新世代の血管撮影装置を導入しました!
2023年2月に最新の血管撮影装置(PHILIPS社製 Azurion 7 B20/15)を導入しました。
小田原市立病院では、急性期脳疾患の診療に24時間365日体制で積極的に取組んでいます。この撮影装置を用いることで、放射線被ばくを最小限に抑えつつ、これまで以上に高度で安全な治療が提供可能となります。
高度で安全な治療の提供
この装置は、同時に二方向からの画像を得ることが可能なバイプレーンシステムを採用しています。それにより、脳血管内治療において、より早く正確な手技を行うことが可能となり、施術時間が短縮されることで高い安全性を確保しています。
また、従来装置よりも高画質な3D画像やコーンビームCT画像の撮影が可能となり、より詳細に病変を描出する事が可能となります。加えて、検査部位にあわせた専用機能及びソフトウエアを搭載することで、全身領域で質の高い治療を可能とします。
患者さんの負担を軽減
被ばく低減に関しても従来の被ばく低減フィルタの常時挿入方式に加え、最新の画像処理技術である“Clarity IQ”機能が搭載され、高画質かつ従来装置よりもさらに低被ばくで検査・治療を実施することが可能となります。
また、検査や治療においては造影剤を用いて行いますが、体内に入る造影剤の使用量も低減可能となり極めて患者さんに優しい医療の提供が可能となります。
この情報に関するお問い合わせ先
病院管理局:経営管理課
電話番号:0465-34-3175