28日、小田原市議会臨時会が開催されました。案件は、病院事業会計に関するもの。令和6年度新病院の建設事業費のために借り入れを行う予定だった87億円のうち、手続き上のミスがあり、37億円を借り忘れるという事態がありました。この不足分については、病院事業会計の各種積立金や留保資金だけでなく、未処分利益剰余金を補填に使用する必要が生じたため、議決が必要となったもので、それに伴い令和7年度予算の補填財源についても修正を行いました。病院事業会計の中に補填可能なだけの資金があったから良かったのですが、それがなければ建設事業に支障を来す事態となっていました。このことは重く見ており、以後決して発生することのないよう、考え得るチェック体制をしっかり整えねばなりません。
この日、小田原警察署と小田原市との間で、「小田原市犯罪被害者等支援条例に基づく連携協力に関する協定」を締結いたしました。本市では、犯罪被害者やその家族、遺族を支援するための条例を制定し、この4月1日から施行となります。小田原警察署と連携することで、支援のための活動や各種啓発活動などをしっかりと行い、安心して暮らすことができる地域社会を目指そうとするものです。今月に着任されたばかりの松本署長らと協定式に臨み、更なる連携強化に取り組むことを確認させて頂きました。
