食/名産品

『曽我の梅干し』が文化庁の「100年フード」に認定されました!

小田原の『曽我の梅干し』が文化庁の令和4年度100年フード「伝統の100年フード部門~江戸時代から続く郷土の料理~」に認定されました。

『曽我の梅干し』について

小田原の梅は、「曽我梅林」を中心に栽培され、その歴史は、戦国時代以前まで遡ります。
かつて、箱根越えのための宿場町として栄えた小田原には多くの旅人が訪れました。
当時から、『曽我の梅干し』は旅人の弁当の腐敗防止、疲労回復のためとても重宝され、小田原の名産品となりました。
塩と梅だけで漬け、土用干しで太陽の恵みを凝縮させる「白漬け」と呼ばれる昔からの伝統的な方法で丁寧につくられており、梅本来の風味を堪能することができます。
そのため、曽我地域では家庭の日常食として、米に梅干しとちりめんじゃこを混ぜ、出汁で炊き上げた「梅ごはん」が食されており継承されています。

この『曽我の梅干し』の歴史と魅力を次世代に継承し、さらなる普及を図るため、文化庁が実施する「100年フード」に応募したところ、「伝統の100年フード部門~江戸時代から続く郷土の料理~」に認定されました。

「100年フード」とは

「100年フード」とは、地域で受け継がれてきた食文化を、100年続く食文化「100年フード」と名付け、次の世代に継承していくことを目指す文化庁の取組です。
この取り組みは令和3年度が第1回目、令和4年度は第2回目となります。

【要件】
1 地域の風土や歴史・風習の中で個性を活かしながら創意工夫され、育まれてきた地域特有の食文化
2 地域において、世代を超えて受け継がれ、食されてきた食文化
3 その食文化を、地域の誇りとして、100年を超えて継承することを宣言する団体が存在する食文化

詳細については、文化庁「100年フード」公式サイトをご覧ください。

認定フォーム画像
認定証

「100年フード」ロゴマークの使用について

『曽我の梅干し』の普及啓発、広報、理解促進を目的とした場合に限り、事前に届出をしていただいたうえで、「100年フード」ロゴマークを使用することができます。詳しくは下記リンクからご確認ください。

 
 

この情報に関するお問い合わせ先

経済部:観光課

電話番号:0465-33-1521

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