麻しん(はしか)について
麻しんとは
・麻しんは「麻しんウイルス」により起こる急性の全身感染症です。
・感染後7~14日で発熱、咳、鼻水などの症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39℃台の高熱と発疹が現れます。肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
・「麻しんウイルス」の感染経路は空気感染、飛沫感染、接触感染で、感染力が非常に強く、免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症します。
・麻しんは手洗い、マスクのみでは予防できず、麻しんワクチンの接種が有効な予防法です。
・国は、定期接種対象の方や麻しんの既往・ワクチン接種歴がない方への接種をお勧めしています。また、国は、麻しんの患者さんに接触後72時間以内に麻しんワクチンを接種すると発症予防に効果的であると考えられていることを示しています(ワクチンの接種については、かかりつけ医等にご相談ください)。
◆麻しんに関する情報
◆発生動向
麻しんの症状
・感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。
・2~3日熱が続いた後、39℃以上の高熱と発疹が出現します。
・肺炎、中耳炎を合併しやすく、患者1,000人に1人の割合で脳炎が発症すると言われています。
・その他の合併症として、10万人に1人程度と頻度は高くないものの、麻しんウイルスに感染後、特に学童期に亜急性硬化性全脳炎(SSPE)と呼ばれる中枢神経疾患を発症することもあります。
麻しんに感染したかもしれないとき
・発疹、発熱などの麻しんのような症状がある場合は、麻しんの疑いがあることをかかりつけ医または医療機関に電話等で伝え、受診の要否や注意点を確認してから、その指示に従ってください。
・また、麻しんの感染力は非常に強いと言われています。
・医療機関へ移動される際は、周囲の方への感染を防ぐためにもマスクを着用し、公共交通機関の利用を可能な限り避けてください。
この情報に関するお問い合わせ先
福祉健康部:健康づくり課(保健センター)
電話番号:0465-47-0828