29日、午前中はミナカのイノベーションラボにて、2件の収録に臨みました。
 まず、7月のモルディブ共和国訪問を振り返る動画の収録。同行した2人の職員とのトークと、現地で撮影した様々な写真や動画を組み合わせ、滞在中の行動と訪問の成果について映像資料としてまとめる予定です。トークの収録は目の前のモニターに訪問時の様々な映像を確認しながら行われたのですが、モルディブで出会った数多くの人たちや様々な交流の光景が映し出され、改めて密度の濃い有意義な訪問であったことが思い起こされました。今後、この日の収録と訪問時の多くの撮影資料を動画として編集し公開すると共に、広報12月号でも報告記事を掲載し、加えて詳細な報告書もまとめる予定です。
 もう一件の収録は、「ガンダム」の生みの親である富野由悠季監督との対談。「戦後80年」という節目にあたり、この80年を振り返りつつ、現在の世界情勢やこの国の現状を踏まえながら、戦争や争いのない世界に向けて私たちが出来ること、若い世代に伝えたいこと、そして小田原が果たしうる役割などについて、監督のお考えをじっくりと伺う貴重な機会となりました。広報12月号に戦後80年の特集として掲載される予定です。
 モルディブ共和国訪問を振り返り、同行職員とトーク
モルディブ共和国訪問を振り返り、同行職員とトーク 
                 
                
                
                
                 午後は、三の丸ホールにて令和7年度小田原市戦没者慰霊祭が厳かに執り行われました。今年は戦後80年であることから例年よりも多くの参列者をお迎えし、心ひとつに戦没者の御霊に感謝の誠を捧げました。ご遺族の高齢化が進み、壇上で献花される皆さんの足取りも気になりました。慰霊の営みを、世代が代わってもしっかりと受け継いでいかねばと思いながら、皆さんの献花の様子を見守らせて頂きました。
                 
                 
                
                
                
                 この日、姉妹都市を締結している日光市より、市議会議員団の皆さんが小田原をご訪問、その道のりで市役所をお訪ね頂きました。小田原市議会がホストとなり、議場にて皆さんをお迎えし、井上議長らと共に私からも歓迎のことばをお伝えしました。二宮尊徳先生の生誕地と終焉地の間柄から、日光市の前身である旧今市市と姉妹都市を締結してから、すでに40年以上が経過。この間、双方を訪問しつつ交流を深めてきました。私も日光市には何度もお訪ねし、歴代市長さんや議員さんたちと親交させて頂きましたので、この日もよく存じ上げている議員さんが何名もおられ、懐かしい再会となりました。
                 
                 
                
                
                
                 夕刻、桜井小学校2年生の古屋愛杏(あん)さんが、第25回全日本少年少女空手道選手権大会の「小学2年生女子・組手」で見事優勝された報告に来てくれました。全国から146人が参加したトーナメントを、圧倒的な強さで勝ち進んでの栄冠。昨年の同大会で優勝、今年2月の全日本少年少女空手道選抜大会でも優勝しており、ここまで全国大会3連覇!同世代では向かうところ敵なしの愛杏さん、今後に向けて更に強くなるために、日頃の練習や鍛錬の積み方が課題になりそうです。このところ半年おきにお会いしていますが、落ち着き払った受け答えなど、確実に成長されていると感じます。これからどこまで「進化」していくのか、本当に楽しみです。