18日、まずは環境再生プロジェクトの活動現場へ。早川地区では、「一夜城ふもとテラス」をテーマに、手入れが出来なくなり葛に覆われていた柑橘園を再生する取り組みが始動。中心となっているのはシニアネットワークおだわら&あしがら(SNOA)の皆さん。一夜城に登る道から南に分岐していく農道に面した、3段ほどの緩傾斜の農地で、すでにこれまでの作業によって葛は刈り払われ、広々とした空間が生まれていました。中段に登ると、小田原の市街地、小田原漁港、そして相模湾を見渡せる絶景が広がっていました。柑橘園としての再生や、こどもたちも関われる畑づくり、景色や交流を楽しむテラスづくりなど、皆さんの中では様々な構想が浮かんでいるようで、今後の展開がとても楽しみです。
東富水地区では、「しぜんとつながるプロジェクト」と銘打ち、小田原アリーナ横の親水護岸を生物多様性の空間として再生する活動が始まっています。中心となっているのは、地域に根ざした環境美化活動などに取り組んでいる「ウェイダーズ」の皆さん。この日は、アリーナの敷地と酒匂川の堤防の間に流れる水辺の空間に降り立って、茂っている葦などの草を刈る作業が行われていました。この上流ではかつて蛍が飛んでいたことも。「身近な自然に触れられ、人々が集う場所にしたい」との願いで活動が進められていきます。
環境再生プロジェクト@早川地区 耕作放棄地が眺めの良い空間に
二宮尊徳先生の命日である10月20日を前に、尊徳記念館では「尊徳祭」が開かれました。一日かけて、小学生たちの作文発表会やこどもたちが育てた農作物を売る「こども報徳市」、映画「二宮金次郎」の上映や紙芝居、地元のコーラスグループの合唱などが繰り広げられました。菩提寺である善栄寺では桜井地区自治会連合会の皆さんによる「二宮尊徳先生を偲ぶ会」として法要も行われました。没後170年、現代に尊徳先生が生きておられたら、どんな治世をおこなうのだろうと、時々考えます。
街なかでも諸行事が目白押し。三の丸ホールでは第77回小田原市民書道展が開催されており、表彰式に先立って全作品を拝見。今回は高校生の出品も多く、また若い世代の優れた作品もあり、見応えがありました。市民交流センターUMECOで表彰式が行われ、書歴の長いシニア層の方から高校生まで、多世代が各賞を受賞されました。若い世代が多いことは、小田原における書道の未来に向けたいへん喜ばしいこと。私からは市長賞に選出された垂木煌河さん(大学2年生)に賞状を授与。とても端正な隷書体の素晴らしい書で、これからの更なる成長がとても楽しみです。
小田原城二の丸広場では、小田原おでん祭り。お天気が良すぎて、おでんを頬張るにはやや暑い陽気でしたが、大勢の来客でたいへんな賑わいでした。小田原駅前東通りでは、恒例の「おだわら秋の外呑み横丁」が開催。東通り約200メートルを完全に封鎖し、テーブルと椅子をずらりと並べ、両サイドの店舗からテイクアウトやドリンクが提供される仕組みで、12時の開始直後からたいへんな賑わい。今年は小田原駅前東通り商店街が60周年というお祝の年でもあり、小田原古式消防記念会の皆さんによる木遣りも朗唱され、晴れやかな雰囲気に包まれました。
「いそしぎ」では、「生きがいふれあいフェスティバル」が開催。元気なシニア層の皆さん方が、それぞれに取り組む文化・スポーツ・創作などの活動の成果を披露する、いわば文化祭。絵画、絵手紙、クラフト、陶芸、書、写真、コーラスなど、館内の各所で元気な皆さんとの交流を楽しませて頂きました。