薬剤科

先輩職員のインタビュー

ここでは先輩薬剤師、新人のインタビューを紹介します。
参考にしていただき、今後あなたの働く姿を想像してみてください。
 

専門性を高める(化学療法担当薬剤師 13年目)

村山薬剤師

現在の担当業務を教えてください。

化学療法室を担当しています。
業務内容は、入院や外来で行う抗がん剤が安全に実施できるように、医師がオーダーしたレジメンの適応やスケジュール、投与量などの確認、抗がん剤に曝露しないよう防護した調製、抗がん剤治療を行う患者さまに対しての治療説明、副作用確認など多岐にわたっています。
当院では、がん化学療法レジメンは薬剤師が一元管理していますが、より専門性を発揮し、治療の提案なども含めてがん治療に貢献できるよう、資格取得に向けて研鑽しています。

資格取得には症例報告や学会発表などが必要みたいですね。

資格取得の要件として、全身状態などをふまえて減量や休薬が必要となる患者さまの治療に介入した内容や、副作用を予防するための処方提案、起きた副作用を薬学的に介入し解決したことなどを症例報告します。
また、日々の業務の中で生じた問題点、疑問点を研究テーマとして学会で発表したり、論文にすることもがん治療に貢献するうえで必要な要件となります。先輩にアドバイスをもらいながら発表準備を行っています。
当院では、行われていない診療科のがん治療を近隣病院で学ばせていただく機会も今後予定しており、院内にとどまらず地域と連携した勉強の場があります。

化学療法はどんどん新しい情報がでてきますが情報収集はどのようにしていますか?

化学療法は、新しい情報が日々更新されます。患者さんもインターネットでの情報収集が容易となっているため、主にWEBを活用してできるだけ最新の情報を取得するよう努めています。資格取得に必要な学会やセミナーは、病院のサポートを受けながら参加しています。
最近はWEB開催が主流となりつつあり、立地に縛られず参加できるようになってきています。

最後に一言お願いします。

県西の患者さんに標準的ながん治療を安心・納得し、少しでも辛くなく受けてもらえるよう寄り添い、支援できるような薬剤師チームづくりを目指しています。一緒に成長していける仲間をお待ちしています!よろしくお願いします!
 

若手職員(3年目)

薬剤師3年目①

現在の担当業務を教えてください。

消化器・呼吸器内科の病棟薬剤師です。

当院で働くきっかけは何でしたか?

地元である小田原の市立病院で実務実習をしました。病棟実習の際に、担当の薬剤師が病棟薬剤師の業務・ベッドサイドでの服薬指導など時間を割いてしっかり教えてくださいました。今でも印象に残っています。
職場の雰囲気と、そこで働いている自分の姿を想像できたため志望を決めました。

教育体制や業務についてはどうですか?

薬剤師3年目②
ベテランの方から年の近い先輩まで、幅広い年齢層であるため知識の偏りなく勉強できています。病棟チームは同じ目標に向かって協力して進んでいける雰囲気のため、毎日充実して仕事に取り組むことができています。
また、週1回緩和チームのラウンドに参加させていただいており、自分の興味がある分野へ積極的に介入していける環境が整っていると感じます。

小田原での暮らしはどうですか?(交通の便や生活など)

生まれも育ちも小田原ですが、とても住みやすいところだと思います。また、新宿や東京にも小田急線や東海道線を利用して乗り換えなしで行けるため、交通の便はよいと思います。また、新幹線が通っているため旅行にも行きやすいです。

最後に一言お願いします。

中小の病院薬剤師をお考えの方は、是非当院へ。薬剤師としての知識を身に付けつつ、働きやすい職場を目指してともに業務に励めたらうれしいです。

若手職員(2年目)

現在の担当業務を教えてください。

産科病棟の担当薬剤師です。

当院で働くきっかけは何でしたか?

地域医療に関わりたいと考えたからです。

教育体制や業務についてはどうですか?

病棟に配属される前に、病棟研修が経験できてよかったです。症例経験に加えて、病院全体の業務に関わっていく上で、薬剤師としてどのようなことができるのかを考えるきっかけになりました。病棟配属後は多職種と連携しながら、患者さんへ貢献ができるところにやりがいを感じています。

小田原での暮らしはどうですか?(交通の便や生活など)

交通の便は新幹線もあり、非常に充実しています。自然の多さと利便性の両立が魅力です。

最後に一言お願いします。

患者さんにとって住み慣れた地域で、安心して医療を受けられるように貢献していきたいと考えています。

若手職員(1年目①)

現在の担当業務を教えてください。

調剤業務・抗がん剤の調製を担当しています。

当院で働くきっかけは何でしたか?

病院薬剤師になったのは、患者さんの疾患を総合的に考えることができ、複数の業務を経験できるからです。
特に当院は診療科が多く、医師や看護師など複数の医療スタッフとの連携が不可欠です。その環境としてチーム医療や病院薬剤師として、患者さんによりよい医療を提供することに貢献できると思い、入職を決めました。

教育体制や業務についてはどうですか?

薬剤師1年目として、調剤の基礎や抗がん剤の調剤手技を一から学んでいます。今までの知識では足りず戸惑うことがありますが、様々な専門知識を持つ先輩方に丁寧に指導していただき、日々業務に励んでいます。

小田原での暮らしはどうですか?(交通の便や生活など)

小田急線や東海道線、東海道新幹線など複数の交通機関が充実していることもあり、都内まで30分で行けるアクセスの良さが魅力のひとつです。また、まちの中心部では、公共機関や商業施設が発達している一方、中心部を外れると気軽に海に行けたり、山や川、富士山も近くにあるため、自然を感じることができます。

若手職員(1年目②)

薬剤師1年目

現在の担当業務を教えてください。

現在は、病棟に行くための研修をしています。

当院で働くきっかけは何でしたか?

私は生まれも育ちも小田原で、地元で働きたいという思いが大きかったことがきっかけになったと思います。また、実際に病院を見学した際に、多岐にわたる医療チームや診療科などがあることで、多くのことを学べると感じました。

教育体制や業務についてはどうですか?

調剤においては、錠剤・散剤・水剤・注射など多くの処方に触れることができていると感じます。また、外来、入院で抗がん剤の治療を行っている方がいるので、実際に抗がん剤の調整に入ることもでき、1年目から薬剤師としての多くの経験ができています。今、少しずつ病棟業務に関わるようになっていますが、先輩薬剤師から病棟での薬剤師の役割などについて細かく教えていただいています。ベテランの方から年の近い先輩まで様々なことを丁寧に教えてくださるので、日々頑張ろうと思える環境だと思います。

小田原での暮らしはどうですか?(交通の便や生活など)

小田原が地元の身として一番良いと感じるのは、新幹線が通っているので、移動や旅行などがしやすく、東海道線、小田急線なども通っているので都内まで乗り換えせずに行ける交通の便の良さです。また、人が多すぎず少なすぎず、生活しやすいと感じます。

最後に一言お願いします。

興味の分野がある先輩方は、その分野の医療チームに参加するなど、やりがいを見つけやすい職場だと感じます。
ぜひ一度、見学していただけたらと思います!

小田原市立病院

〒250-8558 神奈川県小田原市久野46番地 電話:0465‐34‐3175ファックス:0465‐34‐3179

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