企業訪問 ほか
26日、ふるさと納税の返礼品に出品頂いている市内事業者との意見交換の一環で、2社をお訪ねしました。
まず、鬼柳の木工団地内にて創業する薗部産業株式会社。杉、檜、欅、桜、栗、橅(ぶな)など、多彩な樹種の木材を素材として、木地曳から成形、漆などの塗布まで一貫して手がけ、その優れたデザインも含めて高い評価を受けている事業者。しっくりと手に馴染む木の椀や、手触りの良いお盆やボウル、最近は木目が美しいマグカップなど、高い技術を生かして商品ラインナップを展開中。プロダクトデザイナーの薗部弘太郎さんから、事業を取り巻く状況や今後の課題などを伺うと共に、木工も含めた地場産業の振興に向けた意欲的なご提案も頂くなど、たいへん有意義な意見交換となりました。
木工団地まで行きましたので、復田作業を行っている桑原の田んぼの生育状況を確認。作業に参加された皆さんの丹精でしょう、見事に頭(こうべ)を垂れ始めていました。作柄はだいぶ良さそうです。
続いて、株式会社花政。市内栄町に店舗を、寿町に出荷のためのアトリエを構え、市民生活を彩る各種生花はもちろんとして、ホテルや大型催事での生け込みなどが高く評価されているほか、ふるさと納税では毎週~毎月の頻度で花束をお届けする「定期便」が大ヒット、多くのリピーターを獲得されています。代表の河野精一朗さんは、世界的なコンテストで最高の賞を度々獲得されるなど、いまや日本を代表するフローリスト。長年の努力と経験に加え、実にきめ細かな顧客サービスの姿勢が、他の追随を許さないクオリティに繋がっており、この分野のみならず、市内の若手経営者にも聞かせたいような貴重なお話をたくさん伺うことが出来ました。
午後は、大井町の井上酒造さんをお訪ねしました。市内の水田が耕作放棄や開発などで減少する中、その存続に向け、酒米の生産や、高値で買い取るための有機栽培米の支援などを構想する中で、足柄平野で230年の歴史を持つ井上酒造さんのお話も聴いてみたく、井上社長と意見交換。小田原を含めた県西地域での酒造りの現状や、各社の努力の様子、足柄平野での米作りの可能性などについてご意見を伺うことが出来ました。
夕刻、宮小路へ。「『知る・食べる・つながる。』鳥獣害対策×ジビエ交流会」と題した企画に、一参加者として参加。小田原で取り組みが進んでいる鳥獣害対策と、その出口である「ジビエ」活用を、一貫して学んで頂き、ジビエを試食することでその可能性を実感してもらいたいと、市経済部農政課が起こした企画。この日も含め3日間にわたり、宮小路でジビエ料理をふるまう料理店「龍」さんを会場に、農政課職員によるレクチャーと、龍さんによるジビエ料理各種を頂きました。参加者の中には市内の小中学校の給食に携わる栄養士の皆さんも複数おられ、ぜひ学校でも取り入れていきたいとの声も多く聴かれました。多くの市民の皆さんにも更に知って頂きたいと思います。





