林 英哲さん(小田原ふるさと大使)

林 英哲(はやし えいてつ)さん

太鼓奏者、作曲・演出家/英哲風雲の会主宰・芸術監督 
広島県出身
『佐渡・鬼太鼓座』『鼓童』で11年間、トップ・プレイヤーとして多くの世界ツアーに出演、作編曲、演出も手がける。
1982年ソロ活動を開始。1984年、オーケストラ曲『交響的変容』で初の和太鼓ソリストとしてカーネギー・ホールにデビューし、国際的に高い評価を得た。2000年にはドイツ・ワルトビューネで和太鼓協奏曲「飛天遊」(作曲:松下功)をベルリン・フィル(指揮:ケント・ナガノ)と共演、2万人を超える聴衆を圧倒させた。その後も日本はもとより全世界で、多数の交響楽団との共演を重ねる。
かつて日本の伝統にはなかった大太鼓ソロ奏法の創造、多種多様な太鼓群を用いた独自奏法の創作など、前例のない太鼓ソリストとして、現在でもジャンルを超えて世界のアーティストと共演しながら、日本から世界に向けて発信する新しい「太鼓音楽」の創造に取り組み、国内外で活躍のフィールドを更に広げている。
1998年からは新たなステージとして、林英哲自身が刺激を受けた芸術家の作品や生き方をテーマに、太鼓ドラマともいうべき劇的舞台作品の創作を始め、コンサートツアーもスタート。
2021年には演奏活動50周年記念公演としてサントリーホールで「絶世の未来へ〜独奏の宴」と題して、東日本大震災から10年、コロナ禍での1年目の節目でも有り、「追悼の祈りと、大祓」を太鼓に込めて、たった一人でソロパフォーマンスを行った。2022年はソロ奏者として40周年を迎える。
外務省・国際交流基金・文化庁などから国際友好・交流年には、日本の太鼓音楽、文化紹介のための大型派遣にも数多く貢献している。近年では2014年文化庁文化交流使任命され、トリニダード・トバゴ、キューバ、北米公演を実施。2018年8月には「日加修好90周年 林英哲with 英哲風雲の会 カナダツアー」で4都市6公演の実施、また10月にはフランス・パリで開催された日仏友好160周年記念・日本博「ジャポニスム2018」の公式公演に出演。
2016年からはヨーロッパ最大級のクラッシック音楽祭「LFJ・ナント」に4年連続出演し好評を得る。
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の依頼により東京2020NIPPON フェスティバル用公式『コンセプト映像』に音楽で参加。公式エンブレムの作者、野老朝雄氏の制作した映像に太鼓のみで作調・演奏。
2020年のNHK大河ドラマ『麒麟がくる』にハリウッドで活躍する作曲家ジョン・グラムの作曲したテーマ曲や劇中音楽にNHK交響楽団(指揮:広上淳一)と共に太鼓のソリストで参加。
創作太鼓のための委嘱作品なども多く作曲、指導。CD、DVD、ビデオ多数。著書に、増補新装版「あしたの太鼓打ちへ」(羽鳥書店)、書き下ろし自伝「太鼓日月〜独走の軌跡」(講談社)、「世界がステージ!国を超えて仕事するということ」(岩波ジュニア新書)、その他雑誌等に原稿掲載多数。
本市とは、「小田原北條太鼓」の立ち上げの際にご尽力いただき、1990年4月から1年間「小田原北條太鼓の会」を指導されました。
これをきっかけに小田原でのイベントにも参加していただけるようになり、2011年9月11日には、小田原城址公園本丸広場にて「太鼓奏者 林 英哲 in 小田原城 秋の陣」に出演していただきました。

経歴

2004年洗足学園音楽大学客員教授(’04年4月〜’15年3月)
2009年筑波大学大学院非常勤講師(’09年4月〜’19年3月)
2004年東京藝術大学演奏芸術センター客員講師(’04年4月〜’15年3月)
2012年小田原市「小田原ふるさと大使」就任(’12年2月〜)
2015年東京藝術大学演奏芸術センター客員教授(’15年4月〜’19年3月)
2019年栃木・益子町「益子大使」就任(’19年12月〜)

主な受賞歴

1997年文化庁主催「芸術選奨文部大臣賞」受賞
(平成8年度/第47 回大衆芸能部門大賞)
2001年日本伝統文化振興賞受賞(日本文化藝術財団主催/第8 回2000年度)
2005年(公財)ソロプチミスト日本財団主催・千嘉代子賞受賞
2013年庄原市市民栄誉賞受賞
2014年文化庁「2014年度文化交流使」任命
2017年第38 回「松尾芸能賞・大賞」受賞
林 英哲(はやし えいてつ)さん

林 英哲(はやし えいてつ)さん

就任記念品を贈呈

寄木細工バチと林英哲さん

寄木細工バチと林英哲さん

林さんといえばもちろん和太鼓。

その力強く、勇壮な姿に魂を揺さぶられます。

 

そこで今回は、和モダンをイメージした寄木細工のバチを記念品として贈呈。

プロモーション用として林さんのイメージを膨らませてくれることでしょう。

寄木細工バチ

寄木細工バチ

この「寄木細工バチ」は、雑木囃子メンバーの清水勇太さんに作成をお願いしたもの。

色のデザインから太さ、形状まで細部にこだわって作成していただきました。

清水さんは、代表作「玉ちゃん」で表参道ヒルズに出展するなど、精力的に活動されています。


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