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広報小田原 第1154号

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広報小田原 第1154号

平成28年5月1日 発行

#01 〈連載〉平成の大改修 新・小田原城 見参
#02 平成28年度 当初予算の概要
#03 STOP! 放置自転車
#04 身近で相談できる 民生委員・児童委員
#05 おだわら情報
#06 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 5月/〈連載〉キラリ 若人
#07 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[13]
#08 〈連載〉健康だより Vol.1


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テキスト版

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#01 〈連載〉平成の大改修 新・小田原城 見参
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【問】観光課 電話 0465-23-1373

昨年7月から行われていた大改修を終え、5月1日日曜日に「小田原城天守閣」がリニューアルオープンします。
安心・快適になった天守閣。歴史好きをもうならせる展示内容。
歴史を知らなくても盛り上がることができるイベント。
生まれ変わった小田原城には、皆さんが楽しめる工夫があります。

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半世紀ぶりのリニューアル!
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 関東の覇者、小田原北条氏が本拠地とした小田原城。天守閣が再建されたのは、1960(昭和35)年のことです。
 小田原城の復興は市民の夢でした。城に使用する瓦に名前を書いて寄附する「天守閣復興瓦一枚運動」には、市内のほとんどの世帯が参加。2万1,366枚もの瓦が寄せられました。
 あれから半世紀以上の月日が流れ、初めての大改修を終えた小田原城が、いよいよお目見え。
 これからも、市民や観光客に愛され続けるため、天守閣内は全く新しい空間に生まれ変わりました。

280年間も江戸を守った
 小田原城は、江戸時代には徳川家の信任が厚い譜代大名が置かれるなど、約280年にわたり、江戸の西の守りを固める重要な役割を担いました。
 江戸時代、地震のたびに天守が修復されたことが、小田原城の重要性を物語っています。

全国で7位!けっこう高い小田原城
 石垣を含めない天守閣の高さは、27.2メートル。同じ条件で比べると、現存する城の中で、全国で7番めに高い天守閣です。
 ちなみに、最も高い天守閣は、大阪城の51.5メートル。あの国宝・世界遺産の姫路城との差も約4メートルです。小田原城も、かなり立派な天守閣なのです。

ここが見どころ!  新・小田原城
(1) 摩利支天像安置空間
 江戸時代、天守最上階に安置されていた「摩利支天像」(表紙参照)。今回のリニューアルでは、安置空間の一部も再現します。
 再現に当たっては、かつての小田原藩有林(辻村山林)などから木材の寄附を受けるとともに、小田原産材の特徴をよく知る小田原の木工職人が施工しました。
 樹齢約300年といわれる杉の木を使った、直径一尺五寸(約45センチ)の「将軍柱」と呼ばれた中心柱は圧巻です。
 「摩利支天像」と小田原産材、職人の技の競演をお楽しみください。

(2) 伝・氏規所用腹巻
 伊豆韮山城主などを務めた、北条氏4代目当主・氏政の弟、氏規。今回のリニューアルでおひろめされるのが、氏規が使ったとされる腹巻です。氏規の子孫が藩主を務めた狭山藩北条家に伝来したもので、リニューアルに際し、小田原で展示することになりました。様式や素材などから、戦国時代に作られたものとされます。
 小田原では初公開となる、北条氏ゆかりの品々をお楽しみください。

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#02 平成28年度 当初予算の概要
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【問】財政課 電話 0465-33-1312
webID P19887

平成28年度当初予算が、市議会3月定例会で可決されました。
予算の概要と市が取り組む主な事業を紹介します。

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事業の精査、優先順位づけを徹底し、「まち・ひと・しごと創生総合戦略」の推進を図る
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 平成28年度は、第5次総合計画「おだわらTRYプラン」の前期基本計画の最終年度であり、さらに27年度に策定した「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づく取り組みに、本格的に着手する年です。
 市民生活の基盤に係るサービスを維持しながら、市が抱える諸課題の解決に向け、完成に近づきつつある事業の成果を確実なものにするための予算や、人口減少・少子高齢化の諸問題を解決するための予算を配分するとともに、優先順位づけや事務事業の見直し、歳入の確保により健全財政の維持に努めています。

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一般会計の内訳
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歳入 総額 639億円

自主財源 計398億8,900万円(62.4パーセント)
市税 327億900万円(51.2パーセント)
繰入金 22億3,900万円(3.5パーセント)
諸収入 17億2,100万円(2.7パーセント)
使用料及び手数料 17億700万円(2.6パーセント)
その他 15億1,300万円(2.4パーセント)

依存財源 計240億1,100万円(37.6パーセント)
国庫支出金 105億2,700万円(16.5パーセント)
市債 42億5,900万円(6.7パーセント)
県支出金 40億6,000万円(6.3パーセント)
地方消費税交付金 33億5,000万円(5.3パーセント)
その他 9億8,500万円(1.5パーセント)
地方交付税 8億3,000万円(1.3パーセント)

市税は、7億100万円の増額。また、スポーツ振興・教育環境改善基金から約8億8,500万円を繰り入れ、学校施設の改修やオリンピック・パラリンピックを契機とした活性化事業などに活用。

歳出
性質別 総額 639億円
義務的経費 317億5,100万円(49.7パーセント)
扶助費 172億800万円(26.9パーセント)
人件費 97億5,900万円(15.3パーセント)
公債費 47億8,400万円(7.5パーセント)
物件費 99億5,900万円(15.6パーセント)
繰出金 93億2,100万円(14.6パーセント)
補助費等 59億4,000万円(9.3パーセント)
投資的経費 59億100万円(9.2パーセント)
その他 7億9,900万円(1.2パーセント)
維持補修費 2億2,900万円(0.4パーセント)

義務的経費は、扶助費が増加したことなどにより、約4億9,000万円の増額。繰出金は、国民健康保険事業や介護保険事業が増加した一方、下水道事業の企業会計化に伴い繰出金から補助費等に移ったため、約13億6,100万円の減額。

目的別 総額 639億円
民生費 267億600万円(41.8パーセント)
総務費 76億6,400万円(12.0パーセント)
衛生費 68億1,000万円(10.7パーセント)
教育費 65億1,700万円(10.2パーセント)
土木費 63億5,200万円(9.9パーセント)
公債費 47億8,400万円(7.5パーセント)
消防費 24億9,900万円(3.9パーセント)
商工費 9億7,300万円(1.5パーセント)
農林水産業費 9億3,500万円(1.5パーセント)
議会費・労働費・予備費 6億6,000万円(1.0パーセント)

教育費は、けやきの耐震改修工事などにより、約15億4,400万円の増額。民生費が約11億4,800万円増額となる一方、土木費は、お城通り地区の駐車場施設ゾーン整備終了などに伴い、約10億7,600万円の減額。

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債務額・財政調整基金
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市全体の債務額
市債残高/土地・建物取得にかかる債務残高/市全体の債務額
H15年度 1,390/159/1,549億円
H16年度 1,368/154/1,522億円
H17年度 1,352/140/1,492億円
H18年度 1,314/153/1,467億円
H19年度 1,271/221/1,492億円
H20年度 1,226/154/1,380億円
H21年度 1,200/146/1,346億円
H22年度 1,154/137/1,291億円
H23年度 1,118/135/1,253億円
H24年度 1,099/121/1,220億円
H25年度 1,087/103/1,190億円
H26年度 1,095/84/1,179億円
H27年度 1,098/66/1,164億円
H28年度 1,085/87/1,172億円

財政調整基金残高
H15年度 18.7億円
H16年度 16.7億円
H17年度 11.7億円
H18年度 11.8億円
H19年度 15.1億円
H20年度 15.4億円
H21年度 19.3億円
H22年度 21.3億円
H23年度 26.3億円
H24年度 30.3億円
H25年度 37.2億円
H26年度 46.2億円
H27年度 55.9億円

平成28年度末時点での実質的な債務総額は約1,172億円となり、平成15年度末の時点と比べ、約25パーセント減少しています。一方で、財政調整基金は平成17年度から増加し続け、約56億円となりました。

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◎ 全会計の当初予算額
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会計名/当初予算額/対前年度伸率/事業内容
一般会計/639億円/1.3パーセント/福祉や教育、まちづくりなど、市の基本的な行政事務を行います。

特別会計
会計名/当初予算額/対前年度伸率/事業内容
競輪事業/157億6,000万円/18.2パーセント/公営競技の競輪事業を実施します。
天守閣事業/5億8,400万円/-20.1パーセント/小田原城天守閣の維持管理や特別展を実施し、観光客の誘致に努めます。
国民健康保険事業/253億2,000万円/-0.2パーセント/国民健康保険料と公費をもとに、国民健康保険制度を運営します。
国民健康保険診療施設事業/3,000万円/-11.8パーセント/片浦診療所を運営します。
公設地方卸売市場事業/1億3,600万円/2.3パーセント/青果卸売市場と水産卸売市場を運営します。
介護保険事業/150億1,900万円/3.7パーセント/介護保険料と公費をもとに、介護保険制度を運営します。
後期高齢者医療事業/41億900万円/3.5パーセント/原則75歳以上の高齢者に、医療給付を行います。
公共用地先行取得事業/2,700万円/-18.2パーセント/お城通り地区、文化・生涯学習施設の事業用地を先行取得します。
広域消防事業/41億1,000万円/-1.2パーセント/2市5町の消防広域化により、救急救命体制の充実・強化に努めます。
地下街事業/3億2,000万円/-7.8パーセント/小田原地下街「ハルネ小田原」を運営します。
特別会計 計/654億1,500万円/-8.9パーセント

企業会計
会計名/当初予算額/対前年度伸率/事業内容
水道事業/51億7,367万3,000円/-0.1パーセント/水道施設の計画的な維持更新を進め、安全・安心な水道水を安定供給します。
病院事業/136億5,775万円/4.7パーセント/県西地区の基幹病院である小田原市立病院を運営します。
下水道事業/121億1,275万6,000円/皆増/下水道施設の維持管理や新規整備により、生活環境の維持向上に努めます。
企業会計 計/309億4,417万9,000円/69.8パーセント

会計名/当初予算額/対前年度伸率
全会計の予算総額/1,602億5,917万9,000円/4.7パーセント

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下水道事業が企業会計に
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【問】下水道総務課 電話 0465-33-1613

4月から下水道事業が、企業会計方式で経理を行う公営企業会計に移行しました。
経営成績や財政状態、施設の老朽化などを的確に把握できるようになり、中長期的な経営計画や更新計画が策定しやすくなります。
今後も、持続的かつ安定的な下水道事業の運営を目指します。

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平成28年度 主な事業の当初予算 ※1万円未満を切り捨てて表記しています。
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[1]いのちを大切にする小田原
   【福祉・医療】
   コミュニケーション支援事業(手話奉仕員養成講座開催費)・・・32万円
   産婦人科医療施設整備費補助事業・・・7,040万円
   地域包括ケア推進事業・・・1,703万円
  【暮らしと防災・防犯】
   空家等対策事業・・・1,103万円
   河川改修事業・・・4,500万円
   救急救命士育成事業・・・996万円
  【子育て・教育】
   小児医療費助成事業(対象年齢中学校3年生まで拡大・所得制限就学前まで撤廃)・・・3,621万円
   民間保育所等施設整備補助事業(小規模保育設置促進事業費補助金)・・・1,588万円
   学校・幼稚園施設維持管理事業(トイレ改修・空調設備設置等)・・・2億9,335万円
   放課後児童健全育成事業(全クラブ室への空調設備設置)・・・1,587万円
[2]希望と活力あふれる小田原
   【地域経済】
   若年者雇用支援事業(若年者UIJターン促進事業費、若年者雇用マッチング支援事業)・・・106万円
   木育推進事業(わたしの木づかいパイロット事業費)・・・111万円
   小田原城天守閣リニューアルオープン記念事業・・・300万円
  【歴史・文化】
   本丸・二の丸整備事業(御用米曲輪整備・住吉橋保存修理事業費等)・・・7,739万円
   生涯学習センター本館耐震補強事業・・・6億4,957万円
   城山陸上競技場リニューアル事業・・・7億867万円
[3]豊かな生活基盤のある小田原
  【自然環境】
   地球温暖化対策推進事業費補助金(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)・・・30万円
   斎場整備事業・・・1億9,158万円
   ごみ収集運搬事業(トレー・プラスチック製容器類収集回数の増)
  【都市基盤】
   幹線道路整備事業・・・2億3,999万円
   お城通り地区再開発事業・・・5億2,841万円
   上水道管路等整備事業・・・13億2,348万円
   汚水管渠整備事業・・・12億3,485万円
[4]市民が主役の小田原
  【市民自治・地域経営】
   都市セールス事業・・・1,094万円
   プロダクティブ・エイジング推進事業・・・127万円
   総合計画策定事業・・・459万円
    東京オリンピック・パラリンピック等関連事業・・・669万円

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「市民の力で未来を拓く希望のまち」を実現するために
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【福祉・医療】
手話奉仕員の養成講座を実施し、意思疎通支援に関わる人材を発掘、養成します。
【暮らしと防災・防犯】
増加する救急搬送件数に対応するため、計画的に救急救命士を育成するとともに、教育訓練などを実施します。
【子育て・教育】
「スポーツ振興・教育環境改善基金」を活用して、学校のトイレの洋式化や空調設備設置の他、防水改修工事などを行います。
【地域経済】
森林教育・木育の充実を目指し、地域性など特色ある木製品を一部の小学校に試験的に導入します。
【歴史・文化】
ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックの開催を控え、幅広い層の市民に親しまれ、多くの人々に利用される、市のスポーツ振興を後押しする場となるよう、城山陸上競技場を改修します。
【自然環境】
施設の老朽化や今後の火葬件数の増加に対応するため、施設整備から維持管理運営までを一括発注するPFI手法で新斎場を整備します。
【都市基盤】
お城通り地区の広域交流施設ゾーン整備に向け、事業者の選定を行うとともに、緑化歩道の整備を着実に進めます。
【市民自治・地域経営】
幅広く、市民の声を聞きながら、第5次総合計画「おだわらTRYプラン」の後期基本計画の策定作業を進めます。

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平成27年度3月補正に予算を前倒しした事業
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地方創生を進めるため、先駆性のある事業に早期に取り組むことができるよう、一部の事業の予算を前倒ししました。

・観光推進体制の強化と消費を誘発する観光の仕組みづくり・・・5,900万円
・創業するなら小田原!「創業支援×遊休不動産活用」・・・2,500万円
・「忍者」のマーケティング・セールス事業・・・500万円
・未病の戦略的エリア「未病いやしの里」構築事業・・・100万円

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#03 STOP! 放置自転車
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【問】地域安全課 電話 0465-33-1396

「困ります! 自転車置きざり 知らんぷり」
放置自転車等移動保管料を改定
市では、「小田原市自転車等の放置防止に関する条例」に基づき、公道や公共の場所に7日以上放置された自転車・原動機付自転車、「自転車等放置禁止区域」に放置された自転車・原動機付自転車を移動し、「東町自転車等保管場所」で保管しています。
放置に対する抑制効果を高めるため、7月1日金曜日から、放置自転車等移動保管料を改定します。

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5月は「自転車マナーアップ月間」です!
自転車の交通ルールやマナーを守り、交通事故をなくしましょう。
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これまでの4倍に!
放置自転車等移動保管料
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7月1日金曜日以降の引き取り分から、移動保管料を改定します。

自転車 ・・・・・・・  500円 → 2,000円
原動機付自転車 ・・・ 1,000円 → 4,000円

絶対に放置しない
 利用者がその場から離れ、すぐに動かせない自転車を「放置自転車」といいます。買い物などで道路や歩道に短時間止めた自転車も、放置自転車です。
 放置自転車は、車や歩行者の通行の妨げになり、交通事故につながる可能性があります。特に、障がい者にとっては、危険な障害物です。また、消防車や救急車などの緊急車両の通行を妨げれば、大切な命を失うことになる場合も考えられます。
 一人一人が思いやりの心を持ち、放置自転車をなくしましょう。

移動した自転車などは、市が保管
 移動した放置自転車や原動機付自転車は、「東町自転車等保管場所」で60日間保管。保管している間に所有者が分かったものについては、所有者に「引取通知書」を送付します。

東町自転車等保管場所
住所 東町5-3-55
営業時間 月~土曜日 正午~午後6時
     ※祝日、12月29日~1月3日は休み
引き取りに必要なもの
・放置自転車等移動保管料
・自転車などの鍵
・身分証明書
・印鑑
・(お持ちの人は)引取通知書

「引取通知書」が届いたら、必ず引き取りに来てください!
 昨年度1年間で移動、保管した放置自転車・原動機付自転車は、2,052台です。
 近年、引取通知書を受け取っても引き取りに来ない所有者が増えています。
 引き取り手のない自転車や原動機付自転車は、リサイクル、海外への供与、廃棄処分のいずれかの方法で処理していますが、保管するにも、処分するにも、費用がかかります。
 自転車などはあなたの大切な財産です。所有者として責任を持ち、必ず引き取りに来てください。

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#04 身近で相談できる 民生委員・児童委員
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【問】福祉政策課 電話 0465-33-1863

広げよう 地域に根ざした 思いやり
民生委員・児童委員は、生活の悩み、子育てや介護の不安、近所の人の心配事などの相談をお受けします。
守秘義務があるので、プライバシーは守られます。安心して相談してください。

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民生委員・児童委員とは
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 厚生労働大臣から3年の任期で委嘱を受ける民生委員・児童委員。少子高齢化が進み、地域のつながりが薄れる中で、悩みや不安がある人の相談を受け、見守りなどが必要な人を支援しています。
 市内には現在、332人の民生委員がいて、そのうち52人は主任児童委員も務めています。今年は民生委員の一斉改選の年。12月1日に、新たな民生委員が決まります。

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認知症サポーターとしても
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 地域での見守り活動や声かけ運動、住民と行政や地域包括支援センターなど専門家とのパイプ役、子育て世帯や子どもへの支援など。民生委員・児童委員は、幅広い活動をしています。
 高齢化が進む中、昨年度は研修会に「認知症サポーター研修」を取り入れ、参加した民生委員全員が「認知症サポーター」になりました。地域の認知症の人への対応も心掛けています。

住んでいる地域の、民生委員・児童委員をご存じですか?
 地域の民生委員・児童委員の連絡先が分からない場合は、福祉政策課までお問い合わせください。

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地域の「目」として活動
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小田原市民生委員児童委員協議会会長 市川昭維子さん
 私たち民生委員・児童委員は、皆さんが最も身近に相談できる立場であり、また、行政や各関係機関とのパイプ役です。高齢者の孤独死・孤立死や、子どもへの虐待やいじめを防ぐために、地域の「目」として見守り、皆さんとの絆づくりに努めています。
 自分自身のことや身近な人のことで、迷うことや悩むことがあれば、気軽に声をかけてください。相談をお待ちしています。
 また、民生委員制度は、来年平成29年で100年めを迎えます。永年、受け継がれてきたボランティア精神を次の世代にも引き継ぎ、今後も、地域福祉に貢献していきたいと考えています。

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#05 おだわら情報
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納税通知書の発送
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固定資産税・都市計画税
5月2日月曜日発送予定
【問】資産税課 電話 0465-33-1361

 固定資産税は、毎年1月1日現在の固定資産(土地・家屋・償却資産)の所有者に課税されます。市税収入の約半分を占め、市民サービスの提供や公共事業の財源になります。
納付 固定資産税の納期は、4期に分かれています。第1期分は、5月31日火曜日までに、市役所や指定の金融機関、コンビニエンスストアで納付してください。
   ※納税通知書には、4期分の納付書を同封しますので、納期限をよく確認してください。
   ※口座振替用と共有者用の納税通知書には、納付書を同封していません。
   ※各期の税額が30万円を超える場合は、コンビニエンスストアでは納付できません。

webID P20272

軽自動車税
5月10日火曜日発送予定
【問】市税総務課 電話 0465-33-1343

 軽自動車税は、毎年4月1日現在の軽自動車、原動機付自転車、二輪の小型自動車、小型特殊自動車の所有(使用)者に課税されます。
納付 軽自動車税の納期限は、5月31日火曜日です。納期限までに、市役所や指定の金融機関、コンビニエンスストアで納付してください。
減免 身体障害者手帳などを交付されている人などが、日常生活のために軽自動車を使用する場合や、社会福祉法人などが福祉サービス利用者のために軽自動車を使用する場合、申請により税の減免を受けられることがあります。詳しくは、市税総務課にお問い合わせください。

税率改正
 平成28年度分から、原動機付自転車などの二輪車と小型特殊自動車は、税率が引き上げられました。
 三輪以上の軽自動車は、環境配慮型税制を進めるため、電気自動車などを除いて、新車登録から13年を経過した車両の平成28年度以降の税率が上がりました。
 また、平成27年度中に新車登録した一定の排出ガス基準・燃費性能を満たす車両の平成28年度分の税率は、その達成度に応じて軽減されます。

webID P20242

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県の酒匂川流域下水道へ編入
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【問】下水道整備課 電話 0465-34-8145

 これまで「寿町終末処理場」で行ってきた小田原駅周辺を含む地域の汚水処理は、4月1日から県の「酒匂川流域下水道左岸処理場」で行われています。
 これにより「寿町終末処理場」の汚水処理機能は廃止となりました。
 なお、「寿町ふれあい広場」は、引き続き利用できます。

webID P20119

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都市計画案の縦覧
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【問】小田原市都市計画課 電話 0465-33-1571
   神奈川県都市計画課 電話 045-210-6175

 県が取りまとめた線引き見直し(市街化区域と市街化調整区域に区分するなど)に係る都市計画案と、関連案件として市が決定・変更する都市計画案を縦覧します。
 この案に対し意見のある人は、期間内に意見書を提出することができます。
期間 5月13日金曜日~27日金曜日 ※土・日曜日を除く。
時間 午前8時30分~午後5時15分
場所 市役所6階都市計画課、県庁新庁舎12階都市計画課
対象者 市民、利害関係者
提出 縦覧場所にある所定の様式に意見を書き、市都市計画課、または県都市計画課へ、直接か郵送で。
   ※なお、県では県の決定案件のみ縦覧・受け付けとなるので、詳細は確認してください。
   〒250-8555 小田原市荻窪300 都市計画課
   〒231-8588 横浜市中区日本大通1 都市計画課

webID P20209

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提案型協働事業と市民活動応援補助金交付事業
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【問】地域政策課 電話 0465-33-1458

提案型協働事業
 行政と市民活動団体がそれぞれの特性や資源を生かし、地域課題の解決や新たな市民サービスの創出を目指す制度。行政から市民活動団体へ企画を提案する「行政提案型協働事業」と、市民活動団体が企画を提案する「市民提案型協働事業」があります。

 現在、平成29年度に実施する「市民提案型協働事業」の企画提案を募集しています。

webID P20046

市民活動応援補助金
 市民活動の活性化と市民活動団体の自立を図り、市民主体のまちづくりを促進するための補助金です。

webID P03305

行政提案型2事業、市民提案型5事業が決定
行政提案型協働事業
事業名/団体名/事業概要
耐震化推奨訪問事業/いえ守りの会/・建築士の有資格者が行う旧耐震基準木造住宅の戸別訪問による簡易耐震診断などの啓発活動
野良猫対策事業/NPO法人おだわらねこ/・猫の適正飼養に関する啓発活動
野良猫対策事業/NPO法人おだわらねこ/・野良猫の去勢、不妊手術

市民提案型協働事業
事業名/団体名/事業概要
駅からガイド事業/NPO法人小田原ガイド協会/・小田原駅から小田原城に至る市街地の名所、旧跡について観光案内
駅からガイド事業/NPO法人小田原ガイド協会/・ガイド養成のための研修会を実施
市民と共に創る障がい者地域交流活動プラザ事業/NPO法人サポートKAZE/・講座、パソコン教室などを通じた障がい者との交流事業の実施
市民と共に創る障がい者地域交流活動プラザ事業/NPO法人サポートKAZE/・難病支援、ノーマライゼーション啓発フォーラムの開催
市民と共に創る障がい者地域交流活動プラザ事業/NPO法人サポートKAZE/・訪問支援および地域交流への参加支援
プレイパーク事業/pp@seisho/・プレイパークの開催とプレイパークや遊びなどの理解を深めるための学習会
プレイパーク事業/pp@seisho/・プレイリーダーの養成
小田原グリーンプロジェクト事業/下府中コミュニティShin2/・校庭や園庭の芝生化、管理
小田原グリーンプロジェクト事業/下府中コミュニティShin2/・芝生化の効果の調査研究
安全安心コミュニティ事業/NPO法人日本犯罪防止事業団神奈川県本部小田原支部/・地域安全安心コミュニティ講習会の実施

9件が市民活動応援補助金交付事業に決定
〈スタートアップコース〉(上限10万円)
事業名/団体名/交付額
タグラグビーを通じた子どもの健全育成とスポーツ振興/小田原タグクラブ/10万円
SNOAみかん農園プロジェクト/シニアネットワークおだわら&あしがら/10万円
ODAWARAワークショップ/ODAWARAワークショップ実行委員会/10万円
ボランティアが扱う刈払機の安全知識と技術習得の普及と地域環境保全への貢献事業/NPO法人小田原食とみどり/10万円
スポーツを支える/下府中コミュニティShin2/10万円

〈ステップアップコース プランA〉(事業費の70パーセント 上限20万円)
事業名/団体名/交付額
Art Now 2016/小田原文化芸術協会/20万円
書道指導者育成による書道の普及事業・社会貢献事業/書道指導者育成協会/20万円
小田原子育て支援ポータルサイト「ぴんたっこ」スマートフォン向けWEBサイト新規構築事業/小田原子育て支援ポータルサイト「ぴんたっこ」運営協議会/20万円

〈ステップアップコース プランB〉(事業費の50パーセント 上限30万円)
事業名/団体名/交付額
トムソーヤになろう(自然体験による人間再生)/NPO法人命を大切にする小田原を創る会/30万円

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活動をつなげる
「おだわら環境志民ネットワーク」設立
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【問】環境政策課 電話 0465-33-1472

 市内には、美しく豊かな自然を守り育てようと、積極的に取り組む人が多くいます。これまで、別々に活動してきた環境団体や個人、地域などを結びつけるための新しい組織として、「おだわら環境志民ネットワーク」が、3月28日に設立されました。活動の連携や相互支援とともに、このネットワークならではの象徴的な協働事業にも取り組んでいきます。

13団体と6個人で構成
小田原市環境ボランティア協会/和留沢わくワーク村実行委員会/ブリの森づくりプロジェクト/小田原山盛の会/小田原森のなかま/日本野鳥の会・サシバプロジェクトチーム/美しい久野里地里山協議会/金次郎のふる里を守る会/曽我山応援隊/めだかサポーターの会/株式会社T-FORESTRY/有限会社小田原植木/FM小田原株式会社

webID P20073

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小児医療費助成を拡充
就学前の所得制限を廃止
中学校卒業まで拡大
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【問】子育て政策課 電話 0465-33-1453

 子どもが病気やけがなどで医療機関にかかったときに、保険診療で支払う医療費の自己負担を市が負担する「小児医療費助成事業」。現在1歳以上の子どもに対する助成に所得制限を設けていますが、6月診療分から就学前の子どもに対する助成の所得制限を廃止します。
 また、現在小学6年生までの通院時の医療費助成は、10月診療分から中学3年生までに拡大します。

医療証の申請方法
(1)6月から対象 就学前の子ども
 申請書 4月に郵送。必要事項を記入し、子どもの保険証の写しとともに市子育て政策課に返送。
 返送締め切り 5月6日金曜日
 医療証発送 5月下旬に郵送予定。
 ※医療証が届かなかったとき
  6月以降、医療機関にかかるときまでに医療証が届かなかった場合は、領収書を保管し、後日、子育て政策課、またはタウンセンター住民窓口、支所・連絡所で払い戻しの申請をしてください。

webID P20111

(2)10月から対象 中学生
 申請書 7月下旬以降に郵送予定。必要事項を記入し、子どもの保険証の写しとともに市子育て政策課に返送。
 返送締め切り 8月31日水曜日
 医療証発送 所得審査後、9月下旬に郵送予定。

webID P20112

所得制限
 小学1年生以上の助成には、所得制限があります。
基準とする扶養人数と所得制限額(年収の目安)
0人 532万円(733万3,000円)
1人 570万円(775万6,000円)
2人 608万円(817万8,000円)
3人 646万円(860万円)

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観光や留学では味わえない経験を
国際交流事業の参加者募集
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【問】文化政策課 電話 0465-33-1703

 市では、海外姉妹都市であるアメリカ合衆国・チュラビスタ市との「海外姉妹都市青年交流事業」と、友好都市であるオーストラリア・マンリー市との「ときめき国際学校」を行っています。どちらの事業も相手都市の参加者とペアを組み、お互いの家で約1か月間ホームステイします。

webID P03820

1 海外姉妹都市青年交流事業
姉妹都市提携35周年のチュラビスタ市へ
対象 市内在住・在学・在勤、または市内高等学校卒の18~28歳の人(昭和63年4月2日~平成10年4月1日生まれ)
募集人数 4人
国内交流 7月29日金曜日~8月8日月曜日
海外交流 8月8日月曜日~22日月曜日
負担額 12万円

2 ときめき国際学校
友好都市マンリー市へ
対象 市内在住の中学1~高校3年生
募集人数 25人
国内交流 7月7日木曜日~17日日曜日
海外交流 7月21日木曜日~8月2日火曜日
負担額 14万5,000円

3 ホストファミリー・市民スタッフ
 ホームステイの受け入れや、通訳などで協力いただける人を募集します。

1~3共通
募集締め切り 5月13日金曜日
募集要項・申込書 文化政策課や公共施設にあります。市ホームページからダウンロードもできます。

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#06 〈連載〉あふれる 魅力 ハルネ情報 5月/〈連載〉キラリ 若人
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小田原産たまねぎPRイベント
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主催・問 ・JAかながわ西湘農産物直売所 朝ドレファ~ミ ハルネ店 電話 0465-23-3100
     ・農政課 電話 0465-33-1494
日時 5月14日土曜日午前10時~午後2時
内容 たまねぎの即売会(袋詰め放題など)

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ねェ知ってる? 城下町小田原
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主催・問 ガールスカウト神奈川県連盟西湘地区 電話 0465-43-2134(吉川)
日時 5月22日日曜日午前10時~午後3時
内容 ・からくりパズルってなぁに?
 ・町名のなぞを解け!
 ・観光ボランティアに挑戦(先着30人申込みは電話で)

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ヤマハ アコースティックライブ&特別体験会
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主催・問 大村楽器リベルテセンター 電話 0465-22-7135
日時 5月24日火曜日午後1時~4時30分
演奏者 ギター:武田慎一・小沢雅樹
    パーカッション:早川眞 
    バイオリン:臼井玲奈
曲目 フラガール、情熱大陸など

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壁からとび出した壁屋総本舗~壁屋まつり~
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主催・問 壁屋総本舗 電話 080-3124-2019(安藤)
日時 5月28日土曜日・29日日曜日午前11時~午後5時
内容 壁屋総本舗の出品者による展示・販売

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ハルネギャラリー
展示予定
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小田原城天守閣リニューアルオープン記念
小田原城のあゆみ(総集編)…~6月21日火曜日

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駐車サービス開始!
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ハルネ小田原の当日分のお買い上げレシート3,000円以上(税込み、合算可)と、小田原駅東口駐車場などの駐車券を街かど案内所で提示すると、駐車サービス券(1時間券)を進呈。

webトップページ 小田原地下街「ハルネ小田原」ホームページ http://www.harune-odawara.com/

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土砂災害から身を守るために
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城山中学校卒 鈴木日向子さん

平成27年度土砂災害防止に関する絵画・作文
作文(中学生)の部 優秀賞(国土交通省事務次官賞)

 土砂災害とその防止について理解・関心を深めてもらうため、国土交通省が小・中学生を対象に募集している「土砂災害防止に関する絵画・作文」。「作文(中学生)の部」に応募された489点の中から、鈴木日向子さんの作文が優秀賞を受賞しました。
 小学6年生のときに見た土砂災害で崩壊する道路の映像や、祖父が持っている本にあった関東大震災で海岸に押し出された電車の写真が忘れられなかった鈴木さん。写真に関する祖父の話や、本に書かれた「天災は忘れたころにやってくる」という言葉も印象に残り、土砂災害への備えについて考えました。
 作文には、「雨が降り出したら、土砂災害警戒情報に注意する」「土砂災害警戒情報が発表されたら、早めに避難する」など、土砂災害から身を守るための手段を書きました。
 「私が住む地域は、土砂災害警戒区域に指定されています。災害が起こったときは、冷静でいることが大切です。私は家族を思い出すと冷静になれるので、防災グッズに家族の写真を入れ、すぐ持ち出せるようにします」
 土砂災害と向き合う鈴木さんの姿勢から、災害への備えについて改めて考えさせられます。

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#07 〈連載〉知りたい! 広めたい! 地域自慢[13]
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みんなが「知りたい!」「広めたい!」地域の自慢を紹介します。

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曽我地区
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市の北東部に位置する曽我地区。
曽我山にかけての斜面では、梅やみかんが盛んに栽培されています。
中心部には田園地帯が広がり、自然に恵まれた地域です。

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人のつながりが強い
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 曽我地区は、昔から地域住民のつながりが大変強く、体育祭、防災訓練、敬老会、祭礼などの地域行事には、老若男女を問わず多くの人が参加し、にぎわっています。
 9月の「宗我神社例祭」では、子どもが祭り囃子を奏でる中、山車が中河原、上曽我を巡り、下曽我地区の山車と一緒に神社に並びます。そのようすは、壮観です。
 また、地区社会福祉協議会が主催する「敬老会」では、曽我小学校の体育館に多くの高齢者が集まります。皆に楽しく過ごしてもらうため、子どもからのお祝いの言葉、祭り囃子の演奏など、多くの人の協力で盛大に開催されます。

上曽我祭囃子保存会 会長 星野和夫さん
 「上曽我祭囃子保存会」は、宗我神社例祭や敬老会などの地域行事で演奏しています。また、福祉施設に出向いて、演奏を披露することもあります。
 以前は行事の前だけ行っていた練習を、最近は毎月するようになりました。30~40歳代の若い人が頑張ってくれて、多いときは、小学生から大人まで30人以上が参加しています。
 子どもを通じて活動を理解してもらえ、知り合った人が挨拶する関係になってくれることが、一つのやりがいです。
 中学生になると部活動などで参加できなくなる子どもが増えるため、後継者を育てていくことが今後の課題です。保存会がこの先もずっと続くよう、応援してほしいと思います。

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梅と歴史のまち
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 地区内には、曽我梅林の一つである「中河原梅林」があります。毎年2月の「梅まつり」期間は多くの人でにぎわい、満開の梅と富士山の共演を楽しんでいます。
 1,000年以上前の曽我地区には、足柄峠から国府津へ向かう旧東海道があり、その当時から集落があったとされています。鎌倉時代の歴史書『吾妻鏡』や、『曽我物語』にも「曽我」という地名が出てくる、長い歴史を持った地域です。
 また、上曽我にある三嶋神社の近くには、江戸時代の僧侶・風外慧薫が座禅を組んだり、墨絵を書いたとされる「風外窟」という洞窟があります。

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#08 〈連載〉健康だより Vol.1
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延ばせ健康寿命
脳血管疾患死亡率が高い小田原市。
あなたやあなたの家族を守るのは、暮らしの中のちょっとした心掛けです。
ここでは、今日から生かせる予防法など、お役立ち情報をお届けします。

【問】健康づくり課 電話 0465-47-0820

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第1通 
「脳血管疾患って何だろう」
(協力:小田原医師会)
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脳血管疾患とは
 脳動脈の異常が原因で起こる病気の総称。脳の血管が詰まる「脳梗塞」や脳の血管が破れて出血する「脳出血」「くも膜下出血」などがあります。
 また、脳血管疾患は後遺症が残り、介護が必要になることが多く、寝たきりの原因の1位です。

県内で最も高い死亡率
 市の脳血管疾患による死亡率は、過去16年間で、県内19市中ワースト1位が10回と高い状態です。
 その原因として、塩分摂取量が多く、高血圧の人が多いことなどが挙げられます。不健康な生活習慣や高血圧は、脳の血管を硬くさせ、脳血管疾患につながります。
 市では、医師による講演会や実習を含む栄養教室など、地域ぐるみで脳血管疾患予防を進めています。

神奈川県内19市
脳血管疾患死亡率(平成26年)

国、県および県内各市/脳血管疾患死亡人数(人口10万人対)
三浦市/113.7人
逗子市/105.7人
鎌倉市/104.9人
横須賀市/101.7人
小田原市/100.4人
南足柄市/99.2人
全国/91.1人
伊勢原市/87.1人
平塚市/75.8人
厚木市/71.9人
綾瀬市/71.4人
秦野市/69.3人
神奈川県/68.9人
相模原市/67.2人
横浜市/63.8人
藤沢市/62.2人
茅ヶ崎市/61.7人
座間市/60.5人
川崎市/60.4人
大和市/54.6人
海老名市/48.0人

健康習慣を身につけよう
 脳血管疾患を予防するため、生活習慣を見直し、家庭で血圧を測りましょう。血圧が135/85ミリメートルエイチジー以上の場合、医療機関を受診してください。また、定期的な健診も、予防や早期発見につながります。

生活習慣の見直し方
・塩分が多いものやコレステロールが高いものを控え、野菜を食べる
・太りすぎに注意する
・禁煙する
・アルコールを控えめにする
・適度な運動をする など

こんな症状が現れたら
 「手足のまひ」「ろれつが回らない」「視野が半分になる」「めまいや頭痛がひどい」などの症状が出たときは、すぐに救急車を呼びましょう。

脳卒中週間パネル展示
 5月25日水曜日~31日火曜日は「脳卒中週間」です。この週間に合わせ、「脳卒中週間パネル展示」を行います。
日時 5月23日月曜日~27日金曜日午前9時~午後5時
場所 市役所2階 市民ロビー

この連載では、脳血管疾患予防に関することなどを、関係団体や市民の声を交えて掲載。来月号からは、健康レシピや手軽に取り組める運動など、役に立つ情報を「健康応援コラム」として紹介します。今日の暮らしを少し変えれば、いつまでも、健康に。

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次回は…
「意外?お口の健康と脳血管疾患のつながり」をお届けします。
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小田原のチカラ
新しい小田原をイメージする市のブランドロゴとして、小田原の多様な素材を用いてデザインしています。 

発行:小田原市 〒250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話 0465-33-1300
編集:企画部広報広聴課 電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640 (C)小田原市2016・5
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。
4月1日現在 小田原市の人口 193,580人 79,521世帯(平成27年 国勢調査速報値基準)
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