小田原文学館 過去の特別展など(令和3年度~令和6年度)

小田原文学館では、常設展のほか、小田原出身やゆかりの文学者の生涯や事績、作品その他をより深く詳しくご紹介するため、特別展や貴重資料特別公開などを開催しています。
このページでは、令和3年度から令和6年度に開催した特別展などの情報を掲載しています。
解説冊子や案内リーフレット(作成しない場合もあります)も、こちらからご覧いただけます。

令和6年度 貴重資料特別公開(第8回) 尾崎一雄家「母の日の会 目次」ほか

昭和18年(1943)3月6日の地久節(昭和天皇の后、香淳皇后の誕生日。当時の母の日)に合わせ、尾崎一雄の子供たちが秘かに計画した「母の日の会」のため、長男の鮎雄氏が新聞連載中の尾崎の長編小説「海風抄」の草稿の裏に書いた「目次」(プログラム)などを公開しました。

主な展示資料

「母の日の会 目次」(尾崎一雄 長編小説「海風抄」草稿の裏面)/尾崎一雄「ぼうふら横丁」原稿/同長編小説『海風抄』、作品集『乗合船』『親馬鹿の記』『ぼうふら横丁』ほか
会期 令和7年3月18日(火)~5月11日(日)
会場 小田原文学館 本館1階展示室
「母の日の会 目次」の画像

「母の日の会 目次」

長編小説「海風抄」の表紙画像

長編小説『海風抄』

令和6年度 新春企画展「文士たちの賀状交換」

館蔵資料の中から、北原白秋宛を中心に、小田原出身・ゆかりの作家が発信・受信した年賀状を集めて展観しました。

開催情報
会期 令和7年1月4日(土)~1月26日(日)
会場 小田原文学館 本館1階展示室
与謝野鉄幹・晶子が北原白秋に宛てた年賀状の画像

与謝野鉄幹・晶子 北原白秋宛年賀状

北原白秋が西村隆一(御幸の浜の旅館 養生館の主人)に宛てた年賀状の画像

北原白秋 西村隆一(御幸の浜の旅館 養生館の主人)宛年賀状

令和6年度 開館30周年記念特別展「小田原出身・ゆかりの文学者たち―その手蹟と事績」

開館30周年を記念して、自筆原稿や書簡・書画類などに見られる尾崎一雄や北原白秋・谷崎潤一郎ら小田原出身・ゆかりの文学者たちの個性豊かで味わいのある筆跡を、彼らの事績を交えて紹介しました。

開催情報
会期 令和6年10月24日(木)~12月22日(日)
会場 小田原文学館 本館2階展示室
北原白秋六首和歌屏風 六曲一双(左隻)

北原白秋六首和歌屏風 六曲一双(左隻)

谷崎潤一郎が北原白秋に宛てた葉書

谷崎潤一郎 北原白秋宛葉書

令和6年度 貴重資料特別公開(第7回) 「川崎長太郎 俳句連作『しほざゐ集』自筆原稿ほか」

本業のかたわら、余技に俳句もたしなんだ私小説家・川崎長太郎(1901~1985)の句作に関わる珍しい資料を公開しました。
開催情報
会期 令和6年8月6日(火)~9月16日(祝)
会場 小田原文学館 本館1階展示室
「しほざゐ集」の自筆原稿

15句からなる俳句連作「しほざゐ集」の自筆原稿

川崎長太郎の落款印

川崎の落款印

令和5年度 貴重資料特別公開(第6回) 「尾崎一雄絶筆草稿『春寒』ほか」

3月31日の尾崎一雄(1899~1983)の命日を挟み、絶筆草稿となった随筆「春寒」、川崎長太郎の追悼文「尾崎君逝く」の自筆原稿などを公開しました。

開催情報
会期 令和6年3月19日(火)~5月12日(日)
会場 小田原文学館 本館1階展示室
尾崎一雄の絶筆草稿「春寒」

絶筆草稿「春寒」

リーフレット

リーフレット

令和5年度 特別展 「劇作家・北條秀司―華やかな交流の軌跡」

戦前・戦後の一時期を小田原で過ごし、名作「王将」「文楽」等を発表した不世出の劇作家・北條秀司(1902~1996)が生誕から本年11月7日に満120年を迎えたのを記念して、北條家に残された原稿・台本、書簡、書画類などの多彩な資料を用い、その小田原での暮らしを紹介するとともに、演劇界や文壇との華々しい交流の軌跡をたどりました。

開催情報
会期 令和5年10月26日(木)~12月10日(日)
会場 小田原文学館 本館 2階展示室
図録の表紙

図録『劇作家・北條秀司をめぐる人々』(1,000円〈税込〉)

北條秀司生誕満120年記念事業として実施した本展、及び社団法人日本ゆたかなまちづくり研修会主催「名作『王将』が生まれた街―劇作家北條秀司と小田原」(会場:市民交流センターUMECO/11月1日~15日)、東海大学文明研究所主催「劇作家・北條秀司と緒形拳―交流の日々」(会場:旧松本剛吉別邸/11月7日~19日)の3つの展示会で展観した資料を中心に、主要な北條秀司関係資料を収録した図録です。

色紙

色紙の写真
当館庭園に建立された文学碑に刻まれる一句が書かれている。
展示室の様子

展示風景

展示室の様子

令和5年度 貴重資料特別公開(第5回) 「北原白秋の震災手記ほか」

関東大震災の発災から100年となるのにちなみ、小田原天神山の自宅山荘で被災した北原白秋(1885~1942)が、その体験を生々しく綴った「胡麻の実―震災手記の一節」(個人蔵)の自筆原稿などを公開しました。

開催情報
会期 令和5年8月22日(火)~9月10日(日)
会場 小田原文学館 別館 白秋童謡館1階和室
白秋一家と小田原の知人たちの写真

白秋一家と小田原の知人たち

震災後の大正15年、東京谷中に転居した白秋一家が、半壊状態の自宅山荘(後方)の整理のため、昭和3年に小田原を訪れた際に撮影。

令和4年度 貴重資料特別公開(第4回) 「北原白秋の自筆童謡原稿『雲の歌』」

令和4年10月27日から11月27日に開催した特別展「小田原時代前後の白秋とその周辺―没後80年目の回想」の会期終了後、展示スペースの制約により、同展では展観できなかった白秋自筆の童謡原稿「雲の歌」の原本(折本仕立て)を公開しました。本作は大正11年刊行の童謡集『祭の笛』に収録されています。

開催情報
会期 令和5年1月19日(木)~1月29日(日)
会場 小田原文学館 別館 白秋童謡館1階和室
北原白秋の童謡原稿「雲の歌」

童謡原稿「雲の歌」(冒頭第1紙)

出版のために書かれたものではなく、創作の際に参考書を借用した小田原中学校の物理教師・堀江重次に返礼として贈ったもの。

令和4年度 特別展 「小田原時代前後の白秋とその周辺―没後80年目の回想」

令和4年11月2日で没後80周年を迎えた北原白秋(1885~1942)の小田原での暮らしぶりや文人たちとの交流、在住中もっとも傾注していた童謡創作に関わる資料などを展観しました。前橋文学館と連携し、同じく没後80周年目となる荻原朔太郎との交流を示す資料も紹介。

開催情報
会期 令和4年10月27日(木)~11月27日(日)
会場 小田原文学館 別館 白秋童謡館展示室

リーフレット

本展の開催に合わせ、記念講座「資料から見る白秋」、白秋散歩の追体験と白秋検定、白秋ブレンドと西海子ゆかりの明治・大正はいからグルメ体験などの催事も開催。

リーフレットの表
リーフレットの裏

展示及び講座の開催風景

展示室の様子
講座の様子

令和3年度 貴重資料特別公開(第3回) 「藤田湘子宛 水原秋櫻子書簡」

令和4年4月16日開催の第3回藤田湘子記念小田原俳句大会に合わせ、『馬酔木』主催の水原秋櫻子(1892~1982)が、小田原出身で当時22歳の藤田湘子(1926~2005)に宛てた書簡を公開しました。本資料は藤田家より当館に寄贈されたものです。

開催情報
会期 令和4年3月22日(火)~4月17日(日)
会場 小田原文学館 本館1階展示室
水原秋櫻子書簡の本紙第1紙

水原秋櫻子書簡(本紙第1紙)

昭和23年11月2日付。前年の「馬酔木賞」の受賞を機に、いっそう「勉強」に励むよう促している。

令和3年度 貴重資料特別公開(第2回) 「川崎長太郎自筆原稿『独身返上』(ローソク)」

一般の方から新たに寄贈をうけた川崎長太郎(1901~1985)の自筆原稿「独身返上」を初めて公開しました。
昭和37年の東千代子との結婚前、「同棲生活」も考えていた25歳の女性が川崎の住まう小田原浜町の物置小屋を訪ねてきた際の様子を描いた内容で、当館としてはこれまでに把握していなかった作品です。
開催情報
会期 令和4年1月4日(火)~30日(日)
会場 小田原文学館 本館1階展示室

原稿「独身返上」

もと「ローソク」とあった題名が、読者の興味を惹くためか、編集者の手で「独身返上」と改められている。

直筆原稿「独身返上(ローソク)」
川崎長太郎写真

ローソクの灯る物置小屋で

令和3年度 貴重資料特別公開(第1回) 「北村透谷『楚囚之詩』 原本」

当館で収蔵する北村透谷『楚囚之詩』の原本を公開しました。出版直後、透谷が自ら回収したため、現存が確認されているのは、県内では当館と神奈川近代文学館および鶴見大学図書館の3点、これを含め全国的に見ても11点にすぎません。
開催情報
会期 令和3年11月3日(祝)~11月23日(祝)
会場 小田原文学館 本館1階展示室

『楚囚之詩』原本

『楚囚之詩』の原本

この情報に関するお問い合わせ先

小田原文学館

電話番号:0465-22-9881

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