令和6年度小田原かんきょう白書(令和5年度実績報告)

令和6年度小田原かんきょう白書とは、令和5年度に行った大気・水質・地下水・騒音・振動などの環境調査結果を中心にまとめたものです。小田原市の環境の状況を知っていただくとともに、市が行っている環境への活動についてご理解・ご協力をいただければと思います。

令和5年度調査結果概要

詳細な結果については、各項目の資料をご確認ください。

大気汚染

大気汚染物質は、固定発生源の工場・事業場の事業活動や、移動発生源の自動車排気ガスなどによって発生します。これらの物質の主なものは、硫黄酸化物、窒素酸化物、炭化水素系物質、ばいじん、一酸化炭素などです。
本市における、大気汚染物質の調査は、神奈川県が市内2か所で実施している大気汚染常時監視のほかに、市が実施している移動測定機や簡易測定法による調査があります。
これらの調査結果はおおむね良好な状況にあります。

水質汚濁

河川や海の汚濁の原因は、工場排水のほかに、主に私たちの生活排水となっています。市では、河川や海の汚濁状況を把握するため、水質の常時監視を実施するとともに、法令・条例に基づき事業者への立入調査を実施し、排水の測定を行っています。また生活排水に関しては、合併処理浄化槽整備事業補助金を交付し、環境負荷の高い単独処理浄化槽やくみ取り便槽からの転換を促進しています。
河川や海の水質については、おおむね良好な状況となっております。また、工場排水の基準違反があった事業所もありませんでした。

地下水

本市には豊かな地下水がありますが、この地下水を保全するため「小田原市豊かな地下水を守る条例」を制定し、くみ上げ量が多い事業所に対し、届出を義務付けています。また地下水の状況を把握するため、塩水化の状況や地下水位に関して調査を行っています。
地下水位および塩水化に関しては、例年と比べ大きな変化はありませんでした。

騒音・振動

騒音・振動は、工場、建設工事、道路交通・鉄道や日常生活に伴うものなど、私たちの身近に幅広く存在しています。このため、本市の公害苦情の中でも比較的多く相談があり、また、解決までに長期間かかる場合もあります。
公害苦情の未然防止のため、法令・条例に基づく届出による規制のほかに、環境騒音・振動調査や、自動車騒音常時監視などを実施しています。
環境調査においては、環境基準を超過した地点はありませんでした。また、自動車騒音常時監視については、要請限度を超過した地点はありませんでした。

資料

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この情報に関するお問い合わせ先

環境部:環境保護課 公害対策係

電話番号:0465-33-1483

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