赤十字奉仕団60周年、ポケットパークに時計塔 ほか
4日、小田原市赤十字奉仕団の結成60周年記念式典が生涯学習センターけやきにて開かれました。地域の婦人たちによる奉仕活動が活発だった下曽我地区を中心に結成され、赤十字の精神に則り地域社会に根付いたボランティア活動を展開、高齢者への支援、災害時の救援、献血の推進など、様々な奉仕活動に取り組んで来られました。式典では長年の功労があった会員の皆さんに、日赤小田原市地区の地区長でもある私から感謝状を伝達。団としては高齢化が進みつつあるものの、お元気な会員の皆さんに、これからも各地域でのご活躍をお願い致しました。
赤十字奉仕団結成60周年記念式典にて
午後、創立50周年を迎えた小田原城北ロータリークラブの皆さんが、8日に行う記念式典に先立ち、記念事業として小田原駅前の北條ポケットパークに時計塔を寄贈頂き、この日に除幕と寄贈式典が現地で行われました。北條ポケットパークは、小田原駅から中心市街地へと人が流れていくポイントにあり、多くの市民や来街者が行き交い、また待ち合わせや各種催事にも使われる、大事な場所。ここに時計塔が設置されることは、多くの人たちにとってはたいへん有り難く、心からの感謝と敬意をお伝えしました。おそらく、小田原市内では最も多くの人たちに見られる時計となることでしょう。
小田原城北ロータリークラブの皆さんと、時計塔前にて
5日、損害保険ジャパンの神奈川支店を訪問、支店長の中満さんや小田原支社長の福羅さんらと面談させて頂きました。要件は、鬼柳・桑原地区の水田環境の保全活動についての御礼と、今後の取り組みへの協力要請。損保ジャパンでは、”Save Japan”プロジェクトに数年来取り組んでおられ、全国各地で行われている環境保全活動などに協力されていますが、そのうちの一カ所として、鬼柳・桑原の水田における米作りへのサポート(田植えや稲刈りなどへの参加)、ひいてはメダカの生息する水田環境の保全にここ数年お力添えを頂いています。そうしたご縁から、今後もぜひご縁を繋げて頂くようお願いすると共に、保全に向けての意見交換などをさせて頂きました。
損害保険ジャパン神奈川支店の皆さんと
東京・平河町の砂防会館別館では、恒例の「安全・安心の道づくりを求める全国大会」が開催され、全国の市町村長らが1,100人以上集結、道路整備予算などの要望などで気勢を上げました。高規格道路の未整備区間の解消、国土強靱化に繋がる道路整備、八潮市の事故を踏まえた老朽化対策、地方創生への取り組み強化、カーボンニュートラルの推進など、多項目にわたる要望案が採択されました。おそらく、市町村長が参加する要望活動としては国内最大のもの。17年間この大会で司会を務め、場を盛り上げてきた相馬市長の立谷さんは、来年1月で市長退任となるため、今日が最後の舞台となりました。
安全・安心の道づくりを求める全国大会にて
六本木に移動し、国立新美術館で開会中の日本美術展覧会(日展)の工芸部門を鑑賞しました。箱根を拠点に漆芸家として活躍されている齋藤卯乃さんに、ご自身の入選作品も含め会場をご案内頂いたものです。日展の会場に入るのは、何十年ぶりでしょうか。広い会場には工芸だけでも相当な点数が並んでおり、しかも各作品の技術・表現のクオリティの高さには唸らされます。齋藤さんのお仲間の工芸作家さんたちとも合流、思いがけず楽しい交流のひとときに。小田原における文化振興にも引き続きのご協力をお願いしました。
日展会場にて、齋藤さんをはじめ工芸作家の皆さんと
