自治基本条例 骨子案
昨年5月のキックオフフォーラム以来、延べ1,200人以上の方にご参加をいただきながら進めてきた、小田原市の自治基本条例づくり。自治基本条例検討委員会で検討を進めてきた骨子案が完成し、8月23日加藤市長へ報告書として提出されました。
今後、本市では、この骨子案を基に自治基本条例案を作っていきます。
■骨子案が出来るまでの経緯
本市の自治基本条例づくりは、昨年5月20日のキックオフフォーラムから始まりました。
その後、プレ検討委員会(4回)を経て、9月に自治基本条例検討委員会(以下、「委員会」)が立ち上がりました。
9月以降、委員会と併走する形で、平成22年7月までにオープンスクエア(公開検討会)を10回、各種団体との意見交換会を6回開催し、多くの市民のみなさんからご意見をいただくことができました。そして、集まったたくさんの意見を基に委員会で検討を重ね骨子案に練り上げました。報告書の完成まで27回の委員会を開催しています。
■本市の自治基本条例づくりの特徴
本市の自治基本条例づくりの特徴は、オープンスクエアと名づけた公開検討会と委員会を交互に開催する併走方式により、検討を進めてきた点にあります。
委員会は、有識者1名と市民公募5名、団体推薦5名の計11名で組織していますが、1市民として、若しくは団体の代表としての参加であり、市民の代表という立場ではありません。そこで、より多くの市民の声を反映するための仕組みがオープンスクエアです。
検討委員は、オープンスクエアに参加し、多くの市民の生の意見を聞くとともに、交互に開催する検討委員会に持ち帰り、市民意見を集約・反芻し、市民原案としての骨子案に練り上げて来ました。先進的な手法であり、本検討委員会の委員長(相模女子大学教授 松下啓一氏)により「小田原方式」と名づけられています。
■報告書に記載される主な項目
1.この条例の基本的な考え方
2.市民
3.地域活動と市民活動
3−1.地域活動
3−2.市民活動
3−3.様々な活動の連携
3−4.自治の担い手の育成
4.議会
5.行政
5−1.市長の役割
5−2.行政の役割(行政組織・市職員の役割・あり方)
6.情報共有と市民参加
6−1.情報の共有と活用
6−2.市民参加
6−3.住民投票
7.この条例を実践していくための取り組み
■報告書(骨子案)の全文はこちらからご覧下さい。
>>小田原市自治基本条例検討委員会報告書(PDF) (371.03KB)
■骨子案検討の基となった市民意見の要点はこちらからご覧下さい。(この資料は、オープンスクエアや意見交換会で出された様々な意見を集約したものです。検討委員会では、これらの意見を基に、さらに議論を重ね、取捨選択も行いながら骨子案に練り上げました。)
>>市民意見の要点(PDF) (202.4KB)
■8/27(金)午後7時から、市民の皆様に骨子案を説明する機会としてオープンスクエアを開催します。(詳細は、PDFファイルをご覧下さい)
>>第11回オープンスクエア「骨子案について」(PDF) (2.18MB)
この情報に関するお問い合わせ先
市民部:地域政策課
電話番号:0465-33-1457