No.1289
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9月10日は「下水道の日」

見えないライフライン下水道」がらしを

皆さんが何げなく使う下水道。これは、家庭などから出る汚水をきれいにし、川や海に流す、私たちの暮らしを守る大切なライフラインです。

見えないところで水の循環を支える下水道の役割や仕組み、市が行う取り組みについて紹介します。

下水道の役割

  1. まちをきれいにする
  2. 水をきれいに保つ
  3. 浸水を防ぐ

家庭で使った生活排水は、汚水管渠(きょ)を通って終末処理場へ運ばれて、きれいな水に再生され、川や海に放流されます。また、まちに降った雨は、浸水しないように、雨水(うすい)渠を通って川や海に排水されます。

下水道が整備されると、水路の環境が改善され、快適で美しい街並みになっていきます。

市では、昭和34年から下水道事業を実施してきました。都市の健全な発達や公衆衛生の向上、公共用水域の水質保全などを目的に、汚水と雨水を別々に排除する分流式により、市街化区域の整備を進めています。

千代第一号汚水幹線の整備

令和6~8年度の3年間は、千代・下曽我地区の汚水排水を担う「千代第一号汚水幹線」(約1.1km)の整備を行っています。

この工事では、関口川や小八幡川などの大きな河川を地下で横断することから、通常より深い位置に汚水管渠を敷設する必要があります。そのため「推進工法」という施工方法を採用しました。

推進工法とは「立坑(たてこう)」と呼ばれる深く垂直に掘った穴に、推進機械を設置し、短い汚水管を地中に押し込みながら、1本ずつつないで設置する方法です。道路を長い区間で掘削せず、深いところで施工できるため、交通規制や騒音、振動、粉じんの発生など、地表への影響を抑えることが可能です。この施工方法は、交通量の多い道路や鉄道、河川など、地表を掘削して汚水管渠を敷設する一般的な「開削工法」が困難な場面においても、同様に活用されています。

引き続き、地域住民に配慮しながら、安全を最優先に工事を進めます。

千代第一号汚水幹線位置図。JR御殿場線・下曽我駅の南、県道716号(成田下曽我停車場)から千代交差点へ向かう1工区(赤の実線)と、将来施工の2・3工区(赤の破線)を示す。周辺に国道271号(小田原厚木道路)、県道717号(沼田国府津)、森戸川、小八幡川、千代小、千代中、方位記号Nを配置
※整備範囲を詳細に示すものではありません。

推進工法による工事の様子

下水道管を設置している立坑内を上から見た様子。円形の立坑の底に推進機械とケーブルが見える
▲下水道管を設置している
立坑内を上から見た様子
推進工法の断面図。発進立抗に置いた推進機械から汚水管を押し込み、到達立抗まで到達させる仕組みを示す

未普及解消に向けて

市では、現在整備している千代第一号汚水幹線をはじめ、汚水管渠の未普及解消への取り組みを進めています。

下水道は、各家庭などの排水が汚水管渠に接続されることで、適切に処理されます。下水道の機能を十分に発揮できるように、地域の生活環境の改善や、水路の水質保全に向けて、市で行う公共下水道工事の実施や各家庭での下水道管への接続に、ご理解とご協力をお願いします。

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