4日、午前中に市議会9月定例会の議案関連質疑が行われました。本議会で提出している、各種公共施設などの使用料見直しに関し、見直しの理由、上げ幅の適正さ、市民利用を抑制するリスクなど多くの質疑がありました。5日以降の各委員会にて詳細が審議されていきます。この本会議の冒頭、職員逮捕の件について陳謝するとともに、本会議後に市議会議員への説明会を実施させて頂きました。
先週、国府津でBLEND PARKなどを運営している杉山大輔さんと、お仲間の西條さんがご来室、サヘル・ローズさんの著書「これから大人になるアナタに伝えたい10のこと」を寄贈頂きました。サヘルさんがこれまでに経験してきた、言い尽くせぬ苦しみや生きづらさの経験から、今を生きる若い人たちへのメッセージが語られています。これを読んだ西條さんがその内容に感銘を受け、ぜひ小田原の子どもたちや教育に関わる人たちに読んでほしいとのこと。お預かりしたのは10冊、まず私が読ませて頂き、多くの若い人たちに伝わるよう、本を手渡して行きたいと思います。
西條さん・杉山さんからサヘル・ローズさんの著作を預かりました
夜は、下中地区へ。「市民と市長との地域活動懇談会」がタウンセンターこゆるぎにて開催されました。5つの分科会にてたいへん活発に活動が行われています。名産の下中タマネギを使ったカレーを振る舞う「しもなかふれあい食堂」、タマネギの皮を使った草木染めのワークショップなどをはじめ、青少年交流、防災防犯、健康づくり、充実した広報活動など、他地区のお手本となるような取り組みが多数。昨年度解散してしまった小竹打越自治会のその後についても、懸念する声が少なからず上がりました。
5日、台風15号接近に伴い、朝から雨。午後に土砂災害警戒情報(警戒レベル4)が発表されたことを受け、対象地域に風水害・土砂災害避難場所を開設。いっとき空は真っ暗となり雷鳴がとどろいて、市役所のすぐ近くにも落雷があったようです。台風の速度は速く、14時過ぎに避難指示を発令したものの、15時過ぎには風雨のピークは過ぎ、16時頃には西の空が晴れ上がってきました。避難者もほとんどなく、市内の被害報告は入っていません。
6日は、大事な集会が2件。まずは、生涯学習センターけやきで開かれた小田原市PTA連絡協議会の研究集会へ。「認定栄養ケア・ステーション 食サポートHabit」代表の安西仁美さんから、食育についてのご講演がありました。「ゆる食育」を提唱・実践され、「今日から無理なく続けられる食習慣」によりウェルビーイングを実現していこうとのご提案で、参加された皆さんからとても好評でした。冒頭のご挨拶では、私からも食の大切さについて、経験を踏まえて話をさせて頂きました。
会場を移動し、お堀端コンベンションホールにて小田原市保育事業大会に参加。主催者としてご挨拶すると共に、永年勤続表彰者の皆さんを表彰させて頂きました。第2部では、こども家庭庁の教育・保育専門官である馬場耕一郎氏の貴重なご講演を、参加された多くの保育関係者の皆さんと共に拝聴。
この日最後は、中町のセントラルハイツへ。過日足柄地区での懇談会の際にご案内のあった、同ハイツの夏祭りに伺いました。このハイツの自治会長の秋山さんは小田原市社会福祉協議会のベテラン職員でもあり、地域福祉に精通されている方。そうしたご経験から、「マス・タウン(マイルド・スマイル タウン)を提唱され、このハイツで実践をされています。築50年ながらキレイに管理されているマンションの、多世代の住民の方たちが和やかに談笑される、小規模ながらとても素敵な空間でした。