第7次小田原市総合計画

本市のこれまでの取組を引き継ぎつつ、市民・地域・企業が持つ力を活かすことや、生活に不可欠な土台を地域圏で連携し整えることに政策の力点を転換していくため、「誰もが笑顔で暮らせる、愛すべきふるさと小田原」を新たな将来都市像とする「第7次小田原市総合計画」を策定しました。

本市が実施するすべての分野に及ぶ取り組みを取り扱う計画であるため、簡潔でわかりやすいことが重要と考え、「基本構想」と「実行計画」の2層構造としています。
「基本構想」は、おおむね20年先のまちの姿を展望したうえでまちづくりの理念や将来都市像、まちづくりの目標などを示します。
「実行計画」は、1期4年を基本とする計画期間において重点的に取り組む事業やその目標などを示します。

小田原市基本構想

小田原市のまちづくりの理念を描き、将来都市像とその実現に向けたまちづくりの目標を示しています。
まちづくりの歩みは永続的なものであり、切れ目なく世代を超えてつないでいく視点が必要であることから、小田原市基本構想では目標年次を設定せず、おおむね20年先に次の世代の市民に引き渡すべき望ましいまちの姿を展望しています。

まちづくりの理念

まちづくりの理念
まち自体が持つ力を高めながら「持続可能な地域社会の創造」を目指します。
その歩みを進めるために、小田原に備わる5つの力(「自然の力」、「人の力」、「まちの力」、「産業の力」、「文化の力」)をまちづくりの原動力としながら、「行政の力」を十分に発揮する体制や、市民が主体的に課題解決の取り組みに参画できる仕組みを構築していきます。
さらに、近隣市町等の多様な主体と連携しながら、これらの力を小田原だけでなく相互に補い合い、分かち合っていきます。

まち全体で様々な課題を克服しながら、より豊かなかたちで小田原を次の世代に手渡す実践に取り掛かります。取組を進める中で、市民の暮らしが豊かになるとともに、まちの魅力が向上し、市民のまちへの愛着が深まります。そのような小田原の姿が、新たな資本や人材を引き寄せる求心力となり持続可能な小田原の実現に向けた循環が更に活性化します。

招来都市像とまちづくりの目標

将来都市像を「誰もが笑顔で暮らせる、愛すべきふるさと小田原」とし、将来都市像の実現に向け、5つのまちづくりの目標を定めます。
  1. いのちを大切にする小田原
  2. 自然環境の恵みがあふれる小田原
  3. 未来を拓く人が育ち、地域の絆が結ばれる小田原
  4. 地域経済が好循環し、多彩な資源が花開く小田原
  5. 安心して暮らすことができる小田原
「自然の力」、「人の力」、「まちの力」、「産業の力」、「文化の力」はまちづくりの原動力であり、これらを「行政の力」とともに分野横断的に活用しながら、それぞれの目標の達成に向けた実践を強力に推進します。
まちづくりの目標

令和7年度実行計画(計画期間:令和7年度)

総合計画策定に伴ってまちづくりの歩みが停滞することが無いよう「令和7年度実行計画」を策定しました。
本計画では、これまでのまちづくりの方向性を継承する取組とあわせて、新たなまちづくりの理念に基づく取組を示しています。

令和7年度は、「令和7年度実行計画」に基づいて各種取組を推進しながら、新たなまちづくりの理念や将来都市像を実現するための3年間の具体的な取組などをまとめる「第7次小田原市総合計画第1期実行計画 (計画期間:令和8年度~令和10年度)」を策定していきます。
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