新・北条五代記

三の丸外郭新堀土塁

三の丸外郭新堀土塁

国指定史跡小田原城跡 

小田原城を本拠とする小田原北条氏は、天正18年(1590年)の豊臣秀吉との小田原合戦を迎えるまでに、堀と土塁で周囲9キロメートルにわたる総構を構築した。
それ以前には、総構えの内側に「新堀」と呼ばれる外郭があった。この場所は、「新堀」と土塁の名残が色濃く残る場所になる。ここは小田原城の西端で一部が総構と重なる位置にある。前方には、豊臣秀吉の陣城である石垣山(一夜城)、細川忠興の陣場である富士山砦(板橋城)を眺望することができる。
江戸時代になると、この場所は「御留山」となり、一般の人の立ち入りが禁止された。明治維新を迎え、閑院宮家の所有を経て、昭和35年(1960)に(財)MRAハウスの所有地となり、平成18年(2006年)までにアジアセンターODAWARAとして活用されていた。平成19年に国指定史跡に指定され、平成20年史跡用地として公有地化した。

識別子 ODA20120684
年代 2012(平成24)年
地域 中央地域
撮影場所 小田原市城山4-13
カテゴリ 文化
産業・観光
自然・環境
関連キーワード 産業・観光史跡小田原城城跡文化財

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