市長の日記

市長の日記

2025年06月18日(水)

みんなの音楽祭、環境省の皆さん ほか

 真夏の暑さが一気にやってきました。天気図を見ると、梅雨前線は消え、太平洋高気圧がガッチリと列島を覆う、真夏の構図。梅雨空なしで盛夏に突入することが、ヒトの体調だけではなく、農作物の生育等にどんな影響を及ぼすのか、心配にもなります。

 17日、市議会6月定例会の一般質問が20日から始まるため、答弁調整が始まりました。本日および明日はほぼ終日、調整のため会議室詰めとなります。
 そんな中、2件のご来訪、2件の会合。
 戦後80年の節目を捉え、小田原市として中学生の沖縄派遣などの事業に取り組むほか、市民の皆さんが行う平和事業の後援を行います。そのうちのひとつ、「小田原みんなの音楽祭」実行委員会の皆さんが、開催のご挨拶に立ち寄られました。8月9日、三の丸ホールにて、合唱・和洋楽器・クラシック・童謡・ゴスペル・民族音楽・ロック・ポップスなど、平和への願いが込められた多彩なステージが予定されています。8月9日当日、私は平和首長会議と平和祈念式典に参加すべく長崎に居るため、コンサート会場に行くことができないのですが、長崎の空から盛会を祈るとお伝えしました。
 
 午後、今年で25回目を迎える、「城下町おだわらツーデーマーチ」(11月15日・16日)の実行委員会が開催され、会長として会議を進行させて頂きました。長い距離をひたすら歩く、ということよりも、歩きながら沿道の風景や季節感、地域の皆さんや参加者同士の交流を楽しむ方向に、全国各地のウォーキング大会が向かう中、ツーデーマーチも小田原・箱根・真鶴・湯河原の1市3町の魅力を伝え、交流人口・関係人口の拡大や観光振興に繋がるような企画が大切になってきています。楽しみながら歩けるようなコース設定のほか、観光協会の皆さんにご協力頂いての観光ガイドウォークや、年齢等を問わず楽しめる「みんなでおさんぽラリー」など、今大会でも工夫を凝らす予定です。
 夕刻、環境省職員の皆さんが市役所にご挨拶に来られました。地域循環共生圏推進室長の石川さん、同室長補佐の楠本さん、大島さん。5月17日に環境省主催で行われた「地域脱炭素フォーラム」に私がパネラーとして参加したことに対し御礼を頂くと共に、環境省が進めている各種取り組み、特に地域循環共生圏の更なる推進に向けた動きなどについて、ご案内を頂きました。再生可能エネルギー、生物多様性、サーキュラーエコノミーといった、環境省が重点的に進める取り組みは、本市もしっかり進めていくテーマであり、今後更に連携をはかっていく旨、思いを共有させて頂きました。
 夜は、万年地区にて「市民と市長との地域活動懇談会」。東海道に面し、松原神社にも隣接するこの地区は、古くから「よろっちょう」(万町)と呼ばれ、様々ななりわいがひしめく、小田原でも最も栄えたエリアのひとつ。今は、少子高齢化や地域活動の担い手不足など、各地と同じ課題がありますが、祭礼を軸とした結束、高齢者を地域で支える地道な活動に加え、若手住民らで立ち上がった「青年会」組織による活動の広がりなど、コミュニティの絆はしっかり受け継がれていくであろうと感じられた懇談会となりました。
(市議会対応のため、19日から26日まで、日記更新は休みます。)

2025/06/18 14:07 | 未分類

 

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