市長の日記

市長の日記

2025年03月06日(木)

大船渡への派遣、「春をかさねて」、こども計画

 大船渡市での山林火災発生から、1週間が過ぎました。2,900㏊以上に延焼(調査中)、昨日の雨でようやく火が弱まりつつある、とのこと。この大規模な山林火災の消火活動に向け、全国から消防部隊が現地に集結していますが、小田原市消防本部からも3日に第一次の消防職員を派遣、入れ替わりで本日第二次の派遣を行います。震災の発生から14年になろうとしているこの時期、復興が軌道に乗り始めている被災地への重ねての大規模な災害に、心よりお見舞い申し上げ、被害が最小限度に食い止められることを祈ります。

続きを読む...

2025/03/06 11:36 | 未分類

2025年03月05日(水)

つながるマルシェ、皆春荘庭園、UDCOD ほか

 昨日から今朝にかけては大雪の予報でしたが、小田原では夜のうちに雨となり、午前6時までに高速道路などの交通規制はすべて解除、大きな混乱はありませんでした。道路情報については、国土交通省横浜国道事務所の宮本所長より逐一報告を頂けるのがとても有り難いです。
 先週は市議会3月定例会の代表質問・個人質問があり、それに先立って3月補正予算は可決。小田原市基本構想案やモルディブ共和国との交流などについて、複数の議員から討論が行われました。それぞれ、ご指摘やご意見を踏まえ、しっかりと進めていく所存です。3日からは予算特別委員会での予算審査が本格的に始まっています。

 3月1日、天候に恵まれた中、諸行事が目白押しとなりました。
 朝一番で、小田原球場で行われた第29回小田原松風ライオンズクラブ旗争奪少年野球大会の開会式へ。県内各地より46チーム、約900人の小学生たちが参加し、元気いっぱいの入場行進のあと開会式、始球式と続きました。始球式では、大洋ホエールズ時代からの名クローザーである齊藤明雄さんがピッチャー、私がバッター。齊藤さんの意表を突いたピッチングに、会場は大いに沸きました。
 

続きを読む...

2025/03/05 14:20 | 未分類

2025年02月26日(水)

観梅交流会、アートNOW、警察音楽隊

 2月も残すところあと2日となりました。日本海側に大雪をもたらす寒い日が続いていましたが、今日あたりから4月並みの陽気になるとの予報。花粉症の人には辛い日々が始まりそうです・・・。

 23日、三連休の中日で好天に恵まれた中、下曽我の別所梅林へ。この時期恒例となっている、下曽我体育協会による観梅会が行われました。川東地区では、10の自治会連合会エリアごとに体育振興会もしくは体育協会があり、この10地区での交流が以前より活発に行われてきました。新年早々の川東地区駅伝大会など、独自のスポーツイベントも行われています。観梅会はその一環で、今年一年の各地区の活動や交流について意見を交わすとともに、親睦を深める大事な機会。ほどよく花開いた梅林の中で、ホスト役である下曽我地区の皆さんが用意されたおでんや煮込みなどを囲み、和やかなひとときとなりました。

続きを読む...

2025/02/26 14:31 | 未分類

2025年02月25日(火)

全国梅サミット、地球環境サミット、こゆるぎ座

 21日、群馬県安中市で開かれた全国梅サミットに参加してきました。全国随一の生産地である和歌山県みなべ町のような生産梅林、偕楽園に梅が咲き誇る水戸市のような観光梅林など、様々な形で「梅」による地域活性化に取り組む全国13の市町が加盟しており、毎年持ち回りでサミットが開催されてきました。小田原市でも過去に2回開催されています。

 安中市には約3万5千本の梅があり、生産梅林として受け継がれています。小田原と同様、生産者の高齢化や担い手不足など、梅を取り巻く厳しい状況の中、地域おこし協力隊の若者たちが地元の生産者や農家の女性たちと連携し、様々な活性化策を展開しています。その中核は、何といっても人づくり。「梅の学校」や「梅サポーター」、小学生に対する「梅学習」など、地元の人材育成に加え、関係人口の拡大に意欲的に取り組んでおられます。また、生産梅林ですが観光面の開発も進め、花の時期のライトアップ、そしてこの春からはGPSを活用した梅林のナイトコンテンツも。小田原でも大いに参考にさせていただきたいと感じました。

続きを読む...

2025/02/25 09:15 | 未分類

2025年02月21日(金)

鬼柳・桑原で意見交換会、事業協会と協定

 鬼柳・桑原地区の水田地帯の今後に向けた市としての考え方について、18日に鬼柳公民館、19日に桑原公民館にて、説明と意見交換の場を開かせていただきました。この地区では昭和59年から、いずれは市街化区域に編入し工業団地化、企業誘致を進めて雇用創出や地域経済振興を目指そうと、将来の土地利用変更を見込む「保留区域」として位置づけられてきました。小田原大井線を挟んで東側地区については、地権者の合意もまとまり、すでに市街化区域に編入され企業が進出しています。一方、西側エリアについては、絶滅危惧種の固有種「酒匂川水系のメダカ」をはじめ多様な生き物が生息する、今日世界的にも重要視される「生物多様性」の観点からはたいへん貴重なエリアであり、昨今の農業者激減や後継者不足、さらにはコメの高騰にみられる食料生産の不安などに鑑みれば、守るべき大事な水田環境であると考えています。また地権者の中には強い営農意欲をお持ちの方々もおられます。

 そこで、この貴重な水田環境を次の世代にどう受け継いでいけるか、今ここでいったん立ち止まり、保全や整備の在り方についてしっかり考えるべきとの判断から、今回両地区の地権者の皆さんにその旨を説明し、ご意見を伺わせていただいたものです。

 いずれの地区の意見交換会では、「市がなぜここで方針を変えたのか」「高齢化が進みこの先営農を続けることが難しい農家がほとんど」といったご意見が多く、一方で「一度埋めてしまったら二度と元には戻せない」「誰かが稲作を引き受けてくれるならできるかも」といった思いも語られました。今回参加された地権者の皆さんは少数でしたので、今後改めてアンケートなどを行い実情の把握を行いつつ、今回示された疑問や課題、思いなどを整理し、検討作業の具体的な進め方を組み立てていくこととなります。いずれにしても、まずは地権者の皆さんとの十分なコミュニケーションが何より大切と改めて感じた意見交換会となりました。

続きを読む...

2025/02/21 10:47 | 未分類

 

ページトップ