市長の日記

市長の日記

2025年05月02日(金)

かながわ福祉大学校 ほか

 今日は、予報通り朝から雨。日中は結構な雨量となりそうですが、夕刻には上がる見込み。大気中の塵が洗い流され、明日は気持ちの良い晴天となることを祈ります。  

 4月30日、午前中に2件のお客様。
 まずは、曹洞宗神奈川第一宗務所婦人会の小早川会長と小川さん。福島県相馬・双葉地方の震災孤児等に対する支援金にご寄付を頂きました。同会では、東日本大震災以後、相馬地方の皆さんを支援するべく、小田原に相馬地方の事業者をお招きし物産展を開催、その収益金を被災地の復興に役立ててほしいと活動を続けてこられました。近年は、相馬地方から来て頂くのは大変なことから、小田原の物産や手作り品などでマーケットを開き、その収益金を被災地にお届けする形に。今年はその一環として、震災で遺児・孤児になった子どもたちを支援する基金にご寄付を頂いたものです。この基金は、全国報徳研究市町村協議会の活動として、小田原市が事務局となり運営しているもので、これまでに1,100万円以上の支援金が寄せられています。歳月が流れ、ご寄付は先細りとなっていますが、発災後14年を経てもなお、こうして支援が続けられているのは誠に尊いことです。

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2025/05/02 14:25 | 未分類

2025年05月01日(木)

『取り残された人々』、ジュニア弦楽合奏団

 今日から5月。早いもので昨年5月24日の市長再就任から間もなく1年が経つことになります。手帳に記された記録をみると、昨年の今頃は市内のあちこちで街頭に立ち、スポット演説を繰り返していました。連休が明けましたら、これまでの取り組みを振り返りつつ、すでに動き出している今年度の諸事業の推進と、来年度から始まる第7次小田原市総合計画の第1期実行計画策定を加速させます。
 明日は雨の予報ですが、3日からの3連休は晴天に恵まれそう。祭礼の高揚感を、多くの皆さんと一緒に堪能したいと思っています。

 晴天に恵まれた29日は、三の丸ホールで開かれていた2つの催事に参加。
 まずは、「ここからHAKKO in小田原」。二宮を拠点に発酵食の専門家として活動されている相原ひろ香さんが中心となり、「未病改善」「人のつながり」「地域活性」を軸に地域と未来をより良いものに変えていこうとする取り組みの第1弾です。HAKKOには、健康を支える「発酵」に加え、一人ひとりが輝く「発光」、様々な活動から幸せが生まれ広がる「発幸」が含意されています。
 ホール前のにぎわい広場では、趣旨に賛同する生産者や事業者、市民団体などがマルシェを展開。小ホールでは記録映画「取り残された人々」の上映と、監督らによるトークセッションが行われました。映画のサブタイトルは「日本におけるシングルマザーの苦境」。外国人監督の視点から、「経済大国」の中に拡大している「貧困」の深刻な状況を、この国の歴史的背景や文化慣習などにも触れつつ、数多くの当事者インタビューと専門家による分析で掘り下げた秀作。国としての制度的な対応が不可欠な領域ですが、地方自治体としてもできる限りの取り組みが必要と痛感しました。

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2025/05/01 13:48 | 未分類

 

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