循環器センター

循環器センター(循環器内科・心臓血管外科)

センター長(病院長) 川口 竹男

ごあいさつ

当院では、入院期間短縮を目指して、下記疾患に対してクリティカルパスを積極的に導入し医療の質の向上に努力しております。

・心臓カテーテル検査入院
・経皮的冠動脈血管拡張術入院
・カテーテルアブレーション入院
・ペースメーカー植込み術入院
・ICD(植え込み術除細動器)植え込み術入院
・ペースメーカー電池交換術入院
・オフポンプ冠動脈バイパス術入院
・弁置換術入院
・大動脈瘤手術入院

当院の入院患者様の約45%が狭心症・心筋梗塞などの虚血性心疾患です。その他、不整脈の患者様が15%で、高齢化社会に伴い、心不全の患者様が20%と増加傾向になっております。救命救急センター開設に伴い、急性冠動脈症候群の患者様の受け入れも増加し、緊急に心臓カテーテル検査を行い、経皮的冠動脈拡張術、ステント留置術による血行再建を積極的に行い、良好な成績を挙げております。

発作性上室性頻拍、WPW症候群、心房粗動、心室頻拍、発作性心房細動などの不整脈に対するカテーテルアブレーションも導入し、不整脈で日常悩んでいる患者様へ根治術を目指し積極的に治療も行っています。ペースメーカー植込み患者数も増加傾向にあり、中には致死的不整脈を有する患者様に対してはICD植え込み術を、拡張型心筋症などの低心機能症例で、重症心不全の患者様に対しては心臓再同期療法(CRT)を導入しております。また、腎動脈狭窄や閉塞性動脈硬化症などの末梢動脈狭窄に対する経皮的動脈形成術(PTA)も積極的に行っています。

心臓血管外科は2人体制で、循環器内科と心臓血管外科医との密接な連携のもと内科的カテーテル治療のみならず、人工心肺を用いないオフポンプ冠動脈バイパス術(OPCAB)や、弁膜症、先天性心疾患などに対する開心術といった外科的治療も組み合わせ、循環器疾患の治療に当たっています。

川口竹男循環器センター長(病院長)

小田原市立病院

〒250-8558 神奈川県小田原市久野46番地 電話:0465‐34‐3175ファックス:0465‐34‐3179

© Odawara Municipal Hospital. All rights reserved.