市長の日記

市長の日記

2024年11月11日(月)

SDGsパートナー交流会 ほか

 11月も中旬に入り、雨ごとに秋が深まる感じがしています。市役所隣のケヤキ通りも、徐々に緑から黄色へと葉色がうつろい、落ち葉の量も増えてきました。そろそろ落ち葉掻きの季節でしょうか。

 8日、市民交流センターUMECOにて「SDGsパートナー交流会」が開催されました。令和元年7月に小田原市がSDGs未来都市に認定されて以降、SDGsの達成に向けて志を共有する企業や諸団体の皆さんに「パートナー」として登録して頂いており、それぞれの事業領域や専門分野においてSDGsに貢献する活動が取り組まれています。令和元年度の制度スタート時には36者で始まったものが、直近では335者ものパートナーが登録されており、たいへん心強く感じています。  この日は、そうしたパートナーの皆さん同士が出会い、お互いの活動情報を共有することで、取り組みをさらに拡大もしくは深化させる機会になればと企画されたもので、前半はワークショップと活動報告、後半は懇親会を実施。会場のあちらこちらで会話や意見交換に花が咲き、パートナー間の交流が進んだのではないでしょうか。今後もより一層の交流につなげるべく、市として工夫していきたいと考えています。

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2024/11/11 11:39 | 未分類

2024年11月08日(金)

総合教育会議で給食を議論 ほか 

 小田原市内での災害発生時における各種復旧対応には、地域で事業を営んでおられる各分野の事業者の皆さんに多大なるご尽力を頂いています。6日、その中心的な団体である「小田原市防災協定団体協議会」の皆さんと今後の災害対応について意見交換を行いました。この団体は、土木建設、管工事、電気設備、測量、環境緑化、建築の各分野の協同組合から構成されており、この日は各組合の代表の皆さんが参加。市側からも、災害対応に関係する部局長らが出席。  
 広い市域のどこでどのような被害が発生しているかについての情報収集、河川の氾濫を防ぐための水防策、災害復旧に不可欠な道路啓開作業、電気設備等の保守や復旧、土砂崩れや道路崩落の復旧、被災した建築物の危険度判定などは、小田原市の職員体制だけではとてもカバーしきれず、それぞれの専門性を有する民間事業者との連携と協力が不可欠です。
 これまでにも数知れず、こうした皆さんの協力によって災害の被害を最小限に食い止めたり、災害後の復旧が迅速に進んだりしてきているのですが、今後は平時より緊密に連携し、災害時を想定した指揮系統や役割分担などを明確にするべきこと、加えて、集中豪雨や震災時に被害が想定される個所を事前に把握し予防策を講じるといった取り組みも必要との認識を共有。今後具体に検討を進めることとしました。地域の防災力の維持向上において、こうした地域事業者の皆さんとの関係は極めて重要です。

 7日、今年度第1回目の総合教育会議が、曽我小学校を会場に開催されました。小田原市の教育の在り方をめぐり根本的かつ多角的に意見交換を行い、具体の政策に反映する重要な会議体で、市長が統括することになっているものです。
 今回のテーマは「学校給食について」。昨今、地方自治体では学校給食の無償化が進み、小田原市でも段階的無償化を目指していますが、それ以前の課題として、学校給食の質の向上、食材費の高騰への対応、地場産食材の活用の意義などが話題となっており、本市の学校給食の現状と今後について、様々な意見が交わされました。
 曽我小学校では、学校のすぐそばに田んぼがあり、種もみの準備から収穫までのすべての作業を児童たちが手掛け、収穫したお米は自校炊飯で子どもたちが食べています。会議に先立ち、教育委員の皆さんと一緒にこの日の給食を頂きましたが、内容・量ともに十分なものだと感じました。その後は各学年の給食の様子などを見て回りました。

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2024/11/08 12:18 | 未分類

2024年11月07日(木)

技術発表会 ほか

 アメリカ合衆国の大統領にトランプ氏が選出されました。気候変動への対応は待ったなし、世界各所での対立や非寛容の広がりなど、危ういバランスを保ちながらも世界が融和して乗り越えねばならない重要な局面に、世界はあります。トランプ氏の再登板が、そうした事態の好転に向かうようなインパクトをもたらすことを願います。

 5日午前中、市役所内にて「小田原市技術発表会」が開催されました。これは、市役所の技術系職員の研修の一環として、前年度に行われた市発注工事のうち優れた成果を収めた工事の内容等について情報交換を行い、市職員としての技術向上を目指すものです。今回は、「南鴨宮駅前公園再整備工事」と、「中曽根補助水源地深井戸更新工事」の二つが発表されました。
 前者は、駅に近い住宅地の中の広い公園を、樹木の整理・植え替えや遊具の更新、より安全な防護柵の設置やトイレ整備などを行って、近隣住民にとって魅力があり利用しやすい公園にするべく再整備を行ったもの。地域住民との度重なるワークショップなどを経て丹念にニーズや課題を把握し、それらをできるだけ反映した形で設計・施工が進められました。
南鴨宮駅前公園再整備工事南鴨宮駅前公園再整備工事

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2024/11/07 10:40 | 未分類

2024年11月06日(水)

いっせい防災訓練、秋の諸行事

 文化の日を挟んだ11月初めの連休、各所で諸行事がありました。
 2日は朝から小田原市いっせい総合防災訓練。警報級の雨を心配しましたが、午前中はさほどひどくはならない見込みであり、予定通り実施。市役所7階に設置された災害対策本部の準備状況を確認後、市内全ての広域避難所一次施設(小中学校)において実施される訓練の様子を、両副市長および教育長と分担して拝見させていただきました。雨降りのため広域避難所に参集すること自体が難しい状況でしたが、ほとんどの広域避難所には大勢の市民の方が集結。それぞれ用意された訓練メニュー(マンホールトイレや仮設トイレ組み立て、応急救護の訓練、給水訓練、ペット受け入れ態勢の準備など)に取り組んでおられました。甲府市からは給水車も派遣頂き、三の丸小学校にて市民に給水の方法等について実演。また各地では、地元の消防団の皆さんが大活躍。地域の災害対策には文字通りなくてはならない存在です。

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2024/11/06 11:46 | 未分類

2024年11月05日(火)

2つの意見交換会 ほか

 1日、朝一番で「相模湾の環境保全と水産振興シンポジウム」が開かれ、共催者の一人としてご挨拶をさせて頂きました。大きなテーマは「自然現象の中で漁業を守る」。地球規模の気候変動による台風など災害の激甚化による海底環境の変化や、温暖化に伴う海水温の上昇、また近年大きな環境要因となっている黒潮の大蛇行などの中、沿岸漁業を取り巻く状況は否応なく難しい対応を迫られています。そうした中でも、何とか適応して漁業を守っていくべく、貴重な講演や報告が行われました。

 また、この日より、大事な意見交換会/懇談会がスタートしました。
 ひとつは、「持続可能な地域社会の実現に向けた意見交換会」。これは、新たな総合計画の策定とその後の事業実施に向け、庁内の全部局長・副部局長を対象にした意見交換の場で、基本構想行政案に盛り込んでいる将来都市像「誰もが笑顔で暮らせる、愛すべきふるさと小田原」の内容となる、持続可能な地域社会の実現(「地域自給圏」の創造)に向けた、具体的な事業推進イメージを共有するべく、私と各部局長が文字通り膝を交えて意見交換するものです。
 基本構想行政案には5つのまちづくりの目標を示しており、その一つずつについて、該当する部の部局長・副部局長が参加。部によっては、課長たちも同席。第1回目となったこの日は、「いのちを大切にする小田原」というまちづくりの目標に関わる、市民部・福祉健康部・子ども若者部・病院管理局・企画部の面々が参加。限られた時間ながら、市政が向き合うべき課題と事業の組み方について、方向性は共有できたと感じています。もちろん、次年度以降取り組む事業の組み方については、今後個別詳細に議論を積み上げ、目指す姿のイメージに齟齬が出ないよう、庁内で十分なコミュニケーションを取るつもりです。
 今後、残りの4つについても順次意見交換会を予定しています。

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2024/11/05 10:51 | 未分類

 

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