道路整備事業の紹介
早川橋について
はじめに
市道0018の二級河川早川に架かる早川橋は、関東大震災後の大正15年に架け替えられ、築後の経過年数もほぼ70年で海塩の影響も受け構造物の老朽化が進み、昨今の重車両の増加に伴い幅員も狭いうえ歩道の分離帯もなく危険な状態でありました。
また、平成3年度に実施した橋梁震災点検でも「早急な架け替えが必要」との診断がなされました。
この路線は国道1号と県西地区の食材供給基地としての役割を担う小田原漁港を結ぶ産業道路として、また、以前は二級国道下田小田原線として供用されており、伊豆方面へのバイパス道路としての利用度の高い重要路線であります。
一方、本市は大規模地震対策特別措置法で定める「地震防災対策強化地域」に指定されており、最近は「小田原直下型地震」の発災が懸念されることから、災害時の緊急輸送ルートとして指定されており、防災上の観点からも市道に架かる椴の中で重要な橋梁であります。
幸いにも、平成6年度から国庫補助事業としての採択をいただき、新橋は平成9年3月30日に開通の運びとなりました。
この情報に関するお問い合わせ先
建設部:道水路整備課
電話番号:0465-33-1645