千代中1年生の米づくり、梅香園訪問 ほか
今朝雨戸を開けると、明けゆく明神ヶ岳の上には見事な満月が懸かっていました。今日もよく晴れそうです。日本海側では大雪となる一方、関東平野南部はこうして冬晴れが続く季節に。昨日は登庁後に大勢の職員たちとケヤキ通りの落ち葉掃き。枝に残る葉も少なく、週2回行われてきたこの作業も来週で終わりになりそうです。
ケヤキ通りにて職員たちと落ち葉掃き
1月以降に本格化する新年度予算査定に向け、庁内では各所管から上がってきた予算要求に対する調整作業が続いています。この予算編成では、私のマニフェストに掲げた諸事業への着手をできるだけ進めたく、また第1期実行計画の具体化に向け各所管からも意欲的に新規事業の提案が行われているのですが、財源がたいへん厳しく事業の組み立てに苦慮しています。
また今週あたりから、新年に掲載される地元紙などからのインタビューや、年頭所感を掲載する各紙面の原稿作成などが入ってきます。この1年を振り返りつつ、新しい年への展望を述べながら、今年も残り少なくなったことを実感しています。
3日、上府中地区まちづくり委員会の皆さんと千代中学校の生徒さんたちが、取れたての新米を持って訪ねて下さいました。上府中地区まちづくり委員会農業指導プロジェクトメンバーの古宮さん、飯倉さん、穂坂さんから、千代中学校1年生全員が参加した米作りのご報告を頂き、実際に田植えや夏場のヒエ取りなどに汗を流した1年生お二人から、米作りに関わった感想などを聞かせてもらいました。300キロほど収穫があったお米は、参加した生徒たちや地域の子ども食堂・ご長寿食堂に少しずつ配布されたほか、市場価格よりはるかに安い値段で保護者の皆さんに買って頂いたとのこと。
この取り組みは、千代中学校で行っている地域学習の一環にも位置づけられており、担当の先生からも、千代地区の農業の現場に生徒が関心を持ち、担い手不足や害虫などの課題について知ることはとても貴重な学びになっているとのお話でした。実際、このエリアでも発生が見られるジャンボタニシの駆除方法について中学生たちがアイデアを出しており、その報告を兼ねた学習成果の発表会も近日中に行われる予定とのことです。
上府中地区まちづくり委員会、千代中学校1年生の皆さんと
4日、小田原を中心に障がい福祉サービスを多角的に展開して頂いている社会福祉法人よるべ会の活動拠点である「梅香園」を訪問、施設を利用されている皆さんの活動の様子を見学すると共に、理事長の星野さんをはじめとするスタッフの皆さんから事業の運営状況や課題などについて意見交換をさせて頂きました。通所される障がい者が、健康作り・交流・学習・作業、そして就労など、その人の状況に応じて関わることが出来るようになっており、施設内では様々な活動が行われていました。よるべ会は小田原における障がい福祉の重要な担い手であり、積年の活動に改めて感謝をお伝えしました。人材確保などで苦労の絶えない事業運営に対し、市としても地域課題として取り組んでいきたいと思います。
よるべ会の施設「梅香園」にて、作業の様子などを見学
夕刻は、生涯学習センターけやきにて、小田原市交通安全総ぐるみ大会が開催され、交通安全ポスターコンクールの入賞者の表彰や、地域の交通安全活動に功労のあった皆さんへの感謝状の贈呈などが行われました。年末年始にかけ、交通安全の取り組みを各地域や諸団体においてしっかりと進めていきましょうと呼びかけました。
交通安全総ぐるみ大会にて、市長賞の小学生を表彰
