被災地支援帰任報告、自治会長大会 ほか
20日、令和8年熊本地震の被災地に応援派遣をさせて頂いた市職員2名より、帰任報告を受けました。資産税課の穂坂さん、生活援護課の梅木さん。二人とも被災地での支援活動は初めての経験でしたが、派遣職員の募集に対し自ら志願。主な任務としては、罹災証明の発行に必要となる家屋等の被害認定調査で、他の市町村から派遣された職員らとチームを組んで、熊本市内の被災家屋等を一日数件ずつ調査したとのこと。二人とも建築に関する業務経験はなく被害認定調査も初めてでしたが、10年前の経験を踏まえた熊本市職員からの指導を受けながら活動。現場では所有者の皆さんからの聞き取りの機会も多く、被災された方々の現状を目の当たりにし心境を直接伺えたことは、大切な経験となったようです。
派遣職員のこうした経験は、いつ被災してもおかしくない本市における災害対応への備えの強化に資するものとなります。また、十日前後の支援活動を共にした県内各自治体の職員の皆さんとも絆が育ったようで、今後も折に触れて交流をしていくことになったとのこと。短期間でしたが、今回の経験が彼らの今後の人生にとっても貴重な財産となることでしょう。
熊本地震の被災地に派遣した職員から帰任報告
午後、箱根湯本の天成園へ。第61回となる小田原市自治会長大会が開催されました。市内には248の単位自治会があり、市民生活に最も近い地域コミュニティの運営において、防災・防犯、環境美化、こどもたちの見守り、世代間交流、各種情報の共有など、自治会長の皆さんは極めて重要な役割を果たしておられます。民生委員・児童委員、地区社会福祉協議会、子ども会、老人会などの多様な地域活動団体とも緊密に連携し、まさに地域コミュニティの要として日々活動をして頂いています。健やかな地域コミュニティの運営は、課題山積する地域社会を未来へと繋げていく上で欠かすことの出来ない基盤であり、参加した皆さんには心からの感謝と敬意をお伝えしました。
大会では、式典の部において長年にわたり自治会長等の任に当たられた皆さんへの表彰を行うと共に、後半では「魅力ある地域づくりについて」と題した、まちづくりコンサルタントの水津陽子さんによる講演が行われ、先進事例など参考となる話も多かったようで、質疑も活発に行われました。
夕刻、UDCOD(アーバンデザインセンター小田原)のセンター長である杉本洋文さんと、今後整備を進めていくことになる市民会館跡地のあり方について意見交換をさせて頂きました。これまで年月をかけて行ったワーキングを踏まえての整備基本計画は、整備費が多額となることなどへの指摘を受け、見直し。良質な緑の空間をつくることに絞り込み、整備費は1億円弱に抑え、芝生広場を中心としたシンプルな空間づくりを目指すこととしています。
杉本さんからは、ランドスケープの専門家からのアイデアなども交え、天守閣の眺望をしっかり確保しながら、日常の憩いに加え様々な催事ができるような空間整備についてご提案を頂きました。芝生の整備についても、できるだけ市民の皆さんに関わってもらい、「私たちが育てた芝生」との意識をもってもらうことが大切では、とのご意見であり、私も大いに賛同するものです。都市部職員が手作りした立体模型を前に、貴重な街なかでの広場づくりに向け、有意義な意見交換となりました。


