市長室

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令和7年度施政方針(令和7年2月14日)

市長動画 Vol.41

●市長の日記(最新)

2025年06月13日(金)

「障がい者レスリング、おだわら名工舎 ほか」

 12日、日本障がい者レスリング連盟の皆さんがご来庁。7月6日に小田原アリーナで開催される「チャリティープロレス祭り」のご案内を頂くと共に、連盟の活動についてご紹介頂きました。
 この企画を中心で率いておられるのが、「義足のプロレスラー」として今も活躍されている、谷津嘉章さん。モントリオール五輪のレスリング日本代表として8位入賞をはじめ、後にプロレスラーとして活躍、レスリング全日本選手権で優勝、プロとアマチュアの境も超えた交流など、レスリング界の発展に貢献されてきました。2019年、病気が悪化し右膝から下を切断、アスリートの道は断たれたかに思われましたが、そこから奮起され、義足にてレスリングを続け、3年前に日本障がい者レスリング連盟の発足を牽引。今はパラリンピックにレスリング種目が採用されることも目指されています。以前、谷津さんが市内国府津にお住まいであったことがご縁で、今回のイベント開催に至りました。
 すでに69歳になられた谷津さんですが、年齢を感じさせぬ大きな体躯。「同じような境遇の人たちにも勇気と元気を届けたい」との思いで、リングに立たれます。当日は谷津さんの「先輩」藤波辰爾氏も参加される、プロレスファンにも魅力的なイベントです。チャレンジを続ける谷津さんの勇姿に、ぜひ多くの皆さんに触れて頂きたいと思います。

 伝統的な木造建築の技と心を伝え、その担い手を育てる活動を続けている「おだわら名工舎」の皆さんがご来室。この秋に広島県にて開催される「ひろしま国際建築祭2025」への参加について、ご案内を頂きました。2018年、六本木の森美術館15周年記念事業「建築の日本展」にて、名工舎が手がけた「丹下健三自邸再現プロジェクト」での成果が評価され、このたびの建築祭に再びこの丹下健三自邸3分の1スケールの再現を行うこととなったものです。10月に広島県福山市と尾道市を中心に点在する会場にて、名工舎の皆さんが腕を振るい、小田原の建築の技量を示す機会となります。このプロジェクトに、関係する各方面の力を集め、ぜひとも応援して頂きたいとのことでした。
文化財級の木造建築を扱える技術を持つ担い手が減少し、そうした仕事の機会そのものも減っていく中、宮大工の芹沢毅棟梁をはじめ名工舎の皆さんは、技術の伝承と担い手の育成に大きな危機感を抱いておられます。長い歴史を持ち、森~製材~建築~加工と、コンパクトなエリアの中で木に関わる多彩な職を育ててきた小田原だからこそ発揮しうる「価値」を、しっかりと伝えていきたい・・・そのような強い願いに、私たち市行政もしっかりと応えていかねばなりません。
 

 夕刻からは、「二川地区 市民と市長との地域活動懇談会」が、井細田八幡神社の隣、井細田公民館にて開かれました。定年延長に伴う地域活動の担い手人材の不足、広域避難所の開設、公園の樹木の管理、特定の人たちが地域活動を支えている現状、若い人たちの参加に向けた工夫、公民館の老朽化への対応など、活発かつ和やかな雰囲気での意見交換となりました。

●市長の動き(最新)

2025年06月13日(金)

小田原市長動向(6月12日)

【午前】
▽外出
【午後】
▽日本障がい者レスリング連盟・谷津統括ら
▽広報広聴室
▽観光課
▽おだわら名工舎・芹澤理事長ら
▽市長、副市長ミーティング
▽取材対応
▽政策調整課
▽市民と市長との地域活動懇談会・二川地区

 
 

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