相模湾からの経済活性化、相州牛による地域循環 ほか
28日、「相模湾からの経済活性化会議」の会長を務める、小田原箱根商工会議所の鈴木会頭より、提言書の説明を受けました。この会議体は相模湾に面する7商工会議所・7商工会で構成され、共通の資源である相模湾を活かした地域振興策が2018年より検討、実証されてきました。提言書にはその成果として、経済、観光、アート・カルチャー、環境、防災、教育・学習の各視点からの構想と具体的提案が盛り込まれています。長大な海岸線を持ち、新鮮な海の幸に恵まれた小田原ですが、「海」というかけがえのない環境を市民の暮らしや地域経済に活かすと言う点では、まだまだ取り組めることがたくさんあります。今回の提言で具体化できるものは積極的に取り組んでいきたいと考えています。
夕刻、市内浜町にある中川食肉株式会社へ。ふるさと納税の寄付額の向上に向け、返礼品に出品して頂いている主要事業者を今後お訪ねしていく、その第1弾。同社の中川大輔さん、「相州牛」を育てている長崎畜産の長﨑光次さん、市内で精肉店を営む中川光太郎さんと、「相州牛」を核にした地域内循環について意見交換を深めました。牛が育つ過程で大量に出る畜糞を素材とした良質な完熟堆肥を、地域内の米作りや野菜作りに活かして農産を振興し、生産された酒米で酒を造り、酒粕や他の野菜残渣などを飼料として牛に与える。地域内で循環し育て合う相州牛・米・野菜・酒を、「地域循環共生圏」に取り組むこの地域の象徴としてブランド化し、ワンセットでPRしていく・・・そんな構想の具体化に向け、今後も意見交換と連携を深めていくこととなりました。
29日、小田原市防災リーダー委嘱式および研修会にて、2年任期にてご就任頂く皆さんに感謝と激励のメッセージをお伝えしました。地域における日常的な防災活動、そして災害発生時の初動期における各種対応などにおいて、地域での自主防災の要として大切な役割を担う皆さん。市全体で248名が任命されており、うち68名が新任で、多くの方々が継続して任に当たって頂きます。
午後、「小田原ジュニア弦楽合奏団」の第40回記念定期演奏会が開催されました。私は同団の賛助会会長を仰せつかっておりますが、それ以前に、音楽を愛し音楽を志向する若い演奏家たちを育ててきた、極めて貴重な活動を続けておられる合奏団の歩みには、深い関心を寄せてきました。今回の演奏会は40回記念と言うことで、例年よりもかなり大規模な編成での演奏。この日の目玉であるドヴォルザークの「新世界より」の演奏では、プロとして活動しているOB・OGも含めた舞台いっぱいの楽団に交じって、小中学生の団員の皆さんも熱演。素晴らしい演奏に拍手は鳴り止みませんでした。こうした経験が、今後の成長に大きな励みとなるに違いありません。地域を挙げて応援していきたいものです。
おだわら市民交流センターUMECOでは「小田原文学研究会 春の講演会」として、小田原ご出身の作家・新井恵美子さんの講演会が開かれていました。講演会には間に合わなかったのですが、市教育委員としてもお世話になってきた新井さんにご挨拶をと思い、駆けつけました。齢を重ねられた中でも次々に作品を上梓されており、ファンも多くこの日は満席。たいへん嬉しい、数年ぶりの再会でした。






