高田浄水場再整備事業について
令和4年7月19日 | 紹介動画を掲載 |
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令和4年11月29日 | 進捗状況写真を掲示(地質調査、試掘調査) |
令和4年12月27日 | SPCの設立について |
令和6年1月16日 | 起工式 |
令和6年3月21日 | 詳細設計の完了について |
令和6年5月18日 | 進捗状況写真を掲示(送水ポンプ棟及び管理膜ろ過棟基礎杭施工) |
令和6年7月22日 | 進捗状況写真を掲示(浄水池基礎杭、仮設工、場内配管切廻し施工) |
令和6年9月9日 | 進捗状況写真を掲示(掘削、2号沈でん池解体施工) |
高田浄水場再整備事業について
高田浄水場は、小田原市水道事業が供給する水道水のうち、約86%を浄水処理している基幹施設です。
昭和44年の供用開始から、高度経済成長期の人口増加に対応するなど、市民生活や地域経済の発展に寄与してきました。
供用開始から53年(令和5年時点)が経過し、近年築造した一部施設を除くほぼ全ての施設において、求められる耐震基準が満たされていません。また、節水機器の普及などから水需要は減少しており、施設の1日の浄水能力80,000m3/日に対して令和2年度の浄水実績は1日最大約59,000m3/日で、今後もその差がさらに大きくなると想定されます。
本事業は、耐震化の早期実現、将来の水需要に対応した施設規模の適正化を目的として、新たな浄水処理方式(膜ろ過方式)を採用し、設計・施工・運転維持管理を一括して発注するDBO(Design Build Operate)方式により実施します。
昭和44年の供用開始から、高度経済成長期の人口増加に対応するなど、市民生活や地域経済の発展に寄与してきました。
供用開始から53年(令和5年時点)が経過し、近年築造した一部施設を除くほぼ全ての施設において、求められる耐震基準が満たされていません。また、節水機器の普及などから水需要は減少しており、施設の1日の浄水能力80,000m3/日に対して令和2年度の浄水実績は1日最大約59,000m3/日で、今後もその差がさらに大きくなると想定されます。
本事業は、耐震化の早期実現、将来の水需要に対応した施設規模の適正化を目的として、新たな浄水処理方式(膜ろ過方式)を採用し、設計・施工・運転維持管理を一括して発注するDBO(Design Build Operate)方式により実施します。
高田浄水場再整備事業の紹介動画
ドローン空撮と3D-CADによる高田浄水場再整備事業の建設工事完了までの様子を動画で紹介しています。
高田浄水場が生まれ変わるまでの様子を45秒でご覧いただけます。
高田浄水場が生まれ変わるまでの様子を45秒でご覧いただけます。
完成予想図
浄水場敷地を北西方向から相模湾を望む鳥瞰図(ちょうかんず)です。
事業予定スケジュール
設計建設業務は、令和4年度から調査設計に着手、令和5年度末から建設工事に着手し、令和9年12月から新施設での浄水開始を目指します。
運転維持管理業務は、第1期として令和5年度から既存の急速ろ過方式の業務を開始し、新施設での浄水開始後を第2期として膜ろ過方式での業務を令和29年度まで実施します。
運転維持管理業務は、第1期として令和5年度から既存の急速ろ過方式の業務を開始し、新施設での浄水開始後を第2期として膜ろ過方式での業務を令和29年度まで実施します。
SPCの設立について
事業者は高田浄水場のほか、配水池や水源地などの場外施設の運転管理や
保守点検、水質管理などの業務を行うSPC※を設立しました。
商号:水とおだわら株式会社
本店:神奈川県小田原市鬼柳172番地9
会社成立の年月日:令和4年12月6日
※SPC(Special Purpose Company)
当該事業を行うためだけに設立する特別目的会社で、25年間という長期の
維持管理期間中の水道供給の継続性を担保するために設立を求めています。
このSPCには事業グループの構成企業(7企業2組合)が出資しています。
保守点検、水質管理などの業務を行うSPC※を設立しました。
商号:水とおだわら株式会社
本店:神奈川県小田原市鬼柳172番地9
会社成立の年月日:令和4年12月6日
※SPC(Special Purpose Company)
当該事業を行うためだけに設立する特別目的会社で、25年間という長期の
維持管理期間中の水道供給の継続性を担保するために設立を求めています。
このSPCには事業グループの構成企業(7企業2組合)が出資しています。
起工式
高田浄水場再整備事業設計建設業務の起工式が令和6年1月16日に執り行われました。
【主催者】
安藤ハザマ・水ingエンジニアリング・横河ソリューションサービス・東京設計事務所・守屋電機・小田原市土木建設協同組合・瀬戸建設 高田浄水場再整備 設計・建設共同企業体
詳細設計について
令和4(2022)年7月から事業者が進めてきた、基本設計及び詳細設計が完了しました。
高田浄水場の概要
- 所在地 :小田原市高田401
- 敷地面積 :54,170.27㎡
- 用途地域 :工業専用地域
- 公称能力 :50,000㎥/日
- 計画一日最大給水量 :44,000㎥/日
- 浄水処理方式 :粉末活性炭+膜ろ過方式
- 整備する主な施設 :着水井、浄水池、濃縮槽、管理膜ろ過棟、送水ポンプ棟(鉄筋コンクリート造/杭基礎)
進捗状況写真
令和4年11月
設計に必要となる資料を収集するため、ボーリングや物理・力学試験などの地質調査を行っています。
左の写真は、新たに建築物を建設する予定の高田運動広場跡地で調査を行っているところです。
左の写真は、新たに建築物を建設する予定の高田運動広場跡地で調査を行っているところです。
高田浄水場内にある既存埋設管や障害物などの位置や深さを確認するため、試掘調査を行っています。
左の写真は、高田浄水場から久野配水池への送水管を調査しているところです。
左の写真は、高田浄水場から久野配水池への送水管を調査しているところです。
令和6年5月
送水ポンプ棟及び管理・膜ろ過棟の基礎杭を施工しているところです。
・杭径φ500~900mm
・SC杭+PHC杭
・L=29~30m
・68本
・杭径φ500~900mm
・SC杭+PHC杭
・L=29~30m
・68本
令和6年7月
浄水池の基礎工事及び仮設工事(土留め)を施工しているところです。
(基礎杭)鋼管杭φ800mm、L=29~31m、45本
(仮設工)鋼矢板4型、控え杭H-350,H-400
(基礎杭)鋼管杭φ800mm、L=29~31m、45本
(仮設工)鋼矢板4型、控え杭H-350,H-400
既設の沈でん池からの流出管に新しい分岐管を接続しているところです。
令和6年9月
新たに建設する管理・膜ろ過棟、送水ポンプ棟及び浄水池の土留め内を掘削し、土砂を場外に搬出しているところです。
既設の2号沈でん池の水を抜いて、躯体を解体しているところです。
関連情報リンク
所在地
この情報に関するお問い合わせ先
上下水道局:水道整備課(小田原市高田401) 施設再整備係
電話番号:0465-41-1225