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広報おだわら 第1050号

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広報おだわら 第1050号

平成24年1月1日 発行

#01:新春メッセージ 市民の力で未来を拓く希望のまち2012
#02:ウォーキングタウン小田原 歴史の舞台を歩く 小田原で過ごした偉人の足跡を訪ねて
#03:小田原市の財政状況
#04:御用米曲輪の史跡整備が進んでいます
#05:絆を深める  市では自治会活動を応援しています
#06:市長の現場訪問
#07:フェイスブック、ツイッター始まっています
#08:おだわら情報
#09:〈連載〉市民力  平成23年度 市民功労賞が決定!
#10:〈連載〉おいしい小田原いただきます
#11:〈連載〉駅のある風景


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テキスト版

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#01:新春メッセージ 市民の力で未来を拓く希望のまち2012
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新しい年の始まりです。
小田原にとって、市民の皆さんにとって、多くの夢がかなう素晴らしい一年となるよう、ともに手を取り合って進んでいきましょう。

謹んで新年のお祝いを申し上げます。
小田原市長 加藤憲一
 昨年を振り返りますと、何をおいても東日本大震災の発生がありました。未曾有の凄じい災害を目の当たりにし、これまで積み重ねてきた災害対策を越えて、市民の皆さんの命がしっかりと守られ、「生存」と「生活」が確保できるまちづくりを進めなくてはならないとの思いを強くしました。
 本市では、大震災の発生から間もない4月、第5次小田原市総合計画「おだわらTRYプラン」がスタート。市民の皆さんとともに作り上げた計画のもと、「新しい小田原」に向け歩み始めた重要な年でした。しかしながら、市職員による不祥事が発生し、市民の皆さんとの信頼関係に大きく傷をつけてしまいました。言い表せぬ無念と悔しさ、市民の皆さんへの申し訳ない思い。深く反省し、再発防止に取り組み、市民の皆さんからの信頼を回復できるよう全力を尽くしていきます。

「市民力」と「協働」で進めるまちづくり
 市長就任以来、「多くの市民がまちづくりに参画し、地域の課題を自ら解決していく」、いわゆる市民力の向上のための取り組みを進め、その礎が築かれつつあると確信しています。大震災の際に市民の皆さんから寄せられたたくさんの救援物資や義援金。被災地のボランティア活動で発揮された力、震災後の地域での防災対策を進めるうえでの住民の皆さんの力は、とても心強いものでした。
 本年1月1日には、いよいよ小田原市自治基本条例も施行されました。「まちをもっと良くしたい」という市民の皆さんの思いや力をより発揮できるように、市としても、誰もがいきいきと暮らし続けられる、地域で支え合うまちづくりを強力にサポートしていきます。

豊かな地域資源を生かす
 小田原は、地域資源に恵まれた全国でもたぐいまれな地域です。歴史と自然が育んだ資源、ともすると見過ごしてしまうものでさえ、掘り起こし、磨き上げれば、さらなる光、新たな光を放つのです。市民や企業、民間団体の皆さんの地域資源を生かしたさまざまな取り組みによって、着実に小田原の魅力が高まっています。こうした力で小田原を元気にしようと、「無尽蔵プロジェクト」をスタートしてから2年が経ち、各分野での成果をうれしく思います。
 市も行政として発揮できる力で連携し、地域の経済を活性化させていきたいと考えています。

持続可能な未来へ
 大震災を教訓に、「いのちを守る小田原」を創ることが、何よりも喫緊の課題であります。市民の皆さんが安心して生きていける地域を創っていかなければなりません。地域防災計画の全面改訂を進め、津波避難ビルを選定するなど、ハード面の対策と地域防災力の強化といったソフト面の対策をともに進めていきます。
 十分な災害対策、日常の暮らしや経済への安心感、豊かな自然環境、支え合える地域のコミュニティ。そこに市民の皆さんの笑顔があってこそ、小田原は「持続可能な未来」へ向かうことができます。

 「市民の力で未来を拓く希望のまち」小田原の市民の皆さんにとって、2012年が明るく健康で、幸せと喜びに満ちた年となりますよう、心からお祈り申し上げます。

新年あけましておめでとうございます。
小田原市議会議長 加藤仁司
 昨年は、未曾有の災害となりました東日本大震災が、日本国中に大きな衝撃と深い悲しみをもたらしました。以来、復興の槌音とともに国民の意識や社会の在り方に大きな変化が表れようとしています。このような中、小田原市議会は、昨年5月に9人の初当選議員を含む新たな体制でスタートいたしました。厳しい社会情勢の中、新体制の市議会で迎える年初に、議長として身の引き締まる思いで臨んでいます。

行政に対するチェック機能を強化
 小田原市では、昨年4月から新総合計画「おだわらTRYプラン」をスタートさせ、かねてからの懸案事業である市民ホールの建設や小田原地下街の再開をはじめ、「新しい小田原」の実現に向けたさまざまな事業に着手しています。また、本日1月1日からは、地域やまちづくりの課題に対して市民と行政が一緒に取り組むための自治基本条例が施行され、新総合計画に掲げる「市民の力で未来を拓く希望のまち」の実現に向け大きな一歩を踏み出します。今年は、こうした新たな取り組みを軌道に乗せる大切な時期にあたりますので、行政に対するチェック機能をこれまで以上に発揮してまいりたいと、決意を新たにしています。

一刻も早い信頼回復を
 このような重要な時期を迎えようとする中、昨年は贈収賄事件などによる職員の逮捕、市立病院における手当の過払いや預り金の盗難など、職員の公務員としての倫理と意識の欠如や管理体制の不備により、市民の信頼を大きく失墜させる不祥事が相次ぎました。市議会ではこうした状況を憂慮し、昨年9月に、市長の猛省と危機管理体制の一層の強化を要請する決議を行いました。また、市立病院の預り金の問題については、11月に特別委員会を設置し、病院の管理体制などの調査を独自に進めております。市議会といたしましても、行政と市民との信頼回復が一刻も早く図られるよう取り組んでいます。

より開かれた透明性の高い議会運営に向けて
 さて、変化のサイクルが非常に短くなっている現代社会では、組織に対して、刻一刻と変化する状況への素早い対応と、揺らぐことのない根本的な考えをしっかりと持つことが求められています。市議会では現在、行政監視機能の一層の強化を図るとともに、市民に開かれたより透明性の高い議会運営を確立するため、議会改革推進委員会を設置し、さまざまな角度から議会改革を進めています。さらに、今年は議会の理念や役割、議会と市民との関係、議会改革の恒常化など、議会運営の基本原則を定めた議会基本条例の制定に向けた具体的な検討に入る予定です。
 小田原市議会は、今年も市民の皆様の幸せを第一に、市政の発展に努めてまいります。また、小田原がより良いまちとなるために、何が必要か、何をすべきか的確に判断し、市長と十分に意思疎通を図りながら、その任を果たしてまいりたいと思いを新たにしています。
 2012年が皆様にとって明るく良い年でありますことと、皆様の御健勝と御多幸を祈念いたします。

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#02:ウォーキングタウン小田原 歴史の舞台を歩く 小田原で過ごした偉人の足跡を訪ねて
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明治中期から昭和初期にかけて、近代日本の礎を築いた多くの政財界人、軍人、文人が小田原の気候や風土などに惹かれ、別荘や別邸を構えました。本町や南町、板橋などのエリアには、当時の面影をしのばせる場所がいくつも残っています。近ごろでは、それらを訪れるかたも増えています。小田原の魅力を楽しむまちあるきコースを提案し、多くの観光客をご案内しているNPO法人小田原ガイド協会の関口さんと、短い時間で楽しめるおすすめのコースを訪ねました。
小田原ガイド協会関口茂雄さんがワンポイントで解説します。

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清閑亭
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 貴族院副議長を長く務めた黒田長成により、明治39(1906)年に別邸として建てられました。優れた材と技法が用いられた数寄屋風の建物は、平成17年に国の登録有形文化財となりました。現在は、NPO法人小田原まちづくり応援団により、さまざまなイベントが催され、まちあるきを楽しみ、邸園文化が実感できる拠点となっています。午前11時~午後4時。火曜休み。

ワンポイント解説
2階の「書の間(書斎)」からの眺めは、長成をはじめ、当時の文人や政財界の要人たちも眺めたであろう風景で、箱根山から相模灘までを一望できます。

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対潮閣跡
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 山下汽船(現:商船三井)の創業者である山下亀三郎の別邸跡。NHKスペシャルドラマ「坂の上の雲」で注目されている海軍中将秋山真之もたびたび訪れていました。大正7(1918)年2月4日、真之は患っていた盲腸炎が悪化し、ここで息を引き取りました。現在、建物は残っていませんが、広大な敷地は住宅地となり、正門があったとされる場所に、当時から伝わるという釣鐘石と、それを褒めたたえる田中光顕の歌碑が残されています。

ワンポイント解説
「対潮閣」という名称は、陸軍や官僚の大御所であった山縣有朋が名付け親です。亀三郎の依頼を受けて有朋が整備した素晴らしい庭もあったそうです。

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瓜生坂
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 日露戦争で活躍した海軍大将瓜生外吉が、明治41(1908)年にこの坂の上に別荘を設けます。大正14(1925)年、自動車の通行も可能とするため、板橋に住んでいた義兄の益田孝(鈍翁)の援助と、交流のあった海軍関係者の奉仕によって工事が行われました。完成後、この道は「瓜生坂」と名付けられました。

ワンポイント解説
退役後、病を患い入退院を繰り返していた外吉が、車で移動できるようにとの願いから工事が始まったそうです。向かって左側の石垣は、工事した当時のものといわれています。また、外吉の妻繁子は、岩倉使節団に、津田梅子らと共に同行。米国ヴァッサー大学音楽学校で学び、帰国後は東京音楽学校(現:東京芸術大学)などで講師をしていた、今でいうキャリアウーマンだったそうです。

小田原駅(約800m約10分)
小田原城址公園(約600m約8分)
清閑亭(約300m約4分)
対潮閣跡(約60m約1分)
山角天神社(約60m約1分)
瓜生坂(約500m約8分)
小田原文学館(約400m約5分)
滄浪閣跡(約200m約3分)
御幸の浜(約1300m約20分)
小田原駅

約4キロメートル・約1時間(見学時間除く)

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小田原文学館
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 幕末の志士で、後に警視総監や学習院院長、宮内大臣などを歴任した田中光顕が建てた別邸です。昭和12(1937)年に建てられた洋館は、屋根瓦をスペイン、一部のガラスをスイスから取り寄せたといわれ、しかも通常はオレンジ色のスペイン瓦を青色に焼かせるなど細やかにデザインされています。一方、要所に松や桜、かえでが植えられた庭には、和洋折衷の趣があり、四季折々の美しさを堪能できます。

ワンポイント解説
光顕は、静岡県富士市や静岡市にも別邸を持っていますが、どれも凝った造りの素晴らしいものです。光顕は、中岡慎太郎の要請で参加した陸援隊や、維新後の新政府、陸軍でも会計にかかわる仕事で功績をあげています。非常に計算が得意な人物だったのです。


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観光フォーラム ドラマ・歴史・食をテーマとした小田原の魅力
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 2月4日は、「坂の上の雲」主人公の秋山真之が亡くなった日です。この日に合わせて観光フォーラムを開催し、ドラマなどで取り上げられる小田原にゆかりの人物や歴史などに光を当てるともに、地場産品を利用した食をつなげて、小田原の観光にどう生かしていくかについて考えます。
日時:2月4日(土) 午後3時~5時15分
場所:市民会館 3階 小ホール
定員:300人(申込先着順)
申込:1月10日火曜日から 観光課(電話0465-33-1521)
出演者:
■ 西川りゅうじんさん 地域活性化コンサルタント
■ 藤澤浩一さん NHKドラマ「坂の上の雲」担当プロデューサー
■ 鎧塚俊彦さん 「一夜城 Yoroizuka Farm」グランドシェフ

小田原ドラマチックグルメツアー

日時:2月4日土曜日正午~午後2時
集合場所:清閑亭
定員:40人(申込先着順)
費用:4,500円(懐石・スイーツ込み)
申込:清閑亭(電話0465-22-2834)

周辺まち歩きをご案内!
■ 小田原ガイド協会(電話0465-22-8800)
小田原城をはじめ、市内各地をご案内します。ご利用は2人以上、相談は1週間前までに。
■ 小田原まちづくり応援団 清閑亭(電話0465-22-2834)
「邸園交流」をテーマとしたガイドツアーやイベントを実施していますので、お問い合わせください。


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#03:小田原市の財政状況
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毎年6月と12月に公表している財政状況。今回は平成22年度の決算状況についてお知らせします。
【問】 財政課 電話0465-33-1312

一般会計の決算状況
前年度との比較
[歳入]普通交付税の交付団体になったため、地方交付税が約10億1800万円の増額となりましたが、市税が個人市民税の減収などにより、約8億600万円の減額に、また国庫支出金も約12億2500万円の減額になるなど、全体では約18億9800万円の減額となりました。
[歳出]生活保護受給者が増えたことや、子ども手当の創設などにより、扶助費が約27億6000万円の増額、退職手当や共済組合負担金の増額などにより、人件費が約3200万円の増額、公債費も約3億3500万円の増額となり、義務的経費全体で約31億2700万円の増額となりました。
[投資的経費]市庁舎太陽光発電設備設置工事や市民会館の耐震補強工事などを行いましたが、小中学校校舎などの耐震補強事業が完了したことから、全体では約7億3900万円の減額となりました。
[その他]特別会計への繰出金が約4100万円の減額、企業会計への負担金などが5億円の減額になったことなどから、歳出の総額は、約23億3600万円の減額となりました。

市の財政運営
 市の会計には、一般会計とは別に下水道や国民健康保険など、特定の収入で特定の事業を行う特別会計として11会計、また、その事業の収益を財源に運営される企業会計として、水道と病院の2会計がありますが、全会計とも収支は黒字となっています。
一般会計の財政状況は、義務的経費である扶助費などが増え続けており、非常に厳しい運営状況にありますが、その中で、予算にメリハリをつけて重点配分を行いながら、市債の新規発行を元金の返済額以内に抑え、公債費の縮減に努めるなど、収入と支出のバランスや将来の財政負担を考慮した財政運営に努めています。
 なお、平成22年度末の一般会計の市債残高は約492億円で、特別会計などを含めると約1154億円となり、前年度に比べ、一般会計で約21億円、全会計で約46億円を削減しました。

平成22年度一般会計の決算状況
歳入 計607億3500万円

自主財源
市税 320億9900万円
繰越金 24億8700万円
諸収入 18億4000万円
使用料及び手数料 16億8800万円
その他 13億4500万円

依存財源
国庫支出金 94億2600万円
県支出金 39億300万円
市債 36億300万円
地方消費税交付金 19億8800万円
地方交付税 11億4900万円
その他 12億700万円

歳出 計578億900万円
民生費 211億300万円
総務費 80億500万円
公債費 66億8100万円
土木費 60億6000万円
衛生費 57億700万円
教育費 53億3800万円
消防費 21億9900万円
商工費 13億5300万円
農林水産業費 7億8200万円
議会費・労働費 5億8100万円

市債残高の推移
H17 594億円
H18 570億円
H19 550億円
H20 523億円
H21 513億円
H22 492億円

市税収入、義務的経費などの推移
■ 市税収入
 市税収入は、個人市民税の動向に連動する形で推移しています。平成19年度には、国からの税源移譲などにより、347億円に増加しましたが、平成20年の世界的な金融危機の影響により平成19年度に比べ、26億円もの減収となっています。

■ 義務的経費
 義務的経費は、支出が義務付けられていて自由に減らすことのできにくい経費で、人件費、扶助費、公債費がこれに当たります。支出に占める割合が高いと、自由に使えるお金が少ないため、財政の硬直化が進み、弾力的な運営が難しい状況にあるとされます。

・人件費
 議員や各種委員の報酬、職員の給与などの経費です。平成22年度は、職員給が減額になりましたが、団塊の世代の大量退職などにより人件費全体では、3000万円の増額となっています。

・扶助費
 生活保護や障がい者の福祉サービス利用、医療費の助成などの経費です。高齢化の進展や少子化への対策など、社会情勢に応じた福祉施策により増加しています。

・公債費
 公共施設を建設する場合などの財源として借り入れた市債の元金や利息の返済のための経費です。そのため、短期間で減少させることが難しい費目ですが、市債残高の縮減に伴い、減少傾向にあります。

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税収と義務的経費の推移
H17 市税321億円 人件費131億円 扶助費94億円 公債費66億円
H18 市税325億円 人件費124億円 扶助費97億円 公債費66億円
H19 市税347億円 人件費125億円 扶助費101億円 公債費65億円
H20 市税342億円 人件費117億円 扶助費105億円 公債費64億円
H21 市税329億円 人件費118億円 扶助費112億円 公債費63億円
H22 市税321億円 人件費118億円 扶助費140億円 公債費67億円

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市民1人にいくら使われているの?
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 皆さんが納めた税金は、都市基盤整備や、学校教育、福祉・子育て環境の充実など、さまざまな事業に使われています。

目的別の市民1人当たりの費用
市民1人当たり納付額 163,148円
市民1人当たり支出額 293,823円

福祉や子育て環境の充実のために(民生費)107,259円
防災対策、住民登録や市庁舎の維持管理などのために(総務費)40,687円
借入金の返済のために(公債費)33,957円
道路や公園の整備、まちづくりのために(土木費)30,801円
健康や医療対策、ごみ処理などのために(衛生費)29,007円
学校教育、生涯学習施設の整備、文化財の保護などのために(教育費)27,131円
市民を火災や水害から守るために(消防費)11,177円
商工業、観光の振興のために(商工費)6,877円
農業、林業、水産業の振興のために(農林水産業費)3,975円
議会の運営などのために(議会費、労働費)2,953円
※ 平成23年3月31日現在の住民基本台帳による人口196,749人で計算

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家計簿に置き換えてみると
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 市の決算を身近に感じていただくために、一般会計決算を家計簿に置き換えてみました。
 1年間の家計の収入と支出を、一般会計決算額の1万分の1とすると、次のようになります。

収入と支出の構成
収入
収入合計 607万円
不動産収入(財産収入など)3万円
パート収入(使用料など)25万円
新規のローン(市債)36万円
事業収入・預貯金の取崩し(繰入金、繰越金、諸収入)45万円
親からの仕送り(国・県からの補助金・交付金など)177万円
給料(市税)321万円

支出
支出合計 578万円
車の修繕など(維持補修費)2万円
友人への貸付金など(貸付金、積立金)11万円
家の改築など(投資的経費) 40万円
ローン返済金(公債費)67万円
子供たちへの仕送り(他の会計への繰出金)71万円
食費(人件費)118万円
電気代・保険料などの生活費(物件費、補助費) 129万円
医療費など(生活保護などの扶助費) 140万円
※ 収入(607万円)と支出(578万円)の差額29万円は次年度へ繰り越します。


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#04:御用米曲輪の史跡整備が進んでいます
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史跡小田原城跡御用米曲輪では、10月から史跡整備を進めています。これまでの景色が変わり、発掘調査などからは新たなことが分かってきました。
【問】 文化財課 電話0465-33-1715

御用米曲輪の形が見えてきました
 地下の遺構を壊すことがないよう旧野球場の観覧席やフェンスなどの構造物を慎重に撤去した結果、御用米曲輪の空間としての形が、少しずつですが見て取れるようになってきました。

樹木の取り扱いについて
 北東側の土塁の一部のくすのきについては、観覧席を撤去しても樹木が倒れないように、植栽専門部会の立ち会いのもと、事前に枝を剪定しました。観覧席の撤去後には、「二段根」と呼ばれる本来の根ではない根が生えていることや、本来の根が弱っている状況などが確認できました。今後は、根が遺構に及ぼす影響の度合いなども確認しながら、植栽専門部会において、くすのきと史跡との共生のあり方について検討していく予定です。
 北西側の土塁の観覧席を撤去する際に自立が難しいと判断された松については、大きな洞が入っていたこともあり、やむを得ず伐採しました。その他、植栽専門部会の方針に基づき、工事を行ううえで支障が出る樹木などについても、伐採を行っていますが、できる限り活用できるよう、移植したり、木材を活用しています。
 弓道場西側に植えられている生け垣などは、曲輪の形を明確にするために除去・移植しました。この結果、御用米曲輪の中から二の丸広場や常盤木橋などが見通せるようになり、本来の景観が整い、空間の広がりを感じることができるようになりました。

発掘調査の成果
 今年度の発掘調査では、撤去した構造物の下の遺構を確認し、御用米曲輪の土塁の輪郭がどのようになっているかを調査しています。これまでは想定であった御用米曲輪全体の形が、少しずつ明らかになるとともに、切り株の抜根後の発掘調査では石組水路が、本丸側の法面の発掘調査では戦国時代の遺構や墨書かわらけが発見されるなど、新たな調査成果が得られています。

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現地見学会・説明会を開催します
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 御用米曲輪整備の状況や今後の整備内容などについて、現地見学会と説明会を行います。ふだんは入ることのできない発掘調査現場や樹木の状況を見学できますので、ぜひご参加ください。

日時:2月4日土曜日 午後1時30分から
集合場所:城内弓道場(城内1-271)前
※ 現地見学会終了後に、三の丸小学校ふれあいホールにおいて説明会を行います。


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#05:絆を深める  市では自治会活動を応援しています
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東日本大震災からまもなく10か月を迎えます。
震災以降、各地で人と人との絆を求める意識が高まり、長い間地域を支え続け、実績ある活動をしてきた「自治会」に注目が集まっています。
【問】 地域政策課 電話0465-33-1457

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自治会とは
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 自治会は、自分の住んでいる地域を自分たちの力で住みやすくしようと、住民自らが主体となって、さまざまな問題に取り組んでいる自主的に組織された任意団体のことです。
 現在、市内には256の自治会があり、市民の約8割が加入し、活動しています。

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どんな活動をしているの?
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防災
 市内のすべての自治会に自主防災組織があり、それぞれ防災訓練を実施しています。
 震災以降、津波対策が注目されてからは、自治会と市が協力し、津波一時避難場所の選定を目的に、マンションなどの高い建物の確認のためのまち歩きを実施。避難場所として了承をいただいた施設と自治会、市の三者で協定を結びました。
 また、避難地図を作成し、実際に津波に対する避難訓練を実施しています。

防犯
 最近、高齢者を狙った犯罪が増加しています。自治会役員や民生委員が中心となり、警察や市とともに高齢者世帯を訪問。振り込め詐欺や交通事故防止のためのアドバイスをするセーフティアドバイス事業を実施することで、地域の連帯感や防犯力を強める活動を行っています。

環境
 自治会は、環境美化活動にも積極的に取り組んでいます。川や海の清掃、ごみステーションの管理やごみ減量の普及啓発のほか、最近では段ボールコンポストを利用したごみの堆肥化やグリーンカーテンといった節電対策について、市と協力しながら取り組んでいます。

※ その他にも、道路や河川の状況管理、健民祭をはじめとするスポーツ大会などの親睦活動を行っています。

 自治会は、加入を強制するものではありません。
 しかし、地域を犯罪や災害から守るため、そして地域のイベントなどを通して楽しい毎日を過ごすために、地域の住民同士のつながりはとても大切です。ぜひ自治会への加入をお勧めします。
 自治会活動などについてのお問い合わせは地域政策課まで。

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#06:市長の現場訪問
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現場で感じる市民の力 皆さんの活動現場にお伺いします
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小田原には、数多くの市民団体があり、その活動はとても盛んです。
「市長の現場訪問」では、活動の現場にお伺いし、意見交換などを通じて、活動する皆さんの考えを肌で感じ、今後の市政に生かしていきたいと考えています。
今回は、平成23年6月~10月の訪問のようすをご紹介します。
【問】広報広聴課 電話0465-33-1263

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6月29日 循環する自然を実感 生(いき)ごみクラブ
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 「小田原生(いき)ごみクラブ」が、川東タウンセンターマロニエで毎月1回開いている「生(いき)ごみサロン」。
 この日は、段ボールコンポストの取り組みのようすを報告し合い、この取り組みをいかに広げていくか、また、地域ごとの取り組みとしていかに確立していくかについて意見交換をしました。
 段ボールコンポストでは、生ごみが良質な堆肥となり、それを使い、育てた花や野菜を手にしたとき、自然が循環することの感動を手のひらで実感することができます。この感動を多くの人に知ってもらうことがこの取り組みを広める鍵となるでしょう。

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10月6日 地域農業の未来 桜井稲作組合
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 これまで25年にわたり報徳小学校や桜井小学校の5年生に田植えや稲刈りを指導してきた「桜井稲作組合」。
 この日は、報徳小学校5年生の稲刈り体験の場に参加しました。
 同組合は、子どもたちへの農業体験指導だけでなく、育苗センターの運営を通じて、地域の農業を支えてきました。地域の農業は、担い手不足が深刻化していますが、今後は、元気な60代・70代のアクティブ・シニアと呼ばれるかたたちがこうした活動に参加することで、問題の解決に向けて大きく前進するのではないでしょうか。

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10月25日 元気な高齢社会に向けて 60+α
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 さまざまな伝承玩具の作成などを小学校や高齢者施設、イベントで指導するなど積極的な活動をしている「60+α」。
 この日は、「潤生園 やすらぎの家 久野」で行われた体操や紙芝居、おもちゃ作りに参加しました。
 「自分たちが楽しんでいます」と言う60+αの皆さんは、活動を通じて子どもたちにとってはよきおじいちゃんやおばあちゃん、高齢者の皆さんにとっては心の支えとなっています。これからますます高齢化が進む中で、高齢者自身がこのような活動に参加する「元気な高齢社会」を創っていくことの重要性を、改めて感じました。


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#07:フェイスブック、ツイッター始まっています
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広がる「小田原ファン」の輪
今、話題のフェイスブックとツイッター。
有名人やスポーツ選手など、気になるあの人の“つぶやき”を簡単に見ることができたり、海外にいる友人とも簡単につながることができたり。活用の可能性が広がる無料のインターネットサービスです。
「小田原をもっと楽しみたい」「小田原をもっと盛り上げたい」。そんな“小田原ファン”が一緒に楽しめる場所がフェイスブックとツイッターなのです。
【問】広報広聴課 電話0465-33-1268

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フェイスブックページ:小田原シティプロモーション
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 実名で人と人とがつながることのできるコミュニケーションサービスの一つで、全世界で8億人を超える人が利用しています。
 市でも公式フェイスブックページを作成し、小田原の旬な情報をお届けしています。
 これまでに行われたイベントのようすや小田原ふるさと大使の活動紹介、市内で行われたロケ現場のようすなどを配信しています。
 フェイスブックの特徴「いいね!」を活用したり、「シェア」で友達に紹介したり、コメントしたりと小田原が好きで、もっと楽しみ、盛り上げたいという“小田原ファン”が集う場所です。

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ツイッター:@odawara_promo
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 ツイッターは、140字以内の“つぶやき”を投稿・閲覧するコミュニケーションツールです。携帯電話からでも容易に操作できる手軽さから利用者が増えています。東日本大震災では、災害時に有効な情報通信手段として注目が集まりました。
 市でもツイッターを活用して、イベントの開催告知や実況中継、梅や桜の開花情報など、タイムリーな情報を発信しています。開設から半年がたち、500人以上のかたにフォロー(お気に入りのツイートとして登録すること)していただいていますが、今後も多くのかたに利用していただきたいサービスです。
 昨年11月に行われたツーデーマーチでは、参加したかただけでなく、参加者をお迎えするスタッフの皆さんの声もお届けしました。
 今、起こっていることが、簡単にリアルタイムで入手できる。これがツイッターのいいところ。旬な小田原を満喫したい“小田原ファン”は必見です!

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#08:おだわら情報
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小田原ふるさと大使 鎧塚さん、小宮さんが就任
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【問】広報広聴課 電話0465-33-1268

 市では、平成22年度から小田原ふるさと大使を委嘱しています。小田原にゆかりのある著名人に大使として小田原をPRしていただく一方、市民の皆さんも大使の皆さんを応援して、ともに小田原を盛り上げていくことが目的です。
 これまでに6人のかたに就任していただいていますが、今回、新たに2人のかたに小田原ふるさと大使をお願いしました。

鎧塚俊彦さん
 鎧塚さんは、ヨーロッパ日本人初の三ツ星レストランシェフパティシエとして、東京に3店舗のスイーツショップを構えています。昨年の秋に早川の石垣山一夜城歴史公園前に農園一体型レストラン&パティスリー「一夜城 Yoroizuka Farm」をオープン。民間事業者、地元農業者、市の3者が協力して地域活性化を進める起爆剤となることが期待されています。
 オープン初日は、パティスリー(スイーツショップ)に2時間、レストランに4時間もの長蛇の列。遠方からの来訪者もあり、鎧塚さんの知名度の高さと期待の大きさが伺えました。
 今後、農園で栽培する作物の種類を増やし、地産地消のメニューを充実させていくと語る鎧塚さん。小田原の新たな魅力が生まれていきます。

小宮孝泰さん
 小宮さんは、1980年に「コント赤信号」としてテレビデビューし、爆発的な人気を得ました。現在では、舞台や映画、ドラマの俳優から声優など活躍の場を広げています。
 県立小田原高校に在学中、落語研究会を創設するなど、落語には特別な思い入れがあり、昨年暮れに行われた一人芝居「線路は続くよどこまでも」では、落語の手法も用いて、30役以上をこなしました。今年は、同じく大使である柳家三三さんとの共演も企画中とのことです。
 コメディアンから俳優、さらに声優や落語家と、小宮さんの才能はとどまるところを知りません。これからますますの活躍が期待されます。

6人の大使の皆さん
今年で2年目を迎える大使の皆さんも活躍されています。
● 阿藤快さん(俳優)
● 小和田哲男さん(大学教授・博士)
● 白井貴子さん(ミュージシャン)
● 柳沢慎吾さん(俳優)
● 柳家三三さん(落語家)
● 夢枕獏さん(作家)

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ヒルトン小田原リゾート&スパについて
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【問】企画政策課 電話0465-33-1379

 本施設は、勤労者リフレッシュセンター「スパウザ小田原」として平成10年に営業を開始していましたが、平成15年に市が施設を取得し、小田原ヒルトン株式会社と賃貸借契約を結びホテルとして営業を続けています。本来、市がホテル経営にかかわることは望ましい姿ではないため、将来も安定的にホテルを運営できる信頼するに足る民間事業者に譲渡すべきと考えてきました。
 譲渡するときに考慮することとして、
(1) この施設は、建設時に県・市・地元地域が誘致活動を行い、地域経済振興の核施設として重要であること
(2) 現在の賃借人である小田原ヒルトン株式会社は売買における第1優先交渉権者であること
(3) 今後施設を維持していくために5年間で約21億円という経費がかかることなどがあります。
 ヒルトン側では、グループ内でさまざまな角度から検討を重ねました。その結果、「ヒルトン小田原リゾート&スパは、適切な再投資がされれば国内外からの観光客を誘致できる」、「ホテルへの観光客の長期的な増加は、市民により多くの雇用機会や商業機会を提供できる」との判断から、世界的なホテル運営会社であるヒルトン・インターナショナル社が小田原ヒルトン株式会社の経営基盤を安定させたうえで施設を購入することを決定し、本市との合意に至りました。
 市では、市議会12月定例会に施設売却に関連する議案を提案しましたが、ヒルトン側から、「施設を取得したい考えは変わらないが、売買契約締結前に解決しなければならない問題が内部で発生したため、時間的猶予をいただきたい」という申し出があったため、議案を撤回・訂正し、昨年中の売却を断念しました。
 これまで築かれたヒルトンと市の信頼関係に基づき、ヒルトン側の問題解決を待って、交渉を進めたいと考えています。

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防災情報やイベント情報をテレビ神奈川データ放送で配信
小田原のいざを伝えます
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【問】広報広聴課 電話0465-33-1268

 平成23年7月から地上デジタル放送が開始され、家庭でも広くデータ放送が受信できるようになりました。
 テレビ神奈川のデータ放送では、各市町村のページがあり、この1月からイベント情報や防災気象情報などが表示されるようになりました。

データ放送の表示方法
(1)テレビ神奈川(3ch)の画面で、リモコンの「d」ボタンを押します。
(2)データ放送が表示されます。画面左側の「マイタウン情報」を選択します。
(3) 小田原市のページが表示されます。画面右側の行政情報から、「イベント」または「防災気象情報」を選択します。

● 「イベント」を選択すると、市内のイベントや観光情報などが表示され、さらに選択すると詳しい情報が表示されます。
● 「防災気象情報」を選択すると、防災行政用無線の放送文が表示されます。

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#09:〈連載〉市民力 平成23年度 市民功労賞が決定!
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地域の緑を地域で育てる 城山のみどりを守る会
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 「城山のみどりを守る会」は、県道の歩道脇に設置されたプランターの花の植え替えや管理を行っています。地元の自治会、むつみ会(老人クラブ)、子ども会が協力してできた団体で、今年で12年目になります。当初は、自治会が市から依頼を受けてスタートしました。しかし、自治会役員の多くはサラリーマンで、時間的余裕がなかったことから、むつみ会や子ども会が協力して行うようになりました。
 年2回の花の植え替えは、人手がかかる作業ですが、さらに大変なのは日々の「水やり」です。城山中学校近くの第1区公民館付近から市社会福祉センター付近までの約200メートルと広いエリアを管理しているため、水を入れた大きなポリバケツを台車に載せて水やりを行っています。「昨年の春にベゴニアを植えましたが、夏が猛暑だったので、育てるのにとても苦労しました。冬は冬で空気が乾燥するので、こまめな水やりが欠かせません」と会長の飯田さんは言います。
 「城山のみどりを守る会」は、これまでの活動が評価され、平成22年5月には第21回「みどりの愛護」功労者国土交通大臣表彰を受けました。
 「毎回、植え替えのひと月ほど前に通知すると、多くの人が参加してくれるので本当に助かります。地域の意識が高いことや、むつみ会や子ども会が熱心にかかわってくれたことが、これまで続けてこられた秘訣だと思います。これからも多くの人にかかわってもらいながら、地域の人の力で草花を育てていきたいです」
 多くの人の「地域への思い」に支えられ、貴重な緑が守られていきます。

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平成23年度 市民功労賞が決定!栄えある賞は、このかたがたに
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市民功労賞は、学術・文化・福祉・産業など市民生活のさまざまな分野において功績のあったかたにお贈りしています。今年度の受賞者は、次の皆さんに決まりました。贈呈式は1月9日祝日に市民会館で行います。
【問】地域政策課 電話0465-33-1457

長田修介さん
 昭和28年の小田原ソフトボール協会設立以来、小田原のスポーツ振興に尽力しています。また、小田原市スポーツ少年団や小田原市体育協会の要職を歴任し、青少年をはじめとする地域住民の教育・文化活動の発展に貢献しています。

故 廣澤冨正さん
 小田原箱根商工会議所の要職を歴任し、地域産業の振興・活力あるまちづくりの推進に尽力し、本市の地域経済の発展に大変貢献しました。また、神奈川県水産審議会の会長を長年務めるなど、本市のみならず広く水産業を発展させました。

小田原吹奏楽研究会
 昭和36年の設立以来、地域に根づいた活動を続け、吹奏楽を通じて多くの市民に感動を与えてきました。また、青少年の継続した音楽活動の場を創出するとともに、福祉施設の慰問を熱心に行い世代間交流を促進、さらに地域活性化イベントを通じ音楽によるまちのにぎわいづくりに貢献しています。

小田原走ろう会
 30年にわたり、「小田原ちびっこマラソン」を開催し、子どもたちの体力や精神力の向上に大きく寄与しました。同大会は、本市のみならず他県からも参加のある大会となり、会場の早川漁港周辺の活性化にも貢献しました。

※この賞は、市民のかたからの寄附金をもとに設置した小田原市ほう賞基金により運営しています。

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#10:〈連載〉おいしい小田原いただきます
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おいしい小田原の味をかみしめながら、小田原の魅力を、もっと考えてみませんか。このコーナーでは、小田原のおいしい話題をお届けします。

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今も昔もとってもおいしい!! 小田原かまぼこ
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 小田原の特産品といえば?と聞かれ、「かまぼこ」と答えるかたはたくさんいるでしょう。
 いくつかの説がありますが、小田原かまぼこの起源は、江戸時代後期といわれています。沿岸漁業が盛んでたくさん魚が取れ、かまぼこ作りに適した地下水に恵まれた小田原で、保存食品として発展します。参勤交代で箱根路を通る大名にも賞味され、そのおいしさは、人々の口づてで全国へ広まり、品質が磨かれてきました。
 現在では、グチなどの魚を原料に、きめが細かく、弾力ある歯ごたえのかまぼこが作られています。色、つや、こし。小田原かまぼこは天下一品。いつの時代も愛される、小田原を代表する味なのです。
 正月のおせち料理には、紅白のかまぼこが欠かせません。喜びの紅と神聖の白。日の出を表す形がおめでたく、正月になくてはならない一品です。
 そのままでも、十分おいしいかまぼこですが、一手間加え、料理に活用しても、また一味違うおいしさに。和食はもちろん、中華や洋食の料理にも、かまぼこの味と歯ごたえがアクセントとなります。

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学校給食地産地消促進事業 みんな大好き「かまぼこ献立」
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11月15日の「かまぼこの日(※)」に合わせ、市内の各小中学校では、11月中の給食メニューにかまぼこ料理が登場しました。「おかめうどん」や「澄まし汁」をはじめ、「スパゲティ」や「グラタン」まで。伝統ある小田原かまぼこを身近な食材として感じられるよう、それぞれに工夫されたメニューです。
 富士見小学校の給食で出されたのは、「かまぼこ入り三色ソテー」。色とりどりの野菜をかまぼこと一緒においしく食べられます。ぜひご家庭でもお試しください。

※ かまぼこの日 … 平安時代の永久3(1115)年の書物に関白右大臣東三条へ移御の祝宴の図があり、そこに「蒲鉾」とあるのが、かまぼこについて記載されている一番古いものということから、1115年にちなみ、11月15日に定められています。

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かまぼこ入り三色ソテー
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材料 ● かまぼこ ● ベーコン ● にんじん ● キャベツ ● 小松菜 ● コーン

かまぼこは、食べやすい大きさに薄くスライスし、その他の材料も、食べやすい大きさに細かく切る。フライパンに油を敷き炒め、塩、こしょうで味を整える。

富士見小学校栄養士 三ツ橋淑恵
 かまぼこは小田原の特産品ですが、意外になじみが少ない子どももいます。和食とはまた違ったおいしさを引き出せるよう、ベーコンと野菜とソテーにしました。かまぼこの歯ごたえと、野菜のうまみを感じてもらえたらうれしいです。
 子どもたちと話していると、子どもの味覚の鋭さに驚くこともあり、この時期に豊かな食体験ができるよう、毎日の献立を工夫しています。
 また、子どもたちが楽しみながら食について学び、各家庭でも食の話題のきっかけとしてもらえるよう、「食育の日だより」を毎月発行しています。

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#11:〈連載〉駅のある風景
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市内には、18もの駅があります。
毎日の、特別な日の、出発の駅。
帰ってきた安らぎを感じられる駅。
あなたの駅を訪ねます。

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根府川駅
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 潮騒の駅「根府川」は、相模灘の大パノラマが広がり、天気のいい日には、遠く房総半島や伊豆大島まで見渡せます。市内の駅で唯一、「関東の駅百選」にも認定(1999年)されています。
 駅から西に向かい、風情のある坂道を下ると、鉄道の撮影スポットとして有名な「白糸川橋梁」が現れます。青い空を背にした赤い鉄橋の迫力は、ガタンゴトンと音を立て、電車が通過すればさらに増していきます。
 その鉄橋の下、白糸川沿いには、関東大震災の際も奇跡的に残ったというお釈迦様が祭られている釈迦堂があります。毎年4月8日の「花まつり」には多くの人でにぎわいます。
 根府川の山々には、特産品のかんきつ類がたわわに実り、今まさに収穫の最盛期を迎えています。
 山々の「緑」、空や海の澄み渡った「青」、そしてかんきつの実りの「黄」。この時期の根府川を歩けば、素晴らしい色のコントラストを楽しむことができるでしょう。

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広報 小田原
毎月1日発行
No. 1050
発行:小田原市 〒250-8555 小田原市荻窪300番地 市役所総合案内 電話 0465-33-1302
編集:企画部広報広聴課 電話 0465-33-1261 FAX 0465-32-4640 〈C〉小田原市2012・1
広報小田原は、資源保護のため再生紙を使用しています。

12月1日現在 小田原市の人口197,530人 78,324世帯
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小田原市役所
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電話:0465-33-1300(総合案内)

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