市の事務事業に関して懸案とされる事案の検証結果について
小田原市では、ここ数年来、市民等から公の場において、市の複数の事務事業に関し、適切性に疑念が示される事案が生じており、それぞれの経緯等を明らかにすることが懸案とされていました。そこで、それら事案に係る組織的な意思決定や執行のプロセスについて検証を行い、報告書がまとまりましたので、公表します。
1 検証期間
令和6年(2024年)7月から令和7年(2025年)1月まで
2 対象事案及び検証体制
次に掲げる事案を対象として、企画部コンプライアンス推進課が検証作業を主管し、各事案について外部専門員に評価をしていただきました。
対象事案 | 外部専門員 |
---|---|
・清閑亭活用事業の業務執行プロセスに関する事案 | 関東学院大学法学部 宇都宮 遼平 准教授 |
・市政広報事業の業務執行プロセスに関する事案 ・市の業務に関する内部情報の取扱いに関する事案 |
おだわら総合法律事務所 藤嶋 崇友 弁護士 (小田原市コンプライアンス推進アドバイザー) |
・病院再整備事業の関係者の事前訪問に関する事案 ・市議会に対する政治倫理に関する申立に関する事案 |
神奈川大学法学部 柴田 直子 教授 |
3 検証内容
ア 各事案の概要、所管、担当者の確認
イ 文書やヒアリングによる事実確認
ウ 意思決定のプロセス等の適切性の評価
エ 不適切な行為等が判明した場合の対応の方向性
4 検証結果

市の事務事業に関して懸案とされる事案の検証結果報告書 PDF形式 :1MB
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※報告書中「指摘されている点」は、これまでに市民等から疑念を示された事象に対する市としての認識を示したものであり、そのものが事実であるとの記載をしたものではありません。
5.議員説明会を開催しました
「市の事務事業に関して懸案とされる事案の検証結果」を踏まえた今後の対応について、全小田原市議会議員を対象とした説明会(公開)を開催しました。
市の事務事業に関して懸案とされた5つの事案については、外部専門員の協力を得て検証を行い、令和7年1月に報告書をまとめました。
当該報告書で挙げられた、組織的な意思決定や執行のプロセスに係る指摘事項を踏まえ、行政事務の適正化に向けた対応方針の内容を説明しました。
【日時】
4月14日(月)午後3時~5時10分
【場所】
市役所3階 議会全員協議会室
【説明者】
小田原市長 加藤憲一 他
【出席者】
小田原市議会議員
【傍聴】
10名
6.議員説明会資料
この情報に関するお問い合わせ先
企画部:コンプライアンス推進課 コンプライアンス推進係
電話番号:0465-33-1891