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広報おだわら 第1012号

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広報おだわら 第1012号

平成22年6月1日 発行

#01:無尽蔵プロジェクト 「ウォーキングタウン 小田原」の民間団体との協働事業が始動
#02:小田原ふるさと大使
#03:いつまでも安心でおいしい水をお届けするために
#04:小田原ブランド元気プロジェクト
#05:「いのちを大切にする小田原へ」 地域医療を守るために〜だれもが安心して医療を受けられるまちをめざして〜
#06:小田原の大気・水 身近な環境を知り、考えよう
#07:SHISEI〜至誠・市政〜
#08:おだわら情報 odawara information
#09:平成22年度自治会長名簿
#10:連載 尊徳道歌のこころ(6)
#11:「命の見張り番!」住宅用火災警報器を設置しましたか?
#12:連載 市民力
#13:キラリ若人!
#14:地域コミュニティ 地域が連携して課題を解決!
#15:連載 あの日 あのとき小田原


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※以下のページは、目の不自由なかたでもご利用いただけるよう、市販の音声読み取りソフトに対応するため、文字データのみを記載しました。
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まちづくり情報誌 広報 小田原
平成22年6月1日発行 No.1012
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========目次========
#01:無尽蔵プロジェクト 「ウォーキングタウン 小田原」の民間団体との協働事業が始動
#02:小田原ふるさと大使
#03:いつまでも安心でおいしい水をお届けするために
#04:小田原ブランド元気プロジェクト
#05:「いのちを大切にする小田原へ」 地域医療を守るために〜だれもが安心して医療を受けられるまちをめざして〜
#06:小田原の大気・水 身近な環境を知り、考えよう
#07:SHISEI〜至誠・市政〜
#08:おだわら情報 odawara information
#09:平成22年度自治会長名簿
#10:連載 尊徳道歌のこころ(6)
#11:「命の見張り番!」住宅用火災警報器を設置しましたか?
#12:連載 市民力
#13:キラリ若人!
#14:地域コミュニティ 地域が連携して課題を解決!
#15:連載 あの日 あのとき小田原
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#01:無尽蔵プロジェクト 「ウォーキングタウン 小田原」の民間団体との協働事業が始動
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問 観光課 電話0465-33-1521

 ゆっくりと歩いて、その土地の歴史や文化を体感しながら時間を過ごす。その地域の人々との交流を楽しむ。そんな「まち歩き」を楽しむ人が増えています。豊かな自然と長い歴史の中で、産業や文化が発展してきた小田原には、よく知られた観光名所ばかりでなく、地域ならではの資源がたくさんあります。「ウォーキングタウン小田原」は、これらの魅力ある資源を訪ねる散策コースやウォーキングに関する情報を広く紹介し、多くの人々に小田原を歩いていただくことによって、まちの活力を高めていこうとする取り組みです。
 6月から、無尽蔵プロジェクトの一つとして、「ウォーキングタウン小田原」のイメージを市内外に広め、具体化していくための事業が民間団体の主導で始まります。

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6月から清閑亭の実験的な活用が始まります
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 地域に根ざした活動を展開する民間団体が清閑亭をまち歩きなどの拠点として実験的に活用する事業が始まります。「邸園文化」をテーマに、かつて小田原に数多く存在した別邸建築や庭園と、それらを取り巻く多様な生活文化を生かした観光交流の促進を図ります。
 この事業は、神奈川県から「神奈川らしい観光交流企画開発事業」として委託を受けて、地域住民や関係団体との連携のもとに進められます。

●実施団体 特定非営利活動法人 小田原まちづくり応援団
●事業拠点 清閑亭(国登録有形文化財、南町一丁目)
●事業内容 まち歩きや観光交流イベントの実施、史跡等地域資源の情報発信、セミナーやワークショップの開催など。6月6日日曜日以降の毎週土・日曜日(午前11時〜午後4時)には、清閑亭を一般公開(建物内見学)します。

キックオフイベント(6月6日日曜日)
清閑亭の実験的な活用の開始にあたって、邸園文化をテーマにした観光まちづくりイベントが開かれます。
・レゾートカフェ清閑亭
午前10時〜午後5時(予定)
茶菓とすすり茶、またはコーヒーを楽しめます。(有料)
・第7回小田原まちあるき検定
事前申込制、午前10時〜午後3時
・第1回邸園交流かふぇ@清閑亭
「邸園交流カフェ」とは、テーマごとにさまざまな立場の人々が意見を交わすミニ集会です。
基調講演「(仮)清閑亭と邸園交流」
講師:後藤治さん[工学院大学教授]
定員50人、午後5時〜7時(予定)
※駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

●問い合わせ/小田原まちづくり応援団 事務局
 電話0465-32-0964

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【国登録有形文化財 清閑亭】
問 文化財課 電話0465-33-1717

 相模湾と城下町を見渡す南町の高台にある清閑亭は、明治時代の政治家で、貴族院副議長を務めた黒田長成(1867〜1939年)の別邸です。
 天神山(南町)に別邸を構えた閑院宮家とのちに姻戚関係となる黒田家は、明治39年(1906年)に隣地を求め清閑亭を建てました。建物は、木造平屋建て(一部2階)入母屋造りの和風建築で、母屋は数寄屋風書院造。そのたたずまいは大正初め頃の様式を今に伝えています。
 敷地内には、戦国時代に築かれたと考えられる小田原城三の丸の土塁や空堀の一部も現存しています。その位置と形状から、この場所が城下町を眼下に収め、三の丸箱根口の守りを固める重要な役割を負っていたことが伝わってきます。こうしたことから、三の丸の土塁については平成18年1月に国指定史跡に、清閑亭については平成17年7月に国登録有形文化財となりました。
 首相や陸軍元帥を務めた山縣有朋や、「三井」を世界的な財閥に育てた近代数寄茶人益田鈍翁など、小田原に別邸を構えた偉人たちの多くは小田原城を巡る歴史に彩られた小田原のまちをこよなく愛しました。清閑亭は、その名残を今に伝える貴重な場所の一つなのです。
★★★★★★★★★★

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6月18日ウォーキングタウン小田原
「坂の上の雲」フォーラムを開催します
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 NHKドラマ「坂の上の雲」の主人公・秋山真之は、病身をおして山縣有朋別邸(板橋)を訪問するなか、ついに友人山下亀三郎の別邸(南町)で生涯を閉じました。この史実にちなみ、往時の邸園文化をしのび、これらの資源を生かした観光交流をウォーキングタウンの視点から考えます。
●主催 小田原まちづくり応援団
●日時 6月18日金曜日午後2時〜4時(開場午後1時30分)
●場所 生涯学習センターけやきホール
●基調講演 
「(仮)『坂の上の雲』と小田原邸園文化」
 講師:藤沢浩一さん
 (NHKドラマ「坂の上の雲」プロデューサー)
●パネルディスカッション
コーディネーター:小田原まちづくり応援団
パネラー:藤沢浩一さん、加藤市長ほか
●入場自由、無料
※駐車台数に限りがあります。できるだけ公共交通機関をご利用ください。
●問い合わせ/観光課
 電話0465-33-1521

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小田原の奥深い魅力にふれてください!
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「ウォーキングタウン小田原」
コーディネーター
特定非営利活動法人 小田原まちづくり応援団
平井太郎さん、小早川のぞみさん、柴田彩子さん、内藤英治さん

〈Q〉特定非営利活動法人小田原まちづくり応援団はどんな団体ですか。
〈A〉小田原市政策総合研究所(平成12〜19年度)の市民研究員のOB・OGを中心に構成する団体です。同研究所で発表した「おだわら千年蔵構想」の実現に向けて、市民、事業者、行政のつなぎ手となって、まちづくり活動を応援することを目指しています。

〈Q〉観光交流促進の手段として、まち歩きをどのように考えていますか。
〈A〉「お決まりのコース」ばかりでなく、まちの魅力に深く触れるまち歩きのニーズが高まっています。実際に歩いて確かめることが、観光交流の原点です。私たちは、「おだわら千年蔵構想」を立てる段階から、まち歩きの手法をとってきました。その成果の一つが、「小田原まちあるき検定」です。

〈Q〉まち歩きの視点から、清閑亭をどのように評価していますか。
〈A〉明治から大正にかけて、小田原や大磯には政財界の要人が競って別邸を構えました。清閑亭は、邸園文化の栄えた西海子小路や板橋と小田原城との結節点に位置します。現代の人々が往時の上質な生活文化に触れ、ぶらぶら歩きを楽しむのに、清閑亭は絶好のロケーションにあります。

〈Q〉今回の活用実験をどのように進めていきますか。
〈A〉清閑亭が、邸園文化を中心とした小田原の奥深い魅力に触れていただく拠点として機能するよう、地域住民やまちづくり団体、商工業者、大学などと連携を図っていきたいです。

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#02:小田原ふるさと大使
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問 文化交流課 電話0465-33-1703

まちの魅力を伝えます

 大使は、テレビなどで小田原をPRをしたり、市のイベントや講演会などへの協力していただきます。また、さまざまな活動の中で得られた知識やネットワークを生かして、市への助言や提案もいただきます。市民の皆さんにも、大使のかたに親近感が湧くように、大使の情報を市のホームページや広報紙などでお知らせしていきます。ぜひ、その活動に注目して、大使の皆さんを応援していきましょう。なお、市では、今後も大使を随時増やしていく予定です。

5月1日付けで大使に就任した6人のかたをご紹介します。
お忙しい中、小田原を大切に思い、快く大使を引き受けてくださいました。

阿藤 快さん(俳優・小田原市出身)
テレビや映画でおなじみ。5月3日の「小田原北條五代祭り」で早雲公に扮して、大活躍!お祭りを大いに盛り上げました。

白井 貴子さん(歌手・かながわ環境大使)
「私は根府川の自然が好きで、住みたいと思ってるんですよ!」。FMおだわら(78.7MHz)にも頻繁に出演されています。

柳家 三三さん(落語家・小田原市出身)
「小田原で落語をするのが楽しみで」と、年に何度も小田原で口演を行っています。母校・小田原高校で5月に行われたホームカミングデーにもいらっしゃいました。

柳沢 慎吾さん(俳優・小田原市出身)
小気味よいトークでおなじみ。テレビのトーク番組では、いつも小田原での楽しい話題を披露してくれています。地元のお店を紹介をすると、翌日から店頭に大行列が。

小和田 哲男さん(静岡大学名誉教授・小田原北条氏研究の第一人者)
NHK『その時歴史が動いた』や大河ドラマの時代考証も監修されています。小田原の城郭整備や歴史研究にもご尽力いただいています。

夢枕 獏さん(作家・小田原市出身)
「川釣りや山登りが好き」というアウトドア派。生まれも育ちも小田原。小田原を舞台にした小説も数多く執筆されています。

※ふるさと大使の最新情報は、市ホームページでチェックできます。トップページ右側の「小田原ふるさと大使」をクリック。

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#03:いつまでも安心でおいしい水をお届けするために
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問 水道局営業課 電話0465-41-1202

〜健全経営に向けて 水道料金審議会が答申〜

 本市の水道事業は、昭和11年の給水開始以来、安全で良質な水道水を安定的に供給してきました。今後もより良いサービスを提供するためには、水道施設の整備を進めるとともに、安定かつ効率的な経営に努めていくことが必要になります。

※水道料金審議会の詳細については、市ホームページでもご覧いただけます。
トップページ中央の「分野別から探す」の「暮らし/環境」内の「水道」をクリック→「水道料金審議会」一覧へ。

 水道事業経営の健全性を確保するため、平成21年8月に小田原市水道料金審議会を設置し、料金の改定について諮問しました。以後8回にわたり審議が重ねられ、平成22年3月25日に審議会会長から市長に、水道事業がおかれているさまざまな状況から判断すると、今後も市民に安定して水道水を供給するためには、水道料金の値上げはやむを得ないとする答申が行われました。

■安定供給のために
 市内には、昭和11年の給水開始時から使用している水道管をはじめ多くの老朽管や、築50年以上が経過しているものや、耐震化が必要な配水池施設などがあり、これらに対応するため計画的に保守・管理を進めています。
 水道事業を行う水道局は、独立採算制が原則の地方公営企業に位置付けられているため、多額の費用が必要となる事業についても水道料金や加入金で賄わなければなりません。

■水道事業の現状
 近年、核家族化や少子化などのライフスタイルの変化や環境意識の高まりを背景とした節水意識の向上、節水型機器の普及や企業のコスト削減策などにより、使用水量が減少し、水道料金収入は年々減収傾向となっています。

■答申を受けて
 市水道局では、業務の民間委託の推進や人件費などの経費の削減、事業の効率化、お客様サービスの向上などの経営努力に努め、平成7年1月以降、約15年間にわたり水道料金を据え置いてきました。しかし、今後の事業計画と収入予測を考慮すると、健全経営が困難な状況となることが見込まれています。
 持続可能な水道事業の実現には、施設の整備や更新事業を計画どおり実現するための財源を確保し、経営基盤を強化し安定した収入による健全経営に努めることが必要です。

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#04:小田原ブランド元気プロジェクト
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問 産業政策課 電話0465-33-1511

ホームページで「小田原の匠」動画配信開始!

 小田原ブランド元気プロジェクトは、平成20年度より「小田原どん」・「小田原手形」の2つの事業を中心に展開し、まちなかの活性化に大きな成果を上げています。この度、もうひとつの柱となる「小田原の匠」事業では、動画配信をスタートしました。歴史に裏付けされた伝統の技、魅力ある地場産品の紹介を行うことで、まちなかの回遊性の向上を図り、さらなる地域経済の活性化を目指します。対象は、寄木細工、漆器、鋳物、蒲鉾、梅干、干物、和菓子の7産品をラインナップ!

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市ホームページのトップページ右側下段の「小田原ブランド元気プロジェクト」をクリック
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#05:「いのちを大切にする小田原へ」
地域医療を守るために〜だれもが安心して医療を受けられるまちをめざして〜
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問 市立病院 医事課 電話0465-34-3175

地域の医療機関と連携をすることで、誰もが安心できる地域医療を目指す市立病院。その取り組みについて紹介します。

■地域医療支援病院としての取り組み
 市立病院は、紹介患者に対する医療提供、医療機器等の共同利用などによってかかりつけ医を支援する病院として平成21年10月に神奈川県知事より地域医療支援病院の承認を受けました。
 平成21年8月から地域の医師や訪問看護ステーション、ケアマネージャーなどさまざまな職種のメンバーによる地域連携会議を開催するなど、現場の声を聞きながら安心して医療や看護を受けることができるよう、地域医療機関との連携強化に努めています。

■地域のかかりつけ医と市立病院を結ぶFAX予約システム
 健康な生活を送るためには、日頃から自分の健康状態に詳しいかかりつけ医を持つことが重要です。しかし、より専門的な治療が必要であると、かかりつけ医が判断した場合には、受け入れる病院がなければなりません。
 そこで、ファクスを利用した外来診療予約システムを整えています。
 このシステムは、かかりつけ医が患者さんの氏名や希望の診療科、診療日などを記入しファクスします。市立病院では空き状況を確認し、電話で連絡後「予約通知書」をお送りして、かかりつけ医から患者さんにお渡しいただきます。
 このほかにも、地域がん診療連携拠点病院の指定を受けており、患者さん・ご家族の抱えるさまざまなつらさや心配事が少しでも和らぐように身体症状担当医や精神科医、緩和ケア認定看護師、薬剤師、ソーシャルワーカーなどの緩和ケアチームが相談を受けています。また、地域医療従事者を対象とした緩和ケア研修会を開催するなど、地域のがん治療にも積極的に取り組んでいます。

■なぜ地域医療連携が必要か
(市立病院緩和ケア科 地域医療相談室長 中橋 満 医師)
 市立病院は今、医療連携に取り組んでいます。医療連携をすることでいろいろなメリットが生まれます。経営にしても、人材にしても病院同士協力し合って足りない部分を補完する。役割分担をすることによって医師不足も改善され、そのことによって市立病院でいえば救命救急などへ集中、特化することができるのです。

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連携の現状
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 連携を進める上で地域の医療機関からさまざまなご意見があります。市立病院と地域の病院、診療所は1つのチームで、対等な立場です。歩み寄り、結び付きを強めることが第一歩です。昨年の秋ぐらいから市立病院が変わってきたと聞くようになりました。1年では劇的には変わりません。あと2、3年はかかる。それでも変化について職員に知らせることが意識改革につながります。

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かかりつけ医を持つこと
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 私は2人主治医制を提案しています。例えば、症状が安定している患者さんは、普段はかかりつけ医に診てもらい、半年に1度病院へ行く。すると、病院が抱え込んでいる患者さんが地域へ戻っていきます。もちろん容体が急変したり、高度な医療が必要な場合は病院がすぐ受け入れる。患者さんが“見捨てられた”と感じないよう、保障することが重要です。

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今後の具体的な取り組みについて
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 市立病院と連携する医療機関の一覧を掲示し、かかりつけ医や療養場所を選択するときの参考にしていただきます。

■市立病院の役割
 救命救急センターの指定など県西地域の医療拠点として、市立病院は重要な使命を担っています。しかし、それは1つの病院が単独で達成できるものではありません。
 地域の病院や診療所、福祉施設などが手を取り合い、協力していくことで、初めて地域医療全体が効率的に機能していきます。
 医療機関全体の効率的な運営は、またさらに個々の病院の専門性の向上にもつながります。
 今後も地域医療発展のため、支援体制、連携を構築していきます。

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地域医療相談室のご案内
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地域医療相談室では看護師・ソーシャルワーカーが次のような相談に応じています。

●入院費など経済的なこと
●介護保険などの社会福祉制度の利用方法
●利用できる病院や施設の紹介
●退院後の自宅での医療や介護に関すること

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市立病院の診療体制について
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平成22年度も深刻な医師不足が続いています。特に内科(呼吸器科、消化器科、循環器科、腎内科)、耳鼻いんこう科、整形外科の初診のかたは、地域の開業医などからの紹介状が必要です。
また、糖尿病内分泌内科は紹介医からの事前相談が必要です。ただし、腹痛、下血、吐血、黄疸などの消化器症状のかたは、紹介がなくても外科で受診できます。

※詳細はホームページでもご覧いただけます。
 市トップページ中央の「分野別から探す」の「医療/救急/消防」内の「市立病院」をクリック

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#06:小田原の大気・水
身近な環境を知り、考えよう
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問 環境保護課 電話0465-33-1482

6月は環境月間です。小田原の豊かな環境を着実に引き継げるよう、私たちにできることを考えましょう。

小田原市は、水質汚濁防止法や土壌汚染対策法など主要な環境法令に基づく権限が国や県から移譲されている特例市であり、大気・水質・土壌・騒音・振動・悪臭などの監視や、改善指導を行っています。環境を守る行動を起こすためには、環境について知ることがとても大切です。ここでは、小田原の環境の指標として、大気と水の現状をお知らせします。

★大気
市内4地点(二酸化窒素など2地点、ダイオキシン類2地点)で継続的に監視していますが、二酸化窒素、ダイオキシン類ともに環境基準を満たしています。

【二酸化窒素】
 二酸化窒素は、光化学スモッグや酸性雨の原因物質であり、目や呼吸器に悪影響を与えるなど、人体に有害な物質です。
 県内には、自動車の排出ガスの影響を受ける交差点や道路沿道などにおける大気の汚染状況を監視する測定局が、31局ありますが、この測定局の中で、市民会館で調査した値がもっとも低く、一番きれいな地点となっています。

●大気中の二酸化窒素濃度経年変化●
(環境基準 0.06ppm以下)

≪一般環境大気測定局≫
市役所
平成18年度・・・0.016ppm
平成19年度・・・0.014ppm
平成20年度・・・0.012ppm

県内平均値
平成18年度・・・0.023ppm
平成19年度・・・0.021ppm
平成20年度・・・0.020ppm

≪自動車排出ガス測定局≫
市民会館
平成18年度・・・0.022ppm
平成19年度・・・0.019ppm
平成20年度・・・0.017ppm

県内平均値
平成18年度・・・0.033ppm
平成19年度・・・0.031ppm
平成20年度・・・0.029ppm

【ダイオキシン類】
ダイオキシン類は、塩化ビニルの燃焼などにより発生する猛毒の物質で、ガンや奇形児が生まれる原因にもなります。
市内2地点での値は、環境基準を大きく下回っています。

●大気中のダイオキシン類経年変化●
(環境基準 0.6pg-TEQ/m3以下)

≪一般環境大気測定局≫
市役所
平成18年度・・・0.022pg-TEQ/m3
平成19年度・・・0.021pg-TEQ/m3
平成20年度・・・0.026pg-TEQ/m3

市消防本部
平成18年度・・・0.035pg-TEQ/m3
平成19年度・・・0.029pg-TEQ/m3
平成20年度・・・0.019pg-TEQ/m3

県内平均値
平成18年度・・・0.045pg-TEQ/m3
平成19年度・・・0.036pg-TEQ/m3
平成20年度・・・0.031pg-TEQ/m3

大気を守るため…
 良好な大気環境を維持するためには、化学物質の放出や燃料などによって汚染物質を排出しないことが大切です。
 私たち一人一人が、電車やバスなどの公共交通機関を利用したり、車を買い替える際には、低公害車を選択するなど、日常生活における汚染物質の排出を少なくする努力が必要です。

★水
市内の5河川8地点、海域3地点、海水浴場2地点及び地下水24地点での水質汚濁防止法に基づく調査に加え、市では独自に調査地点を増やし、きめ細かく水質の監視に努めています。
また、市では、工場などの立ち入り検査を定期的に行い、排水の調査や指導を行い、水質事故の未然防止に努めています。
近年は大きな河川水質事故はなく、各地点の調査結果はいずれも良好な値を示しています。

川を守るため…
 小田原を流れる河川は、私たちの生活に潤いと恵みをもたらしています。
これらの河川は、下水道の普及や工場排水の規制強化によって、以前に比べるとずいぶんきれいになりました。
 現在、河川の汚れの主な原因は生活排水であるといわれています。生ごみの分別を徹底し、油や残った汁物をできるだけ流さないようにするなど、調理や片付け方法を工夫しましょう。また、魚を大量死させてしまうような事故を起こさないよう、残った農薬などは絶対に河川へ流さないようにしましょう。

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#07:SHISEI〜至誠・市政〜
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「素晴らしきウォーキングタウン」
文 加藤憲一

 先日、久しぶりに山を歩きました。足柄峠から金時山を経て、明神ヶ岳へ。自身のリフレッシュということもありますが、大きな目的は、この小田原の全体像を改めて外輪山の稜線から眺めるためです。明神ヶ岳山頂にたどり着いたときに視界に飛び込んできた小田原の全景〜箱根山ろくと曽我丘陵の森に抱かれ、酒匂川に潤され田園が広がる足柄平野、そしてコバルトブルーの渚をもつ海岸線など〜は、実に美しいものでした。宇宙飛行士のガガーリンではないですが、「小田原は青かった」とでも言いたい感慨がありました。
 遠景だけではありません。私は最近つくづく、この小田原にいつくしみを感じています。知れば知るほど、本当によい所だと思うのです。それはさまざまな理由によりますが、大きなもののひとつが、実に多彩な表情を見せてくれる景色や風物にあります。
 ちょっと歩くだけで、違う景色に出会う。今まで住宅街だったかと思えば鎮守の森や里山の緑。小径に入ると趣のある社寺のたたずまいや、手入れの行き届いた民家の庭。市街地を縫って流れる清冽な水路。思わずのぞきたくなるようなお菓子屋さん、懐かしい風情を残す食堂や床屋さん。手積みの石垣の上でたわわに実るみかん畑。息を弾ませて坂を登り振り返れば、視界いっぱいに飛び込む真っ青な相模湾。街なかのどこからでも望める、私たちの水源でもある箱根や丹沢の山並み。道中で触れ合う、地域のかたたちの笑顔・・・。小田原城などの名だたる史跡名勝もさることながら、このような何気なくも味わい深い日常的な景色、風物が、それぞれの地区ごとの特徴をもって、そこを歩く私たちの眼前に次々と現れてくるところが、小田原の魅力であり、愛おしさすら覚えるのです。
 「ウォーキング」を、スポーツとして愛好されているかたもいますし、街歩きとして楽しまれるかたもいます。楽しく歩いていたら健康になった。健康目的で歩いたら思いがけず楽しかった。そのいずれもOK。
 ともかく、この小田原というフィールドは、歩くにはこの上ない魅力と環境、尽きぬ味わいを持っています。市外からの多くのお客さんに歩いてもらうだけでなく、まずは、小田原に暮らす私たち市民が、身近に広がる「素晴らしきウォーキングタウン」を堪能しようではありませんか!

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#08:おだわら情報
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平成22年度市民税・県民税(住民税)の納税通知書を発送します
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問 市民税課 電話0465-33-1351

 今年度の市民税・県民税納税通知書を対象者に6月11日金曜日に発送します。この通知書には、平成21年中の所得、それを元に計算した今年度納めていただく市民税・県民税の税額が記載されています。

○公的年金からの個人住民税の特別徴収(天引き)について
 地方税法の規定により、平成21年10月から公的年金からの個人住民税の特別徴収が開始されました。これは、個人住民税の納付方法が変わるだけで、税額が増えるものではありません。
 原則として、平成22年4月1日現在、
(1)64歳以下のかたは、公的年金等にかかる分の住民税は納付書または口座振替により納付(普通徴収)していただきます(住民税が給与から特別徴収されているかたも同様です)。
(2)65歳のかたは、公的年金等にかかる分の住民税の第1期及び第2期は納付書または口座振替により納付していただき、10月からは公的年金から特別徴収されます。
(3)66歳以上のかたは、公的年金等にかかる分の住民税は、原則、公的年金から特別徴収されます。
 公的年金から特別徴収されるかたについては、どの種類の年金からいくら特別徴収されるかを納税通知書に記載してありますのでご覧ください。

※銀行などの窓口で納めるかたには納付書が同封されています。納付書はとじないで同封しますので、納付する際には納期(期別)をよく確認してください(口座振替用と年金からの特別徴収用には納付書はありません)。
※詳しくは、納税通知書裏面の説明や納税通知書に同封されているお知らせをご覧ください。

【税額】
給与所得などの個々の所得に応じて分割された税相当額が表示されます。
【所得金額】
1年間の所得金額の明細が表示されます。
【所得控除】
1年間の所得控除の明細が表示されます。
【課税標準額】
所得から控除を差し引いた残りの金額です。これに所得割額の税率〔市民税6パーセント・県民税4.025パーセント(うち県民税の超過課税分は0.025パーセント)〕をかけて、所得割額を算出します。

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病後児保育室
「ほうあん りすのもり」がスタートします
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問 子育て支援課 電話0465-33-1452

 「子どもの病気が回復してきたけれど、まだ保育所などには通園できない」。このような悩みに応え、市内で2番目の病後児保育を始めます。
○住所/浜町1-3-8(小田原愛児園園舍内)
○電話/080-4371-1900
○利用期間/連続7日間まで
○定員/4人
○利用料金/
 1人1日 2,000円
 (給食希望の場合は、250円別途)
利用条件などはお問い合わせください。また市ホームページでもご覧いただけます。
 トップページ中央の「分野別から探す」の「子育て/教育」内の「保育園幼稚園」をクリック→「保育園」覧へ→病後児保育事業について

【おわびと訂正】
広報おだわら5月15日号でお知らせした「歯と健康を守る集い」の電話番号は、正しくは(電話0465-49-1311)です。おわびして訂正します。

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#09:平成22年度自治会長名簿
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問 地域政策課 電話0465-33-1457

自治会は、地域内のコミュニケーションに欠かせない存在であり、自治会長は、自主的に組織された自治会の代表者です。みんなでまちづくりに参加し、お互いに助け合える住みよいまちを目指しましょう。

自治会総連合 役員
会長:石川信雄
副会長:木村 秀昭、伊澤二三雄
会計:木村貞雄
理事:神保伸夫、山田 寛、星野清治、鈴木晴夫、栗田和雄
監事:瀬戸 充、市川 勇、椎野禎章

地区順・敬称略、◎は連合会長(6月1日現在)

(自治会名/会長名の順)

連合名【緑】
第1区/飯田晁巨
駅前第2区/栗田新市
第3区/古屋正義
浦町/小山公一
第4区/草山匡文
第5区/坂本 坦
竹花◎/瀬戸 衛
銀座/高梨保夫

連合名【新玉】
台宿/長谷川誠一
大工町/門松俊二
第9区/小林康男
第10区/土屋裕利
第11区◎/飯田和男
第12区/須田勝次
第13区/湯川 功
新宿/山崎純一

連合名【万年】
第15区/石黒孝一
第16区/石井好一
第17区◎/神保伸夫
第18区/加藤芳永
第19区/小高伯夫
第20区-1/高井 哲
第20区-2/佐々木正勝

連合名【幸】
第21区/桑原義樹
第22区/内山 宏
第23区/加藤條一
第24区/山口芳司
第25区/藤田幹夫
第26区/瀬戸裕一
第27区◎/瀬戸 充

連合名【十字】
第28区/安藤啓一
第29区◎/福田光好
第30区/神永四郎
第31区/荒川 優
第32区/谷川公治

連合名【足柄】
第33区/石川 進
セントラルハイツ◎/斎藤順治
第34区/篠田康光
第35区/石川 功
第36区/早野一男
第37区/川田康弘

連合名【芦子】
寺町/山口真一
荻窪/田嶋邦典
上谷津/高橋一郎
中谷津/村野芳一
下谷津/平井亀之助
入谷津/山田義衞
池上◎/市川 勇

連合名【二川】
井細田1区/椎野勝幸
井43区◎/鈴木 實
第44区/下田誠一
小田原グリーンタウン/福田 譲

連合名【東富水】
蓮正寺第1◎/木村貞雄
蓮正寺第2/土屋 晧
蓮正寺第3/加藤英二
蓮正寺第4/照井 繁
蓮正寺第5/池谷 勇
蛍田駅前/藤間正博
霞ノ瀬/島田 孝
狩川/永森修司
蛍生会/金澤惠美子
蓮正寺住宅/吉葉茂樹
よし田/高橋東吾
蛍田中央/杉崎悦郎
中曽根/金子穗積
飯田岡東/高橋克守
堀之内/岩崎良春

連合名【富水】
飯田岡本村/草柳 寛
飯田岡若宮/尾崎 壽一
飯田岡飯中/奥津堅治
飯田岡楠/近藤俊夫
柳新田/松田悦一
小台/井上勝美
池田/中野 武
新屋/村越重雄
府川/加藤紀元
久所/窪田正昭
仲沢/撫井 清
北ノ窪/市川博明
穴部/金指隆夫
穴部新田/植木國治
上清水◎/木村秀昭
下清水/鈴木孝次

連合名【久野】
宮本/中津川福蔵
坂下/倉石喜七郎
京福台/太田文隆
北久保/青木静男
下宿/奥津不二男
久野中宿/早野竹雄
星山/早泉淳三
中久野/出野重富
三国/安藤 敏
留場/駿河 寛
坊所◎/星野清治
欠ノ上/山口留男
舟原/一寸木廣志
諏訪の原/真野利明
和留沢/釣巻栄助

連合名【大窪】
第58区/津田好一
第59区/野崎 忠
第60区/荻野晄男
第61区◎/石川信雄
第62区/秋山義勝
第63区/木村 勲
第64区/村松克美

連合名【早川】
木地挽◎/木村正達
早稲田/田坂 進
向口/山口芳郎
西組/青木捷夫
中組/竹井幹治
東組/秋山和雄

連合名【山王網一色】
山王松原/柳下達藏
山王西/常盤秀一
山王東/古谷 登
山王70区/譲原平海
網一色◎/山田 寛

連合名【下府中】
下堀/志村 学
中里1区ー1/原 照夫
中里1区ー2/高橋直之
中里2区◎/鈴木晴夫
矢作/村山行雄
南鴨宮1区/小嶋憲司
南鴨宮2区/関野次男
南鴨宮3区/植田 正
南鴨宮4区/早野格郎
南鴨宮5区/米澤政道
鴨宮2区/飯山輝夫
鴨宮3区/剱持寿重
鴨宮4区ー1/鈴木 章
鴨宮4区ー2/保田幸雄
鴨宮5区/勝又國長
大道/古川 毅

連合名【桜井】
寺下/府川恭憲
高河原/吉川静男
河原庭/片山幸男
西之庭/釼持有一
新屋敷/青木顯三
浅原/青木富雄
東栢山中の町/田原 隆
東栢山学校前◎/窪田 寛
東栢山城北/近藤赳夫
東栢山道下/岩田卓二
東栢山道上/二宮 義
柳町/大田原文明
西栢山/奥津一雄
栢山清流荘/水上雅史
弥生/石綿英治

連合名【豊川】
飯泉1区/門松好克
飯泉2区/富山浩明
飯泉3区/亀井光雄
東成田◎/栢沼行雄
西成田/村山 雅
成和/土谷隆之
桑原/加藤俊昭
富士見/細羽英昭

連合名【上府中】
高田別堀西/磯崎 衛
高田別堀南◎/杉崎一博
高田別堀東/市川 直
上千代/杉山 満
上原/富田昌治
下千代/吉野輝夫
永塚/神野幸雄
東大友/宇佐美通康
西大友/飯倉正平
延清/山田博康

連合名【下曽我】
曽我原/曽我義市
曽我谷津◎/神保忠司
曽我岸/湯川誠一
曽我別所/小澤淳一
曽我神戸/岩切信一郎
曽我山岸/早野司朗

連合名【国府津】
国府津第1区/松本今朝臣
国府津第2区/関野英夫
国府津第3区/朝倉 知
国府津第4区/古谷勝義
国府津第5区/石塚 勇
国府津第6区/柴山公平
国府津第7区/佐藤哲男
国府津第8区/江藤 忠
国府津第9区/向尾恭政
国府津第10区/川口博三
国府津第11区/細谷誠次
国府津第12区/中村登城
国府津第13区/中川栄一
国府津第14区/小島 實
国府津第15区/川口眞弘
国府津第16区/村上良照
国府津第18区◎/伊澤二三雄
国府津第19区/小岩幸雄

連合名【酒匂・小八幡】
酒匂1区/宮坂剛一
酒匂2区/川瀬正揚
酒匂3区/鈴木利徳
酒匂4区/小野寺稔
酒匂5区/田中一吉
酒匂6区/植田博之
酒匂7区/二見昌一
酒匂8区/三廻部洋次郎
酒匂9区/布川真也
酒匂10区/内田匡俊
酒匂11区◎/栗田和雄
酒匂12区/田上昭和
酒匂13区/富田一美
酒匂14区/澤井俊夫
酒匂15区/八ツ柳顕一郎
酒匂16区/落合友美
酒匂17区/伊東久美子
小八幡1区/譲原春夫
小八幡2区/安藤勝彦
小八幡3区/栗原稔育
小八幡4区/鈴木 勲
小八幡5区/佐井幸治
小八幡6区/椎野憲一郎
小八幡8区/木暮周介
小八幡9区/津山貴嗣
小八幡10区/瀧本 尭

連合名【片浦】
石橋◎/中井英雄
米神/松本 勇
根府川/會田高久
江之浦/森本俊行

連合名【曽我】
上曽我/鳥居輝男
中河原/鳥井 功
下大井◎/三田地健志
鬼柳/杉田孝夫
曽我大沢/中津川隆
春木住宅/大村健一
籠場住宅/秋本武男
花里住宅/新鹿 勲

連合名【橘南】
西第1区/大木 徹
西第2区/大曽根哲夫
中宿/廣澤朗光
向原◎/椎野禎章
町屋/椎野 亨
押切/田代賢二
羽根尾/渡邉徳太郎
JR前川アパート/池田政孝

連合名【橘北】
中村原第1区 ◎/阿部信二
中村原第2区/野口博幸
中村原第3区/後藤洋一
中村原住宅/内藤威男
中村原第6区/川野泰明
中村原第7区/浅 英造
小船第1区/鈴木 保
小船第2区/瀬戸誠二
山西/志澤 勲
小竹下/加藤文男
小竹打越/岸 信彦
小竹坂呂/小澤照男
小竹脇/池田貞一
明沢/秋澤謙次
沼代/片木新作
上町/天野福夫
橘団地共同/管納さやか
橘団地一般住宅/大隅五郎
さつきが丘/西垣有二
湘南橘台住宅/小竹完治
若葉台/岸原雅人

*文字化け防止のため、環境依存文字については修正しています

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#10:連載 尊徳道歌のこころ(6)
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問 尊徳記念館 電話0465-36-2381

〈苦悩する尊徳〉
かきつばた 見ても物うき きのふから

 二宮尊徳がその教えを分かりやすく詠み上げた道歌は、現代の私たちが尊徳の教えを知るうえでも、確かな道しるべとなるものです。ここでは、そのうちのいくつかを連載で紹介します。

 今回取り上げるのは、和歌ではなく、五七五の俳句の形で作られた道句で、尊徳41歳の文政10年(1827)5月9日の日記の中に書かれているものです。
 尊徳が20歳のときの文化3年(1806)に記された「金銭出入帳」を見ると、「くりやう(句料)一二文」や「句料二三文」などと書かれており、このころから俳句を読んでいたことがうかがえます。
 「俳号」つまり俳句を作る際に用いる名を「山雪」といいました。
 さて、文政5年(1822)に始まった桜町領(栃木県真岡市)の復興事業は、その後着実に進んでいましたが、この句が読まれたころになると、人々の心に少しずつ心の緩みが生まれ始めました。また、事業が進むにつれ、それまでは人々が気にもとめていなかった、土地の境界線や用水路・草刈場の利用をめぐる争いなども目立つようになってきます。さらに、追いうちをかけるようにして、尊徳の復興事業にもっともよく協力してくれてきた横山周平という役人が、病気のため桜町陣屋を離れ、江戸に帰ってしまいます。
 そんな状況にあって、尊徳の気分はすぐれません。心をなごませてくれるはずの、美しいカキツバタの花を見ても、一向に気持ちは晴れない、そんな尊徳のやり場のない思いを表わしたのが、この一句なのでした。
 この句は、これまで見てきた道歌のように、尊徳の考え方や教えなどを反映したものではありませんが、私たちは、そこに、人間尊徳の裸の心を垣間見ることができます。

※協力 報徳博物館館長代理 齋藤 清一郎さん

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#11:「命の見張り番!」
住宅用火災警報器を設置しましたか?
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問 予防課 電話0465-49-4424

 住宅用火災警報器の設置義務化がスタートしてからすでに4年。市内でもその間に、警報器が作動し大事に至らなかったケースが5件もありました。
 全国で住宅火災の死亡者は5年連続で1,000人を超え、その多くは「逃げ遅れ」が原因となっています。火災の発生に気付けばすぐに避難ができ、被害を最小限にすることができます。
 設置期限は平成23年5月31日までですが、一日でも早く設置しましょう。

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設置義務となる住宅用火災警報器について
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種類 煙を感知して音や光で火災を知らせる煙式の住宅用火災警報器です。
設置場所 寝室の天井や壁など(寝室が2階などの場合は、階段にも設置が必要)。
購入について
○消防用設備取扱店やホームセンター、家電販売店などで購入できます。
○国の技術基準に適合した『NSマーク』がついているものを選びましょう。
○価格の目安は1個3,000円程度です。

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住宅用火災警報器を販売している業者のかたへ
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 消防本部では、住宅用火災警報器の設置を促進するため、販売店などのリストを作成しています。市内に店舗などを構え、消防本部からの公表を希望する業者のかたは、ご連絡ください。

☆☆☆☆☆☆☆
悪質な販売にご注意!!
消防職員や団員をかたり、消火器や住宅用火災警報器を高く売りつける業者がいます。消防職員や団員が販売することはありません。
「おかしいな?」と思ったら、その場で契約せずに「小田原市消費生活センター」へご相談を!

小田原市消費生活センター
相談専用ダイヤル 電話0465-33-1777
☆☆☆☆☆☆☆

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#12:連載 市民力
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特定非営利活動法人 移送ボランティア「車窓の会」

お出かけのお手伝いをします

 移送ボランティア「車窓の会」は、一人で公共交通機関を利用することが難しい高齢者や体の不自由なかたなどを対象に、福祉車両や会員が所有している自家用車で通院や買い物などの外出支援を行っています。
 「以前に参加していたボランティア活動で、高齢者がパジャマ姿で一日中家の中で過ごしている姿を目の当たりにして、このかたたちが何とか外出できる方法はないかと考え、平成10年9月に設立しました。当時は、“危ないからやめたほうがいい”などと心配する声もありましたが、今では会員のシフトを組むのに苦労するほどニーズが高まっています」と話すのは、この会を立ち上げた高橋さん。
 平成17年に特定非営利活動法人の法人格を取得したときは、何度も国や県に足を運んだ末、ようやく承認されたため、それまでの苦労が一気に吹き飛び、非常に感慨深かったそうです。
 また、現在、代表を務める塩海さんは、最初は途切れがちであった会話も利用者と車を運転する会員が徐々に打ち解け、目的地まで会話が弾むようになったことや、利用者の家族との付き合いにも発展したことを例に挙げ、人と人とのつながりの大切さを痛感したと語ってくれました。
 いつかは多くの利用者と一緒に宿泊旅行を実施することなどを目指して、今後も利用者の健康面の確認にも配慮しながら、この取り組みを続けていきたいとのことでした。

※「車窓の会」では、移送時にドライバーとして協力していただけるかたを随時募集しています。

移送ボランティア「車窓の会」
(事務所)南町3-10-11 電話0465-24-7181

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#13:キラリ若人!
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仲間と目指す頂
相洋高等学校山岳部

岩堀翔太さん(3年)
大脇隆幸さん(3年)
川口佳祐さん(2年)

 富士登山は今年で63回目、美化清掃は52回を数える歴史ある相洋高校山岳部。全国高校総合体育大会での入賞や、県総体での優勝のほか、富士清掃登山が県山岳連盟に表彰されるなど、輝かしい実績を収めます。
平日の放課後はランニングや筋力トレーニングで体力を養い、休日を利用し登山を行います。
 部長の大脇さんが「皆それぞれ自主的に行動してくれるので、部長としての苦労はあまりない」と言う部員たちは協力的で仲がよく、和気あいあいとした雰囲気が強みです。ほとんどの部員が入部前は登山未経験でも、厳しい自然に負けないのは、トレーニングの積み重ねとチームワークがあるからこそなのです。
 副部長の岩堀さんは、「雄大な景色を望み、最高の気分を味わうと、日ごろから周囲の景色や四季の移ろいに気を留めるようになる」と山の魅力を語ります。山岳技術に加え、美しい草花を教えてくださるのは、顧問の勝見先生。先生手作りの練習用クライミングウォールが備わった部室では、部員同士の楽しい会話が絶えません。
 「山岳部では、他の部活ではなかなか味わえないような体験もたくさん出来る」と言う川口さんは2年生。今月19日からの富士登山が先輩たちとの最後の登山です。「頂上までの道のりは苦しく、天候が悪いと特にきつい。でも仲間と話しながら楽しんで行くからこそ、乗り切れるのです」と、はにかむ彼らの絆・・・。自然の厳しさにともに挑み、その美しさや尊さを共感することで、さらに絆が深まるような、天候にも恵まれた最高の富士登山になることを祈ります。

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#14:地域コミュニティ 地域が連携して課題を解決!
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問 地域政策課 電話0465-33-1458

地域が連携して課題を解決!
自治会、社会福祉協議会、民生委員児童委員協議会、青少年育成会、体育振興会など地域ではさまざまな団体が活躍しています。これらの活動の連携を図ることで、地域の可能性はもっと広がるのではないでしょうか。

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これからの地域に求められるもの
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 平成20年11月に学識経験者や地域団体の代表者、公募市民の参加を得て始まった地域コミュニティ検討委員会では、これまで地域の課題解決に向けて団体が連携する仕組みである「地域運営協議会」が果たすべき役割について検討を進めています。平成20年度には、これからの地域に求められる機能として「地域の各種団体の連携を図る機能」、「地域の人材活用・育成のためのコーディネート機能」および「参加したくなる交流の場の創出」について報告されました。
 平成21年度には、先進都市の事例研究や担い手の確保策、合意形成の方法等が検討され、この秋に最終報告される予定です。

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地域の課題を解決するために
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 地域コミュニティ検討委員会では平成20年度に提言された機能について検証するため、昨年度に各地区で策定された地域別計画の中に盛り込まれた事業など、地域の課題解決に向けた取り組みをモデル事業として行い、この取り組みから得られる検証の成果について、最終報告のとりまとめを行う予定です。

【富水地区でのモデル事業】
 富水地区では、昨年から、モデル事業に向けた準備委員会を発足させ、自治会長や青少年育成会長など委員のかたがたが地域の活動についてさまざまな議論を重ねてきました。
 その中で、すでに行われている事業のうち、「一人暮らし高齢者昼食会」と「健康ウォーキング」の2つの事業を取り上げ、他団体の協力などによる規模の拡大を試みることにしました。

●一人暮らし高齢者昼食会
 ボランティア団体の「ともしび会」が富水地区内の一人暮らしの高齢者を対象に、おおむね月に1回昼食会を開催していますが、これに加えて他団体の協力を得ながら地区内の4か所程度の会場でお茶会を開催し、より多くの高齢者が身近な場所で集まることができるように準備を進めています。

●健康ウォーキング
 富水地区で福祉活動を行ってこられた有志のかたがたが発起人となり、日ごろ外出する機会の少ない高齢者のかたを対象に本年1月から、七福神めぐり、梅まつり見物など、季節に応じたコースを設定し、ボランティアガイドの案内を受けながらウォーキングを楽しむ事業を実施しています。
 この事業でいかに広報を充実させ規模の拡大を図っていくかを議論しています。

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地域を舞台にさまざまな取り組みが
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 これらの取り組み以外にも地域や市民の皆さんを対象にいくつかのモデル事業を実施する予定です。
 一部をご紹介しますので、お住まいの地域で実施される場合にはぜひご参加ください。

○ケアタウン
 市民一人ひとりが、ともに支え合い、助け合いながら、安心して暮らすことができるように、高齢者、障がい者、子育て家庭など支援を必要としているかたがたを、制度の枠組みを越えて、市民、事業者、行政などが一体となって支える仕組みです。
 今年度は5地区ほどを対象にさまざまなテーマでモデル事業に取り組みます。
問 福祉政策課 電話0465-33-1861

○スクールコミュニティ
 多くの人や団体の協力のもと、子どもたちを地域総ぐるみで見守り育てていこうとするものです。
 主に、小学校区において、地域の子どもたちが参加できる事業や集える拠点を作り、また、子ども向け事業などの情報の共有化を図ります。
問 生涯学習政策課 電話0465-33-1721
問 青少年課 電話0465-33-1723

○生 (いき)ごみ小田原プロジェクト(生ごみ堆肥化)
 生ごみを資源としてとらえ、堆肥化して使う地域内循環の仕組みを構築し、ごみの減量及び資源化の可能性などについて検証するため、それぞれに取り組んでいます。
【地域での取り組み】
 現在、報徳小学校に設置されている大型生ごみ処理機を用いて、堆肥化に取り組みます。周辺地域で分別した生ごみを搬入していただけるかたを募り、実施しています。
【家庭での取り組み】
 市内全域を対象として、家庭で各種堆肥化(電動式生ごみ処理器、段ボールコンポスト、EMぼかし、コンポスター、庭や畑に埋めるなど)に取り組んでいただけるかたを募り、実施しています。
問 環境政策課 電話0465-33-1471

◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
コミュニティの現状について
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
市地域コミュニティ検討委員会委員長
市行政戦略アドバイザー
法政大学法学部教授
名和田 是彦

 高度経済成長時には財政力が増大し、道路の修繕などそれまで地域で担ってきたことを行政が引き受けるようになり、行政サービスが充実する一方で、地域で助け合うことの大切さが見えにくくなってきました。
 しかし、バブル崩壊後の不況と財政危機で行政サービスが縮小し、地域力が再び求められるようになってきており、全国的には、平成7年の阪神淡路大震災を契機として、市民活動における新しい傾向として地域のために貢献するという動きが生まれてきています。
 「地域づくり」とは、行政が地域任せで何もしないというのではなく、住民が行政と連携して地域が必要としているものを築いていくことであり、非常に重要と考えられます。
 現在のような厳しい時代をただ我慢して過ごすのではなく、地域が自らの問題を皆で受け止め、共有していくというスタイルを取り戻すチャンスであると考えられるべきでないでしょうか。

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#15:連載 あの日 あのとき小田原
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【第3回】
多くの人に惜しまれて・・・
さようなら市内電車

市制施行から70年という節目の今年。
先人の営みより継承されたもの、自然事象とともに刻んだ足跡、古きよき故郷の懐かしい面影など、小田原の歴史には「無尽蔵の市民力」へとつながることがたくさんあります。
ここでは、そうした記録と記憶をたどります。

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市内電車の登場
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昭和初期まで市内に路面電車が走っていたことを、ご存知ですか?
小田原電気鉄道は1900年、当時最新の交通機関として、小田原地方の人々の期待にこたえて登場しました。
国府津を始点として、小田原、箱根に向かう旅行客や地元のかたの足として重要な役割を果たしていました。

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時代の変遷とともに縮小
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1920年、国府津—小田原間に鉄道(熱海線の一部)が敷設されたため、国府津駅—小田原町役場間(本町)が廃止されました。その後1935年には登山鉄道線の国鉄小田原駅乗り入れのための新線の敷設によって重複する区間(光円寺前—箱根湯本間)が廃止されました。
市内(小田原駅—箱根板橋間)のみと規模は縮小されたものの、相変わらず利用者は多く、貴重な交通機関として活躍しました。
1940年、小田原に市政が施行されてからは“市内電車”と呼ばれるようになりました。今でも懐かしく思い出を語るかたがいるほど市民に愛される電車となりました。

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さようなら市内電車
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市民の足として活躍した市内電車も戦後復興とともに急増した自動車など交通情勢の変化に伴い、1956年に全線廃止することになりました。
営業最終日の1956年5月31日、電車は造花とモールで飾られ「電車まつり」の看板をつけ、子どもを無料で乗せるサービスをしながら、華やかに半世紀に渡る歴史を終えました。

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表紙の言葉

「旧東海道の街並み」(大窪地区)
小田原ふるさとの原風景百選 no.29
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板橋には、今も旧東海道の面影が色濃く残ります。その昔は職人町と言われるほど多くの職人たちが住んでいました。蔵や町屋のほか、松永記念館などの明治・大正の別荘地なども数多く残り、歴史と風情が感じられます。

■フラッシュバック 原風景
1934年ごろの板橋旧道を走る市内電車

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おだわら 未来開拓人
 市民の皆さん一人ひとりの無尽蔵の力が、明日の小田原を描き、未来の小田原を拓きます。さまざまな分野で活躍する皆さんの取り組みなどを特集でご紹介します。
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地域で育てるおだわらっ子
〜子どもから広がる地域の輪〜
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問 教育総務課 電話0465-33-1671、教育指導課 電話0465-33-1684

 子どもたちを取り巻く環境が変化し、異なる世代や多様な価値観を持つ人との交流が不足しています。地域社会の現場体験を通じて、「関わる力」を養い、豊かな人間性を育むこと、郷土を愛し、誇りに思う子どもたちを育てることが、より重要になっています。
 市では、学校と家庭と地域が一体となった『地域一体教育』と、幼稚園・保育園、小学校、中学校が一体となった『幼保・小・中一体教育』の融合を進めています。「一体」「融合」といったキーワードの実現のために、地域と学校をつなぐパイプ役としてスクールボランティアコーディネーターが各校に配置されました。そして、多岐にわたる学校のニーズに対応するため、学校を支援するスクールボランティアが、日々奮闘しています。
 おだわらっ子を時にやさしく、時に厳しく包みながら、目指していくのは「明日が待ち遠しくなるような魅力ある学校」です。
 10年先、20年先の小田原に生きる人々の幸せにつながる『未来への学校づくり』が始まっています。

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9年間の絆は地域の宝物
【国府津中学校区】
学区の特性を生かした小中一体の地域教育
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 市内には公立の小学校が25校、中学校が11校あり、一般的には、複数の小学校から一つの中学校へ進学します。
 その中で国府津中学校区は、1小学校、1中学校からなる特色のある学区です。地理的な要因や歴史的な地域の成り立ちなどさまざまな理由から、学区が“小学校=中学校”なのです。現在では、全国的にも小中一体教育の取り組みが見られるようになりましたが、国府津中学校区では、図らずも小中一体教育が実践されています。
 しかも、学校、保護者、地域が一体となって、学区の特性を生かすための取り組みが行われています。

国府津小、中一体の教育活動の一つとして「学校ボランティアだより」を合同で発行しています。両校の情報交換もできますし、地域にも回覧板などで発信することで、子育て世代以外のかたにも学校のことを気にかけてもらっています。
 小中学校の9年間を同じ仲間と過ごすという絆は、国府津中学校区ならではの宝物なのですね。

国府津小学校ボランティアコーディネーター 鳥居 康子さん
 小学校も中学校も同じ学区ということで保護者同士の結束も固いですね。子ども会や自治会の行事でも一緒ですし、(兄弟がいるので)両方の学校の保護者というかたも多いですから。『気軽に学校へ行ってお手伝い!』という土壌ができています。

国府津中学校ボランティアコーディネーター 野地 眞奈美さん
 保護者には必ずPTAの役割を持っていただくという学区のルールがあるため、国府津小と行事が重複しないように、鳥居さんとは積極的に連絡を取っています。

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感じる地域の底力
【城南中学校区】
あ・せ・ふ・け運動は地域の合言葉!
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城南中学校
校長 小川 護さん
 城南中では、地域の早川小、大窪小と一緒に、3校で共通の目標・課題を見つけ、取り組んでいます。その一つが『あ・せ・ふ・け運動』(※)の実践です。
 そして、昨年度は早川小の学校林の間伐材を使って卒業製作を3校合同でやりました。
 地元の森林組合や地域のかたがたの協力で、テーブルやベンチを製作しましたし、いい思い出になりました。このような、小学校、地域とのつながりを大切にしています。
 いろいろな技術や能力を持ったかたが、それを子どもたちのために発揮してくださる。この地域の底力を感じます。そして、学校は子どもたちに絆をつくるきっかけを提供するということです。魅力ある学校づくりは学校だけで成し得るものではありませんからね。
 ※『あ・せ・ふ・け運動』とは、あいさつ、せいそう、ふくそう、けじめの頭文字をとった、社会の規範となる生活習慣の定着を目指した運動のことです。

城南中学校
PTA会長 武内 徳昭さん
 城南中学校区のパワーを感じるところは、地域の多くのかたが学校の力になってくれるということですね。
 歴史のある地域ということや、農業や漁業など地元で働いているかたが多いということも、学校を中心とした地域での活動が盛んな要因だと思い


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