市長の日記

市長の日記

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2012年05月11日(金)

48

 10日午後、国土交通省関東地方整備局から、今年度より新たに着任した都市整備課の尾上課長さんらが、小田原に来られました。以前、本市の都市部長として数年間小田原市役所に赴任され、現在は関東地方整備局で部長を務められている岡さんとの関係もあり、小田原市が今後進めていく様々な都市整備関連の案件の進め方についてご意見を頂いて来ました。ホール・地下街・再開発の三大案件に対する、社会資本整備総合交付金の適用や、今後具体化に向けて検討を加速する「都市廊」の整備手法や国としての支援の可能性などについて、尾上課長らに市内の予定地や街なかの様子を実際に見てもらいながら、今後に向けての相談をさせて頂きました。

 三大案件については、今年のうちに「中心市街地活性化基本計画」に明確に位置付け、内閣府からの計画認定を頂くことが前提となりますが、上記交付金の適用を受け、3分の1ないし5分の2の補助が見込まれます。財政上、極めて重要な支援となります。国レベルでの財政運営のウェイトが被災地復興にかけられる中、地方都市での整備案件に向けられる支援が削られがちな局面ですが、事業の重要性と、地域活性化への大きな貢献をご理解いただき、しっかりと支援を頂きたいと考えています。
 
 さて、今日は48回目の誕生日を迎えました。もうこの年になると、おめでたいということでもないですし、日々の忙しさの中で特別な感慨と言うこともないのですが、「48」という数字は、何か節目を感じさせるものがあります。客観的には、中年の真っただ中、ということでしょうけど、人生の中では、まさに働き盛り、でもあります。この人生を通じて、自分に与えられた使命があるとするなら、その視点から年相応の役割が果せているのか、時には振り返るという意味で、誕生日は大切なのかもしれません。

2012/05/11 14:56 | 未分類

2012年05月10日(木)

足柄茶、晴れて出荷へ!

 9日、神奈川県から発表があり、小田原・秦野・開成の新茶について放射性セシウムの濃度検査を行ったところ、いずれも国の基準値を大幅に下回る結果となりました。昨年5月11日に、安全を確認するために行った検査で、まさかの放射性セシウムが検出され、以来、一番茶、二番茶ともに出荷ができず、一年間苦しみ続けてきた茶生産者の皆さんの様子を見てきただけに、私もホッと胸をなでおろしています。足柄茶の主要な産地である山北町などの茶葉の検査結果は、まだ発表されていませんが、数値の分布をみる限り、産地全体として規制値を十分に下回ることが期待されます。

 本来、茶葉から放射性セシウムが検出されること自体、あってはならない異常事態。したがって、基準値をクリアしたことは、正常な状態に戻りつつあるということであって、達成した歓びというよりも、元に戻ってきたという安心感、ということでしょう。こんな事態は、今後二度とあってはならないのです。出荷できない一番茶・二番茶を畑に捨て続け、緑の葉を全て刈り払う深刈りを行うなど、辛い作業を続けてきた農家の皆さんの経験と痛みを、これから先のエネルギー政策や、地域としての安全な環境づくりや再生可能エネルギー政策の推進に繋げていくことが必要です。

 今週末以降、久野や荻窪の茶畑では、初夏の日差しの中、茶摘みが一斉に行われることでしょう。足柄茶のブランド回復を、地域を挙げて進めていきましょう。

2012/05/10 13:45 | 未分類

2012年05月09日(水)

市広報、全国で入選!

 8日の読売新聞で大きく報じられましたが、平成24年全国広報コンクールで、「広報小田原」が「広報紙(市部)」の部門で入選を果たしました。昨年の県内の広報コンクールで最優秀賞を頂いた、平成23年11月1日号が、全国でも高い評価を頂いたことになります。詳しくは、小田原市のHPでご紹介しています。

 読売新聞の記事には、広報広聴課の職員らが笑顔で映っている写真も大きく掲載されていました。広報のみならず、市政全般の様々な取り組みはもちろん、市民の皆さんとの協働事業においても、その下支えで多くの職員が汗をかいていますが、なかなか表面に出たり、評価されたりする機会は少ないものです。そんな中での表彰記事でしたので、担当した職員たちにスポットが当てられたことは、私にとっても嬉しいことでした。

 市民力と協働を全面に出して市政運営や地域づくりを進めてきていますが、日々の地道な作業の様子や、ささやかな成果など、プロセスにまつわる情報のきめ細かな共有が大事であることを、広報の職員には常に言ってきました。広報小田原や、市HPは、その重要な手段。市民の暮らしや活動の現場にまで細かく行き届いた情報収集や広報活動を行うことは、たいへんな労力を伴うものですが、その作業によってしか共有できないものがあります。

 広報広聴課の職員のみならず、市の各所管には、広報担当が配置されています。今後も、こうした全庁的な広報・広聴体制によって、「新しい小田原」への歩みをきめ細かく拾い、共有する取り組みを進めていきます。

2012/05/09 11:52 | 未分類

2012年05月08日(火)

シェーナウの想い

 6日、大磯で行われた上映会に参加しました。上映作品のタイトルは「シェーナウの想い」。ドイツの、人口2500名ほどの小さな市で、住民を挙げて実現されてきた、再生可能エネルギーの地域自給への歩みを収めた、ドキュメンタリー映画です。

 「シェーナウ」という地名は、日本人にはほとんど知られていないと思いますが、私は市長就任前に訪欧する際、ドイツにおける様々な市民自治の取り組みを調べる中で、シェーナウという町の存在を知りました。市民が参加しての街なかの環境保全、花や緑が溢れる美しい街づくりなど、自治の気風がみなぎる美しい町、との印象をもった記憶がありましたので、今回の映画のタイトルには大いに興味を持ったのです。

 チェルノブイリでの原発事故を契機に、シェーナウの市民は、被曝した子どもたちの受け入れを継続しながら、放射能が人体に及ぼす影響についての学習を深め、自分たちの町で享受する電力についても、原子力や化石燃料から脱却し、安全な再生可能エネルギーによる自給を目指そうと、活動を開始します。太陽光、コージェネなどを主とした創エネの取り組みを基礎にしながら、地域の電力供給を一手に担ってきた電力会社から送電網を買い取ることまで視野に入れた、壮大な運動を展開。様々な困難を乗り越え、また市を二分するような議論を何度も経て、市民によるエネルギー会社の設立、そして送電網の買取を実現。現在は、市民のみならず、周辺の十万人以上の世帯に電力を供給するに至っています。高い理想を掲げ、それに向かって検証を積み重ね、議論をいとわず、前に進み続けた、シェーナウの市民の皆さんの歩みは、私たちが小田原で作り出そうとしている、「市民の力で未来を拓く希望のまち」を、まさに地で行っている感じがします。

 小田原市でも、今年度の民間事業会社設立を目指し、再生可能エネルギーによる事業化検討業務に取り組んでおり、民間の皆さん方の熱意と、事務方を担う行政の協働によって、着実に検討が進んでいます。固定買取価格制度も事業化に追い風となっています。今回の映画で、送電網の買取まで実現してしまった実践を見せられ、まだまだ取り組むべき課題は山のようにあると実感したところです。

 いみじくも、前日の5月5日、泊原発が定期検査に入り、国内の全ての原発が停止しました。この夏に、日本が今後どのようなエネルギー政策を打ち立てていくのか、現実的な検証が行われることになります。一日も早く、再生可能エネルギーによる地域自給の歩みを、前へと進めていく必要があります。

2012/05/08 13:21 | 未分類

2012年05月07日(月)

北條五代パレード、無事実施

 3日、前日からの大雨が午前中いっぱい残った中、何とか、午後からのパレードが実施できました。前夜から雨雲レーダーを頻繁にチェック、3日の明け方も早々からパソコン前に座り込んで睨めっこ。どうみても、午前中には雨雲が北東へ抜けると思われましたので、観光協会の皆さんへも、前向きな検討を依頼。朝7時半までには、規模縮小での実施との判断が下されました。小田原の最大の観光イベントが中止では、意気消沈してしまうと考えていましたので、実施できることになり、ホッと胸をなでおろしました。

 北条五代観光推進協議会が昨年9月に立ち上がっていましたので、今回の祭りには各地から多くの方々が参加されました。特に、八王子市は特別列車を仕立て、約300人の皆さんが到着。八王子市長、寄居町長をはじめとするご一行を、午前10時頃、小田原駅の橋上で歓迎式典にてお出迎えしました。このときは、まだ滝のように雨が降っていましたが、構わず「雨は必ず上がります!」と宣言。
 青空がのぞく、とまでは行きませんでしたが、銅門広場で出陣式が始まった13時過ぎには、雨は上がりました。さすがに、例年に比べ観衆の方々の数は減ったものの、無事に出陣式も終了。沿道に出てみれば、最終的には12万人もの方々が声援を送ってくれていました。よかった、よかった。

 この日、出陣式に先立って、北条五代観光推進協議会の参加市町首長らで、会議を開催。新たに、川越市からの参加表明があり、これで9市2町に。パレード終了後のレセプションでは、作家の火坂雅志さんも参加されており、観光協会の鈴木会長以下大勢の皆さんから、「一日も早い原作の完成を!」との激励?を浴びておられました。
 大雨による土砂災害などの発生で、伊豆市と鎌倉市の市長さんが急きょ来られなくなってしまったことは、残念でした。しかし、天候が危ぶまれた中、無事に開催でき、さらには関係市町の結束も強められ、本当に良かったと思います。
 
 4日・5日は、地元・谷津地区の氏神である大稲荷神社の祭礼。特に5日は、まる一日、上谷津神輿会の一員として、法被に地下足袋姿で、神輿の渡御に加わり、町内や駅周辺を練り歩き、最後の宮入まで参加させてもらいました。

 5日は朝から晴れ上がり、日差しが痛いくらいでした。子供の数が年々減っているので、午前中に回った子ども神輿では、脇で支えるお父さんたちが大変そうでした。午後からは、隣接する下谷津・中谷津とまわり、東通りから小田原駅東口、錦通りと、木遣り・突っ込みを繰り返しながら、神輿の運行を進めます。私は背が高いため、一番前を担がせてもらったので、いろんな方から声をかけて頂きました。
 最後の宮入では、木遣りも唄わせてもらいました。地域の皆さんとのコミュニケーションを十分に深めることのできた、楽しい一日でした。しかし、二日後の今も、体の節々が痛い・・・。

2012/05/07 16:05 | 未分類

2012年05月02日(水)

GW後半へ

 1日、4月で百歳を迎えられた市民の方へお祝いをお届けに伺ったほか、地下街再生に向けた関係団体との意見交換、地域の皆さんから提出されたまちづくり関連の要望書受理と、公務が続きました。また、病院長・看護部長・病院管理局長が全て交代になった市立病院の幹部スタッフと、様々な課題解決に向けて一丸となるべく、意見交換の場を設けました。連休中であろうとなかろうと、幾つもの公務が立て込んでいます。
 
 市役所の秘書室前の通路の先に、来年度採用する職員の面接会場があり、面接が始まった先週末から、リクルートスーツに身を包んだ若者たちと頻繁にすれ違います。小田原市では昨年度より、新採用試験から教養試験を廃止。実質面接のみとしたため、今年も30名ほどの募集枠に対し1200人を超える応募がありました。面接を担当する係長や主査クラスの職員は、相当たいへんだと思いますが、将来の小田原市を担う貴重な人材の見極めに、しっかり取り組んでくれているものと思っています。
 
 さて、明日からはゴールデンウィークも後半。平日も祝日もない私には、このところカレンダーはほとんど関係がないのですが、なんといっても明日の天気だけはたいへん気になっています。一日に何度も、インターネットで雨雲の動きを確認してしまいます。朝まで雨が残ることは仕方ないとしても、何とか昼前には上がってほしい。小田原を大いに盛り上げる北条五代祭りが何とか開催できるよう、ひたすら祈っています。

2012/05/02 17:20 | 未分類

2012年05月01日(火)

脱原発を目指す首長会議

 いよいよ、5月となりました。29日は汗ばむくらいの陽気となりましたが、南の海上に前線があり、5月3日の北條五代祭の天気がとても心配です。何とか、実施ができる程度の天候に収まってくれればと祈っています。

 4月28日、東京の城南信用金庫本店にて、「脱原発をめざす首長会議」の設立総会が行われました。私は呼びかけ人として参加、この日までに全国で70名の首長が参加を表明し、会場にも30名近くの現職もしくは元職の首長が参加。大勢の報道陣に囲まれた中、世話人である三上・湖西市長や、上原・元国立市長らからのメッセージ、各首長らの発言、アドバイザーである飯田哲也・環境エネルギー政策研究所所長の講演、各政党代表からの応援メッセージなどが続きました。

 久しぶりに再会した、同じく呼びかけ人として加わった桜井・南相馬市長と固く握手。初めてお会いした、村上・東海村長、鈴木・伊勢市長、笹口・元巻町長らとも懇談。3月に「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」を立ち上げた、鈴木悌介・小田原箱根商工会議所副会頭も、応援メッセージを述べに駆けつけてくれました。

 記者会見に残った首長さんたちから、それぞれの立場や地域からの思いが語られました。福島県から現職の首長として唯一参加した桜井市長の訴えは切実。総会の会場には、オブザーバーとして、双葉町の井戸川町長のお姿も見えました。

 私からは、原発から300㎞も離れていながら直接に被害を被った痛み、ご縁のある福島県相馬・双葉地方の皆さんの想像を絶する苦しみ、浜岡原発からわずか120㎞にあること、などの理由から、安全で分散したエネルギーの地域自給を具体的に目指さねばならないこと、実際に「小田原電力」を目指して民間の皆さんと事業化を進めている、と述べました。4月29日づけの毎日新聞社会面にコメントが紹介されています。

 重要なことは、再生可能エネルギーによる地域自給への実践のうねりを、全国各地が手を携えることにより、この国としての取り組みレベルを急いで高めていくこと。「脱原発」は政治スローガンではなく、実践をつなぐ共有目標です。今後、この会議で得られたネットワークを十分に活かし、各地での取り組みとの情報共有を進めて、小田原での具体策を加速させていきたいと思います。

2012/05/01 12:53 | 未分類

2012年04月27日(金)

北條五代祭り

 明日から、いよいよゴールデンウィークに入ります。天候は大崩れすることもなさそうで(今のところですが)、まちが賑やかに盛り上がることが期待されます。

 各地区での祭礼などと重なる中で行われる、本市最大の観光イベント、北條五代祭りが、5月3日に予定されています。当日のスケジュール、前後のお客さんとの対応などの動きが、ほぼ固まってきました。
 震災後で開催そのものが危ぶまれた昨年は、自粛してパレードも縮小しての開催でしたが、今年はもとに戻し、盛大に執り行われます。

 昨年9月に、北條五代観光推進協議会を発足させたこともあって、今回の出陣式には、各地から大勢の首長さんたちも駆けつけてくれます。推進協議会に加盟している8市2町のうち、伊豆市長、伊豆の国市長、鎌倉市長、箱根町長、八王子市長、寄居町長が参加。更に、加盟を希望している川越市からも、市長さんが参加の予定。また、法隆寺ゆかりの都市として交流を始めた斑鳩町からも、町長さんが参加。被災地支援を通じて絆を深めている相馬市からは、立谷市長の都合がつかなかったものの、現地での水産業復興に全力で取り組んでいる、NPO法人「相馬はらがま朝市クラブ」の皆さん方も、パレードに参加の予定。この他、姉妹都市の日光市からも参加があるなど、実に賑やかな顔ぶれになりそうです。

 特に、三代氏康の息子・氏照が治めた八王子市からは、市長を先頭に特別列車を仕立て、市民の皆さん約300人が小田原に来られます。私も駅でお出迎えをしますが、北條五代の観光振興に向けたムードは、この日に一気に高まりそうです。もちろん、早雲公役として、今年も阿藤快さんの騎乗で盛り上がりますし、「北條五代」を現在執筆中の作家・火坂雅志さんも参加。
 
 薫風に新緑がそよぐ城下、パレードを軸として大いに盛り上がることでしょう。桜の時期に大きな課題となった、中心市街地での駐車場の収容能力には、依然として限りがありますので、できるだけ公共交通と徒歩でお越し頂き、会場だけでなく、街なかで時間を過ごし、美味しいものもたくさん食べてお帰り頂きたいものです。

2012/04/27 16:27 | 未分類

2012年04月26日(木)

コーチング

 小田原市では、職員の資質・能力の向上と、それによる行政サービスの改善、組織風土の改善を目指して、「コーチング」という研修手法を導入します。これは、民間企業では導入が進み始めている社員能力や組織風土のイノベーションを図る手法で、「めまぐるしい変化が続くビジネスシーンにあって、こうした環境に適応するだけでなく、自ら変化を巻き起こして行ける力こそ、これからのリーダーや組織に欠かせないリーダーシップ。こうしたリーダーシップの開発により、人や組織の可能性を確実に高める」との考えに基づくものです。

 国内では、先日NHKのクローズアップ現代で特集されていたように、キリンビールをはじめ多数の会社で全社的な導入が行われ、一人ひとりの社員の能力開発のみならず、組織風土の大幅改善、それによる社としてのパフォーマンスの向上に貢献しています。しかし、まだ民間企業での導入が主流であり、行政部門、特に地方自治体の現場で本格的に導入をしようとしているケースは、あまりないようです。
 
 手法としては、ある意味シンプルです。当人と、コーチとの間での徹底したコミュニケーションを通じて、当人が置かれている状況、課題認識などを客観的に把握すると共に、課題を解決するために何をクリアーすることが必要かを明らかにし、行動に繋げていく、というもの。そこには、徹底して当人の話を聴くこと、当人は話をすることで自分の状況を改めて整理認識すること、率直なコミュニケーションを通じてこれまでを振り返り、前に進んでいく意欲が生まれること、自分だけの考えでは見出すことのできなかった解決の方向性やビジョンが見えてくること、などが効果として期待されます。小田原市では、この「当人」として、当初係長クラスから34名を選抜、コーチングプログラムを受講させます。その後、この34人それぞれが、5名の職員に対し、同様にコーチングを施すことにより、その効果を押し広げていき、3年間で1200人ほどの職員にコーチングのスキルとエッセンスを伝えて行く考えです。
 
 市として、この手法を導入しようと考えたのは、大きく二つの理由があります。
 ひとつは、組織内部において組織風土を変えていく必要があることです。この間、幾つかの不祥事が明るみに出ましたが、それはいわば、小田原市の組織や職場風土、職務遂行の現場において、積年の中で体質化していた風通しの悪さ、コミュニケーションの滞り、チャレンジする気風の弱さ、指示待ち、タテ割り意識などが、その背景にあったと考えています。であれば、そのような基礎的な組織風土を根っこから変えていくことが、何よりの根治策になるはずです。
 
 もうひとつは、市職員に求められる資質の変化です。市民の皆さんとの協働、様々な課題解決に向けた新たな手法の開発の必要性、市民や地域の力を引き出すためのコーディネート力、民間の皆さんと互角に組んでの事業化案件など、これまでの「お役所仕事」といわれるようなレベルでは、今後の時代と社会の変化と進化に対応できなくなります。当然、市職員として、市組織としての進化が不可避になっているのです。

 今日から半年間行われる、コーチング。参加する職員たちがどのように成長するか、進化するか、大いに期待しながらそのプロセスを見守っていきます。
 

2012/04/26 13:42 | 未分類

2012年04月25日(水)

おだわら野菜?

 過日、ふたつのグループホームをお訪ねする機会がありました。そこで改めて思ったのは、近年設置が進んでいる小規模の福祉施設の施設長や現場スタッフは、若い男性が多いということ。要介護の高齢者の生活を支える上で、若い男性の力が必要ということもあるのでしょうが、この福祉分野に志を持って意欲的に若い人たちが参入してきているように感じます。心強いことです。
 
 昨日午後、建設部からの資料に目を通しました。23日に行ったレクチャーの際に頼んでおいたもので、昨年度から始まった、市街化区域における道路状況等のチェックを目的としたパトロール活動の報告書です。市街地を幾つかのエリアに分け、道路の傷み具合、ガードレールや側溝の状態など、市民生活に直接かかわる道路周りの状況をつぶさに確認、修繕や補修の必要性に応じてすぐに対応する、という活動です。昨年度は南町一帯で実施、道路舗装の劣化、側溝のふたの破損、ガードレールの破損など、100件以上の箇所の問題を確認。すぐ対応すべき個所については補修を実施、経過観察をすべきものも含め、全ての箇所に対応が行われていました。これは建設部の意欲的な取り組みで、問題が小さなうちにこまめに手を打っていくことで、厳しい財政の中でも市民生活に問題が生じないようにするものです。今年度以降も、地区を変えて実施、数年の中で市街化区域をすべて網羅する予定。市民の皆さんに見えないところで、このような地道な取り組みが進んでいます。
 
 夕方、青果市場を訪ね、小田原青果商協同組合の役員の皆さんと、地下街再開に向けた意見交換を行いました。地下街に形成をする小田原ゾーンの魅力の核は、何といっても地場の生鮮品であり、中でも旬の野菜は不可欠。日々、市内外から集まる野菜の様子と、その生産者の様子を熟知しておられる青果商の皆さんから、様々なお話を伺うことができました。
 その中で話題になったのは、小田原産の野菜。ナス、ハネギ、サトイモ、タマネギなど、小田原産で非常に品質の高い、そして美味しい野菜が何種類かあること、しかしヤツガシラなど小田原産が消えつつあるものもあること、何といっても生産者の高齢化が進んでこの先が心配であること、などが語られました。私たちとの共通の認識として、地下街に地場の生鮮野菜を並べるならば、市内の生産を支え、後継者を育てていかねばならないということ、そのためには、価格競争にさらされるものではなく、小田原ならではのものを作り、ブランド化し、個性的で価値の高い野菜を作り、生産者として成り立っていく必要がある、ということです。

 鎌倉には、「鎌倉野菜」というブランドがあります。決して生産量が多いわけではないらしいのですが、やはりブランドが魅力的であり、売り場では一定の地位を確保しているとのこと。箱根のホテルやレストランでは、「箱根西麓野菜」なるものが好まれ、この産地として箱根外輪山西麓の生産者が活性化しているようです。やはり、「おだわら野菜」のような、地の旬の安全な、そして美味しい野菜を、地域の目玉に育てていく取り組みが必要です。今後、主要な生産者の皆さんとも、精力的に語り合って、生産量の拡大に向けた取り組みを進めたいと思います。

2012/04/25 14:28 | 未分類

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小田原市役所
住所:〒250-8555 神奈川県小田原市荻窪300番地(郵便物は「〒250-8555 小田原市役所○○課(室)」で届きます)
電話:0465-33-1300(総合案内)

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