おだわらの川

おだわら市内の川について

小田原市内を流れている河川は、中央部を南北に貫流する二級河川酒匂川を中心とし、箱根山塊を水源とする二級河川早川、山王川、狩川と大磯丘陵の麓に流れている森戸川、中村川があり、この河川の支川として準用河川と普通河川があります。


ほとんどの河川は、水田を潤すための農業用水の取水を兼ねており、春先から秋口にかけては綺麗で豊富な水が流れています。市街地においては、かつては農業用水として活躍していましたが、水田が宅地化されて、家庭雑排水の流入により環境悪化となってきていますが、取水時期以外でも農業関係者の協力により維持用水として水量確保が行われ、小さい川は「せせらぎ」として復元し、かつての動植物の生息の場としての環境が整いつつあります。

冬の酒匂川

冬の酒匂川

酒匂川(さかわがわ)の歴史

その昔、源頼朝が大軍を率いて鎌倉を出発、富士に軍を進める際に、今日の酒匂川を渡ることになったとき、「酒の匂いがする、今日から酒の匂う川、『酒匂川』に改めよ」と言った話から命名されたという言い伝えがあります。当時酒造家がもろみを夜中密かに酒匂川に捨てたその匂いが残っていたということです。

一・二級河川、準用河川てなあに?

国土交通大臣が指定する川を一級河川、都道府県知事が指定する川を二級河川、市町村長が指定している河川を準用河川といいます。一級河川の管理は国が直轄で行うところもありますし、都道府県が行うところもあります。二級河川の管理はほとんどが都道府県知事が行います。準用河川の管理は市町村が行います。
二級河川は、酒匂川をはじめとする8河川と、準用河川は、関口川、舟子川、下菊川をはじめとする25河川と、普通河川は、荻窪川、坊所川をはじめとする33河川あります。

おだわらの川位置図

この情報に関するお問い合わせ先

建設部:道水路整備課

電話番号:0465-33-1645

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