第6次小田原市総合計画 「環境・エネルギー」分野
【令和4年7月29日開催】

 開催概要
日 時
令和4年7月29日(金)
場所
市役所3階庁議室
参加者
おだわら森林・林業・木材産業再生協議会委員 6名
テーマ
森林を持続可能な資源として活用するには

「森林を持続可能な資源として活用するには」
参加者の皆さんから出たご意見 

  • おだわら森林協議会では、生産する資源をどう使っていくか、サプライチェーン(製品の原材料・部品の調達から、製造、在庫管理、配送、販売、消費までの全体の一連の流れ)化していくことを多様な業種が集まって議論をしている。小田原でできるのではないかと期待している。
  • 全国の林業経営者の組織にも入っているが、小田原市は一番小回りが利いていて、みんなの顔が見えている。林野庁も比較的小田原をモデルケースとして見てくれている。
  • 小田原の森林や自然を生かした子どもたちの教育が行われることを期待している。フィールドはあるので、子どもたちが触れ合う機会を作るともっと森林の価値が上がってくると思う。
  • 末端で使わせていただく木材に関しては、4、5年前に比べても2、3倍の価格に跳ね上がっているところがあるので、そういった流通も兼ねて、小田原の山の使い方や良い流通の仕方ができればと思っている。
  • 市の公共事業の中で、この内装の壁に使うものはこれぐらいなどと、この先10年位の計画があれば、それに向かって小田原一帯や神奈川県一帯で木材の使い道を決めることができると思う。
  • 市立病院の病室に木材を使用したり、患者さんのリハビリに森林セラピーを導入したり、自然の中に連れ出してあげたりと、地域医療と連携することで全国的に大きな影響を与えると思う。
  • 防災関係になるが、例えば山で未利用材という住宅とか木工にならないような木材を薪として備蓄をして、災害があったときに皆さんが使えるような取組をしていきたい。
環境・エネルギー 懇談中
環境・エネルギー 集合写真

市長コラムから(抜粋)

市長コラム(令和4年8月5日)
 29日は、森林・林業・木材業関係者との意見交換会を開催しました。
 最近はウッドショックや、原油高騰などにより不安定な情勢が続いています。特に、林業に関しては、植樹から製品化までの期間が、他の産業に比べて極端に長く、例えば、切り出した木材を製材して乾燥させるだけでも、数年の歳月を要します。したがって、長期スパンで政策を進める必要があります。
 神奈川県では水源環境保全税を、国では森林環境譲与税を創設し、安定的な財源確保に務めており、一定の政策効果はでていると思われますが、本当の意味での循環型経済を形成するには至っておりません。なかなか、答えを見出しにくい状況ですが、今後とも関係者との対話を通じて、一歩でも前進できるように取り組んでまいります。

この情報に関するお問い合わせ先

広報広聴室 広聴係

電話番号:0465-33-1263

パソコンからのお問い合わせは次のリンクから

広報広聴室へのお問い合わせフォーム

広報広聴室のページはこちら

この情報についてのご意見・ご感想をお聞かせください!

このページの情報は分かりやすかったですか?

※システム上、いただいたご意見・ご感想に対する回答はできません。
回答が必要な内容に関しましては、お問い合わせ先の担当課まで直接お願いいたします。
※住所・電話番号等の個人情報については記入しないようお願いいたします。
※文字化けの原因となる、丸付き数字などの機種依存文字や半角カタカナは記入しないようお願いいたします。

ページトップ