小田原文学館
文学のまち小田原
明治から昭和にかけ、小田原には多くの文学者がいました。
小田原出身の文学者には、近代文学の先駆者とされる北村透谷、芥川賞作家で文化勲章を受章した尾崎一雄、幻想的な私小説を手掛けた牧野信一、戦後の女性論で著名な北原武夫、女性をテーマにした私小説で人気を博した川崎長太郎、民衆詩派詩人の福田正夫や井上康文などがいます。
また、明治期以降は交通の便のよさや温暖な気候により、文学者や政財界人が居住しました。こうした文学者には、詩人の北原白秋や、無頼派の坂口安吾、詩人の三好達治、脚本家の岸田國士、北條秀司などがいます。
小田原文学館では、小田原にゆかりを持つ文学者たちの生涯や作品を常設展示や特別展示(不定期)によってご紹介します。
文学館本館
桜の花咲く西海子通り
本館 展示室

展示室の様子
1階第1・第2展示室では、北村透谷・尾崎一雄・川崎長太郎、2階第3展示室(東側)では、牧野信一・北原武夫・藪田義雄・福田正夫ら小田原出身の文学者の資料を展示しています。2階第4展示室(西側)では、谷崎潤一郎、三好達治、北條秀司ら小田原西海子周辺に居住して執筆活動を行った小田原ゆかりの文学者の資料を展示しています。
※常設展の内容は順次更新しています。
本館と別館の建物は国の登録有形文化財に登録されています。
白秋童謡館・尾崎一雄邸書斎
白秋童謡館のご案内はこちらから
尾崎一雄邸のご案内はこちらから
今後の特別展など
北原白秋自筆「胡麻の実」(震災体験記)特別公開
北條秀司生誕満120年記念特別展 北條秀司とその周辺(仮称)
過去の特別展など
観覧料
※童謡館と共通
大人:250円(20名以上の団体の場合は180円)
小・中学生:100円(20名以上の団体の場合は70円)
- ※次の方は観覧料が免除されます。
〇「身体障害者手帳」、「療育手帳」、「精神障害者保健福祉手帳」を持参・提示で、ご本人及び同伴者1名
障害者手帳アプリケーションの「ミライロID」のご提示でも免除が適用されます。
(必要な情報が確認できない場合は原本のご提示をお願いすることがあります。)
〇小田原市が発行する「福寿カード」を持参・提示で、ご本人及び同伴者1名
〇未就学児童
関連情報リンク(外部ページ)
文学館へのアクセス方法
住所 | 神奈川県小田原市南町2-3-4 |
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TEL | 0465-22-9881 |
休み | 月曜日(休日にあたるときは翌平日)、年末年始(12月28日~1月3日)、臨時休館あり |
開館時間 | 3月~10月 午前10時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで)、11月~2月 午前10時00分~午後4時30分(入館は午後4時00分まで) ※特別展開催時等変更あり |
アクセスマップ
庭園花だより
初夏の庭園(令和5年6月頃)
気温と湿度が高まる6月初旬は、初夏の花の開花時期。アジサイ、サルビアなど、色とりどりの美しい花が咲きはじめました。(撮影日にご注意ください。)








春の庭園(令和5年4月頃)
例年より温暖な今年は、花の盛りも早く、庭園内でも4月初旬には、モッコウバラ、ツツジ、アセビなどが美しい花を咲かせはじめました。【見ごろを過ぎました】










この情報に関するお問い合わせ先
小田原文学館
電話番号:0465-22-9881