脳波検査について
脳波検査とは、頭皮上に電極を付け、脳の細胞から出るごく弱い電気的活動を波形に表して記録する検査です。こちらから電気を流したりする検査ではありません。痛みもありませんので、リラックスして検査をお受け下さい。
脳波検査は、危険や苦痛の少ない安全な検査で、小児科・内科・神経内科・脳外科等(赤ちゃんから大人まで)、広く用いられています。
検査当日は、体をしめつける様な服装は避けて、リラックスできるもので来院して下さい。
検査時間は約1時間です。緊急の場合を除いては、原則的に予約検査です。
検査は、ベッドに仰臥位で寝ていただき、通常、覚醒・安静・閉眼で行います。途中、眼の開閉・光刺激(瞼の上から光をあてます)・過呼吸(息を吸ったり吐いたりします)などの刺激を与え、異常脳波を誘発したりします。
検査中、眠くなりましたら、そのまま寝ていただいて構いません。
乳幼児の場合、眠りやすくなるお薬を飲んで検査をしてもらう場合もあります。

脳波検査は、熱性けいれん・てんかん・意識障害・脳器質疾患疑いなどの診断に役立ちます。また、最近では脳死の判定にも使われています。
【検査実施に伴う注意点】
※検査前日は頭髪を洗い、整髪料等の御使用は控えて下さい。
※検査時間が長い為、お手洗いは先に済ませていただくようお願いいたします。
※食事は関係ありませんので、絶食の必要はありません。