16日、昨年度に庁外での研修プログラムに参加した職員たちからの報告を受けました。
ひとつは、早稲田大学マニフェスト研究所が2006年に立ち上げた「人材マネジメント部会」(現在は「地域経営部会」)に参加した3名の職員からの報告。組織の意識改革を目指し、夏季合宿も含めた6回の研修を経て、提言をまとめてくれました。折しも小田原市役所で不祥事や事務ミスが続き、その抜本的な立て直しに向けた組織風土改革に着手しようとするタイミングであり、その取り組みをより確かなものとすることに繋がるような内容。職員や市民へのアンケート調査やヒアリングをベースに、これまでこの研修プログラムに参加した大勢の先輩職員らとの率直な意見交換などを行い、組織内の人間関係の改善、風通しの良い職場作りなど、基本的ながら最も大事な部分についての提言となっていました。
もうひとつは、一般社団法人プラチナ構想ネットワークが主催する「プラチナ構想スクール」に参加した職員からの報告。こちらは、「特産品で地域経済を支え、誰もが働きやすいまちへ」という具体的なテーマについての研究で、こちらも今年度以降に市として取り組む予定の新産業創造につながる内容。多彩な地域資源を活かした事業化で経済振興を目指すと共に、そうした場において障がいのある人たちにも参加してもらえるような仕事の創出を行っていくとの内容。本人が障がい福祉課職員ということもあり、特に気持ちが込められていました。
いずれの報告と提言も、市としてしっかり取り組み、具現化を目指すべき内容。1年の研修参加をねぎらうと共に、その実現に向け組織の中で力を発揮するよう伝えました。
午後、酒匂川水系保全協議会の令和8年度定期総会が開かれ、協議会会長として議事を進行。流域の農業・漁業者を中心とした民間の方々の発意で昭和35年に発足し、当初は経済成長に伴う流域での急速な都市化や工業化に起因する水質の問題や水資源の確保などが主たる課題となっていましたが、近年では当地域の中心を貫流する豊かな自然環境の象徴として、その環境の保全や価値の発信、流域をフィールドにした様々な体験や交流など、活動のジャンルは広がってきています。自然体験教室、親子で参加できるフィールドワーク、利水域である横浜・川崎の住民との交流などが定着し、参加希望者も増えています。「母なる川 酒匂川フォトコンテスト」への作品応募もたいへん多く、今月25日に予定されている「親子でアユの放流体験」も300名を超える多くの応募があります。こうした取り組みを通じ、水源であり流域の様々ないのちを支えている酒匂川の環境を守ると共に、多彩な表情と空間をもつ酒匂川の魅力を多方面に発信し、流域全体でこの川を大切にしていきたいものです。
夕刻は小田原箱根商工会議所青年部の令和8年度通常総会に出席。過日市長室を訪ねて下さった澤田新会長率いる新執行部の発足の日であり、今後地域の様々な課題を共に解決するべく、地域を支える青年経済人の皆さんに大いに期待する旨、加えて同世代の市職員らと良いチームを形成し、緊密に連携し交流してこの地域を支えてほしいとのメッセージをお伝えしました。総会後の懇親会もご一緒させて頂きましたが、若い世代の活気とエネルギーをとても心強く感じました。