21日、午前中に来年度予算の最終調整を実施。財政課の査定の段階で認められなかったものに対する所管からの調整要求分と、市長として予算を確保すべきと判断したものの取り扱いについて、私から指示を行い、再調整。財源が厳しい中、財政課もかなり頑張ってくれ、何とか予算案の編成にたどり着けそうな状況となりました。
この日の午後、お隣に位置する小田原警察署において「武道始式」が挙行されました。私たち市民のいのちと暮らしを守り、安全安心のまちづくりを24時間365日休まずに支えて頂いている警察署員の皆さんが、心身を鍛えるため励んでおられる剣道・柔道の鍛錬の成果を、地域内関係諸団体の皆さんと共に拝見する場です。
小田原警察署の6階に道場があり、柔道・剣道の順に、まず組織内チーム対抗戦が行われました。若手から中堅までの署員の皆さんが激しくぶつかり合う、気迫のこもった試合。その後、特別訓練員である上級者の署員に対し、5人が続けて戦いを挑む「五人掛け」と続きました。
私たちが普段出会う警察署員の方々は、制服と防護服に身を包み、治安と法規を守るための厳しさを漂わせていますが、この日は生身の肉体に道着一枚を着けただけ。若々しく、試合には髪を振り乱し汗を流しながら全力でぶつかりあい、仲間の試合には笑顔で元気よく声援を送る、いわば「素」の姿がありました。毎回思うのですが、こうした姿こそ、署員の皆さんが日ごろから守って頂いている地域住民の皆さんに観てもらい、その存在感やありがたみ、人間的な親しみを感じてもらいたいと思うのです。
