市長の日記

市長の日記

2024年08月06日(火)

要望書受領、江之浦測候所

 5日、2団体から要望書を受領、課題解決や取り組み推進に向けた意見交換を行いました。
 ひとつは、神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部の皆さん。当地域の不動産開発やまちづくり、市民生活や事業活動の基盤でもある不動産管理などを通じて、地域振興を支えて頂いています。要望としては、私が市長に就任後、方針の見直し等を行った都市計画関連の案件の取り扱いや、各種情報提供や手続き上の課題などに加え、「ガンダム」の富野監督との関係強化によるまちづくりの提案など。

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2024/08/06 13:27 | 未分類

2024年08月05日(月)

省庁訪問、バリアフリービーチ ほか  

 2日は終日、霞が関などにて省庁を訪問。小田原市との人事交流を受け入れて頂いている省庁に加え、以前からのご縁がある幹部の皆さんもお訪ねしました。
 林野庁・水産庁ではそれぞれ長官・次長ほか幹部の皆さんと面談。環境省では事務次官および局長・室長クラスの皆さんを訪問。総務省では人事交流を担っていただいている部局の皆さんと。午後からは、国際交流の人材育成でお世話になっているクレアの本部、続いてデジタル庁では斬新でオープンなオフィスの見学も兼ね、派遣受け入れ先の皆さんと懇談。国土交通省では、以前小田原市に都市部長として赴任されていた都市局長の内田さん、かつて市内で行われた防災シンポジウムでご一緒させていただいた技監の廣瀬さん、前任期中に関東地方整備局のまちづくりシンポジウムでお世話になった特別研究官の小林さんと、相次いで面談。
 各所では、日頃の人事交流に対するお礼をお伝えするとともに、その継続、今後に向けた様々な協力関係の確認、各分野の新たな動向についての情報共有など、実に有意義な省庁訪問となりました。派遣中の市職員はいずれも元気そうで何より。同席して頂いた、かつて小田原市に派遣されていた各省庁の皆さんもご活躍の様子で、嬉しい再会のひと時でもありました。

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2024/08/05 15:32 | 未分類

2024年08月02日(金)

空家等対策、オーガニック推進 ほか

 2日、空家等対策に関する協定の締結式が行われました。
 全国の地方都市で増え続けており、小田原市内にも1400件以上存在する「空家等」については、その解消や活用が大きな課題となっています。活用に向けては、修繕やリノベーションを行う費用の問題などが壁になり、放置され荒れ果ててしまうケースもあります。それに対し問題意識を持ってきた地元の金融機関「さがみ信用金庫」さんが、国内最大級の住宅ローン保証会社である「全国保証株式会社」さんの協力を得て、空家等の修繕や改修に関わる費用への低利融資や手数料無料などの金融商品を開発され、このたび小田原市とも協力していくこととなったものです。
 小田原市においてもこれまで、空き家バンクに登録された空家等についてHPなどで紹介してきましたが、所有者との調整や物件化へのハードルは高く、ごく限られた案件しか取り扱いができていません。一方で、コロナ以降増えている都市部からの移住希望者から見れば、そうした物件情報はまだまだ圧倒的に少ない状態。既存の空家等の改修などが進み、そうした需要に応えられるようになることは、小田原への移住者の増加、ひいては地域の活性化にもつながります。2社の皆さんに感謝をお伝えし、協力して取り組んで行くことを約束いたしました。

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2024/08/02 11:17 | 未分類

2024年08月01日(木)

8月に

 8月に入りました。連日の酷暑に加え、雨が全く降らないため、野山はカラカラに乾ききっていましたが、昨夜は短時間ながらザーッと降り、大地も一息といったところでしょうか。お盆休みあたりにかけて、花火大会やみなとまつり、各所での納涼会など、夏ならではの諸行事が立て込みます。暑さの中ですが、大いに賑わい、人々の交流が深まって、地域の元気へと繋がっていきますよう。
 
 31日、朝一番で地域の労働団体である小田原・足柄地域連合および小田原・足柄地域労働者福祉協議会の皆さんが来庁。両団体幹部の皆さん方と市長就任に伴うご挨拶をさせて頂くとともに、これから取り組んで行く市政の方針などについてお伝えし、意見交換をさせて頂きました。前の任期中もしっかりとした連携を築かせていただきましたが、時代と社会の状況変化も踏まえ、改めて関係強化をしていく旨、確認がされました。
 続いて、「鎮守の森コミュニティ推進協議会」の皆さんが来室され、酒匂川水系保全協議会60周年を記念して製作された絵本「みんなのさかわがわ」の寄贈と、製作経緯などについてのご報告、今後の活動における連携などについて意見交換。「鎮守の森コミュニティ」構想は、京都大学・人と社会の未来研究院教授である広井良典さんが提唱されている、地域コミュニティ再生に向け、自然と人、人と人との絆を取り戻そうとする理念であり、活動の提案。人口減少の局面を前向きに捉え、地域社会の再生に向けた本質的な提言を続けておられる広井教授には、以前も市役所にて部局長向けにレクチャーをして頂いた経緯があります。今回のご縁を機に、再び広井教授やそのお仲間の皆さんとの交流が生まれていきそうです。

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2024/08/01 11:17 | 未分類

2024年07月31日(水)

市内バスの状況、県政総合センターの皆さん ほか

 30日は、午後から市内のバス事業者2社を訪問。これから進む高齢化の中で免許返納者が増えること、公共交通の利用減少によりバス路線の維持が難しくなることなどを考えると、地域で暮らす市民の皆さんの日常的な移動の「足」となる公共交通の確保は、極めて重要な地域政策課題であり、全国各地で様々な取り組みが行われています。私のマニフェストにおいても、この地域交通の問題は明確に取り上げており、すでに小田原市で取り組んでいる政策に加えて、より恒常的な形での公共交通手段の確保を目指す考えです。
 その際、連携と協力が不可欠となるのが、小田原市内の公共交通を支えて頂いているバス事業者の皆さん。昨日はその中で、箱根登山バス本社と伊豆箱根バス小田原営業所を訪問、意見交換と今後への協力要請をさせて頂きました。
 両社のバス路線は、小田原市民にとってはなくてはならない生活の足。市民の利用頻度の高い路線がある一方で、乗車率が極めて低い路線もあり、かねてより市として公共交通の利用促進策を行っていますが、めぼしい成果には結びついていないのが現状。昨年度より始められた、バスチケットへの助成策である「おだチケ」も、利用者の満足度は高いものの、それでもニーズに応えられているとは言い難い状況です。
 市としては、松田町などが取り組んでいるAIオンデマンドバスの導入に向けた検討を始めていますが、誰もが使いやすい公共交通システムについて、今後バス事業者とも連携し、研究を進めていく予定です。両社とも、しっかりと連携していただく旨、お応えくださいました。
 それにしても、両社が口をそろえて仰っていたのは、バスの運転士不足の深刻さ。路線の維持・強化をしたくても、それがままならない現実があります。地域を挙げて協力していく必要を痛感しました。

 夕刻、神奈川県県西地域県政総合センターの柳瀬所長以下、幹部の皆さんがご来庁。神奈川県の令和6年度の予算の概要について、ご説明を頂きました。これは、私の就任が5月であり、通常は2月に県庁にて行われる県内各市長への予算概要説明会に出席できていないことへの配慮として、特別に設定してくださったものです。県と市は各種事業の執行において緊密な連携をとっており、予算においてもある意味役割分担しながら公共サービスを支えている関係ですので、相互にどのような予算組みをしているかの確認はとても重要。たいへん有難い機会でした。

 またこの日は、久しぶりに100歳長寿のお祝いに。東町の小澤コマさんをご自宅にお訪ねし、お祝い状と花束の贈呈をさせて頂きました。お元気そうで何よりでした!

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2024/07/31 16:23 | 未分類

 

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