調べる学習にチャレンジしよう!

「調べる学習」って知っていますか?

調べる学習(調べ学習)では、疑問や不思議に思うこと、興味があることなどをテーマに、図書館の本を活用して調べ、その成果をまとめることで
1 自ら考え
2 情報を探し(整理し)
3 まとめる(読み手に伝える)
などの能力を育みます。
これからの社会で役立つ力を身に付けるため、小学生の時からぜひチャレンジしましょう!

目次
  1. テーマを決めよう
  2. 本を探そう
  3. 調べてみよう
  4. 感想を書こう
  5. 調べたことをまとめよう
  6. 調べた本を一覧にしよう

1 テーマを決めよう

はじめに、調べてみたいと思うテーマを考えましょう。
不思議に思うことや好きなことなど、どんなことでもテーマになります。
ただし、このテーマが大きいとテーマに関係したいろいろな資料を調べることになってしまい、調べるテーマがあいまいになってしまいます。
そこで、テーマのしぼりこみをするために「しぼりこみ図」を使います。
「しぼりこみ図」の真ん中のまるの中に、不思議に思うことや好きなことを書きます。そのテーマについて、知りたいことや思い浮かぶことを、まわりのまるの中に書きます。「どうして?」「なんで?」と疑問に思うことを考えると書きやすくなります。
(右側の例では「はなび」について考えてみました。)
まわりのまるの中に書いたことで、一番調べてみたいと思うことが調べるテーマになります。
ここのテーマを「しりたいことカード」に書きます。

2 本を探そう

図書館や学校の図書室で、「しりたいことカード」に書いた、調べたいことが載っている本を探します。
図書館を利用する場合は、検索用パソコンを使って調べたり、職員に相談(レファレンスと言います)してください。

3 調べてみよう

「しりたいことカード」に書いた、調べたいことの答えが書いてある本を見つけたら「そのままカード」に書き写して、どの本から引用したか、分かるようにしておきます。
また、参考文献一覧の方にまとめて記載する方法もあります。

4 感想を書こう

調べてみて思ったことなどを「かんそうカード」に書きます。より深く調べる場合は、もっと調べてみたいことなどを記入し、次に調べることに繋げていきます。

5 調べたことをまとめよう

画用紙や模造紙などを用意して「そのままカード」と「かんそうカード」を貼ります。貼り終わったら、全体のタイトルを考えて書きます。なかなかタイトルが思いつかない場合、最初に記入した「しりたいことカード」に書いたことをそのままタイトルにするのも1つの方法です。時間があれば、図や絵を描いたり、自分で撮った写真を貼ると、作品の完成度が上がります。

6 調べた本を一覧にしよう

調べる時に使った本の名前やタイトルなどを書きます。参考文献一覧は調べたことの信頼性をアピールするために、ぜひ作成しましょう。
「小田原市図書館を使った調べる学習コンクール」に応募する場合、作品の中に一覧を掲載するか、別途、一覧を提出していただきます。

最後に

今回ご紹介した内容は、初級編です。
他にも、人に聞いてみたり、実際に実験してみたり、博物館や会社の見学会に行ってみたりするなど、もっと時間をかけ、色々な方法で調べ、比べることにより、知りたいことを深く掘り下げ、「知りたいこと」をつきつめることが大切です。
まとめた作品は「小田原市図書館を使った調べる学習コンクール」に応募しましょう。
 

この情報に関するお問い合わせ先

文化部:図書館 管理係

電話番号:0465-49-7800

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