市長の日記

市長の日記

2025年10月28日(火)

SNOA、経済同友会 ほか

 27日、久しぶりに天候が回復。気持ちの良い青空のもと、市民交流センターUMECOにて午前・午後に2件の講演をさせて頂きました。
 午前中は、「シニアネットワークおだわら&あしがら(SNOA)」の創立10年記念集会。私の市長就任1期目から掲げたプロダクティブ・エイジング(生産的・創造的に歳を重ねる)政策に共鳴した、横浜銀行のOBなどアクティブシニアの皆さんが結成された組織で、耕作放棄地を活用した柑橘栽培、生活困窮世帯の子どもたちへの学習支援、シニア世代の人材活用に繋げるマッチング事業、内閣府からの支援を受けた「生涯現役促進地域連携事業」の受託など、広範な活動を進めてこられました。現在会員登録数は240名ほどに達しており、新しい会員さんも増えています。
  記念すべき10周年に講演を依頼頂き、「荒れ地を再生する『人の力』」と題して、小田原ワインプロジェクトでの実践を振り返りつつ、課題山積の時代において「人の力」が如何に大切か、そしてこれからも地域に潜在する様々な「徳」を掘り起こすべく、SNOAの益々の活躍を期待すると伝えました。
SNOA創立10年記念集会にて、参加された皆さんとSNOA創立10年記念集会にて、参加された皆さんと
 午後は、「神奈川経済同友会 地方行財政改革研究会」の2025年度第1回研究会。同会は、神奈川県に基盤を置く企業・団体の経営者個人300名余で組織され、「経済・社会問題に関する経済人としての職能的立場からの調査研究・提言」を目的として活動を続けておられる団体。「地方行財政改革研究会」は横浜銀行元頭取の川村健一さんが座長を務められ、年3回程度開催する研究会を通じ県内自治体の取り組みや好事例などを研究されています。今回は小田原市の取り組みが対象となったものです。
  講演では「持続可能な小田原のまちづくり~多彩な協働でつくる『いのちを守り育てる地域自給圏』」と題し、2008年の就任当初から「持続可能」を明確に掲げて取り組んできた小田原での、市民との協働による様々な課題解決の取り組みを、7つの領域について具体的に説明。小田原がもつ優れたポテンシャルを活かし、「誰もが笑顔で暮らせる、愛すべきふるさと」を創る多角的なチャレンジについて聴いて頂きました。懇親会では川村さんをはじめ多くの参加者と活発に意見交換。今後に繋がるたいへん有意義な交流となりました。
神奈川経済同友会の皆さんと、講演終了後の懇談会にて神奈川経済同友会の皆さんと、講演終了後の懇談会にて
 二つの講演の合間に、令和7年度の採用で市役所採用が内定した皆さんとの懇談会が開かれ、私も顔を出し短時間でしたが挨拶をさせてもらいました。この日集まってくれたのは、8職種56名の内定者の皆さんで、すでに9月1日付・10月1日付で辞令を受け本市職員となっている数名も含まれます。一人ひとりとのコミュニケーションの時間はなかったのですが、私の話を聞く姿勢と眼差しから、小田原市職員として働くことへの強い意欲や希望を感じました。市政運営の現場を担う戦力となって、一緒に仕事をする日を楽しみにしていると伝えました。
市役所採用が内定した皆さんと市役所採用が内定した皆さんと

2025/10/28 13:30 | 未分類

 

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