動の源泉となる拠点の整備に向かって
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平成28年度の完成を目指す芸術文化創造センター。市民が、多様な公演やアートを鑑賞するとともに、自ら文化創造に関わり、小田原の創造力と活力を生み出す拠点となるよう整備を進めています。これまでに「基本構想」、「基本計画」を策定し、昨年度には、設計者を選定するとともに、「管理運営基本計画」を策定しました。今年度は、基本設計を行い、「管理運営実施計画」の策定、舞台設備業者の選定を行います。ここでは、8月に発表した第1回基本設計案と、今後の整備の予定をお知らせします。
【問】文化政策課 電話 0465-33-1702

1階
▼大ホール 客席は、1,200席程度。各ジャンルの公演、各種芸術文化活動の発表、式典、大規模な大会などさまざまな用途を想定しています。音楽はもちろん、本格的な舞台芸術作品の上演が可能なプロセニアム形式(※)の舞台を持つ多目的型のホールです。バルコニー席を備え、1階席のみを使う場合でも空席感を感じさせません。
 ※プロセニアム形式 プロセニアム(舞台の「額縁」)で、舞台と観客席を区分する、演劇や集会、式典などにも対応しやすい形式です。
▼小ホール 客席は、300席程度。大ホールと同様に段床式の固定席とし、多目的型のホールで、音楽、舞台芸術、伝統芸能などの公演や、芸術文化活動の発表、市民集会、講演会などの用途を想定しています。
▼大スタジオ 芸術文化活動の公演、練習やリハーサル、展示などの用途を想定しています。小規模な公演や試演会などが行えるよう、演出設備や機能を備えます。
▼中スタジオ 小規模の練習やリハーサルなどの他、楽屋や控え室としての用途も想定しています。
▼ギャラリー 大型の作品を展示できるように、天井の高さは約4メートルで、広さは約350平方メートルのギャラリーです。平面作品だけでなく立体展示や生け花など多様な展示、関連するワークショップなどの用途も想定しています。
▼オープンロビー インフォメーション、情報コーナー、チケットカウンターなどの機能を備え、市民が日常的に集い、交流し、にぎわう場所とします。
▼レストラン・カフェ 外部とのつながりを考慮し、芸術文化創造センターの利用者だけではなく誰もが、気軽に立ち寄ることができる場所とします。
▼アート広場 アート活動やイベントを行えるように工夫し、中心市街地の活性化につながるまちのにぎわいを生む空間とします。災害時の避難や活動のための空間としても活用できるようにします。

第1回基本設計案概要
敷地面積 9,408.44平方メートル
延べ床面積 約10,400平方メートル
規模 地上3階建
最高高さ 約30メートル
駐車台数 40台程度(車いす使用者等用駐車場含む)
大ホール席数 1,200席程度
小ホール席数 300席程度
諸室 大ホール、小ホール、ギャラリー、スタジオ、レストラン・カフェ、ワークショップルーム、創造スタッフ室、控え室、倉庫 など

2階
大ホール、小ホール部分の他、個人や少人数での練習やリハーサルを行う小スタジオ、市民が参加する活動の拠点となる創造スタッフ室、ワークショップや会議、小規模のレクチャーなどを行うワークショップルームを配置します。

基本設計開始
「第1回基本設計案」ができました
 基本設計の検討にあたり、建築や文化施設関係などの専門家からなる、「芸術文化創造センター整備推進委員会」を設置。二つの分科会で構成し、「建設計画専門分科会」で「基本設計」を、「管理運営専門分科会」で「管理運営実施計画」を検討しています。
 設計者の株式会社新居千秋都市建築設計の新居千秋さんが、プロポーザル案を基に、市民ワーキングメンバー、整備推進委員会の専門家らと検討を重ね、8月に、第1回基本設計案を発表しました。今後もさらに、大小ホール、ギャラリー、スタジオ、カフェ・レストランや、景観、バリアフリーなどについて検討し、基本設計づくりを進めていきます。
 今後の基本設計案は次のとおり発表し、平成25年度中に、基本設計を決定する予定です。

平成25年
▼10月 第2回基本設計案発表
▼11月 第3回基本設計案発表
    基本設計案に対するパブリックコメントの実施
平成26年
▼1月 第4回基本設計案発表
▼2月 基本設計(最終案)発表

「管理運営実施計画」の検討
 小田原の芸術文化の創造拠点として、にぎわいを生むセンターとなるように、自主事業やイベントなどの運営方法や、施設利用のルールを定める「管理運営実施計画」を検討しています。
 これまでに、市民ワーキングを2回行い、さらに今後6回の市民ワーキングを経て、今年度中に策定する予定です。

完成に向けて
 今年度、基本設計、「管理運営実施計画」の策定、舞台設備業者の選定を行った後、平成26年度に実施設計を行い、27〜28年度に建設工事をして完成する予定です。
 建設工事と並行して、開館準備なども進めていきます。

▼平成26年度 実施設計
▼平成27〜28年度 建設工事・開館準備
▼平成28年度 完成予定

株式会社新居千秋都市建築設計 代表取締役 新居千秋さん
市民ワーキングでは毎回、市民の皆さんの熱意を感じています。厳しい条件の中で、皆さんの要望をなるべく多く取り入れながら、さらに検討を重ね基本設計を取りまとめていきたいと考えています。

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#03 いつまでも生き生きと 元気な高齢者を目指して
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市では、高齢者の社会参加や生きがいづくりを支援、応援しています。
高齢者が、いつまでも生き生きとした生活を送るきっかけとしていただく事業を紹介します。
【問】高齢福祉課 電話 0465-33-1841

アクティブシニア応援ポイント事業
10月から登録開始
 市内在住の60歳以上のかたが、指定の介護保険施設などでボランティア活動をした際に、その活動に対してポイントがつき、ポイントに応じた商品に交換できる事業です。
 ボランティア経験の有無にかかわらず、市内在住の60歳以上のかたで、ボランティア活動を行えるかたであれば誰でも登録できます。

事業の流れ
1 参加登録
 小田原市高齢福祉課で参加登録する。

2 アクティブシニア応援ポイント手帳の交付
 高齢福祉課から手帳と受入施設一覧をもらう。

3 受入施設と日程調整、ボランティア活動
 受入施設一覧から希望の施設を選び、連絡して日程調整をする。
 施設でボランティア活動をする。

4 ポイント付与
 ボランティア活動後、施設で手帳にポイント(スタンプ)をもらう。
 ※1時間程度の活動で1ポイント。1日2ポイントが上限。

5 ポイントの交換申請
 ポイントがたまったら、翌年度、高齢福祉課に交換手続きをする。

6 商品と交換
 ポイントに応じた商品と交換する。
 ※年間上限5,000円程度の商品

食で生き生き! 栄養教室
 高齢になると、食事は簡単に作れる料理や好きな食べ物などに偏りがちになり、栄養不足になるおそれがあります。
 市では、65歳以上のかたが、講義や調理実習を通じて、栄養についての知識や正しい食事習慣を身につけるための栄養教室を行っています。
 今年度からは、小田原市老人クラブ連合会(愛称:小田原創友クラブ)と共催で運営し、より多くのかたに参加を呼びかけています。

メニュー研究会
 今年度は「地産地消」をテーマにし、アジやたまねぎなど、小田原産の食材を使った高齢者向けのメニューを、管理栄養士と小田原創友クラブで研究しました。
 決定したメニューは、「飾り寿司」、「アジの味噌チーズ焼き」、「ほうれん草のごま和え」、「簡単野菜スープ」、「かぼちゃのあずきかけ」です。
 同クラブ女性部の中川部長は、「簡単なので、すぐに家庭でも作れます。小田原産のアジに味噌とチーズをのせて焼く新メニューは、とてもおいしいです」と言います。

栄養教室のようす
 管理栄養士による、「バランスの良い食生活」、「高血圧予防」、「腸のはたらき」など、さまざまなテーマの講義を受けた後、グループに分かれ調理を開始。「初対面のかたと楽しく調理できた」、「先生の講義が勉強になった」と大変好評です。

一番の介護予防
 栄養教室は、高齢者でも簡単においしく作れる料理を通じて、栄養の偏りを予防するだけでなく、小田原産の食材を使うことで、地産地消の推進を目指しています。
 また、参加者同士が一緒に楽しく調理や食事をすることが、何よりの介護予防になります。

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SHISEI〜至誠・市政〜
賑わう街への試み 小田原市長 加藤憲一
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 小田原では最近、市民の皆さんによる街の活性化への取り組みが、さまざまな形で動き出しています。これまでにない賑わいづくりや街の魅力づくりにつながっており、とてもうれしいことです。
 この夏、特に印象深かったのが、新たな試みである「小田原水れもんバル」と「小田原まちなか軽トラ夕市」でした。「水れもんバル」は、三島市などで先行して行われている飲み歩きイベントを、小田原の隠れた名物である「水れもん」(焼酎の水割りに片浦レモンを搾って入れたもの)を核にアレンジしたもので、参加した飲食店にてチケット1枚(700円相当)で1ドリンク・1フードを楽しめるという企画。これは、あしかけ2年で策定し平成24年からスタートした「小田原市地域経済振興戦略ビジョン」に基づき、地域資源を活かした交流人口の拡大を目指して設立された「小田原プロモーションフォーラム」に参加してくれた30人以上の有志の皆さんが、自由に議論する中で生まれ実現したものです。
 当日(7月27日)は、初めての企画にもかかわらず中心市街地周辺の53店もの飲食店が参加。黄色いマップを手にした老若男女が大勢小田原の街なかに繰り出し、数件をハシゴ、時には店の前で行列を作りながらも、バラエティに富む小田原の飲食店の個性を、そして小田原の街なかの賑わいを、多くの皆さんが楽しんでいました。
 もう一つの「軽トラ夕市」は、中心市街地の5商店会からなる「ほっとファイブタウン」の皆さんが中心になって実施した企画で、既に4回の「軽トラ朝市」での実績を踏まえ、より賑わいの期待できる夏の夕暮れ(8月4日)に行われました。国道1号から銀座通りに向かう市道を数時間封鎖、そこに軽トラなどをアレンジした「お店」が並び、両側の路面店、駐車場などを活用した露店なども加わり、2,000人以上の人たちが訪れました。
 地場の農産物や食品、手作りの品などが並び、アート作品、大道芸やダンスでも賑わう夕市は、大型店などでは決してまねのできない、ここだけの空間。出店者とやりとりしながら買い物を楽しんだり、用意されたベンチや歩道の縁石に腰かけて和やかに談笑したり。その脇で、子どもたちは安心して駆け回ったり…。その光景は、かつてコミュニティの中心に必ずあった「路地の賑わい」を思い起こさせてくれました。
 二つの企画は、手作り感とオリジナリティの味わいに、人とのふれあい、そのぬくもりや優しさが加わって、まさに多様な要素がひしめく街にしかできない賑わいづくりの愉しさを実証してくれました。これからのさらなる進化と、他の活性化の取り組みへの波及を期待したいと思います。

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#04 平成24年度「情報公開制度」と「個人情報保護制度」の運用状況
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市では、情報公開条例に基づき、市が保有するさまざまな情報を市民の皆さんへ公開しています。また、個人情報保護条例に基づき、市が保有する個人情報を保護しています。
【問】総務課 電話 0465-33-1288

■情報公開制度とは
 市民の皆さんからの請求によって、市の公文書を公開する制度です。
 市民の皆さんには、市が保有している行政情報を知る権利があり、市には、市民の皆さんへの説明責任があります。市民の皆さんは、市に公文書公開請求をすることができ、市は請求に応じて公文書を公開します。

■個人情報保護制度とは
 個人情報の適正な取り扱いルールを定めることで、個人の権利利益が損なわれることを防止しようとする制度です。
 市が保有する個人情報を適正に取り扱うよう、条例によってさまざまな制限を設け、保護を図っています。
 市が保有する公文書の個人情報は、本人の開示請求により確認することができます。

■制度の運用状況
 平成24年度の公文書の公開請求者は388人、請求件数は842件。個人情報の開示請求者は57人、請求件数は76件でした。
 市が保有している個人情報の内容の訂正を求める請求や、その取り扱いの利用停止を求める申し出はありませんでした。
 なお、市と同様に情報公開・個人情報保護制度が適用される指定団体として、一般財団法人小田原市事業協会、財団法人小田原市学校建設公社、財団法人小田原市体育協会、株式会社小田原水道サービスセンターの4団体が指定されていますが、平成24年度はいずれの団体にも請求はありませんでした。

□公文書の公開請求に対する処理状況・主な請求内容(平成24年度)
処理状況 件数
公開   730
一部公開  97
非公開   1
不存在   8
取り下げ  6
合計   842
主な請求内容 建築計画概要書、指定管理者の事業計画書、工事の設計書、事業の契約書 など
※一部公開は、個人情報などの非公開情報が含まれる場合です。
※不存在は、請求された文書が存在しない場合です。

□個人情報の開示請求に対する処理状況・主な請求内容(平成24年度)
処理状況 件数
開示   55
一部開示  6
不存在  15
取り下げ  0
合計   76
主な請求内容 印鑑登録証明書交付申請書、市立病院のカルテ など
※一部開示は、本人以外の個人情報などの非公開情報が含まれる場合です。
※不存在は、請求された文書が存在しない場合です。

■請求方法
 公文書の公開や個人情報の開示を求めるときは、所定の用紙に記入し、行政情報センターに提出してください。
 なお、個人情報の開示請求者は、原則として本人となるため、提出時に運転免許証などの本人確認ができる書類の提示が必要です。
 市への請求手続きの詳細は、電話でお問い合わせいただくか、市ホームページをご覧ください。情報公開・個人情報保護制度の運用状況報告書は、行政情報センターと図書館にあります。

HOME PAGE トップページ上のバー「市政情報」をクリック→情報公開・個人情報保護

■行政情報センターは市の情報窓口です!
 行政情報センターは、市役所4階にあります。
 センターでは、情報公開・個人情報開示請求の相談、受け付けの他、市の行政資料の排架や有償刊行物の販売を行っています。

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#05 橘タウンセンターこゆるぎ
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「こゆるぎ住民窓口」が9月17日火曜日にオープンします!
橘タウンセンターこゆるぎは、ホールや集会室、子育て支援センターがあり、地域活動や生涯学習活動、子育ての場として利用されています。
9月17日からは、「こゆるぎ住民窓口」がオープン。
より充実した「こゆるぎ」を、ぜひご利用ください。
【問】橘タウンセンターこゆるぎ 電話 0465-43-0200
   橘支所(13日まで)/こゆるぎ住民窓口 こゆるぎ係(17日から)
   ※移転後も電話番号は変わりません。 電話 0465-43-0111
   戸籍住民課 電話 0465-33-1381

こゆるぎ住民窓口
 橘支所の窓口機能(届出受け付け、証明書発行など)を、橘タウンセンターこゆるぎに移し、9月17日から新たに「こゆるぎ住民窓口」として開設します。
橘支所は閉館します
 橘支所は、1958(昭和33)年2月に旧橘町の役場として建設。1971(昭和46)年の合併以降は、橘支所として利用されてきました。55年間、地域の皆さんと歩んできた愛着のある建物ですが、傷みが激しく、今年度内に解体する予定です。橘支所の業務、生涯学習センター橘分館と図書館分館の利用は、9月13日までとなります。

交流ロビー
 談話や読書などに利用できるスペースです。
 地域の貴重な文化財や地域産業を紹介するコーナーを併設しています。

図書コーナー
 絵本などの児童書を含め、約4,100冊の本があり、市立図書館などの本を取り寄せたり、返却することができます。
 本を借りる際に必要な「利用者カード」の発行も行っています。

こゆるぎホール・集会室
 地域活動やサークル活動、会議、研修などに利用できます。
 こゆるぎホールは、可動間仕切りで、3つの部屋に分割して使用することもできます。
 ※予約、使用料が必要です。詳しくは、お問い合わせいただくか、市ホームページを確認してください。

子育てコーナー・子育て支援センター
 親子で自由に楽しく過ごせるスペースです。
 火・木・金曜日には、「子育て支援センター」を開き、子育てに関する相談や情報提供、イベントなどを行っています。

こゆるぎサークル発表会
 こゆるぎで活動するサークルの練習成果を発表する場で、毎年2月に開いています。合唱やダンスの発表、パッチワークやフラワーアレンジメントの展示など、盛りだくさんの内容です。
 こゆるぎで活動し、発表会に参加しましょう。

■住所
 羽根尾281-3
■開館時間
 午前9時〜午後9時30分
 ※「こゆるぎ住民窓口」は、午前8時30分〜午後5時
 ※「子育てコーナー・子育て支援センター」は、午前9時〜午後5時
■休館日
 月曜日(祝日の場合は開館)、祝日の翌日(土・日曜日の場合は開館)、年末年始
 ※「こゆるぎ住民窓口」は、土・日曜日、祝日、年末年始
■アクセス
(国府津駅から)
 朝夕 神奈中バス「比奈窪」行き乗車、「中村原」下車、徒歩約5分。
 昼  神奈中バス「平塚駅北口」行き乗車、「押切」下車。
    「比奈窪または高尾」行きに乗り換え、「中村原」下車、徒歩約5分。
(二宮駅から)
 神奈中バス「比奈窪または高尾」行き乗車、「中村原」下車、徒歩約5分。
※駐車場 44台

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#06 おだわら情報
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病後児保育室をご利用ください
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【問】保育課 電話 0465-33-1451

 子どもの病気がよくなってきているものの、まだ保育所などには通園できないときには、病後児保育室をご利用ください。
 病後児保育室は、専用スペースに専任看護師がいます。医療機関とも連携しているので、安心してご利用いただけます。

下記の「らっこ組」、「ほうあん りすのもり」ともに、
利用期間 連続7日間まで
開所時間 午前7時30分〜午後5時30分
定員 各保育室 4人
利用料金 1人1日2000円(給食希望の場合は、別途200円)
利用条件 次の全てに該当するかた
 ●就学前児童で、市内在住または市内保育所を利用
 ●家庭で保育ができない理由がある
 ●病気回復期であるが、集団保育が困難(医師の診療情報提供書を提出)
 ●事前登録を済ませている

HOME PAGE トップページ中央の注目情報「子育て・教育」をクリック→保育園→病後児保育事業について

宗教法人城前寺 城前寺保育園 病後児保育室「らっこ組」
曽我光海20-1
電話・FAX 0465-42-6354

社会福祉法人 宝安寺社会事業部 病後児保育室「ほうあん りすのもり」
浜町1-3-8
電話 080-4371-1900 FAX 0465-22-3524

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無尽蔵プロジェクト
第8回小田原もあ展
三次元の蟻は垣根を超える Vol.2
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【問】寄木ギャラリーツユキ 電話 0465-22-5995
   産業政策課 電話 0465-33-1515

 小田原もあ展は、平成22年から始まった無尽蔵プロジェクトの推進テーマの一つである「ものづくり・デザイン・アート」の活動の一つです。「ものづくり・デザイン・アート」では、これまであまりつながりのなかった地元の伝統工芸とアートの交流を促し、新たな小田原スタイルを作り出すことを目的としています。
 「小田原もあ展」には、箱根寄木細工・小田原漆器などの木工や、小田原鋳物といった伝統工芸に携わる職人、ガラスアート作家、美術館などが参加し、作品の展示や、製作体験教室などを行ってきました。
 「もあ」とは、ものづくりの「も」と、アートの「あ」をとったもので、英語の「MORE(モア)」が持つ「もっと、ますます、より一層」といった意味から「もっともっと発展していく」という願いが込められています。
 第8回小田原もあ展は、宇宙飛行士の野口聡一さんが「私たちは、(一次元や二次元の蟻が解決できなかった問題を解決する)三次元の蟻だ」と言ったことに着想を得て「三次元の蟻は垣根を超える」といったテーマを掲げた展示の2回めです。
 工芸とアートを融合させた展示をぜひご覧ください。

日時 9月14日土曜日〜23日祝日 午前10時〜午後6時
   ※最終日は午後4時まで
場所 寄木ギャラリーツユキ(早川2-2-15)
内容 箱根寄木細工、小田原漆器、木象嵌、木工、小田原鋳物、ガラスなど、工芸と現代アートとのコラボレーション展示
主催 小田原市無尽蔵プロジェクト「ものづくり・デザイン・アート」

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魅力の本質に触れる
「小田原城下のなりわいと邸園を訪ねる上質な旅」
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【問】観光課 電話 0465-33-1521

地域の素材が観光資源
 小田原には、年間約450万人の観光客が訪れます。近年、人々の志向が物見遊山の観光から、体験・交流型観光に変わる中で、地域ならではの文化や暮らしの魅力などの発見を通じた、観光による地域活性化を進めています。

「まちあるきツアー」を旅行商品化
 今年3月、国の「官民協働した魅力ある観光地の再建・強化事業(※)」に、城下町・宿場町が育んだ「なりわい」と政財界・文化人が愛した「邸園」を生かし、まちあるき観光を推進する市の提案が採択されました。
 そこで、市と観光関連団体が組織する「観光まちづくり推進懇話会」と旅行会社が協力し、継続的な旅行商品化を目指してモニターツアーやPR事業を実施します。

※観光庁が、観光地の特色ある資源の商品化に向けた意欲的な取り組みを募集。専門家の助言を得ながら、地域組織が観光資源の旅行商品化に取り組みます。全国から613件の応募があり、78件の取り組みが選定され、県内では本市のみが選ばれました。

参加者募集!
(1)観光フォーラムと連携企画
 開催日 9月28日土曜日
 場所 小田原お堀端コンベンションホール
    栄町1-14-48 ジャンボーナックビル5階

観光フォーラム「まちあるき観光と 邸園の魅力」
 時間 午後2時30分〜4時30分
 パネリスト 黛まどか(俳人)/中嶋健治(エクシブ箱根離宮営業事務局支配人)/平井丈夫(小田原まちづくり応援団理事長)/丁野朗(日本観光振興協会常務理事・総合研究所長)
 定員 200人(申込先着順)
 申込・問い合わせ 観光課 電話 0465-33-1521 FAX 0465-33-1286

連携企画
「黛まどかさんと歩く邸園俳句吟行会」
 時間 午前10時〜午後1時(投句締め切り)/午後2時30分〜(観光フォーラム内で表彰)
 内容 邸園を巡って俳句を詠み、黛さんが優秀句を選定。
 定員 100人(申込先着順)
 参加費 1,000円(高校生以下無料)
 申込・問い合わせ 清閑亭 電話 0465-22-2834

(2)インターネット申込限定 まちあるき観光モニターツアー
「城下町・宿場町のなりわいを訪ねる」
 日時 9月27日金曜日 午前10時〜午後1時30分
 場所 小田原駅東口(集合)、外郎博物館、梅万資料館、かつおぶし博物館 など
 旅行代金 3,000円(ガイド料・昼食代込み)
 募集人数 30人(申込先着順・最少催行人数 2人)

「政財界人が愛した 邸園を訪ねる」
 日時 9月29日日曜日 午前10時〜午後1時30分
 場所 箱根板橋駅(集合)、古稀庵、松永記念館・老欅荘、清閑亭 など
 旅行代金 3,200円(ガイド料・昼食代込み)
 募集人数 30人(先着順・最少催行人数 2人)
 旅行企画・実施 近畿日本ツーリスト株式会社
 詳細・申込 インターネット予約サイト「旅の発見」
 http://tabihatsu.jp/city-odawara/

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9月20日金曜日〜26日木曜日
動物を大切に
動物愛護週間
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【問】環境保護課 電話 0465-33-1481

 広く動物の愛護と適正な飼い方について理解と関心を深めるため、「動物の愛護及び管理に関する法律」で、9月20日〜26日は動物愛護週間に定めています。
 この機会に飼い主としてのマナーや責任について、もう一度考えましょう。

最期まで飼う
 動物は最期まで飼うことが原則です。面倒を見切れなくなり、捨てることはしないでください。どうしても飼えなくなった場合は、捨てずに新しい飼い主を探してください。

飼い主が分かるように
 迷子になり、飼い主の元に戻れない動物が多くいます。飼い主の氏名、電話番号などの連絡先を記した首輪や名札、マイクロチップなどをつけましょう。

犬の登録と狂犬病予防注射を
 狂犬病予防法で、生後91日以上の犬の登録、毎年1回の狂犬病予防注射、首輪に鑑札と狂犬病予防注射済票をつけることが義務づけられています。現在、国内で狂犬病の発生はありませんが、アジアなど世界各地では、人が犬にかまれ感染しています。必ず予防注射をし、狂犬病を防ぎましょう。

放し飼いにしない
 犬の散歩をするときは、リードをつけましょう。放し飼いは、他人に危害を加える可能性があります。また、猫は、室外で放し飼いにすると、他人へ迷惑をかけたり、交通事故に遭ったり、感染症にかかることがあるため、できるだけ室内で飼いましょう。

ふん尿や汚物の切な処理を
 ふん尿の始末は飼い主の義務です。散歩のときは、袋などを持ちましょう。ふん尿の後始末の不徹底は、感染症などの原因にもなります。

※野良猫に餌をあげる場合は、繁殖やふん尿の始末に責任を持ちましょう。

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日本ジオパーク認定から1年
箱根ジオパークの認知度向上へ
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【問】企画政策課 電話 0465-33-1379

 ジオ(地球)に親しみ、学び、楽しむジオパーク。「箱根ジオパーク」の活動が広がりをみせています。

ジオパーク見学会
 6月から箱根ジオパーク推進協議会の会員である「NPO法人小田原ガイド協会」が、市内小中学生を対象に見学会を行っています。9月は小田原城と小田原用水を巡ります。
 開催日 9月21日土曜日
 集合時間 午前9時30分
 集合場所 箱根板橋駅
 問い合わせ・申し込み NPO法人小田原ガイド協会 電話 0465-22-8800

マスコットキャラクター募集!
 箱根ジオパークに愛着を持ってもらうため、マスコットキャラクターを募集します。
 募集締め切り 10月11日金曜日
 応募方法 協議会ホームページからダウンロードした応募用紙1枚に1作品を描き、郵送またはメールで
 採用作品 1点
 賞金 賞金10万円分の商品券(受賞者が中学生以下の場合は、図書カード)
 応募先 小田原市企画政策課
 Eメール hakonegeo-mascot@city.odawara.kanagawa.jp
 ※応募作品に係る著作権他一切の権利は、全て主催者に帰属します。

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あなた自身とあなたの大切な人のために年に一度検診を
9月は、がん征圧月間
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【問】健康づくり課 電話 0465-47-0820

 日本人の2人に1人ががんにかかっている中、本市の死亡原因の第1位はがんです。
 がんの早期発見には、定期検診の受診が効果的です。「忙しい」「時間がない」「自覚症状がない」「恥ずかしい」「がんと診断されるのが怖い」からといって、検診を後回しにせず、必ずがん検診を受けましょう。
 市では、胃がん死亡率の低下を目指し、6月から40歳、45歳、50歳、55歳、60歳、65歳、70歳のかたを対象に胃の健康度が分かる「胃がんリスク検診」を始めました。
 自分のため、家族や大切な人のために、ぜひ、がん検診を受けましょう。

※がん検診無料クーポン券が届いているかたは、この機会にぜひクーポン券を利用し検診を受けましょう。

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小田原の街に忍者発見!
忍者の里「風魔まつり」開催
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【問】観光課 電話 0465-33-1521
   小田原市観光協会 電話 0465-22-5002

 小田原には戦国時代に北条氏に仕えたといわれる「風魔一党」と呼ばれる忍者がいました。
 昨年、市観光協会では新たな観光に風魔忍者を活用しようと、忍者の里として知られ、先進的な取り組みをする伊賀市、甲賀市とともに「忍者の里共同宣言」をしました。
 北条五代とともに活躍した風魔を知っていただくため「忍者の里『風魔まつり』」を開催します。会場で、大勢の忍者に出会えます。
 日時 9月15日日曜日 午前10時30分〜午後5時
 場所 小田原城二の丸広場 他
 内容 忍者パフォーマンス、乗馬体験や忍者道場(手裏剣・吹き矢・弓矢)、忍者迷路、忍者衣装貸し出し、出店 など
 ※300円で10個のアトラクションが楽しめます。(飲食・乗馬は別料金)

[同日開催]
●月見の宴 杵屋響泉さんの立三味線による長唄演奏会
 時間 午後6時50分〜8時30分
 場所 清閑亭
 料金 3,000円
 定員 70人(申込先着順)

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9月21日土曜日〜30日月曜日
秋の全国交通安全運動
安全は 心と時間の ゆとりから
無くそう 高齢者の交通事故
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【問】地域安全課 電話 0465-33-1396

 市内の交通事故発生件数は減少していますが、高齢者や自転車が関係する交通事故の割合は増加しています。
 高齢者の事故の多くは、自宅付近の道路を横断中に起きています。歩き慣れた道でも油断せず、横断歩道を渡り、左右をもう一度確認しましょう。また、暗くなったら反射材を身に着けましょう。
 自転車に乗るときは、「自転車も のれば車の なかまいり」ということを意識し、交通ルール・マナーを守りましょう。

二川地区自治会 連合会会長 椎野 勝幸 さん
「セーフティアドバイス」を実施
 二川地区は、国道255号が通り、交通量が多い地域です。高齢者の交通事故防止と振り込め詐欺の被害防止を呼びかけるため、小田原警察署、県・市職員と協力して高齢者世帯を訪問する「セーフティアドバイス」を行っています。

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#07 〈連載〉ケアタウンの輪/〈連載〉今月の笑顔
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地域全体で支え合うケアタウンおだわら。
各地区の皆さんの声をお届けします。
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第三地区地域包括支援センター センター長
奥津美恵 さん
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 「ケアタウン」では、支援を必要としているかたがたを市民、事業者、行政などが一体となって支えるまちづくりを目指しています。その事業者の一つが「高齢者に関する総合相談窓口」となる市内5か所の「地域包括支援センター」です。
 泉・城北中学校区を担当する「第三地区地域包括支援センター」のセンター長の奥津さんは「相談を待つだけではなく、積極的に地域に出向くようにしています。特に、高齢者の見守り活動をされる地域のかたとは連携を密にし、きめ細かい対応を心掛けています」と話します。
 今年の夏は、同中学校区の桜井地区で、高齢者の見守り活動を行う「在宅福祉サービスチーム」が取り組む「一人暮らしの高齢者宅訪問活動」に、老人クラブや防災リーダーと一緒に参加し、地域との関わりをさらに深めました。
 「一人暮らしのお年寄りは、地域で孤立しがちです。何か困ったことや心配事があったら、遠慮なくご連絡ください」
 高齢化が進み、一人暮らしの高齢者が増える中で、地域包括支援センターの活動はますます重要になっています。

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小田原女性史研究会
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活動30周年を記念して
「学びの道程」を発行
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 1981(昭和56)年に、幅広い年齢層の女性が集まり発足した「小田原女性史研究会」。2011(平成23)年に活動30周年を迎え、このたび、長年の学習の足跡をまとめた『学びの道程』を発行しました。
 代表の鍵和田ユミ子さんは、「発足当時は『女性史』という言葉さえ目新しく、どういう学問かも分かりませんでした。男性中心に語られてきた歴史を女性の視点から捉え、時代がどのように女性を変えてきたのか。私たちは、精一杯生きてきた女性の生き方を学びたいと思って集まりました」と振り返ります。
 現在は9人で活動し、会員の宇佐美ミサ子さんは「なぜ『女性史』を学ぶのかと今でも自分自身に問いかけていますが、振り返ると、自分たちは歴史の記憶をひもとく中で、男女共同参画社会の実現を願い、それを積極的に進めてきたと感じます」と活動の成果を語ります。
 「男女共同参画社会基本法」が制定されて今年で14年。研究会では「激動の昭和を生きた女性たちから、一人でも多くお話を伺い、記録を残したい」とさらなる10年に向けて歩み出しています。

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#08 〈連載〉梅花ちゃんと黒松おじいさんの社会科見学
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好奇心旺盛な梅花ちゃんと、優しくて物知りな黒松おじいさん。
二人が市内の事業所や工場を訪ねます。

6 ケイミューの巻
ケイミュー株式会社 小田原工場
所在:酒匂7-6-1
ケイミュー株式会社は、住宅用外装材メーカーです。前身会社である株式会社クボタの時代から、小田原工場では、薄型軽量屋根材「カラーベスト」を作っています。
製造グループ長の山田裕之さん、業務グループの落合直子さん

1 屋根が並んでいるよ
薄型軽量屋根材「カラーベスト」を使った屋根だよ。カラーベストは、新築戸建て住宅の約3分の1に使われているんだ。軽いから地震に強く、釘でしっかり固定できるから風にも強いんだよ。

カラーベストは、発売から50年以上使われているロングセラーなんじゃ。

2 灰色のシートが流れて湯気が出てるよ
カラーベストの原型を作っているところだよ。
セメントを中心とした原材料の乾いた粉を流して、セメントが固まる最小限の水分を加える「ハイパードライ製法」で作っているんだ。

材料に何を配合するか、加える水分の量などで、製品の品質が決まる、大事な工程じゃ。

3 カラーベストがたくさん並んでるね!
商品の形にして、下塗り塗装をしたら、大きな炉に入れて、高温蒸気で高圧力を加えて強くするんだ。これは炉から取り出したところだよ。

炉の中は、200度近くにもなるんじゃ。

4 灰色の液体がかけられているね!
カラーベストは、材料そのものに色づけをしたり、色砂という色をつける砂を混ぜたり、何度か塗装をして、色をつけているんだ。これは仕上げの塗装だよ。

屋根には太陽の光がガンガン当たるから、色あせしないよう、色の出し方が改良されているんじゃ。

5 完成したみたいだね!
人の目で最終検査をしているよ。形、きず、塗りむらなどを確認し、問題がなければ、機械で梱包して出荷するんだ。1日に、400〜500軒分の屋根が出荷されているんだよ。

400軒分の屋根の広さは、小田原アリーナ3個分にもなるんじゃ。

強くて長持ちするように、工夫されているんだね。

わしらを守ってくれる家、その家を、雨、風などから守る屋根の大切さに改めて気づかされるのう。

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#09 〈連載〉私のおススメ☆あなたのおススメ
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ぜひ伝えたい「私のおススメ」、知ってうれしい「あなたのおススメ」。
皆さんからの投稿をもとに、小田原の「おススメ」情報をお届けします。

投稿をお待ちしています!
採用されたかたには粗品をプレゼント!
募集テーマからテーマを選び、あなたのおススメを投稿してください。
[投稿方法]
(1)募集テーマ、(2)あなたのおススメとその理由、(3)氏名、(4)住所またはお住まいの地区、(5)電話番号を書き、可能であれば写真を添えて、郵送、ファクスまたはホームページから投稿してください。
〒250-8555小田原市広報広聴課「私のおススメ☆あなたのおススメ」係
電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640

[募集テーマ]
■小田原珍風景
■ハイキングコース
■小田原の秋を感じる風景
■大好きな小田原の味
■小田原から見る富士山

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小田原から見る富士山
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 6月22日に世界文化遺産に登録された「富士山」。テレビ番組で多く取り上げられ、連日、登山客も増えています。小田原には、毎日、自宅付近から富士山を見ているかたも多いのではないでしょうか。
 蓮正寺にお住まいのK・Kさんからは、「私たち夫婦は、扇町のしらさぎ広場までウオーキングしています。お天気のよい日は、公園から富士山が見え、電車が来るのが見えます。すがすがしい気分にしてくれ、今日も頑張ろうという気持ちになります」と投稿をいただきました。
 市内から、さまざまな表情の富士山を望むことができます。お寄せいただいたエピソードと写真を紹介します。
 「私のおススメ☆あなたのおススメ」では、引き続き、皆さんからの投稿をお待ちしています。
 「小田原から見る富士山」も、まだまだ募集中。あなたが知っている富士山の風景、皆に伝えたい富士山の表情を、ぜひ教えてください。

自宅前からの逆さ富士
自宅前の道路から見た富士山です。去年、田んぼに水が入り、田植えのときに撮影したものです。今年は、早朝でもガスがかかり、富士山がはっきり見える日がなく、シャッターチャンスが少なかったので、去年の写真で鮮明なものを選びました。(栢山のY. Mさん)

田植えと富士山
田植えの時期、残雪を残した富士山が珍しく姿を現していました。富士山と田植えをする姿がうまく収まるアングルを探して撮影した1枚です。(千代のH. Iさん)

月と富士山
朝起きて、天気がよければカメラをぶら下げて、曽我丘陵からの富士山を撮るのが日課です。満月が富士山の山頂近くにくるのは、珍しいです。次にこの景色を見ることができるのは、数年後です。(曽我別所のY. Sさん)

広報小田原 毎月1日発行 No.1090
発行:小田原市 〒250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話 0465-33-1300
編集:企画部広報広聴課 電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640 〈C〉小田原市2013・9
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。
8月1日現在 小田原市の人口196,268人 79,615世帯


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