総合診療・感染症科
当科では内科系の総合診療、新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症全般の診療を行います。特に専門とする分野は海外旅行帰りの輸入感染症、海外旅行前の予防(ワクチン接種、マラリア予防内服)です。熱帯病治療薬研究班(新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研究事業「わが国における熱帯病・寄生虫症の最適な診断治療体制の構築」)に所属しております。当科は神奈川県西部で、マラリア、デング熱、腸チフスなどの熱帯感染症に関して専門的に診療が可能な唯一の診療科です。
受診にあたって
受診される場合は事前予約が必要ですが、緊急の場合は電話でご連絡ください。ご紹介の際は、可能であれば当院受診前に新型コロナウイルス感染症の検査をお願いします。外国人の方は、院内に医療通訳は不在のため、日本語がある程度理解できる方と一緒に受診されるようお願い致します。
主な対象疾患
総合診療
どの科を受診したら良いのか悩んでいる方、また御高齢の方で多数の疾患に罹患している方に対し、院内の他科と連携をとりながら診療を行っていきます。診断確定後に必要に応じて他科を紹介させて頂く場合もあります。
近隣の医療機関よりご紹介の場合は、採血、胸部単純、心電図、腹部エコーなど基本的な検査を行い、ある程度診断の方向付けをしたうえでご紹介をよろしくお願い申し上げます。
近隣の医療機関よりご紹介の場合は、採血、胸部単純、心電図、腹部エコーなど基本的な検査を行い、ある程度診断の方向付けをしたうえでご紹介をよろしくお願い申し上げます。
感染症診療
新型コロナウイルス感染症(入院が必要な方*)、新型コロナウイルス感染症罹患後の後遺症、新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の副反応、マラリア・デング熱・腸チフスなどの輸入感染症、狂犬病のリスクのある動物咬傷、腸管感染症、ダニ媒介感染症、寄生虫疾患(条虫、回虫、蟯虫など)、性感染症(梅毒、淋病、クラミジア、ヘルペスウイルス、HIV感染症など)、肺外結核、非結核性抗酸菌感染症、髄膜炎、予防接種全般(麻疹、風疹、水痘、ムンプス、インフルエンザ、肺炎球菌、髄膜炎菌)
新型コロナウイルス感染症PCR検査を希望される方は近隣の発熱外来受診をお願いします。
新型コロナウイルス感染症PCR検査を希望される方は近隣の発熱外来受診をお願いします。
トラベル外来
海外旅行前の予防接種、マラリア予防内服、ダイビングの診断書、高所登山のための処方、外国人で日本に移住された方・日本へ旅行に来られた外国人の方の診療
対応言語:英語、ドイツ語
対応言語:英語、ドイツ語
スタッフ紹介
役職名 氏名 |
資格等 | 専門領域 |
部長 日谷 明裕 |
日本感染症学会:評議員 日本感染症学会:感染症指導医・感染症専門医・ICD 日本内科学会:指導医・総合内科専門医 身体障害者福祉法第15条指定医 「ヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能障害」 臨床研修指導医(厚生労働省) 厚生労働医員(厚生労働省・成田空港検疫所) Certificate in Travel Health™ (International Society of Travel Medicine、国際渡航医学会認定医) 獨協医科大学埼玉医療センター感染制御部・非常勤講師 |
感染症内科学 熱帯医学 渡航医学 医療統計学 |
診療内容
発熱、下痢、リンパ節腫脹、皮膚の発疹、ダニ刺されなどの症状があり何らかの感染症が疑われるような場合に疾患の鑑別を行います。
新型コロナウイルス感染症
●新型コロナウイルス感染症のPCR検査を希望される方は近隣の発熱外来受診をお願いします。入院が必要な場合は早急に対応させて頂きます。
●新型コロナウイルス感染症罹患後の後遺症の懸念がある方は、ご予約のうえ診療します。また新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の副反応で悩んでいる方も対応します。また症状に応じて他科と連携します。
●新型コロナウイルス感染症罹患後の後遺症の懸念がある方は、ご予約のうえ診療します。また新型コロナウイルス感染症ワクチン接種後の副反応で悩んでいる方も対応します。また症状に応じて他科と連携します。
輸入感染症
●マラリア、デング熱、腸チフス、旅行者下痢症(下痢原性大腸菌、赤痢、コレラ、赤痢アメーバ症などを含む)、A型肝炎、E型肝炎などの疾患に豊富な診療経験があります。
●1.海外旅行帰りで発熱がありマラリアが疑われる場合、2.海外の狂犬病のリスクを持つ動物(犬、猫、コウモリ、アライグマ)による咬傷で、夜間・休日に受診希望される場合はオンコールで救急外来にて対応させて頂きます。
●1.海外旅行帰りで発熱がありマラリアが疑われる場合、2.海外の狂犬病のリスクを持つ動物(犬、猫、コウモリ、アライグマ)による咬傷で、夜間・休日に受診希望される場合はオンコールで救急外来にて対応させて頂きます。
腸管感染症
食中毒、腸管出血性大腸菌感染症EHEC、カンピロバクター腸炎などの感染性腸炎、食品を扱う職業の方で検便にてサルモネラや下痢原性大腸菌が検出された場合は他科と併診察する場合もあります。
ダニ咬傷あり、発熱のためツツガムシ病や日本紅斑熱が疑われる方
寄生虫疾患
条虫、回虫、蟯虫などの腸管寄生虫、疥癬、おしりから虫が出てきた場合は乾燥しないように水に浸し瓶などの容器に入れて外来に持参してください。
性感染症
梅毒、淋病、クラミジア、ヘルペスウイルス、HIV感染症などウイルス性疾患
喀痰塗抹陰性の肺外結核、非結核性抗酸菌感染症
受診・紹介前に事前連絡が必要です。(特に肺結核が疑われる時)
髄膜炎あるいは頭痛、発熱、悪心などがあり髄膜炎疑いの方
予防接種全般
麻疹、風疹、水痘、ムンプス、インフルエンザ、肺炎球菌、髄膜炎菌
海外旅行前の予防接種、マラリア予防内服、ダイビングの診断書、高所登山のための処方
外国人で日本に移住された方、日本へ旅行に来られた外国人の方
渡航医学では、移民の健康問題も守備範囲に含めています。渡航医学の専門家は世界の様々な地域の疾患の種類と頻度について深く理解しており対応が可能です。箱根や伊豆を訪問される外国人の旅行者の方、日本へ移住された方の健康問題に関しては積極的に対応させて頂きます。医師の対応言語は英語とドイツ語です。
令和4年度(2022/5/1-2023/3/31)の診療実績
疾患 | 受診者数 |
---|---|
HIV感染症 | 7 |
梅毒 | 20 |
ツツガムシ病 | 1 |
寄生虫疾患 | 3 |
海外旅行前のワクチン接種 | 20 |
クラミジア尿道炎 | 1 |
淋菌性咽頭炎 | 1 |
新型コロナウイルス感染症後遺症 | 10 |
疾患 | 入院数 |
---|---|
新型コロナウイルス感染症中等症 | 30 |
誤嚥性肺炎 | 7 |
敗血症 | 4 |
複雑性尿路感染症・腎膿瘍 | 2 |
急性膵炎 | 2 |
肺炎 | 4 |
ツツガムシ病 | 1 |
HIV感染症 | 2 |
梅毒Ⅱ期 | 1 |
トピックス
渡航医学(旅行医学)の紹介
昔、国外への旅行は命がけでした。玄奘三蔵がインドに向かう途中に砂漠の中で倒れ、観世音菩薩を念じ救われるという有名な話があります。現代では簡単に海外に行けるようになりましたが、予防をしっかり行わないために病気にかかって帰国する人が後を絶ちません。例えば、熱帯地域からでは「旅行者下痢症」、「マラリア」、「デング熱」、「腸チフス」、「A型肝炎」、「狂犬病のリスクをもつ動物咬傷」などがあります。
輸入感染症の予防と治療だけでなく、旅行者の健康問題全般をテーマとする医学が渡航医学(Travel Medicine)です。この学問は主にヨーロッパのスイス・ドイツを中心に1960年代から発展してきました。最近では渡航医学の守備範囲は広がり、旅行者を啓蒙し意識を高めることによる滞在国の公衆衛生の向上、地球環境の保全をも目的としています。渡航医学の診療を行う医療機関がトラベルクリックです。1990年代以降、ヨーロッパの渡航医学を取りいれることにより、我が国ではトラベルクリニックが普及してきました。
私は、ヨーロッパにおけるトラベルクリニックのあり方は私たちにとって参考にはなりますが、そのままの形で私たちの理想になるわけではないと考えています。なぜならヨーロッパの旅行の事情は我が国のそれと全く異なっているからです。たとえばドイツなどでは有給休暇は毎年1か月に及び、国民の予防接種に対する意識も我が国とは少し異なります。したがって今後の我が国の渡航医学の目標と課題は、日本におけるトラベルクリニックのあり方をヨーロッパのそれと対比する中で考え、日本独自のスタイルを確立していくことにあると思います。私はこのような哲学をもって今まで診療と研究に邁進してきました。
輸入感染症の予防と治療だけでなく、旅行者の健康問題全般をテーマとする医学が渡航医学(Travel Medicine)です。この学問は主にヨーロッパのスイス・ドイツを中心に1960年代から発展してきました。最近では渡航医学の守備範囲は広がり、旅行者を啓蒙し意識を高めることによる滞在国の公衆衛生の向上、地球環境の保全をも目的としています。渡航医学の診療を行う医療機関がトラベルクリックです。1990年代以降、ヨーロッパの渡航医学を取りいれることにより、我が国ではトラベルクリニックが普及してきました。
私は、ヨーロッパにおけるトラベルクリニックのあり方は私たちにとって参考にはなりますが、そのままの形で私たちの理想になるわけではないと考えています。なぜならヨーロッパの旅行の事情は我が国のそれと全く異なっているからです。たとえばドイツなどでは有給休暇は毎年1か月に及び、国民の予防接種に対する意識も我が国とは少し異なります。したがって今後の我が国の渡航医学の目標と課題は、日本におけるトラベルクリニックのあり方をヨーロッパのそれと対比する中で考え、日本独自のスタイルを確立していくことにあると思います。私はこのような哲学をもって今まで診療と研究に邁進してきました。
業績(最近5年間)
日谷明裕、翻訳・単著:Deutsche Gesellschaft für Tropenmedizin und Internationale Gesundheit (DTG), Empfehlungen zur Malariavorbeugung Stand: Mai 2018ドイツ熱帯医学会マラリア予防ガイドライン 2018年5月の状況、日本渡航医学会誌(別冊) 執筆部分1-66、
日本渡航医学会、2019
日本渡航医学会、2019
ドイツ熱帯医学会・マラリア予防ガイドライン PDF形式 :4.2MB
PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®(新しいウインドウで開きます)が必要です。
日谷明裕:注目すべき国際感染症、国際感染症各論、マラリア.小児科診療、診断と治療社、81(4)461-469, 2018
日谷明裕、党雅子、本田なつ絵、叶一乃、春木宏介:テキストマイニングを用いた旅行ガイドブックの解析:マラリアに関する記述. 日本渡航医学会誌 10(1):1-7, 2017.
日谷明裕、党雅子、本田なつ絵、叶一乃、春木宏介:テキストマイニングを用いた旅行ガイドブックの解析:マラリアに関する記述. 日本渡航医学会誌 10(1):1-7, 2017.
To M, Hitani A, Kono Y, Honda N, Kano I, Haruki K, To Y.
Obesity-associated severe asthma in an adult Japanese population.
Respir Investig. 56(6):440-447, 2018
To M, Kono Y, Ogura N, Mikami S, Honda N, Hitani A, Kano I, Haruki K, To Y.
Obesity-related systemic oxidative stress: An important factor of poor asthma control.
Allergol Int. , 67(1):147-149, 2018
Tada T, Hitani A, Hosono Honda N, Haruna S, Yoshimura T, Haruki K, Tanaka Y: A case of falciparum malaria: Acute
hearing loss as the initial symptom. J Infect Chemother 23(1):56-58, 2017.
Obesity-associated severe asthma in an adult Japanese population.
Respir Investig. 56(6):440-447, 2018
To M, Kono Y, Ogura N, Mikami S, Honda N, Hitani A, Kano I, Haruki K, To Y.
Obesity-related systemic oxidative stress: An important factor of poor asthma control.
Allergol Int. , 67(1):147-149, 2018
Tada T, Hitani A, Hosono Honda N, Haruna S, Yoshimura T, Haruki K, Tanaka Y: A case of falciparum malaria: Acute
hearing loss as the initial symptom. J Infect Chemother 23(1):56-58, 2017.
English英語
Odawara Municipal Hospital, Department of Infectious Diseases, Travel Clinic
International travel offers new experiences, new insights and adventure. Vacationers, business travelers and long-term
visitors to the developing world should know about the exotic diseases and other health hazards they may encounter
while abroad.Obtaining expert advice before departing on a trip is an essential first step to ensure healthy and safe
international travel.We specialize in preventing and managing travel-related illnesses and tropical diseases. You can
optimize for a healthy, safe trip with us. We invite you to contact us for more information about our services and to
learn how our travel health experts can help you to prepare for an upcoming trip.
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Akihiro Hitani M.D. Certificate in Travel Health™ (International Society of Travel Medicine) Board Certified Infectious Disease Specialist (Japanese Association for Infectious Diseases) Board Certified Internal Medicine Specialist (Japanese Society of Internal Medicine) |
We can provide you and your family with a full range of travel medicine and immunizations (adults and children), including:
*Pre-travel evaluation
*Itinerary specific health information
*Travel immunizations, including: Rabies, Japanese Encephalitis,Hepatitis A, Hepatitis B, Polio, Tetanus, Measles, Rubella, Mumps, influenza
*Preventive medications for: Malaria, Traveler's Diarrhea
Monday, Friday 9:30-11:30
* Post-travel evaluation for the health problems such as high grade fever, diarrhea, persistent gastrointestinal illness, skin lesions, and animal-associated hazards (bite wounds):
Monday-Friday 8:30-17:00
*Please call 0465-34-3175 to schedule an appointment. (Receptionists speak Japanese.)
Appointment recommended by phone in Japanese.
*emergencies
Please contact our hospital 0465-34-3175 in Japanese.
*Itinerary specific health information
*Travel immunizations, including: Rabies, Japanese Encephalitis,Hepatitis A, Hepatitis B, Polio, Tetanus, Measles, Rubella, Mumps, influenza
*Preventive medications for: Malaria, Traveler's Diarrhea
Monday, Friday 9:30-11:30
* Post-travel evaluation for the health problems such as high grade fever, diarrhea, persistent gastrointestinal illness, skin lesions, and animal-associated hazards (bite wounds):
Monday-Friday 8:30-17:00
*Please call 0465-34-3175 to schedule an appointment. (Receptionists speak Japanese.)
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Städtisches Krankenhaus Odawara
Abteilug Infektionskrankheiten, Reisemedizin
Herzlich willkommen auf der Homepage von Städtisches Krankenhaus Odawara,
Abteilug Infektionskrankheiten, Reisemedizin. Auf diesen Seiten möchten wir Ihnen den Service der Reisemedizin näherbringen.
Aufgrund unserer langjährigen Erfahrung bieten wir Ihnen einen ausgereiften und routinierten pre- und posttravel Service an.
Damit können Sie in Ruhe und Sicherheit Ihren tropischen Aufenthalt genießen. In dieser Sprechzeiten werden individuelle
Beratungen zu medizinischen Fragen vor der Reise inkl. aktueller Empfehlungen zur Malariaprophylaxe und Impfungen
durchgeführt. Gleichfalls, in dieser Ambulanz werden Reise-Rückkehreruntersuchungen sowie die Diagnostik und die
Therapie von parasitären, bakteriellen und viralen Infektionskrankheiten durchgeführt.
Abteilug Infektionskrankheiten, Reisemedizin
Herzlich willkommen auf der Homepage von Städtisches Krankenhaus Odawara,
Abteilug Infektionskrankheiten, Reisemedizin. Auf diesen Seiten möchten wir Ihnen den Service der Reisemedizin näherbringen.
Aufgrund unserer langjährigen Erfahrung bieten wir Ihnen einen ausgereiften und routinierten pre- und posttravel Service an.
Damit können Sie in Ruhe und Sicherheit Ihren tropischen Aufenthalt genießen. In dieser Sprechzeiten werden individuelle
Beratungen zu medizinischen Fragen vor der Reise inkl. aktueller Empfehlungen zur Malariaprophylaxe und Impfungen
durchgeführt. Gleichfalls, in dieser Ambulanz werden Reise-Rückkehreruntersuchungen sowie die Diagnostik und die
Therapie von parasitären, bakteriellen und viralen Infektionskrankheiten durchgeführt.
Dr. med. Akihiro Hitani | Certificate in Travel Health™ (International Society of Travel Medicine) Facharzt für Innere Medizin (Japanische Gesellschaft für Innere Medizin) Facharzt für Infektiologie (Japanische Gesellschaft für Infektiologie) Diplom für Tropenmedizin ( Universität Tokio, Medizinische Institut) Deutchsprachfähigkeit: Zentralmittelstufungprüfung (Goethe Institute Osaka, 1989) |
Unsere medizinischen Leistungen: Individuelle medizinische Reisevorbereitung
Tropenmedizinische Diagnostik und Therapie
Alle Impfungen und medikamentöse Prophylaxe (Malariaprophylaxe, Reisediarrhö)
Abklärungen, Check up's und Therapien nach Reisen
Tauchtauglichkeit – Untersuchung und Attest
Beratung zur Reiseapotheke, abgestimmt auf Ihre persönliche Gesundheit und Reiseroute Informationen, wie Sie sich vor
Krankheiten schützen können
*Ambulanz, Sprechzeiten
*Pretravel Service
Montag und Fritag 9:30Uhr-11:30Uhr, Nach Voranmeldung unter 0465 34 3175, Rezeptionisten spricht nur Japanisch.
*Posttravel Service, Notfallpatienten:ausserhalb der Öffnungszeiten
Für dringende Angelegenheiten - insbesondere bei tropenmedizinischen Notfällen (Verdacht auf Malaria und
Biss durch tollwutkrankes Tier - kontaktieren Sie uns bitte telefonisch 0465 34 3175. Leider können die Rezeptionisten
nur Japanisch sprechen.
Tropenmedizinische Diagnostik und Therapie
Alle Impfungen und medikamentöse Prophylaxe (Malariaprophylaxe, Reisediarrhö)
Abklärungen, Check up's und Therapien nach Reisen
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Beratung zur Reiseapotheke, abgestimmt auf Ihre persönliche Gesundheit und Reiseroute Informationen, wie Sie sich vor
Krankheiten schützen können
*Ambulanz, Sprechzeiten
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Montag und Fritag 9:30Uhr-11:30Uhr, Nach Voranmeldung unter 0465 34 3175, Rezeptionisten spricht nur Japanisch.
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