考古資料

考古資料は、遺跡で行われる発掘調査によって、竪穴住居跡などの遺構とともに出土する土器や石器、鉄器などの遺物を指します。発掘された考古資料の研究によって、当時の人々の生活や文化など過去の歴史を知ることができます。
豊かな自然環境と温暖な気候により、旧石器時代から人の足跡が確認できる小田原市では、これまでの調査によって縄文時代の羽尾貝塚や弥生時代の中里遺跡、古墳時代の久野古墳群や永塚・千代・高田遺跡をはじめ、重要な遺跡が多数あることがわかっています。
発掘調査で出土した考古資料は、資料整理や報告書への掲載ののち収蔵庫で保管され、大切に未来へと引き継がれていきます。また、小田原市の歴史を知る上で重要な資料は、小田原市郷土文化館や展覧会等で展示公開しています。

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