井細田足下地蔵の縁日(平成30年8月24日)

井細田(扇町)に、足下地蔵(あしさげじぞう)と呼ばれる地蔵尊が祀られています。
「足下」と呼ばれる由来は、片足を下げている像(半跏像)だからとされています。
像に書かれた記録によれば、慶安2年(1649年)に鎌倉仏師により造られた地蔵菩薩で、胎内に半跏像の本尊が安置されています。
この地蔵像について言い伝えが2つ残されています。
ひとつは、時の城主、稲葉正則が本尊の霊験あらたかなことを知り、現在見られる地蔵像を造らせたと伝えています。
もうひとつは「はなどり地蔵」という全国的にある昔話です。
「はなどり地蔵」とは、農作業が忙しいときに見知らぬ小僧が馬(関西は牛)の鼻をとって(鼻につけたひもをひき)手伝ってくれたが、後日地蔵像の足に泥がついており、お地蔵様が手伝ってくれたことに気付くという話です。

足下地蔵の縁日は毎年、1月24日、8月24日の午後4時から午後8時までです。
次の縁日には、散歩がてら立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
縁日の準備中

縁日の準備中

足下地蔵像

足下地蔵像

見学を希望する方へ(注意事項)

○地域の伝統行事は、部外者が見学にくることを想定していない場合があります。
 また行事の日時は気候や地域の状況により変更される場合があります。
 そのため見学の可否、実施日時などを事前に実施者に問い合わせることが必要です。
 ※実施者がわからない場合は、事前(二週間前まで)に郷土文化館までご連絡ください。
 直前にご連絡いただいた場合は、実施者や職員の状況により対応できないことがありますのでご承知おきください。
 
○地域にお邪魔する気持ちを忘れないようにしましょう。
 見学・撮影等に熱が入り、行事の進行を阻害するかたが見受けれらます。地域のかたの指示に従い、進行を邪魔しないように注意してください。

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文化部:生涯学習課 郷土文化館係

電話番号:0465-23-1377

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