尾崎一雄邸書斎
平成18年、小田原文学館敷地内に小田原を拠点に創作を続けた尾崎一雄邸の書斎を移築いたしました。
小田原文学館から白秋童謡館に抜ける道の脇に立つ、小さな建物が尾崎一雄の書斎です。
曽我谷津の尾崎邸から書斎を移築するにあたり、極力旧宅の部材を活用して移築いたしました。
柱や鴨居、天井や建具はほとんど旧宅のものを使用。
畳や濡縁は新規に作りましたが、屋根についても旧宅の瓦を9割以上使用しています。
かつて文豪が活躍した書斎の息吹をそのままに感じていただけると思います。
愛用の文机には作家が使った筆立てやスタンドをそのままに再現。
文机の脇には作家が愛飲したウイスキーや焼酎の瓶が…。
作家は晩酌を嗜みながら作品を生み出していったのかもしれません。
床の間に掛け軸がかけられていた様子も忠実に再現しております。
尾崎一雄という作家が多くの作品を生み出した書斎の趣を、どうぞご自身の目でお確かめ下さい。
小田原文学館

【登録有形文化財(平成12年9月26日登録)】
この洋風建物は、三階建の本館と木造平屋建の管理棟よりなり、ともに屋根はスペインから輸入した瓦を用いたスパニッシュ瓦葺です。
本館一階の談話室と二階洋室の南面に張り出したサンルーム及び三階のべランダは昭和初期のモダニズム建築の特徴をよく示しています。
また、北面中央部に設けた階段はゆったりした勾配の造りで、笠石に大理石を用いた手摺の意匠は繊細で優れています。
平成6年には、小田原の出身及びゆかりの文学者にまつわるさまざまな資料を展示する小田原文学館に改装されました。
主な施設内容:展示室(有料)
この洋風建物は、三階建の本館と木造平屋建の管理棟よりなり、ともに屋根はスペインから輸入した瓦を用いたスパニッシュ瓦葺です。
本館一階の談話室と二階洋室の南面に張り出したサンルーム及び三階のべランダは昭和初期のモダニズム建築の特徴をよく示しています。
また、北面中央部に設けた階段はゆったりした勾配の造りで、笠石に大理石を用いた手摺の意匠は繊細で優れています。
平成6年には、小田原の出身及びゆかりの文学者にまつわるさまざまな資料を展示する小田原文学館に改装されました。
主な施設内容:展示室(有料)
住所 | 神奈川県小田原市南町2-3-4 |
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TEL | 0465-22-9881 |
休み | 年末年始(12月28日~1月3日)、臨時休館あり |
開館時間 | 午前9時00分~午後5時00分(入館は午後4時30分まで) |
関連リンク | [小田原市公式ホームページへ] |