市長の日記

市長の日記

2024年08月07日(水)

原爆忌、要望活動

 6日は79回目の広島原爆忌。その時刻は東京へ向かう車の中で迎えました。戦後70年の節目の年には、市内中学生たちを広島に派遣する平和事業を行い、参加した彼ら彼女らはすでに成人になりました。また、被爆したアオギリの子孫になる苗を皆で小田原フラワーガーデンに植樹、こちらも今や樹高数mの若木に育っています。その後、長崎大学の若者たちを講師に呼び、市内中学生たちが2泊3日の日程で合宿し平和を語り合うワークキャンプも行っていました。
 平和を願う取り組みは、戦争の悲惨さや虚しさを伝えるだけでなく、長い時間軸を視野に、積極的に平和を作り出す人を育てる視点も大切。来年は戦後80年、すでに担当課では記念事業の組み立てに入ってくれています。これからの平和につながる事業を引き続き行っていきたいと考えています。

 朝一番で小田原を出立、まずはさいたま新都心にある関東地方整備局へ。小田原市からは2~3年交代でこれまでに6人の職員を派遣しており、現在は2年目の山田さんが道路管理課で頑張っています。派遣受け入れのお礼と、今後の更なる関係強化に向けて、岩﨑局長や野坂道路部長にご挨拶に伺いました。
 11時からは、「伊豆湘南道路」の実現に向けた要望活動。先週の中部地方整備局への要望活動に続き2週連続となりました。期成同盟会の皆さんが勢ぞろいし、藤田道路企画官に要望。お昼を挟んで霞が関に移動、国土交通省では設営にご尽力いただいた牧島議員や三浦議員など複数の国会議員の皆さんも加勢、強力な布陣で要望活動を展開。道路局次長、事務次官をはじめ、重要ポストの皆さんに要望書を手渡しました。続いて財務省へ。牧島議員のお骨折りで、鈴木財務大臣との面談が実現。事業具体化に向けた大きなステップとなりました。(事前の周到な準備、百通近くの要望書を抱えての小田原~埼玉~霞が関の移動、各室を巡る要望活動等に大汗をかいた建設部職員の皆さん、お疲れさまでした!)

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2024/08/07 12:06 | 未分類

2024年08月06日(火)

要望書受領、江之浦測候所

 5日、2団体から要望書を受領、課題解決や取り組み推進に向けた意見交換を行いました。
 ひとつは、神奈川県宅地建物取引業協会小田原支部の皆さん。当地域の不動産開発やまちづくり、市民生活や事業活動の基盤でもある不動産管理などを通じて、地域振興を支えて頂いています。要望としては、私が市長に就任後、方針の見直し等を行った都市計画関連の案件の取り扱いや、各種情報提供や手続き上の課題などに加え、「ガンダム」の富野監督との関係強化によるまちづくりの提案など。

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2024/08/06 13:27 | 未分類

2024年08月05日(月)

省庁訪問、バリアフリービーチ ほか  

 2日は終日、霞が関などにて省庁を訪問。小田原市との人事交流を受け入れて頂いている省庁に加え、以前からのご縁がある幹部の皆さんもお訪ねしました。
 林野庁・水産庁ではそれぞれ長官・次長ほか幹部の皆さんと面談。環境省では事務次官および局長・室長クラスの皆さんを訪問。総務省では人事交流を担っていただいている部局の皆さんと。午後からは、国際交流の人材育成でお世話になっているクレアの本部、続いてデジタル庁では斬新でオープンなオフィスの見学も兼ね、派遣受け入れ先の皆さんと懇談。国土交通省では、以前小田原市に都市部長として赴任されていた都市局長の内田さん、かつて市内で行われた防災シンポジウムでご一緒させていただいた技監の廣瀬さん、前任期中に関東地方整備局のまちづくりシンポジウムでお世話になった特別研究官の小林さんと、相次いで面談。
 各所では、日頃の人事交流に対するお礼をお伝えするとともに、その継続、今後に向けた様々な協力関係の確認、各分野の新たな動向についての情報共有など、実に有意義な省庁訪問となりました。派遣中の市職員はいずれも元気そうで何より。同席して頂いた、かつて小田原市に派遣されていた各省庁の皆さんもご活躍の様子で、嬉しい再会のひと時でもありました。

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2024/08/05 15:32 | 未分類

2024年08月02日(金)

空家等対策、オーガニック推進 ほか

 2日、空家等対策に関する協定の締結式が行われました。
 全国の地方都市で増え続けており、小田原市内にも1400件以上存在する「空家等」については、その解消や活用が大きな課題となっています。活用に向けては、修繕やリノベーションを行う費用の問題などが壁になり、放置され荒れ果ててしまうケースもあります。それに対し問題意識を持ってきた地元の金融機関「さがみ信用金庫」さんが、国内最大級の住宅ローン保証会社である「全国保証株式会社」さんの協力を得て、空家等の修繕や改修に関わる費用への低利融資や手数料無料などの金融商品を開発され、このたび小田原市とも協力していくこととなったものです。
 小田原市においてもこれまで、空き家バンクに登録された空家等についてHPなどで紹介してきましたが、所有者との調整や物件化へのハードルは高く、ごく限られた案件しか取り扱いができていません。一方で、コロナ以降増えている都市部からの移住希望者から見れば、そうした物件情報はまだまだ圧倒的に少ない状態。既存の空家等の改修などが進み、そうした需要に応えられるようになることは、小田原への移住者の増加、ひいては地域の活性化にもつながります。2社の皆さんに感謝をお伝えし、協力して取り組んで行くことを約束いたしました。

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2024/08/02 11:17 | 未分類

2024年08月01日(木)

8月に

 8月に入りました。連日の酷暑に加え、雨が全く降らないため、野山はカラカラに乾ききっていましたが、昨夜は短時間ながらザーッと降り、大地も一息といったところでしょうか。お盆休みあたりにかけて、花火大会やみなとまつり、各所での納涼会など、夏ならではの諸行事が立て込みます。暑さの中ですが、大いに賑わい、人々の交流が深まって、地域の元気へと繋がっていきますよう。
 
 31日、朝一番で地域の労働団体である小田原・足柄地域連合および小田原・足柄地域労働者福祉協議会の皆さんが来庁。両団体幹部の皆さん方と市長就任に伴うご挨拶をさせて頂くとともに、これから取り組んで行く市政の方針などについてお伝えし、意見交換をさせて頂きました。前の任期中もしっかりとした連携を築かせていただきましたが、時代と社会の状況変化も踏まえ、改めて関係強化をしていく旨、確認がされました。
 続いて、「鎮守の森コミュニティ推進協議会」の皆さんが来室され、酒匂川水系保全協議会60周年を記念して製作された絵本「みんなのさかわがわ」の寄贈と、製作経緯などについてのご報告、今後の活動における連携などについて意見交換。「鎮守の森コミュニティ」構想は、京都大学・人と社会の未来研究院教授である広井良典さんが提唱されている、地域コミュニティ再生に向け、自然と人、人と人との絆を取り戻そうとする理念であり、活動の提案。人口減少の局面を前向きに捉え、地域社会の再生に向けた本質的な提言を続けておられる広井教授には、以前も市役所にて部局長向けにレクチャーをして頂いた経緯があります。今回のご縁を機に、再び広井教授やそのお仲間の皆さんとの交流が生まれていきそうです。

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2024/08/01 11:17 | 未分類

 

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